VAIO Column |
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C1VJ における WinXP インストールロードテスト、2 日目の今日は(っていつの間に始まってたんだオイ)いよいよ VAIO 独自デバイス及びソニーアプリのインストールに挑戦し始めました。例によって CYBALION の「WindowsXP掲示板」の情報を頼りにしつつという感じなのですが、どうもそれによると US ソニーのサポートサイトで各機種の WinXP 用ドライバが公開されているらしい。早速 C1VN の WinXP サポートサイト http://www.ita.sel.sony.com/support/pc/pcgc1vn/windowsxp/ に行ってみたところ、あるわあるわ。WinXP 用 BIOS、ディスプレイドライバ、サウンドドライバ、モデムドライバ、マウスドライバ、純正 CD-ROM ドライブ用 ATAPI カードドライバ、各種 Shared Library、HotKey ユーティリティ、JogDial ユーティリティに加えて DVgate や SmartCapture、PictureGear なんかまで。もうとりあえず片っ端からダウンロードしました。 しかし、不思議なことにダウンロードファイルの解凍すらできない。どうも機種チェックに引っかかっているようなので、機種チェックに使われるはずの「C:\Program Files\Common Files\Sony Shared\PC_Info\pc_info.txt」の機種名の欄を「PCG-C1VN」にしてみても×。どうやら BIOS かどこかを直接参照しにいっているみたい。しかし上記の「WindowsXP掲示板」にて「インストールプログラムを走らせると『C:\Windows\Temp』以下にインストールファイルの実体が解凍される」という情報があったので試してみると本当に解凍されている。しかもエラーメッセージを閉じてインストールプログラムを終了させると同時にこのフォルダも消去されてしまうので、エラーダイアログを閉じる前に目的のフォルダをバックアップ、という感じでアップデートファイルを抽出することができます。 というわけで現時点までのインストール報告をまとめてみます:
Windows XP 標準のドライバではどうも 1,024x480 の解像度にできず、仕方なく Win2000 のドライバで我慢。こちらはちゃんと 1,024x480 が選択可能。US ソニーの XP 用ディスプレイドライバでも XP 標準ドライバと同じような症状が出てしまったので、とりあえず Win2000 ドライバで運用してみることに。 Windows 2000 用ドライバで全く問題なく動作。 PCG-C1VN 用 WinXP ドライバをインストールしただけでは動作せず。同じく C1VN 用 JogDial ユーティリティまでインストールするとちゃんと [Fn] キーが使えるようになりました。やっぱり HotKey と JogDial は密接な関係にあるらしい。 インストール後、デスクトップにジョグダイヤルウィンドウは表示されるものの、操作すると JogDial ユーティリティが落ちる。英語版というのも関係あるのかもしれませんが、Win2000 用日本語版ドライバでも駄目という報告があるのでこればかりは WinXP 用日本語版ドライバが提供されるのを待つしかないかもしれません。 唯一 WinXP 標準ドライバがないデバイス。Win2000 用ドライバを当てたところ、あっさり動作。 難なくインストールできるように見えましたが、起動時に「VAIOシリーズ以外では動作しません」と言われてしまう。でも pc_info.txt をいじったり Win2000 用 SxBIOS をインストールしてみたりしているうちにいつの間にか機種チェックが外れてしまう。よし、と思ったら今度は「UI Library をインストールしてください」と言われたので C1VJ のリカバリ CD から解凍した UI Library をインストール。そうすると SmartCapture の画面は出てきたものの、「クラス文字列が無効です」とか言われてダメ。Win2000 用 CameraControl ユーティリティを入れても意味なし。ただ MOTION EYE の画像はちゃんとウィンドウに表示されているので、あとはファイルに書き出すライブラリ関連が入れば OK そうなんですが・・・。 Win2000 対応版をインストールしてあっさり動作。 Crusoe の LongRun の設定変更をするために必須だった PowerPanel。失敗すると最悪 OS が壊れることも有り得たのですがそこはプライベート専用の遊びマシンってことで強引にインストール。(^^;バッテリ情報なんかもちゃんと取れていて、まともに動作しているようなのですが、どうも LongRun のモードの切り替えがうまくいっていないようなんですよね。クロック固定モードにしたつもりなのにクロックが可変していたり、でもタスクトレイのアイコンだけはクロックが固定されていたり、と妙な挙動をみせています。というか電源管理機能が 2000 と XP で違うから、ちゃんと対応した PowerPanel が出ないと難しいんじゃないでしょうか。 今日やってみたのはこの程度。まだまだ先は長いです。しかし LUNA の I/F はやっぱり画面領域を無駄に使うのか、C1VJ の狭い画面が更に狭くなってしまって使いづらい。タスクバーだけならまだしも、全体的にアイコンも大きくなっていればウィンドウ枠も無闇に大きくなっているのが画面を圧迫して使いづらいんですよね。もうクラシック表示に切り替えてやろうかな。 続きはまた明日・・・。 |
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Windows XP の OEM 版を購入してみました。本当は今手持ちのどのマシンも環境的には安定していて新 OS を試すようなことはするつもりもあまりなかったので XP はしばらく日和見、とか思っていたんですが、ここにきて突然すぐにでも WinXP に慣れておかないといけない事情ができたのと、あとはサイトのネタにしたかったのとで買ってきてしまいました。 OEM 版ということでバンドルすべきハードウェアも何か購入しないといけなかったんですが、「今ウチにって HDD もメモリも余ってるし、CPU も不満はないからな〜」とあまり必要性を感じなかったものの一応 IBM の IC25N030ATDA04(2 台目)を購入。最近仕事マシンの ThinkPad に入っている DJSA-220 がちょっとうるさくなってきていたので、一応新しい IC25N030 を C1VJ に入れて WinXP をインストールしてみて使えそうなら古い方の IC25N030 を ThinkPad にスワップしてやろうかなとも思って。しかしこの時期に HDD と OS で計 \5 万の出費は痛い。仕方ないのでカードで購入。(汗) 早速 C1VJ の HDD を交換(って同じドライブに交換するのもなんかアレなんですが)して WinXP をインストールしてみました。ディスプレイドライバ(ATI RAGE MOBILITY-M1)だけは C1VJ の Win2000 用ドライバでないと 1,024x480 の解像度が使えなかったのですが、それと MOTION EYE 以外は全て WinXP 標準のドライバであっさり認識。Sony Notebook Control とか Programmable I/O なんていう VAIO 独自のデバイスドライバまで持っているのにはちょっと感動してしまいました。無線 LAN カード「PCWA-C100」も OS 標準で IEEE802.11b をサポートしているだけあって、カードのドライバだけでなく無線 LAN の設定までできるようになってます。この感じなら現存の Texas Instruments 製チップを採用したカードと Intersil 製チップを採用したカード(即ち一般的に出回っているほとんどの無線 LAN カード)ならドライバ不要というわけ。素晴らしい。(とはいえ Intersil 系カードはどうもうまく動作しないという話もあるらしいので、完璧ではありませんが。) ちょっと触ってみた感じとしては、やっぱり LUNA はうざったいですね。というか重いです。C1VJ では表示色を 16bit にまで落としてやればまぁそれなりに動くんですが、24bit 異常だと心なしか重くなっている気がします。しかも画面下のタスクバーが Win2000 に比べてかなり太めになっているので、縦方向の解像度が低い C1VJ では更に縦が短くなって使いづらいのなんの。かといって実用性重視でクラシック表示にするとほとんど WinXP の意味がないし・・・。このあたり、ちょっといろいろいじってみないとな、という感じ。 とりあえず OS のセットアップがある程度完了しただけでまだアプリも全然入れてなければソニーアプリも MOTION EYE のドライバも入れていないという状態なのですが、これからしばらくいじり倒してみるつもり。一応 Navin' You さえまともに動いてくれれば C1VJ は満足というかその時点で XP をメイン環境にしてもいいくらいなので、それを目標にがんばってみようかな、と思ってます。 |
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販売が開始されたニュー VAIO 達ですが、既に購入された方、使用感とか満足感はどんな感じですか?もういろいろいぢっていらっしゃるんでしょうか? ・・・ここに、早くもいろいろいぢり始めている人がいます。 J21MGL5 を購入された冬雪さん(その節はお世話に・・・)からこんな画像をいただきました。 そうです。J21 に搭載されている CPU のコア写真。ソニーのカタログによると「3DNow! プロフェッショナルテクノロジー 1GHz(1000MHz)AMD Athlon プロセッサ」ということですが、AMD の公式なロードマップに載っておらず、「3DNow! Professional」を搭載していることからも明らかに Palomino(Athlon XP/MP/4 と同じ)コアであるにも関わらず、あくまでただの「Athlon」というブランドネームしか持たない CPU。それなら実際の CPU を見てこれが何なのか解析してやろうじゃないの、というのが今日のお話です。 3DNow! Pro 搭載ということからも明らかに Palomino なのに何故 XP でも MP でもないのか。とりあえず、Athlon XP/MP についてちょっと調べてみました。 http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2001/06/07/626783-000.html http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20010609/palomino.html http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20010811/etc_athlon4.html http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20011006/axp15.html それらの情報を整理してみると、以下のようなことが分かりました。
というわけでやはりここはマーキングから解析するしかないのですが、AMD のデータシートをひっくり返してこのマーキングを解読してみると: A HL 1000 A U T 3 B
全て解読できるわけではありませんが、だいたいこんなところですね。「FSB 200MHz、動作クロック 1000MHz の Palomino コアの Athlon」ということくらい。「HL」の「L」はおそらく「Limited」とか「Lite」とかそういう感じでしょう。いずれにせよ「L」というアルファベットのイメージからして J21 向けに作られた限定版の Athlon という性格の製品ではないかと思います。動作電圧が分かりませんが(J21 のBIOS を見れば分かるかもしれませんが)、 1500MHz 動作の Athlon XP 1800+ が 1.75V で動作しているので 1000MHz なこの CPU はけっこう動作電圧低いんじゃないかな。というわけでそれなりに低発熱=低騒音なのではないかと思いますがどうでしょ。 コアが Athlon XP 特有の Organic PGA ではなく従来の Ceramic PGA であることから、Athlon MP または Mobile Athlon 4 系っぽいですが FSB が 200MHz(100MHz の DDR)であることから考えると Mobile Athlon 4 系統(動作電圧も低そうですし)なんじゃないかな。Athlon MP のマルチプロセッサ機能を殺し、FSB を 200MHz に落とした Athlon MP 1500+(1.33GHz)じゃないかとも思ってたんですが、実際に出てきた MP 1500+ は OPGA パッケージだったので違うでしょう。というわけで Mobile Athlon 4 1.0GHz のバージョン違いというのがホントのところに一番近いのではないかと思ってます。いずれにせよオーバークロック耐性は低くはなさそうなので、J21 の BIOS が多少そのあたり「いぢれる」BIOS であれば遊んでみる価値はあるかもしれませんね。おそらく J21 のマザーは先代 RX52 と同じものでしょうから、CPU に供給する電圧は 1.75V 付近は出せるはず。ソニーが意地悪して BIOS の設定項目を制限していない限り、「いぢれる」可能性はあるような気がします。あくまで自己責任の範囲内で、ということになりますが。 ともかく私自身、最近デスクトップ PC の CPU にはちょっと興味が薄れてしまっているので多少間違っているところはあるかもしれません。詳しい方、ツッコミ待ってます。 |
