VAIO Column 特別編 | 「Sony Dream World 2002」レポート |
「Sony Dream World 2002」レポート |
さて、お次はドラスティックなモデルチェンジが行われた VAIO デスクトップシリーズです。やっぱり RZ と HS には要注目。 ※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。 |
今回のデスクトップ VAIO ブースは RZ を中心に、あとは HS を少し、という感じでひたすら RZ のプロモーションに力が入っていたのが印象的でしたね。RZ+ルームリンクという組み合わせを売りたいソニーの意気込みが強く感じられました。 その一方で、Adobe の協力を得て Premiere のデモをやっていたり、ビデオ編集や DVD オーサリングのコーナーも充実していました。RZ70P もジョグコントローラが付属になっていよいよ「ビデオ編集機」として売り出そうという気があるんじゃないか?という雰囲気でしたし。でもこういうことをするつもりがあるならもう少し RZ70P の「ノンリニアビデオオーサリングマシン」的な性格を前面に出して売っても良いような気がします。以前あった「GARAGE」モデルみたいなものを出すとか、オーサリングに関係ないソフトを省いて安定性を向上させたものとか。Giga Pocket 中心の下位モデルと売り方が一緒くたになっているのが非常に残念。 新モデルも安定して売れ続けるであろう VAIO W はいいとして、気になるのは JX シリーズの今後。Giga Pocket を外したことについては「ユーザーや販売店が機種選定時に迷うことがないように、JX シリーズと HS シリーズとの違いを明確にするため敢えて JX シリーズの VAIO のエントリーマシンとしての位置づけを再定義した」みたいな説明をいただきましたが、前の JX11G シリーズは個人的に価格、性能、機能、拡張性の絶妙にバランスした良機だと思っていただけに JX の弱体化は非常に残念です。ま、これで今シーズン JX シリーズを買おうと思っていたユーザーの大半は W か HS に流れるでしょうから、せっかく出した HS が大失敗に終わるということはないでしょうが、うーん、もったいないなあ。 →パート 4 |
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