VAIO Column 特別編 「WORLD PC EXPO 2000」レポート
VAIO Column 特別編 「WORLD PC EXPO 2000」レポート
次は Palm と Crusoe 関係が中心ですね。
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何故かマイクロソフトブースに展示されていた Windows Me ロゴ入り Vitz。先日発表された車載コンピュータ向け OS、「Windows CE for Automotive」のプロモーションかと思ったんですが、WinMe のロゴが入っているからどうもそうでもないみたい。マイクロソフトのブースはあまり興味がなかったので(笑)よく見ていないんですが、なんか PC の展示会にクルマが展示されているのが面白くて思わず撮ってしまいました。
しかし MS のブースの前を通り過ぎるときに思ったんですが、やはり WinMe はあまり MS に力をいれてもらえない不遇な OS ですね。プロモーションもほとんど Win2000 ですし。
次は、最近デジカメに気合いが入りまくっているキヤノンブース。写真はご購入を考えている「PowerShot G1」とひたすらにらめっこするTamaさん(笑)。私もちょっと見てみましたが、かなりいいデジカメだと思いますよ、これ。マイクロドライブが使えるのも魅力的(私は持っていませんが)。ちょっと厚みがあるのが難点。あと液晶の追従性は Cyber-shot の方が上かな?
私はどちらかというと G1 よりも「EOS D30」の展示がかなり気になっていました。一眼レフのレンズがほぼそのまま使える(G1 もけっこう流用できますが)のは魅力ですよね。まあ私には高くて手が出ませんが。でもいつかはこのクラスのカメラを使ってみたいものです。
こちらは Palm ブース。他のメーカーとは違い、Palm ブースは Palm 社と Palm の周辺機器・ソフトウェアベンダーの合同出展場という雰囲気でした。異なるメーカーが一緒になって出展する、というのは Palm の世界ならでは、といったところでしょうか。
本当は私が行った翌日の 21 日には Palm のユーザーエキスポ「PUXPO2000」が同じく東京ビッグサイトにて開催されており、私も参加したかったのですが予定が合わず。残念・・・。
Palm ブースには気になる展示が多かったのですが、個人的に最も興味を引かれたのがこの「IrGEAR」(リンク・エボリューション)。携帯電話に接続する赤外線アダプタで、これがあれば一般的な携帯電話(cdmaOne はたぶん不可)でノキアNM502i のように Palm との無線接続が可能になるという製品。
この「IrGEAR」、単にワイヤレスモデム機能があるだけでなく、Palm 機がなくても他の Palm マシンに名刺データを送信できたり、Palm 上で携帯電話のメモリ編集ができるソフトが提供予定だったりとなかなか侮れません。しかも価格はアンダー \10,000 を予定とリーズナブル。「SnapConnect」が欲しいけど高い、ということで躊躇していた私には朗報です。これで Palm でも Web やメールが見られる・・・。11 月発売予定。
私は見れなかったのですが、VisorP-in Comp@ct が利用できる Springboard モジュールが展示されていた模様。Visor は間もなくカラー版も出るようですから、要注目です。というか私も乗り換えたくなってます(汗)。
写真からも分かる通り、この Palm ブースと Handspring ブースはかなりの盛況ぶりでした。日本国内での Palm の注目度が伺い知れますね。この盛り上がりは Palm や Handspring の相次ぐ日本法人設立の動きもさることながら、CLIE の登場によるところも大きいでしょう。
しかしこの Palm ブースのはす向かいにシャープZaurus ブースがあったのには笑えました。人だかりが全然違うんですもん。今後の Zaurus、ちょっと厳しいかもしれませんね。
こちらは NEC ブース。
話題になっている NEC の Crusoe 搭載ノート、「LaVie MX」です。見れば見るほど 505 のパク(以下自粛)。
反射型液晶ということで、各端末の上には卓上灯が置いてあり、これで液晶を照らしていたのですがやっぱりちょっと暗いかな?といった感じ。写真からも明るさの程度は分かるかと思いますが、屋内での使用は本当に明るいところでないと厳しいかもしれません。PCG-C2GPS のようにフロントライトオプションなんかも付けてくれればよかったのに。
で、LaVie MX の液晶を閉じてみたところ。開いたときは 505 っぽいんですが、閉じたときの質感は SR っぽい。意識しているのか、それとも今のノート PC のトレンドはこんな質感なのか。
液晶の裏側にバッテリを仕込んでいるだけあって、全体的にちょっと厚みはある感じですね。このマシンは C1VJ と違ってファンレスなのですが、いくら Crusoe といえどもファンレスだとそれなりに熱くなるようです。とはいえ Pen3 ノートとは比べものになりませんが。
富士通ブースです。やはり「LOOX」には富士通も気合いを入れているのか、たくさん展示されていて反響も上々といった感じでした。「LOOX S」は 1,024x512、「LOOX T」は 1,024x600 という変則的な液晶サイズですが、これは VAIO C1 で縦の解像度が足りないことに不満を抱いているユーザーを意識したものかもしれません。
いくつか発表されている Crusoe 搭載ノートの中で、この LOOX だけが下位モデルの「TM5400」ベース(LOOX S が 533MHz、LOOX T は 600MHz)なのですが FSB は 133MHz とパフォーマンスの違いが気になるところですが、ベンチは取ってません(^^;。あ、やっぱり期待した?(笑)C1VJ が出た時点で他のマシンのベンチ結果もぼちぼち雑誌に載り始めているため新鮮味に欠けるかな、と思って。案外スタッフさんの隙はつけそうな雰囲気だったんですけどね。

だいたい回ったところで(かなり端折っちゃってますが)次はお待ちかね、ソニーブースです。
→パート 3

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