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リニューアルしてみました。 本当は 9 月頃から作っていて、公開するタイミングを見計らっていたんですが 30 万ヒットのときにはちょっと間に合わず、それならばということで XP モデルの発売日に合わせてみました。イメージとしてはもう何人かの方に指摘されていますが、GR や R505 のデザインを意識しています。結果的に新 C1 にも近い雰囲気になったので良かったかな。 トップページに関しては、1 年半近くも基本デザインを変えずに使ってきていましたが、今回はほぼ 0 から書き直しています。かなり印象変わったと思うんですがどうでしょ。 私って HTML は秀丸でひたすらタグ打ちしているんですが、それなりのページを最初から書くのってけっこうしんどいですね。リニューアルはもう当分いいやって感じ(^^;そろそろちゃんとした WYSIWYG エディタの導入を考えるべきなのかな? トップページ以外あまり変わっていないように見えますが、実は HTML コードレベルで随分見直しています。前のデザインでは IE6 で見たときにかなり崩れてしまっていたので。今まで作りっぱなしだったスタイルシートをちゃんと勉強し直したので、それなりにきれいなコードになっているんじゃないかな。まあ、このあたりは管理レベルの話なので、私以外にはあまりメリットがないことなんですが。 しかしスタイルシートの仕様について誤解していた部分があって、CGI 関連が一時ボロボロになってしまいました(^^;スタイルシートの設定をかなり Strict にしていたので、フォントの指定が滅茶苦茶に・・・。試行錯誤の末、結局スタイル設定を若干緩めてやることで解決しましたが。というわけで、とりあえずしばらくはこれで行くつもりです。 そうそう、新製品見てきました。 MX と LX は金曜のうちに見ることができていたので GR、FX、R505 がメインだったんですが、GR 以外にはあまり興味がなかったのでまあこんなもんか、といった感じ。 GR の液晶はやっぱりすごいですね。15 インチ UXGA はかなり「広大なデスクトップ」という印象を受けます。だってデスクトップ PC 向けの液晶ディスプレイなんてほとんどが 15 インチだと XGA 止まりですからね。さすがにこのサイズになるとモバイルは諦めざるを得ないですが、デスクトップ PC の代替として使うなら文句ないマシンでしょう。だって PenIII-1.2GHz といい UXGA 液晶といい、ほとんどウチの自作機(Athlon 1.2GHz、17 インチ CRT/SXVGA(1,280x960)で使用)と同等か優れているくらいですから。どうしても HDD の容量/性能やキーボードの打ち心地という点でデスクトップには敵わない点もありますが、それでもこのスペックなら文句ないでしょう。 でもキーボードだけはどうも許せませんね。試しに店頭の GR9E を使ってみましたが、ほんの数行テキストを書いている間にも[Enter]を押しているつもりで[Home]を押してしまうこと数回。一般的なキーボードに慣れていて、かつタッチタイプ(=ブラインドタッチ)ができる人ほどこのキーボードには苦しめられそうです。同じ 15 インチ UXGA 液晶・PenIII-1.2GHz という仕様の ThinkPad A30p ではちゃんと[Enter]キーは右端にあり、その代わりにキーボードの左端([Tab]キーのある側)にメーラーやブラウザへのショートカットを割り当てたアプリケーションキーがあるんですが、(このアプリケーションキーを使うかどうかは別として)こっちのほうがよっぽどタイプしやすいですよね。まあ、ThinkPad の場合はちゃんと[Home][End]他のキーが独立してある、という理由もあるんでしょうが。左右ほぼ 180°の視野角を誇る液晶といい、キータッチといい、TrackPoint といい、無線 LAN/Bluetooth 内蔵といい、デザインの好みさえ考えなかったら使い勝手で A30p の方がいいような気もします。GR は非常によくまとまったいいマシンだとは思いますが、それだけにあのキーボードが痛い。 FX はあまり興味がないのでまあいいとして(←ォィ)、R505。スペック的にほとんど従来モデルから変更がないので面白味がないといえばないのですが、ちょっと触ってみた感想としては WinXP に XGA 液晶はちょっと狭いかな?と思います。画面下のタスクバーが従来の Windows にくらべてかなり太くなっているので、それが画面を圧迫して狭く感じますね。LUNA を切ってクラシック表示にするとかタスクバーを自動的に隠す設定にして必要のないときは見えないようにしておくとか方法はありますし、そのうち LUNA をカスタマイズするツールなんかも出てくるでしょうから大した問題ではないんでしょうが、私はタスクバーは常に表示する派なのでちょっと気になりました。特に GR の液晶を見てしまうと 12.1 インチで XGA は狭いなーとか思ってしまいます。そろそろ SXGA くらいに解像度を上げてくれてもいいんじゃないでしょうか?>ソニーさん しかし R505 も SRX のスペックを見ると霞んでしまいますね。無線 LAN も Bluetooth もないし CPU も Tualatin じゃなくて Coppermine 据え置き。なんか焦って買うともったいないような気がします。次のモデルでいきなりフルモデルチェンジはないにしろ、少なくとも Z505JX→Z505NR のときくらいの変更はあるかもしれませんね。少なくとも無線 LAN 内蔵、Mobile Pentium III-M 1GHz くらいのスペックは備えていてほしいものです。ライバル ThinkPad X22 が無線 LAN、Tualatin を搭載するために筐体はそのままに中身をほぼフルモデルチェンジに近いくらい改良してきているから R505 でもそれくらいできるはず。期待してみましょう。 それにしても MX。見れば見るほど欲しくなってしまいます。やばいです。お金が余ってたらすぐにでも MXS1+SDM-N80 逝ってるところです。 あ〜どこかからお金降ってこないかな・・・。 |
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いよいよ明日(27 日)は VAIO の新製品のほとんどが発売される日ですね。RX と J は既に発売済みですし、最も注目の SRX と C1M、QR3(と R505 の一部のモデル)こそやや遅れて来月の登場になるものの、MX、LX、GR、FX、R505FR/D が明日発売されます。例によって今日のうちに入荷して既にフライングで販売している店舗もあるようなので、私も仕事帰りにちょっと覗きに行ってきました。 とはいえここ富山は田舎。私が仕事を終えて帰ってくる頃に開いているショップは数少なく、確実に 21 時までやっているのはせいぜいヤマダ電機くらい。家からけっこう近いのでいいんですが。 しかし発売日前日のお昼には展示されている東京と違い、物理的な配送によるタイムラグからか、あるいは律儀に発売日を守るためか分かりませんが、このあたりでは発売日前日の閉店間際になってようやく展示作業に取り掛かるといった具合。私がお店に辿り着いたのも 20 時を回った頃だったのですが、デスクトップ VAIO は展示されていたものの、ノートの方はまだ箱すら開けていない状態でした。 というわけでデスクトップしか見ることができなかったのですが、MX。 WORLD PC EXPO、VAIO EXPO と既に 2 度見ているはずなのに、店頭で見て改めて感動してしまいました。かっちょいいではないか。 いや PowerMac だとかセパレートコンポタイプじゃないとかいろいろ言いましたが 撤回します! 良いです。液晶ディスプレイこそ今時 15 インチか〜、という感じですがその他の質感とか作り込みがやっぱり良いです。旧 MX の上を行ってます。アンプとスピーカもかなり気合を入れて設計したんでしょう、店頭デモ機の音がかなり良かったです。というか展示会だと周りがうるさすぎて音なんてさっぱり分からなかったのですが、閉店間際のやや静かになった店内で聴くと他の PC とは全然違う。思わず感動してしまいました。 というか、 欲しくなっちゃったじゃん!どうしてくれるのソニーさん!(滝汗) MX って初代の発表当初はかなり欲しくて欲しくてしょうがなかったモデルなんですが、発売遅れによってタイミングを逸してしまってからは Win98 搭載モデルの Win2000 へのアップグレードパスが事実上なかったことや CD-RW が搭載されていなかったことなど、だんだんと私の興味の対象から外れる方向に進んでいたんですが、今度の MXS は展示機見てやられました。音良すぎ。質感良すぎ。 今ウチにはデスクトップ機が 2 台(Athlon 1.2GHz の自作機と Pentium III 1.0GHz に換装した R70)があるのですが、R70 の方はもう数ヶ月も通電していないというくらいデスクトップ機は必要としていないし Athlon 1.2GHz の速度にかなり満足してしまっているんですが、コイツをリプレースしてしまいたいくらいにちょっと欲しくなっちゃいました。C1MRX に逝きたい自分としては、手が出せないんですけどね。(^^;でも狙っている人はかなり買って満足できるマシンなんじゃないかな。 とりあえず今日はこんなところで。明日はノートがあるのでもう少しじっくり見て来たいと思います。 |
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いよいよ Windows XP OEM 版の販売が開始されましたね。秋葉原等でのカウントダウン販売に赴かれた方もいるのではないでしょうか。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011025/xp.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011025/xp2.htm http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20011027/windows_xp.html 当日 OEM 版を購入された方、そして既に VAIO RX/J のフライング販売分を購入された方、XP の使い心地はいかがですか?私もいずれ一本買おうとは思っていますが、とりあえずメインで使っている環境(自作機、C1VJ、X21)の Win2000 が落ち着いているのであまり新しいものに走る気にもなれず、HDD もメモリも余っているので OEM 版を買うためにハードウェアを購入する気も起きず、というわけで気が向いたときに買おうかな、というステータスです。 しかし Professional 版に「Plus! for Windows XP」をセットした「Windows XP Professional + Plus!」パッケージが \2 万台前半というのはかなりお買い得。製品版のアップグレードパッケージが同じ価格帯と考えると、OEM 版とはいえ標準ライセンス版がこの価格で買えるのは魅力的ですね。ただ、パッケージ版と違い OEM 版は「同時に購入したハードウェアにインストールする」ことを前提に、ハードウェアに対してライセンスが 1 つ付与されるので同時購入した HDD やメモリの容量が足りなくなって交換するというときにどうなるのか、Activation の手間はどうなのか、とか考えるともう少しそのあたりいろいろ情報が出揃ってきてからにしたい気もします。 まあとりあえずまだ OEM 版ということでメディアでの取り上げ方も大きくはないですが、売上が低迷する PC 業界の XP に対する期待も大きいことですし、パッケージ版の発売はけっこう盛り上がるのではないでしょうか。 ジャストシステムが日本語入力システムの最新版「ATOK15」を発表しました。 http://www.justsystem.co.jp/news/2001l/news/j10252.html ATOK も 12 の頃からもう変換効率とか使い勝手とかいう点でほとんど完成の域に近づいてきて、新しい機能といえばインターネットに対応した「iATOK」だとか「インターネットディスク」だとか買ってはみたものの一度も使ってないよみたいな(笑)機能がついてみたり使いもしない一太郎ばかり増えていったり(笑)だったんですが、ついつい ATOK の最新版と言われると買ってしまう(^^; 今回の ATOK15 の目玉は「話し言葉関西モード」を搭載ということらしいんですわ。もう標準語の変換効率を上げるのんが限界に来たからか知りまへんが、今度は関西弁っちゅうことらしいねん。そのうち「日本一の日本語入力システム」やなくて「日本一の関西弁入力システム」とか呼ばれるようになるんちゃいまっか。「ATOK」て「Alphabet TO Kanji」の略、とか言われてますがそのうち「Alphabet TO Kansaiben」の略、にすり替えられてまうかもしれへんなぁ。ってなんでやねん!\(>_<) とりあえず(笑)、関西弁の次は是非にも富山弁で。って私自身ほとんど使いませんが。 |
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DDI Pocket が 128Kbps AirH" の延期を表明しました。 ケータイ Watch の記事 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,1608,6418,00.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/mobile/news/0110/23/airh.html 遅れるだろうなとは前から思っていましたが、やっぱり遅れてしまいましたね。最初の PIAFS128K(従量課金制)の予定が昨年 11 月だったので、これで 2 度目、トータルで 1 年半の延期ということになります。まぁ今回は 32K AirH" が今年 8 月にようやくサービスインできたこと(そして、CF 型 AirH" カードが最近ようやく発売されたこと)を考えるとそんなに短期間で 128Kbps に移行できるはずもない、と思っていたので「あぁ、やっぱりね」という感じでしたが。昨年は KDDI の合併のどさくさでいつの間にか「なかった話」にされてしまい、今年は KDDI からのスピンアウトの噂や AirH" 自体のサービス開始の遅れ、そしてその 32K サービスのもたつきなどに引きずられての延期。一応 32Kbps の固定料金サービスが開始されているのでユーザーもある程度納得してくれるだろう、というのが DDI Pocket の考えのようですが、それにしても残念です。 先日の WORLD PC EXPO の TDK ブースで伺った話によると「128K AirH" 向けの AirH" Card petit の開発も随分進んでいて、あとは DDI さんの詳細発表次第」というようなことだったので、ハードウェア側というよりは回線そのものの問題なのでしょう。現在の 32K AirH" も回線がかなり混み合っていて地域によっては通信速度が安定しない、あるいは妙に遅い、ということもあるようなので、そんな回線の上に 128K のデータなんて流せそうもありませんからね。とにかく早く回線を増強し、一日も早い 128K AirH" のサービスインを実現してほしいものです。 DoCoMo の FOMA が当分一般ユーザーの実用になりそうもなく、同社の PHS 網も今後の大幅な回線増強は見込めそうもない(もう DoCoMo は FOMA 一直線って感じなので)こと、そして ASTEL もいまいちパッとしない(地域によっては固定料金制のコースを敷いているところもあるみたいですが)ことを考えるとやっぱり回線の質という点でデータ通信には DDI Pocket しか選択肢がないんですよね。各社、PHS 事業は縮小だとか DDI Pocket は身売りだとか言ってますが、携帯電話ほど派手ではないものの確実にニーズはあるはずです。ともかくがんばってくださいな>DDI Pocket さん 私も 128K サービスの動向が見えるまでちょっと様子見しよう、と思っていましたがそろそろ 32K AirH" に手を出そうかと思っています。PC だけではなくて Palm での通信も視野に入れると必然的に「AirH" Card petit」になるのですが、この AirH" Card petit も 2 種類あるんですよね。TDK 製の CF TypeI カード「RH2000P」と NEC インフロンティア製の CF TypeII カード「CFE-02」。けっこう悩ましいところなんですが、私は TDK の方に行ってみようかな、と思っています。TypeI なので汎用性が高そうなのと、アンテナの感度が TDK の方が良いイメージがあるので。インフロンティア製のは AirH" 対応以外ほぼ同じ仕様の「C@rdH"64 petit」がありますが、これがあまりアンテナの感度が良くないらしい、ということと Crusoe 搭載 C1 での動作が怪しいらしいという評判なので(その分 TDK 製に比べてアンテナ部の出っ張りが少ないのが魅力ですが)。最近 PHS で通信する機会が以前に比べて減っているため、今すぐにというつもりはないですが、近々 AirH"、いってみようと思ってます。 しかし今度の延期は本当に来年春頃にサービス開始できる見込みがあってのものなんでしょうね?なーんか最近 DDI Pocket さんには裏切られることが多いので、もう少し延びてしまうような気がしないでもないですが。ホント、お願いしますよ>DDI Pocket さん |
