VAIO OverClock Database PCG-505X
PCG-505X

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クロックアップ法(166MHz→266MHz) 一般的な抵抗を使う方法 novnext さん提供
505X のクロックアップは、ジャンパの配置など基本的に 505EX と同じです。
(この写真は 505EX のものです)
右半分が改造前、左が改造後の写真。
R11、R31、JC4 と縦にチップ抵抗が 3 つ並んだ部分、R11 はそのまま何も扱いません。
まず、JC4 についてるチップ抵抗をハンダゴテとピンセットなど使って基盤からはずします。
次に、何もついてない R31 の部分に 10kΩの抵抗をつけます。
作業はこれだけです。
改造後、10kΩの抵抗をつけたところ。
チップ抵抗が手に入らなかったので、普通の小さ目の抵抗をつけました。
5 個入りで 30 円か 40 円くらい。

クロックアップ法(166MHz→266MHz) チップ抵抗を使う方法 かけおさん提供
まず、お目当てのチップ抵抗(10kΩ)を入手します。チップ抵抗なんてそうそう近所のホームセンターや電器屋で売っているものではないので、私は会社に捨ててあった HDD(Quantum の FireBall 4G?)を拾ってきて、これを剥がして使いました。10kΩの抵抗なんてどこにでも使われてそうなので、買わなくてもゴミを漁れば見つかると思います。ちなみに、10kΩの抵抗には「103」と書かれています(と言っても、肉眼で確認するのは至難の技なので、ルーペを使ったほうがいい)。下 1 桁が 10 の何乗かを示しているので、103 は 10×103 ということで、10kΩになります。左は 10kΩのチップ抵抗を剥がしたあとの写真です。
CPU の右肩の R11、R31、JC4 が倍率に関係しているらしいです。266MHz にするには、JC4 を剥がして、R31 に 10kΩの抵抗を付けます。ちなみに、233MHz な 505EX は R31 がオープンで、JC4 に 10kΩの抵抗が付いています。 JC4 の緑(0Ω?)のチップ抵抗を剥がします。あまり長々とハンダゴテをあてていると基板を破損するので、注意。
今度は R31 に先ほど HDD から Get した 10kΩの抵抗を付けます。手が震えて、あまりきれいに付かなくて、ちょっと角が立ってしまいましたが、これ以上基板を刺激するのもナニなので、これで良しとしました。

ベンチマーク かけおさん提供
HDBENCH Ver 2.61
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種PCG-505X
Processor(改造前)Pentium(MMX) 166.9MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1]
Processor(改造後)Pentium(MMX) 267.2MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1]
解像度800x600 65536色(16Bit)
DisplayNeoMagic MagicGraph 128ZV+
Memory64,624Kbyte
OSWindows 98 4.10 (Build: 2222) A
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
CD = GENERIC IDE DISK TYPE40
  ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
改造前 6044 9706 10309 5973 915 4336 75 4 8648 8392 9872 C:10MB
改造後 7649 15546 16512 6304 1235 4526 75 5 8604 8392 15590 C:10MB


関連情報
PCG-505X のクロックアップについては、以下のサイトで詳しく紹介されています。
NET W@LKER
情報をお寄せいただいた novnext さんのサイト。505X のクロックアップ情報の他、東芝「MK8113MAT」を載せたときのレポートなどもあります。

かけおのページ
情報をお寄せいただいたかけおさんのサイト。505X のクロックアップ法が詳細にわたってレポートされています。

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