VAIO Column 特別編 「Meet SonyStyle」レポート
「Meet SonyStyle」レポート
SonyStyle のイベント「Meet SonyStyle」に行ってきました。
春の新入学・就職シーズンを目前にしてソニーから数々の新製品が発表されたわけですが、この「Meet SonyStyle」は実際の発売前に製品に触れることのできる貴重な機会となりました。一週目、二週目はそれぞれの開発者の方がいらしてお話を伺えたそうですが、私の行った三週目は特に何もなかったようです(泣)。
しかし、VAIO VX、GRX、CLIE NR、Cyber-shot P9 と注目の新製品が目白押し、という感じで面白かったです。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

まずは VAIO VX7 から。
第一印象は「でかい!薄い!」でした。底面積が広いこともあり、薄さがかなり強調されて見えます。質感は SRX そのもの。そのまま延ばした感じですね。
ソニースタイル限定ということで「英語配列キーボード モデル」という札がありながら、よく見ると日本語キーボードモデルなのは内緒ですか?(笑)
液晶背面。
「アルミの弁当箱」SRX のデザインを踏襲しているので、雰囲気もだいぶ近いです。中央よりやや下に寄った VAIO ロゴも SRX そのまま。ただし、四隅が丸まっておらず全体的にスクエアなイメージで、これがさらに VX の薄さを強調している感じです。
上端だけはプラスチックパーツで、ここに無線 LAN のアンテナが入っていると思われます。
サイドビュー。かなりシャープな印象です。
2kg の重量がありますが、体感的にはもう少し軽いようにも感じます。なんか、筐体内もちょっとスカスカな感じ。多分基盤レベルまで SRX のものを使っているからでしょうね。
コネクタカバーの裏側が紫になっている(表側はシルバー)あたり、こだわりを感じます。
でも、PC カードスロットにはカバーがついておらず、ダミーカードなのはなんだかなあ。
キーボード下のスピーカ。1,700 個の穴が空いているという GRX のスピーカより圧倒的に多そうです(笑)。
聞いてみた感じでは、それなりに良さそうな音でした。
ボディ内側はポリカーボネート製で微透明。SRX と同じく LED がボディ越しに光ります。
これ、けっこう好きかも・・・。
今回も吉田カバン製の専用ケースを Sony Style 限定で販売するようです。
VX ジャストサイズのブリーフケース。何故か上下左右に取っ手がついているというワケの分からない仕様(笑)。
クッション性は高そうですが、VX 以外に何も入りそうにありません。かろうじてポケットに CLIE が入るかな?くらい。PORTER のロゴ入りドライブ入れも付属するようですが、ロゴが入っていれば何でも良いのか?という気もします。
最近 PORTER×Sony Style もちょっと飽きてきたというか、ちょっと練りが足りなくなってないですか?
鳴り物入りで登場した「Network VAIO」。
写真は撮ってみたものの、外見は JX10 そのものなのであまり意味がなかったことに気づく(笑)。でも「システム情報」には Network VAIO 仕様であることを示す「PCG-JX10GN」の表示がありました。
ソフトウェアダウンロード/アップロードサービスの画面。
なんかとりあえず画面と機能は実装しました、という感じで全然インタフェースが練られていない感じです。操作が直感的でないというか、次に押すべきボタンがどこか分かりづらいというか。まだまだ実験なんだなーというのがよく分かります(笑)。
外出先から PC 内のメールが読める「LinkGarage」もまだベータ版。っていうか、Java サーブレット(+たぶん IIS)っていうその仕様はどうなんでしょうか(^^;

なんか SRX のパーツを流用して間に合わせ的に作った感のあった VX ですが、実物を見るとけっこう悪くないかも、と思いました。質感は悪くなく、PC としても SRX がベースになっているため堅実で使いやすいマシンに仕上がっていると思います。高解像度を必要としないけど、大画面は必要、というユーザーにはかなりオススメしたいですね(安いし)。私も高解像度の上位モデルとか出たら欲しくなりそうです。
PORTER のバッグはイマイチかなー。なんか PORTER のロゴにこだわるんではなくて、もっとカバンとしての本質を追求してほしいです。別に PORTER じゃなくても良いものは良いんですから。
Network VAIO の方はまだまだこれから、といった感じですね。ソフトウェアダウンロード/アップロードサービスと LinkGarage だけでは購入理由にはなりませんし、現状の Network VAIO ソフトもまだまだベータ版の域を出ないものなので、よっぽどの物好き以外はまだしばらく様子見でしょう。発展途上のシステムを試行錯誤しながらいじる、という楽しみ方もありますが(笑)。
→パート 2

[Back] [Back to Top Page] Copyright (c) 1999 - 2005 Brown Sugar. All rights reserved.