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Windows XP 日本語版(OEM・プリインストール版)の発売日を明後日に控え(VAIO RX と J のフライング販売はあったものの)、各社から続々と Windows XP 搭載 PC が発表されてきています。昨日の NEC に続いて今日は富士通が話題の「LOOX」をはじめ FMV/BIBLO のニューモデルを発表しました。 ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/10/23-1.html PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011023/fujitsu1.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0110/23/biblo.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/10/23/18.html とりあえず富士通はあまり興味がないんですが(笑)一応このサイト的には Crusoe ってことで LOOX に注目。小さい方の「LOOX S」シリーズはなんと重量 880g。かつての東芝の名機「Libretto 20」の世界最小・最軽量 840g にこそ譲るものの、現行の Windows(除 CE)搭載 PC の中では最軽量を誇っています。また、大きい方の「LOOX T」シリーズには DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ搭載でしかも PCG-C1MRX を超える Transmeta TM5800 800MHz を採用。重量 1.5kg(コンボドライブ装着時)という重さと 36.5mm という本体厚はどうなのよ、とも思いますがなんたって 800MHz。 両機種ともに AirH"IN 搭載ですがこれは複数台ノート PC を持っている人や PDA でも通信したい人にとってはあまりメリットがないかな。せめてメインモジュールを取り外して他の PHS や H"IN 端末でも一つの回線を使い回せるようにしてくれれば魅力も増すんですが。 それにしても 800MHz。 なんというか 800MHz。 Transmeta さん、持ってたんじゃないの 800MHz。 何故 C1 は 800MHz じゃないんだー(心叫)!! イヤいろいろ理由は考えられるんですよ。800MHz の発熱がちょっと厳しくて C1 の筐体だと厳しかった、とか、WORLD PC EXPO での力の入れ具合の違いから見ても分かるように富士通の方が Transmeta 支援の姿勢を強めたための優遇措置なんじゃないかとか、800MHz 動作する TM5800 が思ったほど採れなかったため上記のような経緯で富士通に優先的に流されたとか 800MHz 版の採れる量が少なすぎて玉数の出る C1 には絶対的に足りなくて VAIO ほど売れすぎないであろう(笑)LOOX に回さざるを得なかったとか。でもなんで 800MHz じゃないんだー(T_T) まぁ 733MHz と 800MHz じゃ CPU 性能自体 1 割も違わないでしょうし、PC の性能はトータルバランスで決まるものなので CPU の 1 割の違いくらい大したものじゃないでしょう。LOOX だって TM5800 な LOOX T は重いので C1 とはやや違ったカテゴリの製品になるでしょうし、C1 と直接ぶつかる LOOX S は 700MHz とはいえ TM5500。1,280x600 の液晶や(どれだけ使うか分からないけど)MPEG2 エンコーダや Bluetooth、(PC カードだけど)無線 LAN があることも考えると C1MRX の方が圧倒的に魅力的なんですが、だって、 733MHz じゃ切りが悪いんですもん。(^^; あぁ、800MHz。なんとかお金を貯めて春までには C1MRX を買おうかと思っていたんですが、800MHz を見てちょっと考え直そうかと思い始めました。あー。 |
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WinXP 搭載 PC といえば先週末に VAIO の新製品のうちいくつかが発売され始めたところですが、後を追うようにして各社から新製品が発表になっています。その中でも、特に目を引いたのがこれ。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011022/nec1.htm http://www.zdnet.co.jp/mobile/news/0110/22/lanote1.html NEC の新製品「LaVie Z」です。Crusoe を搭載し、液晶背面に薄型バッテリを敷き詰めることで驚くべき長時間駆動を実現した名機「LaVie MX」の後継機種。TM5800 搭載マシンが出ようとしている今となっても LaVie MX の発売当初からずっと据え置きの TM5600 600MHz ってどうなのよ、とか、流行りのワイヤレス機能が何もない、とか、それならせめて IEEE1394 か CF TypeII スロットくらいはつけてほしかった、とかいろいろありますが(笑)このマシンで見るべきところはそんなところじゃないんです。だってゼロハリなんだもん。 「ゼロハリバートン」といえば私も ThinkPad を入れて仕事に愛用しているアルミニウム製アタッシェケースの代名詞のようなメーカー。このゼロハリデザインの製品としては同じく NEC が製造し NTT DoCoMo が販売する「sigmarion」シリーズはけっこう有名ですよね。今回の「LaVie Z」も、この sigmarion のヒットを受けて、地味ながらも定評の高い LaVie MX シリーズに sigmarion 的な要素を絡ませてきた、NEC 入魂の一品といったところなのでしょう。 ・・・でも、最近こういうの多すぎません?同じゼロハリデザインでいえば日立マクセルが先日発売したゼロハリデザインのコンパクトデジカメ「ZD3」がありますし、ゼロハリに限らず「○○デザイン」みたいなものってかなり氾濫しつつあります。最近増えてきているポルシェデザイン(ポルシェに関しては今更説明する必要もないでしょう)のデジカメ、富士フイルムの「FinePix」シリーズ、そして京セラのレーザープリンタ「ECOSYS FS-1000+」がありますし、松下電器産業は最近欧州の有名カメラメーカー「ライカ」のライセンスを受けてデジタルカメラ「LUMIX」をリリースしました。多くの国内メーカーが「ブランド力」を求めて海外の有名メーカーの意匠を手に入れることに躍起になっています。もしかしたらソニーが Cyber-shot/Handycam でツァイスレンズを手に入れ、それを追って松下がライカ「ディコマー」レンズを搭載した DIGICAM シリーズをリリースしたり、VAIO 専用バッグとしてソニーが吉田カバンと組んだのがこれらの先駆りとなったのかもしれませんが、それにしても、いくらなんでも多すぎやしないでしょうか? ゼロハリのデザインは確かに好きですし、ゼロハリバートンの作るアタッシェは確かに素晴らしいです。使っていてそう思います。でも、sigmarion はともかく、そろそろあの鞄と同じようなデザインの製品にはやや食傷気味です。その形のデジカメは本当に使いやすいのか?あのデザインのマウスが、本当にユーザビリティに貢献するのか?ポルシェデザインのデジカメは、本当にポルシェのデザイナーが機能とデザインを考えて一からデザインしたものなのか?前からあった同じような形のデジカメの皮をちょっと「それっぽく」しただけには見えないか?レトロな良さを持つライカのデザインに「Panasonic」のロゴは許されるのか? 例え、名の知れたデザイナーの作ったものでなくても、本物の「機能」というものを高いレベルで実現できている製品は美しい、というのが私の持論です。質感とかイメージとかいったものも大切ですが、本当にユーザーにとって使いやすい、あるいは物理学的に理に適ったデザインというのは無駄がなく、見た目にもそれと分かる美しさを持っているんだと思っています。自分が気に入って長く使った、あるいは使っている製品を思い出してみてください。多分、その使い勝手のよさや、モノとしての自分にとっての価値、そういったものを証明してくれるものは、「ロゴ」じゃないのではないでしょうか?CM に出演するタレントじゃないのではないでしょうか? この業界も、技術的にはかなり飽和してきてメーカーとしての独自性なり色なりを出すことが難しくなってきているのは分かりますが、「ロゴ」をつければいい、という安直とも取れる売り方はどうなんでしょう。そんな、本質じゃないものに。 開発者が本当に自身を持って開発し、売る側もまたその製品を愛して、自信を持って売ることができれば、それが本当に良いものであれば、ユーザーはそれをちゃんと認めてくれるものだと思いますけどね。私が技術者の端くれだからこう思うのかもしれませんが、他人が作った皮を被ってしか自信を持って商売ができないようでは、その製品もせいぜいそれだけのものでしかないということを自ら証明しているような気がしてなりません。 なんかこう、もっと「そのものの魅力」を持った製品がどんどん出てきてくれませんかね。 |
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えーっと、土曜日は東京行ってました。 本当は 10 月の上京予定はこの土日だけだったのですが、先週はいきなり開かれた VAIO EXPO のために上京せざるを得ず(?)なし崩し的に 2 週連続の上京となってしまいました。 とりあえずってことで秋葉原には行ったんですが、もう WinXP プリインストールモデルの一部(RX と J)が発売されているんですね。ちょっとびっくりしました。 http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20011020/etc_vaioxp.html ヨドバシや Sony Style などの通販でももうこの 2 モデルに関しては届けられているようで、WinXP の正式解禁前にもう製品版 WinXP に触れられている方もいるのではないでしょうか。 個人的には枯れた Win2000 環境で満足しているのと WinXP の新ユーザーインタフェース「LUNA」のデフォルトデザインがどうも好きになれないのであまり WinXP 自体には興味もなかったりするんですが、使用感はどうでしょうか?>購入された方々。店頭で触った程度じゃ見た目程度しか分からず、細かい使い勝手までは分かりませんからね。せいぜいデスクトップから「マイ コンピュータ」が消えてる、という程度。 個人的にはせっかく VAIO なんだし LUNA も VAIO 独自の VAIO らしいテーマをデフォルトにしておいてほしい気がします。せっかく格好いいニュー SR とか C1 なのにあのクドいというかセンスのない(もっと悪く言えば Microsoft のセンスの悪い部分を凝縮したような)デスクトップじゃ VAIO のデザインが死んじゃうでしょ。みたいなことを VAIO EXPO で言ってみたら「マイクロソフトさんにもマイクロソフトさんのデザイナーさんがいらっしゃいますので・・・」みたいな風に言われましたが、OEM 契約の中にデフォルトのデスクトップ仕様までそんなに細かく入ってるんでしょうか?少なくとも Win95 発売当初は各社それぞれのシェルを被せていましたよ(逆にそれはそれで使い勝手がものすごく悪かったけど)。LUNA の Skin くらいいいじゃん、という気はします。まぁそのうち解析してオリジナル Skin 作っちゃうつもりですが。 J はちょっと見てみましたがあの新しいフロントパネルはあまり好きになれないかな。妙にパステルカラーっぽい水色が好みに合わないというのもあるけどつやつやした質感が個人的にはパスな感じ。J20 や Sony Style 限定 J21 のシルバーは梨地っぽくてそれなりに高級感があって良いんですが。私が J を買うとしたらヨドバシのポイント捨ててでも Sony Style で買いますね。ま、あくまで個人的な感想なので青い J を買ったからどうこうということはないんですけどね。ソニーさんてきにもどちらかというと今回の J は女性向きにちょっと志向を変えてきたってところでしょう。シルバーの J はやっぱりどこかロボットっぽいというか男のコっぽいデザインだったので。 ともあれ XP 搭載モデル発売。それなりにお祭り的イベントってことでこのサイトとしてもちょっと何かやろうかなーなんて企んでます。お楽しみに。 |
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うーん、VAIO の新製品発表以来これといって面白いニュースがないですねー。各社からいろいろニューモデルも発表になってますが VAIO ほど勢いは見られないし。まあこれも新製品が出る直前の静けさ、といったところでしょうか。 Transmeta が新 CPU「Crusoe TM6000」を明発表しました。 ニュースリリース http://investor.transmeta.com/news/20011015-61663.cfm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011016/trans.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011018/mpf03.htm MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/10/16/20.html 新 CPU とはいえサウスブリッジ・グラフィックス機能を 1 チップにまとめた統合 CPU なので、次期 C1 に載る類のものではないようです。とりあえず TM5800 をベースに各機能を統合し、クロックを上げたものと考えておけば良いのかな。ラインナップ上における TM5800 の後継と呼ぶべき「256bit Crusoe」はまだ発表されていません。Crusoe の真価は 256bit 版で初めて発揮される、という話もありますからちょっと楽しみですね。 とはいえ、TM5800 が当初の予定から半年以上遅れて出荷されたことや今後 Intel のモバイル向け CPU「Banias」(コードネーム)が予定されていることを考えると、まだまだ Transmeta には苦しい状況が続きそうです。256bit Crusoe 搭載マシンが出てくるのは、どんなに早くても来年の冬以降でしょう。その間にモバイル向けに消費電力とクロックあたりの性能にフォーカスした Banias がミニノート市場を席巻してしまう可能性もないとは言えません。 ま、来年の話をすると鬼が笑うってやつで、とりあえずは C1MRX の実力を早く試してみたいですね。 |
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えー、ラーメン、食べに行ってきました。 私はマニアではないもののけっこう麺食いで、それなりにあちこちのラーメンを食べに行っているのですが(その割に新横浜ラーメン博物館にはまだ行ってなかったりするんですが)、富山にはなかなか美味いラーメン屋さんがない。誰かが「富山はラーメン王国だ」なんて言ってましたが、実は両隣の石川、新潟両県がそれぞれ饂飩、蕎麦がけっこう有名なのでじゃあ富山はラーメンで、という話らしいので本当に美味しいんだかどうだか。高山ラーメンの方が多分有名だし・・・。なんか濃口醤油で味をつけた塩辛いチャーシューメンが「富山ラーメン」らしいんですが、その道で有名なお店の本店で食べてみるとこれが塩辛すぎて私の口には合わないんです。 元々私はとんこつ派なんですが、これまた富山にはあまりとんこつを食べさせてくれるところがない。東京では「じゃんがら」「一風堂」「光麺」あたりにはけっこう好んで行ってたんですが、富山に帰ってからというもの美味しいラーメン屋さんが近くになくて寂しい思いをしていました(T_T) でも、引っ越したマンションの近くにとんこつ系ラーメン屋さんを発見。「じゃん鬼」というのですが、これがなかなかツボってしまいました(^^;けっこうしっかり、こってりとしたとんこつスープに、天然かん水で作った麺が合っていて美味しい(^^)家からけっこう近いということもあって、最近はちょこちょこ通っちゃってます。 あ〜、とりあえずビール。 あ〜、もうとりあえず、餃子っす。 あ〜、もうとにかく、全部入りっす。 しかしまたしても慣れないカメラなので微妙にピンが合わず。こないだほどではないものの、若干ボケ気味です。(^^; やっぱり慣れている F505V や F55K と違って新しいカメラだとうまく撮れないっすね。明日は仕事があるので×ですが、週末はどこかに写真撮りに行こうかな。 ・・・え?新しいカメラって何かって? ・・・F707 じゃないのかって?? 先日発売になった「DSC-P5」っす。またしてもボーナス一括。買っちまいました(^^;これでボーナスは打ち止め。新 C1 があんなに良いと知っていれば我慢したものを・・・くっ(悔)。 いやね、最初は「欲しいけど、F707 逝きたいし・・・」と思って我慢しよう!と思っていたんですが、だって、Sony Style が、Sony Style が・・・。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-c/Shop/Buy_dsc_p5_pdct_entrty/ 限定であの吉田カバンに別注した専用ケースをセット販売しちゃうんですよー。もう、本体よりもこっちの方が魅力的に見えてしまって、なーんか↑を眺めているうちに、右手が勝手に、右手が勝手に・・・(汗)。 んでその吉田カバン特製ケースなんですが、シックな STYLE-B の方の、更に BLACKBEAUTY に合わせるために黒を注文しました。リコメンドカラーのグレー以外は受注生産になるので配送が遅れるためまだ届いていません。とりあえず一年前に何故かケースだけ買った DSC-P1 用のソフトケースを使用中。っていうか初めて使った(笑)。 カメラ自体はやっぱり小さくて使いやすいです。ちょうど DSC-F707 の対極にある感じというかいつも F707 を持ち歩けないのでコンパクトな P シリーズは欲しかったんですが。画質は F707 とは比べようもないのは言うまでもないのですが、300 万画素で不満になることはまずないし何より身軽さが身上のデジカメなのでね。多分 F707 よりも活躍の機会は多いんじゃないでしょうか。ポケットに入れたり首から下げていたりしても邪魔になりませんしね。今までデジカメって初めから撮るつもりがあるときくらいしか持ち歩かなかったのですが、P5 ならいつも持ち歩いてメモ代わりに撮ったりとかするのも悪くなさそう。今度から鞄の中には必ず入れていこうかなとか思ってます。 私の Cyber-shot 遍歴もこれで 5 台目(手元にあるのは 4 台ですが)。何気にずっと DSC-F シリーズだったので、P シリーズというかレンズが回転しないデジカメは初めてだったりします。けっこう回転レンズに慣れていると回転しないレンズは不便に感じたり。ソニーさん、今度はこのサイズで光学 3 倍ズーム、回転レンズのカメラ作ってくれ〜!!(^^; ま、でもこの P5 と F707 があればもう当分デジカメは要らないかな。 ってこれでまだ必要とかいったらグーで殴られそうですが(^^; あ〜、明日から「Cyber-shotethics」に改名しようかな(ぉ とりあえずもうしばらく使ってみてからレポートにまとめたいと思いますので、しばしお待ちを。 # ちなみに 128MB の青メモステ買いました。 |
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何だかんだ言って結局「VAIO EXPO 2001」、行ってきちゃいました。しかも社員旅行から帰ってきた次の日、当日の午前中に東京入りしてその日の夜行列車で帰るという強行軍。かなり体力的にはハードだったというか今日は半日仕事にならなかったのですが(ぉぃ)やっぱりこれだけ面白そうなモデルが出た以上 Brown Sugar としては行かねばなるまいみたいな使命感に駆られてしまい(^^; そんなわけで昨日書こうと思っていた新製品レビュー・周辺機器編も実物を見たのでまとめて書いてしまいました。SR と C1 に関してはなかなか濃い話が聞けたので、まずまず読み応えある内容に仕上がっていると思いますのでご一読を。 →VAIO Column 特別編「VAIO EXPO 2001」レポート しかしこの展示会でようやくまともに使った F707。素晴らしいというかもう最高です!!! いやマジで素晴らしいですよ。起動も速ければ記録も速い。でもってビューファインダに液晶モニタつき、フリーアングル。F505 もかなり展示会向きのデジカメだと思っていましたがもう F707 ったら使えすぎます。撮った画像も変に補正されていないのでレタッチしやすいし。従来の Cyber-shot ってけっこうコントラストバッチリな感じで色づけされていたのですが、F707 はそれに比べて随分落ち着いていますね。PC の画面で見てもそれと分かるくらい画の質が違います。このあたりは 500 万画素というよりもプロ志向の画作りをした開発スタッフに拍手といったところでしょうか。掲載した画像はそれなりに圧縮したり補正したりしちゃってますが、F707 の素性のよさは多少分かっていただけるかと。 展示会場でも F707 は注目されることしきり。というかお話を聞かせていただいた説明員さんのほとんどが「おっ」という視線で見てくれるのがけっこう小気味良かったりします。富山じゃ専用ソフトケースが買えなかったので結局裸のままぶら下げていったのですが(←ってなんか誤解を招きそうな表現(^^;)、なんか見せびらかしているような気分?みたいな。でもさすがに裸で持ち歩くのは怖かったので、ようやく新宿ヨドバシでソフトケースを見つけて収納しましたが。 それはそうと、けっこう C1MRX 傾いてます。なんか掲示板とか人と話したりとかした感じだと周り中みんな SRX7 を買いそうな雰囲気なのですが、とにかく小さいモバイル端末派な最近の私としては C1MRX は今のところ最強のモバイルマシン。欲しいけど、先立つものが・・・。 |
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http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_1012.html 昨日に引き続き、本日はニューモデルレビュー後半戦、VAIO ノート編です。 ひっじょーに長くなりそうなので前置きはこのくらいにして、早速いってみましょー! VAIO GR PCG-GR9E, GR7E, GR5E/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-GR9E/ VAIO GR PCG-GR90E, GR90E/K (Sony Style 限定モデル) http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/01a/Gr/ GR シリーズはまだ出たばかりだし、GR7/K に至っては発売してまだ 1 ヶ月しか経っていないのに突然の世代交代。せいぜい CPU が 1 ランク速くなって HDD がちょっと大きくなって WinXP が載るくらいだろうから現 GR ユーザーもそれほど悔しくないだろうな、と思っていましたが、蓋を開けてみると 15 インチ UXGA(1,600x1,200)液晶搭載という恐るべきモデルチェンジ。14.1 インチ SXGA+ なだけでもすごい、と思っていたところに UXGA のノートを出してくるとは、いい意味で期待を裏切りすぎですよー>ソニーさん。老眼入ってきている 40 代後半の人にはちょっとキツいんじゃないの?とも思いますがそれはいいとして、本気でデスクトップの代替としてのオールインワンノートという位置付けを狙ってきましたね。あるいはノートで静止画・動画編集とか。デスクトップ機用液晶ディスプレイでも UXGA のものはなかなかない現状で、このスペックはある意味反則でしょう。 液晶が大きくなったのに合わせて、本体も一回りサイズアップしています。XR も 13.3 インチから 14.1 インチに変更になったときに一回り大きくなりましたが、今回は更に大きくほぼ FX シリーズと同じサイズになってしまいました。元々持ち運びには厳しい GR でしたが、それなりにモバイルも考えて軽量性と薄さにこだわった仕様だったのですが、今回は思い切って携帯性を犠牲にして、その分を使い勝手に回した、ということができるでしょう。ウェイトセーバー使用時で重量 3.0kg ってさすがに持ち運ぶ気になれませんよね(^^;ただ、本体側に余裕ができたためか、[Enter]キーの右側に[Home][End][PageUp][PageDown]キー(だと思う)が配置されたのが使い勝手的に言って×。[Fn]キーを使わずにこれらのキーが使えるのはいいことですが、やっぱりキー配列の端に[Enter]キーがないのはどうにも使いづらいと思うのですが、どうでしょうか。 スペック的に言っても GR9E の Tualatin 1.20GHz は当然としても、GR7E の Tualatin 1.00GHz、GR5E の 933MHz も十分すぎるというかもうこのあたりだと体感でどれが一番速いのか分からないくらいじゃないでしょうか。メモリはハイエンドモデルらしく奢って標準 256MB。WinXP でもこのくらいあればサクサク動いてくれるでしょう。でも付属の Premiere LE や Photoshop Elements なんかで本気編集しようと思ったらこれでも足りないくらい。最大メモリ容量は公称 512MB ですが、徐々に登場してきている 512MB モジュールを 2 枚使えば 1GB のメモリでも動作すると思います(保証はしませんが)。HDD は 40GB。40GB のノート用 HDD は今のところ東芝のボールベアリング軸受ドライブ「MK4018GAP」しか存在しないので、GR9/K に載っていた IBM の流体軸受ドライブ「IC25N030ATDA04」ほどの静粛性が期待できないのは残念ですが、容量重視でいくと妥当な線でしょうか。ビデオチップは ATI MOBILITY RADEON と変わりませんが、UXGA の解像度を出すために VRAM が 16MB に増量されています。これにより多少は 3D 性能も高まっているでしょうから、期待していいかもしれません。 しかし「Laptop Digital Studio」とでもいうのでしょうか、RX シリーズのノート版のような位置付けを狙ったこのシリーズ、液晶のサイズとか仕様とか高級感とか存在感とかいう意味で PowerBook G4 的な存在を意識しているのではないかと思うのは私だけでしょうか。デザインや質感こそ違え、目指しているところは同じような気がします。 Sony Style では BTO モデルとして特別仕様「GR90E」および「GR90E/K」が用意されています。CPU、メモリ、HDD だけでなく液晶(14.1 インチ SXGA+ と 15.0 インチ UXGA)と OS(Windows XP Home Edition と Windows 2000 Professional)まで選べる本格的な BTO モデル。WinXP はまだ枯れていないから不安、とか Professional 版の機能が必要だから Home Edition じゃ不満、という人向けに Win2000 モデルが用意されているのは嬉しいですね。ある程度モバイルを重視している、とか 15 インチ版のキー配列が気に食わないという人は敢えて 14.1 インチ版を選択するのもアリでしょう。いよいよ Sony Style さんも独自性というか Sony Style「ならでは」の売り方が分かってきたじゃないの。 VAIO FX PCG-FX77S/BP, FX55S/BP, FX33S/BP, FX11S/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-GR9E/ 順当にスペックアップしてきた FX シリーズの 3 世代目。夏モデルの時には「XR と統合」とかいう無理のある「GR までのつなぎ戦略」に担ぎ出された FX シリーズですが、今回はよく言えば落ち着いた、悪く言えば面白くないモデルチェンジになりました。ハイエンドの FX77S で Pentium III 1.0GHz は「家庭向け」のオールインワンノートとしては上等でしょう。ただし CPU の型番から察するに Mobile Coppermine コアの Pentium III だと思われるので、今使っている FX のメインボードは今回で打ち止め、次回あたりでフルモデルチェンジがある頃なのではないでしょうか。F シリーズから長きに渡って使われてきた(途中で色変更はありましたが)この筐体も、これが最後になるような気がします。 FX55S では Pentium III 850MHz、FX33S では Celeron 900MHz とクロック数の逆転現象が起きているのが不可解ではありますが、ローエンドモデルのクロックが 800MHz でハイエンドが 1GHz である以上、CPU の OEM 価格その他を考慮してこれしか選択肢がなかったんでしょうね。でもそういう意味では基本スペックに大差ない以上、CD-RW/DVD-ROM コンボドライブ搭載で一番お買い得な FX33S/BP を買うのが今回の FX での正解のような気がします(FX11S/BP は CD-RW のみ)。 なんか FX に関しては「XR/GR との棲み分け」とか言ってきましたが、もう FX は FX で我が道をいっているような気がしますね。どんどんトンガった仕様になっていっている GR と違って、「リーズナブル、シンプルで使いやすいオールインワンノート」という「ファミリーのための 1 台目のパソコン」としての FX の市場というのは実際狭くないと思うんですよね。でもそのユーザー層からいってウチのようなサイトに来てくれる FX ユーザーさんってかなり限られるでしょうが(^^;アメリカではどちらかというと GR よりもこの FX の方がオールインワンノートとしてはメジャー(というか FX の前身 F シリーズ自体、米国市場をターゲットに開発されたものがその後日本でも発売されたものなので、当然といえば当然なのですが)なようで、FX シリーズそのものが 2 ラインに分かれていたりします。Pentium III 1.0GHz/900MHz を搭載し、全体的に HDD とメモリが多めな「FX Pro」シリーズと、Athlon 1.0GHz/Duron 900MHz 搭載でリーズナブルな「FXA」シリーズ。厳密にどういう棲み分けを狙っているのかは分かりませんが、それだけ米国での 3 スピンドルノートの市場が大きいということでしょうね。 とりあえず今回のモデルは今回のモデルとして、メインボードが変更されるであろう次期モデルでどのようなモデルチェンジがあるのかということも考えつつ、FX の今回のモデルを眺めてみるのも面白いかもしれません。 VAIO QR PCG-QR3/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-QR3/ WORLD PC EXPO 2001 に突然登場し、話題をさらった新 QR。今度の QR シリーズは「QR3」の型番に決まったようです。個人的にはどうしてもその耳の存在が許せないんですが、耳スピーカを外した状態での全体的なスタイリングは悪くない。というかどう見ても「外しただろソニーさん」と痛々しい気持ちで眺めていた(笑)QR1 シリーズよりも一般受けのしそうな悪くないデザインだと思います。液晶を閉じた状態も、女性用の大きなコンパクト(なんじゃそりゃ)みたいな感じで、若い女性層にかなり受けるんじゃないでしょうか。後述の SR や C1 が従来のイメージと反してやや男性寄りのデザインになったので、余計に女性をターゲットとした QR の存在が浮いてきているのかもしれませんが。 スペック的には Mobile Celeron 750MHz、i815EM と PC としては凡庸ですが、QR 自体 PC のスペックよりもそのデザインや買いやすさ、そしてオーディオ機能の充実を謳ったマシンなのでスペックに関してあれこれ言うだけ野暮ってもの。MP3 や ATRAC3 を溜めまくると 20GB HDD じゃすぐに足りなくなるかもしれませんが、Celeron 750MHz で遅くてしょうがないということもそんなにないでしょうし、QR の購買層の人が XGA 液晶で不満ということもあまりないでしょう。これぞ必要にして十分なスペックとでも言うんでしょうかね。 個人的には耳スピーカはもっと液晶部分と一体感のあるデザインだったら許せたんだろうけどなあ。初代 505 の耳スピーカみたいに。変に浮いているデザインなのがかなり不満です。内蔵のスピーカよりはよっぽどマシな音を出すとは思いますが、それなりにちゃんと聞こうと思ったらそれなりにしっかりしたエンクロージャに入ったスピーカじゃないとちゃんとした音なんて出ないでしょ、というのが私の持論なので、そこまで音にこだわりたいなら多少ケーブルが煩わしくても外付けスピーカ買った方がいいと思います。あるいはヘッドホンとか。 それは置いておくとしてもこの新しい QR は悪くないと思います。QR1x は人に勧めるのが躊躇われるデザインだったので私自身ほとんど人に購入を勧めたことはありませんでしたが、今度誰かに安いオールインワンノートが欲しいといわれたらこのマシンを勧めるでしょうね。 VAIO R505 PCG-R505FR/D, R505FR, R505F/BD http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-R505FRD/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/01a/505/ R505 のニューモデルは、ほとんど今までの R505 と変わり映えのしないスペック。というか上位機種の方は旧 R505GR/K の OS を WinXP にしただけのモデル。下位モデルの CPU が Celeron 750MHz にアップしている程度で、目新しいところはほとんどありません。初代 R505R が出た時点でかなり完成度の高いマシンだったためあまり変更のしようがなかったのかもしれませんし、Tualatin 対応メインボードを開発する時間がなかったのかもしれませんが、スペック的にも機能的にも SR や C1 より劣る部分が出てきてしまったので、今回のモデルチェンジの中では一番印象の薄いマシンになってしまった感は否めません。 唯一目を引く変更点としては、上位機種に 2.4GHz 無線 LAN PC カードが付属することくらい。このカード、従来の「PCWA-C100」と違って「出っ張りの少ない」コンパクトタイプの PC カード。以前一部で AIBO のオプション品である「ERA-201D1」が出っ張りの少ない無線 LAN カードだと話題になっていましたが、これの色違い版だと考えていいようです。無線 LAN マニアな私としてはちょっと欲しいところですが、現時点で単体販売のアナウンスはありませんし、何といっても間もなく 5GHz 無線 LAN が出回り始めるこのタイミングで 2.4GHz 品を買い増すのはちょっと躊躇われます。 それはそれとしても、無線 LAN カードが付属していることは私のような無線 LAN マニア、ではなくて(笑)無線 LAN 環境を既に持っている、あるいは導入予定がある人にはかなり嬉しい仕様でしょうが、無線 LAN を必要としていない人にはあまり意味のないパッケージングですよね。せめて無線 LAN 付属モデルと付属しないモデルを分けてくれるとかあってもよかったような気がします。最近けっこうワイヤレスに力を入れてきているのはソニーに限らず各社そうなので分かる気もしますが、敢えて付属させる必要はなかったんじゃないの?ThinkPad をはじめとした無線 LAN 内蔵モデルが出てきて焦る気持ちはわかりますが、無理矢理くっつけて売るのはちょっとどうかと思います。それなら AP まで付属して売るとか。同時購入特典で割引なりキャッシュバックするなりしてくれないと、あんまりユーザーとしても嬉しくないと思うぞ>ソニーさん R505 も次期モデルでは Tualatin なり Northwood(Mobile Pentium 4)なりに対応したメインボードを作らなくてはならないので、そのときにある程度のモデルチェンジ(ワイヤレス機能の内蔵は必ずあるはず)があることは確かでしょう。 VAIO SR PCG-SRX7, SRX3/BD, SRX3 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-SRX7/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/01a/Sr/ いやー待ってました!ニュー SR。予想通りのフルモデルチェンジで、型番も新しく「SRX」型番となっての登場です。シルバーとグレーのツートンカラーなど基本的なイメージは旧 SR のものを踏襲していますが、一つ一つが新しくデザインされた全く新しい SR と考えて良いでしょう。全体的に女性的なイメージのあった旧 SR ですが、今度の SR はちょっと精悍なイメージに一新され、男性が仕事に、遊びに使っても全然恥ずかしくないデザインなんじゃないかな。好き嫌いは分かれるでしょうが、私はこのデザインは旧 SR よりはだいぶ好きです。 サイズ的には奥行がやや短くなって見た目はコンパクトになり、重量も 100g 程度軽くなりましたが、厚みが 4mm 増している(最厚部のバッテリ部分に関してはほぼ同じ厚さですが)のでちょっとぽってりとした印象を受けます。やや厚くなった筐体やそのカラーリングがシャープの Crusoe B5 ノート「PC-SX1」と似ていないような気がしないでもないですが関係ないでしょう。というか最近どのメーカーがどのメーカーを意識してるかなんていろいろごちゃごちゃでよく分かりませんしね。 厚みが多少増しただけあってその分機能は本当に充実しています。というか現存の B5 サイズノートの中でも一番充実しているのではないでしょうか。Ethernet ポートは当然として、無線 LAN(IEEE802.11b)、Bluetooth の両ワイヤレス規格を内蔵しています。ソニー製品なので当然メモリースティック・i.LINK は搭載。もはや「繋がらないものはない」と言っても過言ではないでしょう(さすがにレガシーポートやチップセットが未対応な USB 2.0 は繋がりませんが)。このカテゴリの製品としてはスマッシュヒットだった ThinkPad iSeries s30 に奪われたユーザーを取り戻すことができる、久々の B5 ジャストサイズ VAIO での会心作ということができると思います。ただ IEEE802.11b にしろ Bluetooth にしろ 2.4GHz の周波数帯を使うため、普通に同時使用しようとすると干渉してしまって使い物にならないはずです。このあたりをちゃんとクリアできているかどうかが本当に「使える」マシンであるかどうかの境界線であるといえるでしょう。というか両方内蔵してくるからにはちゃんと考えられているんでしょうが。 本当ならば以前の N505 シリーズのように「薄くてスタイリッシュな」B5 ノートに仕上げてほしかった、というのが私の個人的希望に限らず古くからの VAIO ユーザーの多くが思うところでしょうが、やはりいろいろ内蔵してしまったことで本体が厚くなってしまったのはしょうがないでしょう。Ethernet を内蔵するというだけで、Ethernet ポートの高さ分の厚みは必要になるわけですし(独自コネクタに変換アダプタをつけるという Z505 の初期モデルのようなアプローチはありますが、そうすると使い勝手が悪くなってしまう)。でもその分、新開発放熱機構「カスケードクーリングユニット」など放熱機構もしっかり作り込むことができたでしょうから、ある程度静かでかつ強力な放熱機構が採用できていそうな気がします(このあたり、実機の音を聞いてみないことには分かりませんが)。 また、Sony Style では特別モデルとして、英語キーボードモデルを用意しています。UPGRADE AREA での「英語キーボード換装サービス」の人気が高いことを受けてのモデルでしょうが。IBM や東芝の一部モデルで用意されていた英語キーボードモデルが、Sony Style 限定とはいえ VAIO でも用意されるあたり、もはや VAIO も PC のスタンダードの一角に加わったということができるのではないでしょうか。 SR に関してはこんなところですかね。今度の SR は積極的に人に勧めたいモデルだと思います。 あ、そうそう、SRX9 にあたるモデルがありませんねー。 しばらくしたら新 CPU とかと一緒に出てきそうな予感。欲張る方はちょっと待ってみては? VAIO C1 PCG-C1MRX, C1MR/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-C1MRX/ こちらも待ってましたのニュー C1。というか、私は今、猛烈に感動している!(ぉ だってだって、TM5800 733MHz に DDR SDRAM、MOBILITY RADEON に 1,280x600 ですよ!もうこれを最強の C1 と言わずして何と言うか。PC EXPO の Crusoe ブースで C1 の展示がほとんどなかったので、「いよいよ ULV PenIII に鞍替えか?」とちょっと思わされましたが、結局のところようやく TM5800 搭載機として出てきた格好になりました。つい最近 TM5800 の出荷が遅れているという記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0110/11/e_crusoe.html があったばかりなので、ULV Pentium III でなかったとしても C1 の新製品は遅れるだろうな、と思っていましたが杞憂に終わってほっとしてます。 TM5800 の性能がどの程度のものなのかはまぁいずれベンチでも取ってみようと思いますが(笑)、メインメモリが DDR SDRAM になっているので CMS の実行速度がかなり改善されているのは間違いないでしょう。それに CMS 4.2 にバージョンアップされた CMS の効果が加われば、Crusoe といえどかなりのパフォーマンスは期待できるような気がします。ULV PenIII 700MHz に匹敵、とは行かなくても ULV PenIII 600MHz といい勝負くらいいけるんじゃないかな。ちなみに新 C1M の増設メモリは SRX と共通の SDR SDRAM ですが、DDR 分は DDR で動作するようなので SDR に足を引っ張られてむしろ遅くなるということはなさそうです。 新 C1 では TM5800 も確かに注目なのですが、一番大きいのは液晶ですよアナタ!いやマジでこの興奮をどうやって伝えたらいいか分からない(笑)。縦 600 は解像度が欲しい、というのは私に限らず多くの C1 ユーザーの希望だったと思いますが、サイズはそのままに解像度を上げて 1,280x600 にしてくるとは恐れ入りました。画面は確かに細かくなるでしょうが GR の 14.1 インチ SXGA+ 液晶程度の細かさだったら私は許容範囲です。情報量が多くなるので Web ブラウジングもかなり快適になるでしょうし。ただし老眼(以下略 SR もそうなのですが、Bluetooth が 1.1 にバージョンアップしたのも歓迎すべきです。今のところ Bluetooth に対応した周辺機器はほとんどないというのが現状ですが、これから出てくる機器はほとんどが Bluetooth 1.1 準拠でしょうから将来性を考えるとやっぱりね。ただ逆に 1.0b な旧 C1 ユーザーの人がこれから出てくる機器が使えないとなるとかわいそうなので、メーカーさんにはそのあたり努力していただきたいですね。 あとはそうですね、MOTION EYE で MPEG2 録画ができるようになったこと。やっぱり MPEG1 じゃあまり実用になるレベルではないので、ある程度遊んで飽きたら終わりというユーザーが多かったような気がするのですが、理論上 DVD-Video と同じ録画方式を採用している新 MOTION EYE ではかなりきれいな動画が撮影できることでしょう。ただカメラ自体が今まで通りの 35 万画素なので画質もそれなりでしょうが、それでも旧 MOTION EYE に比べて活躍の機会が増すことは間違いないと思います。 この MPEG2 録画を実現するために、ハードウェア MPEG2 エンコーダを内蔵しちゃってます。MOTION EYE から取り込んだ動画のエンコードだけではなく、別売のポートリプリケータ経由で取り込んだビデオの映像なんかも MPEG2 に変換できてしまうあたり、けっこう遊べそう。せっかくだから専用チューナユニット(あるいは PC カード)を発売してノートで GigaPocket やらせて欲しいところです。どうでしょう?>ソニーさん しかし静止画の C1、動画の GT というイメージがありましたがこの C1M で動画も C1、という構図ができてしまうと GT はやっぱり消えてしまうんじゃないかと思い始めました。本来なら MPEG2 エンコーダなんて GT に最初に載るべきですからね。でも GT はまあいいとしても、高解像度液晶といい MPEG2 といい、今回の C1 にはソニーさんもかなり気合入れてきたなーと思わされる完成度の高さです。もう CPU が PenIII じゃないことくらいどうでもいいくらい(笑)。 でざいんも、ちょっと R505 や GR を髣髴とさせる精悍なツートンカラー。筐体のデザイン自体は C1V からさほど変わっていませんが、受ける印象は明らかに新しい C1M の方がシャープです。これならカーボンルックにしなくても良いかな(笑)。 あと、メモリースティックスロットの位置が PC カードスロットの下からパームレスト部に移動しています。それによりスピーカがやや追いやられましたが、この位置の方が明らかにメモステの出し入れがしやすい。よってベンチも取りやすいということになります(笑)。 ワイヤレス機能は C1MRX に Bluetooth 搭載、無線 LAN カード付属。さすがにこのサイズに両方内蔵は無理があったか。 ああ、しかし欲しいぞ C1MRX。C1VJ のときは「とにかく新しいマシンが欲しい」というのと「ベンチマークの責任」というのがあって買ってしまいましたが(笑)今回は純粋に欲しい。少なくとも私が C1 に求めていた要件は全て満たしているわけですから・・・。でも、ボーナスが・・・。 ・・・とここまで書いた時点でかなり長くなってしまい、時間も遅くなってしまったのでここらで締めたいと思います。 明日はおまけということで、新しい周辺機器のいくつかをご紹介したいと思います。 PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony1.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony2.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony3.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony6.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony9.htm AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20011012/sony01.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0110/12/sony_vaio_m.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/news/0110/12/sr.html PC-Gaz! の記事 http://pcgaz.nikkeibp.co.jp/pg/pcgaz/rev/note/vaio_qr.shtml http://pcgaz.nikkeibp.co.jp/pg/pcgaz/rev/note/c1mrx.shtml ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2001/10/12/630354-000.html |
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> 悔しいことに更新はできそうもないです(泣)。残念・・・。楽しみにしてくださっている方、申し訳ないです。 昨日↑とか書いていましたが、やっぱり更新しちゃいました(笑)。楽しみにしてくださっていた方、申し訳ないです。 実は今、温泉に向かうバスの中で目を盗んでこの記事を書いています(笑)。というか石川県内の温泉で、いつも通勤に使う高速道路を走っていくんじゃ全然旅行に行ってる気がしない。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_1012.html そんなわけでいよいよ出てきた WinXP 搭載ニュー VAIO。前モデルが 5 月発売だったので(途中、R505 のマイナーチェンジとか GR とかはあったものの)実に 5 ヶ月ぶりの新製品ということになります。それではさっそくいってみましょう。例によってデスクトップ VAIO から。 VAIO RX PCV-RX73, RX63, RX53 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-RX73/ デスクトップ VAIO のフラッグシップである RX シリーズですが、先代 RX72K でハードウェア的にはほぼ完成の域に達してしまった感があります。今回のモデルでは当然の如く Pentium 4 の最高クロック・2.0GHz を搭載していますが、それ以外は RX72K の仕様を踏襲したものとなっています。TV チューナ内蔵 PC は今や当たり前となってしまいましたが、DVD-RW ドライブ搭載はまだ VAIO が誇るオリジナリティです(一応他社製品にも DVD-RW 搭載マシンはありますが、まだまだメジャーではない)。 今回のモデルからセカンドラインである RX63 にもこの DVD-RW ドライブが搭載されました。最高機種までは必要としていないけど DVD-RW は欲しいなぁ、という方にはかなりお勧めかもしれません。Pentium 4 1.7GHz というスペックからしても RX72K とほとんど変わりませんし。 この DVD-RW ドライブによって付属のビデオ編集ソフト「Adobe Premiere 6.0」(RX73)「同 LE」(RX63)が更に生きてきます。ぼちぼちテレビ PC の座は MX や J に譲って、本格的にノンリニア編集/DVD オーサリングマシンとしての売り方をしてはどうでしょうか?>ソニーさん ローエンドの RX53 でも Pentium 4 1.5GHz。もうこのあたりになると CPU クロックなんてどうでもいい感じです(笑)。それよりも WinXP Home Edition が搭載されて、ローエンドマシンでも今までの Me 機のように不安定さに悩まされることもないでしょう。こっちのメリットの方が大きいかな。でも普通にデュアルドライブ(CD-RW/DVD-ROM)でビデオ編集ソフトも付属しないこの RX53 ってあまりウリがないような。J21 でいいじゃん、という気がしないでもない。i845 チップセットでビデオチップに至っては RIVA TNT m64 とあまりやる気の感じられないスペックですし。 また、今回のモデルからメモリースティックスロットが標準搭載されています。MX と同じようなパーツを使うのかと思ったら、FDD の横に無理矢理割り込ませてきました。しかも縦に。これはちょっと意外だったかも。でも MG メモステには非対応なので、音楽データのやりとりではなく Cyber-shot や Handycam との組み合わせに主眼が置かれているんでしょうね。MG 対応だと MX シリーズと競合しかねませんし。 VAIO MX PCV-MXS1 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-MXS1L5/ ようやくその詳細が明らかになった新 MX シリーズには、「MXS」の型番が与えられました。旧 MX シリーズは RX シリーズと共通のパーツを数多く使っていましたが、MXS シリーズは多くが専用に起こされたパーツらしく、そのあたりからも今度の MX にかけるソニーさんの意気込みが感じられるというものです。CPU は Pentium 4 1.5GHz、チップセットは i845 と基本仕様は RX53 と共通していますが、筐体は MX 専用のもののようです。 MDLP/NetMD への対応や DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ搭載、GigaPocket 等基本的な AV 機能についてはこれまでの Column でお伝えした通り。なかなか面白そうなマシンです。 しかし、US モデルである MXS10 は Pentium 4 1.7GHz、メモリ 512MB になんと DVD-RW までついているという最強スペック。どうせならここまで逝っちゃってほしかったかも。こっちのスペックを見てしまうとどうも日本版 MXS は弱いような気がしてなりません。 VAIO LX PCV-LX93G/BP, LX83/BP, LX53G/BP, LX53/BP, LX33/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-LX93G/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/01a/Lx/ LX の最新モデルはローエンドの LX33(Celeron 1GHz)を除き全モデル Pentium 4 1.5GHz 搭載。1GHz 止まりだった LXx2 シリーズの 1.5 倍の周波数で動作する CPU を搭載しています(とはいえ Pentium III と Pentium 4 なのでクロック比通りの性能差があるというわけではないですが)。CPU が Pentium 4 1.5GHz で共通で、ペンタブレット液晶・GigaPocket の有無で機種を選択できる非常にスッキリとしたラインナップ。LX のペンタブレット液晶もそろそろ定着してきた感がありますね。 しかしそろそろ不満になってきているのがその筐体サイズ。IBM の省スペースデスクトップ PC「NetVista」シリーズなんかは LX よりも遙かにコンパクトな筐体に Pentium 4 を搭載したモデルをラインナップしてくるという話ですから、そういう意味で LX にはもっとがんばってもらいたいですね。LX もぼちぼちフルモデルチェンジの次期が近づいているので、今度の春モデルには思い切った小型化をするなり、何か「VAIO らしい」特徴あるモデルを用意するなり、ひとひねり欲しい気がします。 VAIO J PCV-J21/BP http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-J21MGL5/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/01a/J21works/ だんだんその完成度を増してきている J シリーズ。今回は Athlon 1GHz、CD-RW/DVD-ROM コンボドライブ、GigaPocket 搭載に更にメモリースティックスロット(OpenMG 非対応)とデイリーに使う PC としては申し分ない仕様と言えると思います。メモステスロットはフロントパネル(微妙に J20 とは色味が異なっているようです)の側面に配置されていてなかなか使い勝手は良さそうです。RX。LX シリーズと同様に OpenMG 非対応なのが残念ですが、そこまでして MX と差別化したいのでしょうか?それとも実装が難しいのかな。ノート VAIO の MG メモステスロットは内部的には USB 接続されているものがほとんどですが、デスクトップで ATAPI を経由しているとしたら難しいのかも。内部的にどのようになっているのかは分かりませんが、デジカメの記録メディアとしてだけではなく、メモリースティックウォークマンや CLIE での OpenMG コンテンツの再生用としての役割が重要になってきている現在、全モデル MG メモステスロット搭載でもいいような気がします。デスクトップとノートで VAIO 事業が分割されたことによる方針の違いかもしれませんし、実装方式の違いによる技術的な問題なのかもしれませんが、使う側の立場からいって早く実現してほしいところ。 あと J21 で気になるところといえば、スペック表に「3DNow! プロフェッショナルテクノロジー1GHz(1000MHz)AMD Athlon プロセッサー」と表記されている点。昨日も書きましたが、「3DNow! Professional」というのは Athlon XP や Athlon MP で実装されている SSE 互換命令セットのこと。Athlon XP だとしたら実クロック 1GHz で動作するモデルはありませんし、そもそもモデルナンバー制を採用しているのでこのような表記にはならないはず。すると Athlon MP 搭載???という疑問が沸いてしまいます。もしかしたら Morgan コアの Duron 1GHz の誤記なのかな?とも思いますが、正確なところはよく分かりません。どなたかご存じの方がいたら教えてください。 デスクトップ VAIO に関してはこんなところですね(旅行中につき、あまり書いている時間がないというのもありますが(^^;)。多くのモデルで Pentium 4 が搭載されたこと、そして全モデルにメモリースティックスロットが搭載されたことが今回のモデルのトピックでしょうか。MG でないのは残念ですが・・・。 GigaPocket が当たり前になった今や、デスクトップ機で注目するポイントもあまりなくなってきたな、というのが私の感想。明日書きますがノート PC の方が省電力やワイヤレステクノロジー、ディスプレイの高解像度化という点で見所が多いです。というわけで明日はかなり「ソソる」モデルが登場した新 VAIO ノートのレビューをリキを入れてやってみようと思いますので、乞うご期待。 PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony4.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011012/sony5.htm AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20011012/sony2.htm http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20011012/sony3.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2001/10/12/630353-000.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0110/12/vaio.html PC-Gaz! の記事 http://pcgaz.nikkeibp.co.jp/pg/pcgaz2/wcs/leaf?CID=onair/biztech/cons/148093 |
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AMD がデスクトップ PC 向けの最新 CPU「Athlon XP」を発表しました。 http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr21116.html モバイル向けに発表された「Mobile Athlon 4」、マルチプロセッサに対応したサーバ向け CPU「Athlon MP」と同じ Palomino コア。製造プロセスこそ 0.18μm のままですが、今回の目玉は何といっても Intel の SSE 互換「3DNow! Professional」命令セットが付加されたことでしょう。3D ゲームやマルチメディアデータの処理に最適化されたこの命令(≒SSE)に対応したアプリケーションの高速化が可能になります。最近では主な画像・動画編集ソフトの多くが SSE に対応しているので、Athlon の高いポテンシャルに加えて SSE による効率的な処理が期待できます(アプリによっては Athlon の SSE 互換命令を有効にするパッチが必要なものもありますが)。3DNow! Professional 以外にも、メモリの物理アドレスと論理アドレスの変換テーブルをキャッシュしておく「エクスクルーシブ TLB」を採用するなど従来の Thunderbird コアからかなりの改良を加えられたこの Palomino コアですが、実際使ってみてそんなに違うものですか?>Athlon 4/MP ユーザーの方々 とりあえず Athlon XP のアーキテクチャのお話やベンチマークについては以下のリンクに詳しく書かれていますのでご参考までに。 Akiba PC Hotline! HotHot レビューの記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011010/hotrev130.htm しかし、今回の Athlon XP では、性能云々よりもそのモデルナンバーに話題が集中しています。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011010/amd2.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011011/hot168.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011011/kaigai01.htm http://www.zdnet.co.jp/news/0110/10/athlonxp.html http://www.zdnet.co.jp/news/0110/10/athlonxp_m.html 今回発表された Athlon XP のモデルナンバーは「1800+」「1700+」「1600+」「1500+」という数字なのですが、その実クロックはそれぞれ 1.53GHz、1.47GHz、1.40GHz、1.33GHz。モデルナンバーの数字が暗に「MHz」を意味するものであるとすれば、実クロックよりも 15〜20%近く「さばを読んでいる」ことになります。明らかに対抗の Intel Pentium 4 のクロック数を狙った数字なのですが、上記の HotHot レビューの記事にもある通り、ほぼモデルナンバーに対応したクロックの Pentium 4 と同じか、ベンチマークによっては Athlon XP 1800+ で Pentium 4 2.0GHz に勝る結果を出しているものもあるようです。元々 Pentium 4 が「クロック数が稼げる代わりに、クロックあたりのパフォーマンスが低い」アーキテクチャを採用しているのに対し Athlon シリーズが「高クロック化のハードルが高い(Pentium 4 に比べた場合。Pentium III よりはクロックを上げやすい)代わりにクロックあたりのパフォーマンスがかなり高い」アーキテクチャの CPU なので、単純にクロックで比較することは難しいんですよね。これは Athlon と Pentium III の頃から言われていて、一時 Coppermine コアの登場によりその差は縮まったものの Pentium 4 でこの傾向が更に顕著になりました。昨年初頭の Intel と AMD による 1GHz レースの余波とでもいうのか、Intel が AMD に追いつけないような高クロックの CPU をリリースすることで CPU の販売価格を高いまま維持しようという目論見が垣間見える Pentium 4 のアーキテクチャなのですが、AMD も Pentium 4 が出てしばらくは「CPU の性能はクロック数ではない。AMD CPU は同クロックなら Intel CPU よりも高速で安価である」という姿勢を崩さずにきたものの、Pentium 4 にどんどん離されていくクロック数、そして多くの消費者がクロック数で CPU の性能を判断してしまう現状を顧みてか、ついにこの新しいモデルナンバーを採用するに至った次第です。 実クロックに基づかない、Intel CPU に換算したパフォーマンス指標としてはかつて Cyrix の 6x86 シリーズを中心に採用されていた「P-Rating」(見るからに「Pentium」-Rating)がありましたが(この時期の x86 互換 CPU メーカーはこぞってこの方式を採用しており、AMD もこの例外ではありませんでした)、どうしてもこの P-Rating 方式は「胡散臭い」という印象が拭い切れませんでした。整数演算なら何とか P-Rating に対応した Pentium と同等のベンチマーク結果をたたき出してはいたものの、浮動小数点演算となるとてんで歯が立たない、というものがほとんどだったので、「互換 CPU=怪しい CPU」というイメージがついて回っていましたが、この「P-Rating」と同じマーケティング手法を取ろうとする Athlon XP は本当に成功するのでしょうか。ただ昔と違うのは、本当にこの Rating に見合った性能が出せている、ということと、当時に比べて AMD CPU は市場である程度認知されている、ということ。そして、あくまで「速度指標」に拘るこうしたマーケティング手法が、PC の中での「CPU」というパーツの重みが昔とは少し違っている現状にマッチするのか?というのが一番大きな問題だと思います。Celeron や Duron でも過剰かもしれない、1GHz もあれば十分すぎるマシンスペック、ハードウェアよりもソフトウェア、コンテンツ、サービスが重視されてきている PC の世界、そういう中で Intel や AMD が取る舵は、PC の流れを引っ張っていくのでしょうか。それとも、流されていくのでしょうか。 私の Thunderbird 1.2GHz マシンもメモリ 1GB、HDD 120GB と資源が有り余っていますが、いよいよ「ハイエンド」とは呼べなくなってきました。でも当分 Athlon XP には行かないつもり。今のスペックで十分というのもありますが、時々ハングする、IDE の転送速度がやけに遅い、とどうもパリッとしなかったのが最近 BIOS と IDE ドライバを最新版にアップデートしたところ見違えたように良くなったので、この環境でしばらく使ってやろうかな、というのもあって。というか 1.2GHz あって何が不満ですか?700MHz の ThinkPad ですらあまりストレスを感じずに仕事ができているのに。 私が次に自作機をいじるのは、Athlon XP の実クロックが 2GHz を超えたあたりにしようと思っています。その頃のモデルナンバーは「2500+」とかいっているのかな。 明日は金曜日。明後日は「VAIO EXPO 2001」開催日、というわけで 100%間違いなく VAIO の新製品発表が行なわれるはず。しかし、会社の慰安旅行なんですよね。なので、悔しいことに更新はできそうもないです(泣)。残念・・・。楽しみにしてくださっている方、申し訳ないです。 |
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えー、ちょっと前にちらっと書いていた無線 LAN 製品ですが、届きました。IBM の無線ルータ「高速ワイヤレス LAN ゲートウェイ 22P6401」です。 http://www.ibm.com/jp/pc/option/obi/nob05/22p6401/22p6401a.html 今まで新居でのネット環境は ADSL モデムに接続した自作機のみで行なっていたので、C1VJ や ThinkPad では自宅でネットに接続していなかったのですが(自作機に「インターネット接続の共有」機能を導入してやればルータ代わりにできるのですが、面倒だったのと RasPPPoE と TCP/IP の 2 つのプロトコルを 1 つの LAN カードに割り当てると PC 起動時のネットワークの認識に時間がかかるのとでやめていました)、ルータを導入したことで複数台の PC で同時にインターネットに接続できるようになりました。 当初 LINKSYS の「BEFW11S4」やメルコの「WLAR-L11G-L」とも少し悩んだのですが、結局価格とデザインと信頼性を総合して考えると IBM かな、IBM の無線 LAN カードもあるし、ということで IBM を選択しました。ShopIBM にて \32,000 也。無線ルータにしてはなかなかお手頃価格。 なんだかんだで出荷が 9/末までずれ込んでいたためにようやく今になって手元に届いたわけなんですが、やっぱりルータのある環境は良いですね。東京で一人暮らししていたときは有線 ISDN ルータ、実家では無線 ISDN ルータを使っていてルータ環境に慣れてしまっていたので、いくら接続が速いとはいっても毎回 RAS を起ち上げて接続しに行くのは煩わしいもので。結局メインは自作機なので無線はあくまでノート PC 用なのですが、とりあえず自動接続機能とルータによるセキュリティ機能が加わっただけでも随分快適になりました。 肝心の無線 LAN の方は、既に実家の RT60w に合わせて設定してあったので AP として IBM ルータの設定を追加してやるだけであっさり認識できました。しかし無線で ADSL という環境がここまで快適だったとは!と思うほど快適。Crusoe のせいか IE の起動にやや時間がかかるのが難点ではありますが、いったん起動してしまうとちゃんと ADSL の速度は出ているし、無線だし、で快適この上なし。バッテリも L なら 5 時間は持つので、AC アダプタも外して家の中でホームノマドしたくなっちゃいます。東京に住んでいた頃は 8 畳のワンルームだったので無線 LAN といっても単にケーブルの煩わしさがないということとトイレ LAN ができること(笑)くらいしかメリットがなかったのですが、部屋数の多い家だと本当に無線はあ りがたいですね。いやぁ快適快適。試しに駐車場から無線 LAN が届くかな?と思ったのですがさすがに鉄筋コンクリートはすり抜けてくれないらしいです。残念。 間もなく IEEE802.11a に準拠した 54Mbps 無線 LAN の実製品が登場しますが、ここまで環境が整ってくると私はもう当分 IEEE802.11b 環境は捨てられそうもないですね。実際 11Mbps(実効 6Mbps 程度)で不満になることといったらかなり大容量のデータ交換くらいでしょうし、私の環境では 8Mbps+のインターネット環境ももうしばらく先になりそうなので(といっても 8Mbps ADSL で 8Mbps フルにスピードが出ることはまずないですし、逆にフルスピード出たとしてもそのうち 1〜2Mbps程度無駄になったところで体感的にそう違いはないでしょう)しばらくは現行の快適環境で生活しようと思っています。IEEE802.11b で問題があるとすれば Bluetooth 環境が本格的に整ってきたときに相互干渉を考慮しなくてはならないときかな。IEEE802.11a が AP+カードで \4 万切ったら購入を考えても良 いですが、その場合でも無線ルータは単なるブロードバンドルータとして利用できますしね。 個人的には IEEE802.11a の方の本格普及はまだしばらく先だろうと考えています。とりあえず IEEE802.11a 機器は現行の IEEE802.11b 機器と同等のサイズで実現可能なことは証明されましたが、ある程度普及してきた IEEE802.11b 機器と互換性がないことや CF タイプの製品がまだ出てきていないこと、無線で 54Mbps の速度を必要とする場面がそれほど多くないことを考えると、価格や互換性の面で当面 IEEE802.11b を採用するメーカー・ユーザーが多くなるのではないでしょうか。特に ThinkPad の無線 LAN 搭載モデルに代表されるような IEEE802.11b 搭載 PC が徐々に売れ行きを伸ばしている現状を考えると。IEEE802.11a は今のところソニーと TDK が特に力を入れている以外、それほど噂になる段階でもないですしね。ブロードバンドコンテンツの配信や家庭内ビデオサーバーとしての VAI O というコンセプトを打ち出そうとしているソニーが IEEE802.11a を積極的に推したいというのはよく分かりますし、それがソニーらしさであるとも思いますが、PC のネットワーキングという観点で見ると当面 IEEE802.11b で十分、というメーカーが大半なのではないかな。Gigabit-Ethernet との共存や光無線 LAN、といった先の話を考えるとタイミングが難しそう。でも安くなったら私も買っちゃいますが(^^; そういえば、無線ルータの Ethernet ポートが 100BASE-TX 対応だったので手持ちの 5 ポートスイッチング・デュアルスピードハブが余っちゃいました。 ・・・ということはやっぱり車内 LAN?(笑) |
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昨日は結局書かずじまいでしたが、F707 の試し撮りを兼ねて立山の方まで行って来ました。久々に愛車を磨いたのでドライブしたいというのもあったし。 (写真はリサイズ以外、一切の加工をしていません) とりあえず立山駅からケーブルカーに乗って、立山登山の入り口ともいえる美女平(標高約 1,000m)へ。 本気で登山するつもりはなかったので、美女平周辺をうろうろして下ってきました。 その後、車で更に奥の方へ進み、国の天然記念物にも指定されている滝・称名滝へ。ちょうど落石被害のあった後らしく、滝壺付近までは立ち入れませんでしたが、一応滝を見て帰ってきました。 本当はそろそろ紅葉が見れるかな?と期待していったんですが、比較的麓の方だったということもあり紅葉はほとんど見ることができませんでした。上の方まで行ってもまだ 2〜3 割程度らしかったので仕方ないんですが、来月あたりまた見に行ってみようと思います。 (↑ムービー) 肝心の F707 なんですが、やっぱり素晴らしいですこのカメラ。操作系が F505 から随分変わったのでまだ慣れてはいないんですが、とりあえずレンズ部に移動したズームボタンとカメラを構えたときに自然と親指のくる位置に配置された十字キーがかなり使いやすい。カメラの起動、メモリースティックへのデータの書き込み、ズームイン/ズームアウトの速度が F505V よりかなり高速化されたのも大きいです。レバー式のズームボタンは二段レバーになっていて、軽く倒すとゆっくりズームし、重めに倒すと一気にズームします。途中で一度引っかかるようになっているので間違って押しすぎてしまうこともないし。 そしてやっぱり液晶ビューファインダ。F707 はこれに尽きるというか、これがなかったら私は F707 を買っていなかったことでしょうというくらい重要な要素なのですが、やっぱりビューファインダは良い。液晶モニタ自体も F505V より更に視認性が上がっているようで使いよいのですが、やはり「ファインダ越しの風景」は何か違います。環境光に影響されずに被写体を確認できる、というメリットは当然あるのですが、それに加えて「純粋に被写体と対峙できる」というか、本来のカメラの「カメラらしい」撮り方ができるというか、とにかく液晶モニタを使うデジカメ固有の撮り方とは心構えからして違います。今まで使ってきたデジカメが全て液晶モニタのみの機種だったというのも大きいのでしょうが、ようやく「本気で撮れる」デジカメを手に入れたと思っています。 マニュアルモードはかなりいろいろ設定ができて奥が深そうです。今のところせいぜいズームとフォーカスをマニュアル操作しているにすぎないのですが、画質面の設定に拘りだしたらかなりハマりそうな予感。F707 って仕様からいっても「マニュアルで撮ってなんぼ」のカメラだと思います。写真に関しては私はハッキリ言って素人なので、これを機にちゃんと勉強してみようかな。 話題の「ナイトショット」ですが、普段の使い方ではあまり活躍の機会もないだろうと思ったものの一応試してみました。 こんな感じで撮れます(ちょっと被写体から離れすぎたのであまり上手く撮れてませんが)。所詮赤外線カメラになるわけなので画質面では期待できませんが、フラッシュは焚けないけど写真は撮っておかなくてはならないという場面(そんなのあるのか?)では活躍するでしょうし、ネタとしてもそれなりにウケることは必至。まあこんな機能もありますよ程度でしょうけどね。しかしもうひとつの新機能「ナイトフレーミング」はけっこう活躍しそうな機能。暗いところでもしっかりフォーカスを合わせてくれるので、フラッシュ以外に光を焚けない場所でもフラッシュだけでちゃんとピントの合った写真が撮れます。どちらの機能もオートモードでの撮影しかできないのですが、そのくらいは大した問題じゃないかな。 とまあとりあえず素人なりの感想というか使ってみてのインプレッションをダラダラと書いてみましたが、F707 はさすがにけっこう注目のデジカメらしく Web 上にも特集記事がけっこう出ています。開発秘話とかプロカメラマンによるレビューとか、面白い記事が多いので是非読んでみてください。 インプレス「SONY Cyber-shot DSC-F707 特別レポート・ギャラリー 千年の森 -屋久島-」 http://home.impress.co.jp/magazine/digitalcamera/F707/index_g.htm インプレス「SONY Cyber-shot DSC-F707 最新機種インプレッション」 http://home.impress.co.jp/magazine/digitalcamera/F707/index_s.htm インプレス「SONY Cyber-shot DSC-F707 開発者インタビュー」 http://home.impress.co.jp/magazine/digitalcamera/F707/index_k.htm ZDNet「ソニー『サイバーショットF707』の夜間撮影機能を試す」 http://www.zdnet.co.jp/news/0109/27/sony_f707_m.html |
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遂に、戦争が始まってしまったのだろうか? ・・・本当は、この場所にはこういうことを書きたくないのだけど、何故か書かずにはいられない自分が居る。 湾岸戦争のときにそうであったように、今日、また戦闘機が飛び立っていった。旅客機がビルに激突したときの映像はあんなに生々しかったのに、戦争に往く人の映像はどうしてあんなにも現実感がないのだろう。まるで、ハリウッド映画か、ゲームの中のように。 テレビの中で、どこかので一番偉いはずの誰かが、「善と悪の戦い」と言っていたけれど、普遍的な「善悪」の基準なんてあるのだろうか?「戦争」なんて、いつも誰かと誰かの都合で行なわれているものだったのではないのだろうか? 「正義」・・・反吐が出る。人殺しの方便に過ぎないこの単語が、今も人の命を奪い続けているというのに。一つの閃光が、何百人という人の命を、幸せを、奪っているというのに。そのことのどこが正義なのか? 決してテロリストを擁護するつもりはないけれど、罪もない多くの、そして様々な国の人の命を奪ったテロリズムは絶対に許される行為ではないけれど、それでも、今行なわれている行為はそのテロと幾分も違わない行為なのではないのか?自分たちの掲げる「正義」で人を殺すだけの、自分たちの信念と違う信念の人々を殺して自分たちを正当化するだけの行為ではないのか?戦争は、ただお互いの命を奪い合うだけの、お互いに悲しみを投げつけ合うだけの行為だということに、何故気づかない。 ・・・みんな、麻痺している。戦闘機が飛び立っていく映像に、何ら現実味を覚えない私もまた、どこか麻痺しているのかもしれない。 あのとき、あの人は、 「信念が違う。これは、殺し合いにも等しいことだ」 と言った。本当にそうなのか?信念が違うから、殺し合ってもいいのか? 信念。 それほど大事なものなのか?ヒトの命を奪ったり、愛し合う者たちの間を引き裂いてまで保たなければならないほど大事な「信念」というものが、存在するのだろうか?絶対的な、普遍的な意味をもつ「信念」というものが、ヒトの間に存在するのだろうか? もし、そんな「信念」が存在するとしたら、私はその信念は「ヒト同士が、命を奪い合わないこと」だと思う。「信念」という、大義名分のために、無益に同じ種族の命を奪い合う生命体がこの地球のどこにいる?きっと、人間だけだ。もしかしたら、この考え方も、自分の中のものに過ぎないのかもしれない。この考えも、普遍的なものではないのではないかとすら思う。 でも、私は、「報復攻撃を支持します」と言うヒトよりも、「報復攻撃によって、中東でも NY と同じことが起きる」というヒトの神経の方が、よっぽど正常なのではないかと思うのです。いろんな考え方があると思うし、自分の考えを押しつけたいとは思わないけど、少なくとも私はそう思う。相手にただ悲しみを与えて何になる。仮にも「先進国」と呼ばれている国のすることじゃないよ。多くの国民の命を失ったことの重大さは分かる。その悲しみも分かる。しかし。しかし。 どうか、これ以上、無益にヒトの命を奪ったり、ヒトの「想い」を引き裂くような、「信念」に基づいた争いはしないでほしい。お願いだから。 # ごめん。明日からまた普通に書きます。 |
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Navin' You に待望の「日本詳細版」DVD-ROM が付属した「Navin' You 5 2001 EDITION DVD」が発表されました。 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/Software/PCQ-NYH55D/ 今までの Navin' You 専用マップは日本全域版、各地域詳細版がそれぞれ \6,000 程度で発売されていましたが、今回の DVD 対応版は Navin' You 本体に「日本詳細版」DVD が付属して \18,000。かなりお買い得です。しかも各地域詳細版のマップは特に地域の境目を越えるときに自動切り替えをしてくれるわけでもなく、その点での使い勝手がイマイチでしたが(あまり領域を越えるというようなドライブを頻繁にすることもないでしょうから大した問題ではないんでしょうが)全国の詳細地図が 1 枚の ROM に収録されることのメリットはけっこう大きいわけで。私も最近は専ら中部詳細版のマップを入れっぱなしにしていましたが、全国詳細版 DVD はかなり欲しい。というわけで買っちゃおうかな?と思っています。今のところ現バージョンユーザー向けのアップグレードパッケージの案内はされていませんが、アップグレードパッケージが出るとすればもう少し安価に(\12,000 くらい?)購入できるかもしれません。ま、アップグレード版がなかったとしても全国詳細版つきで \18,000 なら納得かな。 でも日本全域版 2 と中部詳細版 2 を買って 3 ヶ月しか経っていないのでちょっと悔しい気もします。詳細な地域がもう少し広くなっていてくれれば嬉しいんですが、おそらく現行の詳細版地図をつなぎ合わせただけなんでしょうね。今後のアップグレードでプロアトラス並とまではいかないまでも、もっと広い地域にわたって詳細地図になってくれると嬉しいなあ。>ゼンリンさん |
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えー、お寿司、食べに行ってきました。 お寿司といっても回転寿司なんですけどね。でもここ富山はさすが日本海側の海辺の街、というだけあって(山もいっぱいありますが)魚が美味しく、回るお寿司でも東京なんかで食べる下手な回らないお寿司よりも全然美味しいんですよね。で先日富山にみんなが遊びに来たときも回転寿司屋さんに行ったんですが、なかなか好評でした。 そんなわけでお寿司お寿司。 とりあえず、ぶりとろっす。 あ〜、もうとりあえず、大トロっす。 しかし慣れないカメラなのでオートモードでピンが合わず。なんかお皿にばっかりフォーカスが合っちゃって肝心の寿司がボケ気味です。(^^; やっぱり慣れている F505V や F55K と違って新しいカメラだとうまく撮れないっすね。明日は予定があるので×ですが、月曜日(祝日)はヒマなので天気が良かったら山の方にでも写真撮りに行こうかな。 ・・・え?新しいカメラって何かって? 一昨日発売になった「DSC-F707」っす。ボーナス一括。買っちまいました(^^; なんか東京の方では豊富に在庫があるらしいんですが、北陸の方にはほとんど入ってきていないらしい。富山と金沢で思いつく大手のお店を 6〜7 軒回ってみたんですが、どこにも在庫無し。ピットワンでは僅か 2〜3個入荷したものが予約分ではけてしまったらしく、COMP100 満ボルト では受注発注扱いらしく、コジマでは(店員さん同士の話を偶然耳にしてしまったのですが)「Cyber-shot の F707?あんなの F505V が捌けないと在庫しておく場所ないよ。予約は取れるけど」とか言っているし。デジカメの低価格化が進んでいる中で、\10 万を超える高価な機種でありながら一眼レフほど高級機でもないという位置付けの扱いの難しさからか、あるいはショップ側でも入荷が難しかったのかは分かりませんが、結局在庫はパソコンの館ただ一軒のみ。けっこう苦労して探してしまいました。 まだあまり使っていないので細かい使い勝手は分かりませんが、DSC-F75 から採用されている新しい操作体系に慣れていないのでちょっと戸惑っています。質感なんかはかなりいいですね。F505 より明らかに一回り大きく、材質や作り込みも更にこだわっている感じ。F707 を見てしまうと F505 がオモチャに見えます(^^; とりあえずもうしばらく使ってみてからレポートにまとめたいと思いますので、しばしお待ちを。 # ちなみに 128MB の白メモステ買いました。 |
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ソニーが今月 13 日(土)〜14 日(日)、六本木「ラフォーレミュージアム六本木」にてプライベートショー「VAIO EXPO 2001」を開催します。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/vaioexpo2001.html http://www.vaio.sony.co.jp/Info/Event/Vaioexpo2001/ 展示会といえばつい先日「WORLD PC EXPO 2001」が開かれたばかりですが、あそこでのソニーブースは MX と QR の展示に終始していて他の VAIO はあまり大きな扱いは受けていませんでしたが(新製品の発表前だったこと、VAIO ブースではなくソニーブースであったことなどの理由もあるのでしょうが)、WinXP 搭載モデルの発売を間近に控えたこの時期ですから、今度の VAIO EXPO では間違いなく最新モデルの展示が行なわれることでしょう。ということは、ニューモデルの発表日は 12 日(金)でほぼ間違いないでしょうね。昨年も VAIO EXPO の前日に発表していましたし。 私としても是非とも行きたいところなんですが、日程が・・・。ちょうど、12〜13 と会社の慰安旅行なので、行くのはかなり厳しいです。でもどうしようかなぁ。 |
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Intel がモバイル向け CPU 12 製品を一挙に発表しました。 ニュースリリース http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/011002a.htm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011002/intel.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0110/02/m_pentium_new.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/10/02/12.html ハイエンド向けの通常版 Mobile Pentium III-M 1.2GHz を中心に、低電圧版 Mobile PenIII-M 800/800A/750/733/700MHz、超低電圧版 Mobile PenIII-M 700MHz、低電圧版 Mobile Celeron 650MHz、通常版 Mobile Celeron 933/900/866/800A/733MHz とかなり幅広いラインナップとなりましたが、今回の新 CPU 群は全て Tualatin(0.13μmプロセス版 Pentium III)コアになっています。ほとんどが 133MHz FSB に対応しており i830M チップセットとの組み合わせを前提としていますが、クロック数の末尾に「A」がついているものと Celeron 900MHz は FSB 100MHz 版で i440BX/i815EM を採用した既存デザインのノート PC の延命用となっています。今までの Intel のネーミングルールだと「A」がつくものは L2 キャッシュが多かったり FSB が速かったりと高いグレードのものを指していましたが、今回は逆なのでちょっと紛らわしいですね。 今回の CPU は全て(今まで VAIO では GR にのみ採用されていた)Tualatin コアということで、拡張版 SpeedStep や大容量の L2 キャッシュ、やや低くなった発熱/消費電力という特徴をもっています(Mobile Celeron は SpeedStep 非対応)。間違いなく 1.2GHz は次の GR に搭載されるでしょうし、低電圧版 800MHz は SR の後継機種に採用されるでしょう。あるいはスペックがほとんど公表されていない QR では Celeron 733MHz に i830M という組み合わせもあり得ます。R505 もメインボードを刷新して Tualatin 900MHz〜1GHz クラスになりそうな気がします。 この新 CPU 対応のためにほとんどの機種のメインボードは新しく作り直さなくてはなりません。ということは、各機種のフルモデルチェンジがあってもおかしくないということ。夏商戦で明らかに在庫処分に走っていた SR は怪しいですし、WORLD PC EXPO 2001 の Transmeta ブースにほとんど出展していなかった C1 もひょっとすると、ひょっとするかもしれません。超低電圧版 PenIII が 700MHz で現行 C1VSX/K の CPU クロック(667MHz)を超えたことで、カタログ表記上も実パフォーマンスでも Crusoe C1 を超えるマシンになるわけですし。TM5800 がどの程度のパフォーマンスを実現するか分かりませんが、よくて TM5800 800MHz でなんとか PenIII 700MHz に太刀打ちできるか、という程度じゃないかな。 私個人としては、今の C1 の使い方では TM5600 600MHz で(Navin' You の画面スクロールでちょっとモタつくことと CF 型 PHS カードが安定しないことを除き)それほど不満はないので PenIII だろうと TM5800 だろうとどちらでもいいような気もしているのですが、ソニーさんが PercasTV を本気でやろうとしているならばマシンパワーはあればあるほどいいわけで、そういう意味では次期 C1 で ULV PenIII を採用といういきなりの路線変更もあながちあり得ない話ではないかな、とみています。だって Transmeta から Crusoe の生産委託を受けている IBM が突然裏切って ThinkPad 240Z、s30 で Intel に走ったくらいですからねー、何があってもおかしくはありません。というかそうでなければ PC EXPO でひとり突っ走っていた LOOX の説明がつきません。 ま、いずれにせよ近いうちに出てくるでしょう。今週中か、来週か。早く見せてよ!>ソニーさん |
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10 月です。もう秋なんですねー。なんか 10 日ほど前まで半袖で歩き回っていたような気がしますが(汗)、もう上着を着ていないと寒いくらい。しかし Athlon マシンが元気な音を立てている私の部屋は、冬場はエアコン要らずです(笑)。 VAIO GEAR の新製品、5GHz ワイヤレス LAN 製品が発表されました。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_1001.html アクセスポイント「PCWA-A500」 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/Acc/PCWA-A500/ PC カード「PCWA-C500」 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/Acc/PCWA-C500/ PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011001/sony.htm 先日の WORLD PC EXPO 2001 で参考出品されていた IEEE802.11a 規格に準拠した 5GHz 帯の無線 LAN 製品です。最大 54Mbps の転送速度を誇るため、100BASE-TX の有線 LAN 環境に混在させても 100BASE-TX との速度差をあまり感じることなく快適に利用できるでしょう。今までの IEEE802.11b 系無線 LAN は最大 11Mbps、実効速度で 6Mbps といったところだったため 8Mbps ADSL ではけっこうギリギリな感じでしたが、54Mbps も出れば B フレッツなんかでも快適なことでしょう。 実売価格はアクセスポイントが \5 万、PC カードが \2 万と 11Mbps 無線 LAN が出てきた当初と大して変わらない値段。現行の 11Mbps 無線 LAN とは倍くらい価格が違いますが、転送速度の差を考えるとこれから新規に無線 LAN 環境を構築するような人はこちらに行った方がいいでしょうね。 無線 LAN マニアな私としてもかなり欲しいところなんですが、これを周波数帯が違うので 11Mbps 無線 LAN と機器の互換性がないんですよね。干渉しないので同じ環境で混在させることは可能ですが、別系統のネットワークとして構築しなくてはならないのでコストがかかってしまいます。現状の無線 LAN にそれほどのストレスを感じているわけではありませんし、6 枚ある手持ちの無線 LAN カードが無駄になってしまうのももったいないのでしばらくこのまま行こうと思います。5Gbps 無線 LAN は他社製品が出揃って 1 世代くらい経って、価格がこなれてきたら導入しようかな、という感じ。 というかつい最近「あるもの」を発注したところなので、今 11Mbps 無線 LAN を切り捨てるわけにはいかなかったりします(^^; とりあえず新製品は周辺機器の方から発表された形になりましたが、肝心の VAIO 本編はどうなっているんでしょうね。とある方から匿名でいただいた情報によると、発売日は 10/26(金)とか。パッケージ版に先駆けて WinXP をプリインストールしてくるのは確実なはずです。 WinXP とか IEEE802.11a との絡みとか新 MX とか新 QR とか TM5800 とか気になるところは多いですが、今度の新 VAIO はどのようなモデルが出てくるのか。 近々 Mobile Pentium III-M 1.2GHz の発表があるそうなので、ニューモデル発表もそれに合わせてくるのではないでしょうか。 それまでもう少し、待ってみることにしましょう。 |
My Diary Version 1.21 [ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ] |