VAIO Column 特別編 [「Sony Dream World 2002」レポート]

VAIO Column 特別編

「Sony Dream World 2002」レポート

「Sony Dream World 2002」レポート

さて、SDWE2002 のレポート記事も佳境に入ってまいりました。
さすがに疲れてきたので（笑）残りのブースはポイントのみまとめて、という感じになりますが、とりあえずソニーエリクソンブース、CLIE ブースをどうぞ。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

	ソニーエリクソンブース。写真はソニエリブースのシンボルとして展示されていた au 向け端末「A3014S」の巨大モックです。携帯電話関係は PC にそれほど興味のない一般ユーザーにも気になるのか、かなりの賑わいを見せていました。現行製品、欧州向け製品、そして次世代モデル、と幅広く展示されていたのが印象的でしたね。
	写真は GSM 方式の携帯電話端末「T200」（写真左）と「T300」（写真右）。欧州向けの端末ということでやはり旧 Ericsson 端末のイメージを踏襲したスタイリッシュかつミニマルなデザインになっています。この他にも Bluetooth に対応した「T68i」の無線通信デモ等を行っていました。日本国内では「折りたたみ」「Java 対応」「カメラ内蔵」など端末が大きくなりがちな傾向にありますが、ヨーロッパの端末はどちらかというと Bluetooth を内蔵したコンパクトなストレート or フリップ端末に人気が集まるようです。
	こちらは GSM 携帯の最新モデルとなる「P800」。Symbian OS を搭載し、メモリースティック Duo スロット・ジョグダイヤル・CCDカメラ・Bluetooth・IrDA と機能てんこ盛りな PDA 型端末。それでいてこのコンパクトさを保っているのがすごい！フリップを開くと画面サイズが 2.5 倍くらいに広がるので、情報の閲覧性も高いです。画一的な折りたたみ端末ばかりが流行っている日本市場でも、この P800 の PDC 版が出たらかなりヒットすると思うんですけど。出してくれー＞ソニエリ
	あとは未来型ケータイのデザインモックとか。っていうか、もうここまでくると携帯「電話」じゃないですよね（＾＾；
	続いて CLIE ブース。モバイル端末関連ということで（？）ソニエリブースと隣り合わせになっていました。 CLIE ブースでは新発売の「カジュアル CLIE」PEG-SJ30 と Palm OS 5.0＋ARM プロセッサな CLIE の試作機が注目を集めていましたね。 SJ30 の方は生産が追いつかず、SDWE2002 の開催と同時発売のはずが一週間遅れてしまったのが残念です。
	CLIE ブースでは、ソニー製品以外の商品展示が盛んに行われていたことも印象的でした。 PDA ユーザーなら一度は利用したことのある「PDA 工房」さんや「Vis-a-Vis」さんといった大手オンラインショップの商品や、ハギワラシスコム・エクストリームリミットといったサードパーティの製品が展示され、まるで WORLD PC EXPO の Palm ブースのような雰囲気を醸し出していました。ソニーのイメージで統一された会場の中で、CLIE ブースだけは雑多な Palm コミュニティの空気そのまんま、といった感じでしたね（＾＾；
	さらにすごいことに、CLIE ブースにはなんとユーザーブース「クリエユーザーズコーナー」が設置されていました。メーカーのプライベートショーで、サードパーティならまだしもユーザーブースができてしまうというのは、異例中の異例なのではないでしょうか！？しかし、CLIE ユーザーがひっきりなしに訪れてかなりお忙しそうでしたよ（＾＾； VAIO ユーザーとしては CLIE のようなメーカーとユーザーの関係ってけっこう羨ましかったり。
	どんどん行きます。次は Bluetooth ブース。ソニーグループが発売中の Bluetooth 関連製品を、携帯電話や CLIE から AIBO に至るまでほとんど全て展示していました。写真は PC やケータイに保存された音楽データを Bluetooth で飛ばし、オーディオコンポで鳴らそうという Bluetooth Audio モジュールのデモ。オーディオモジュールも気になりますが、個人的には真っ赤な Qbric もけっこう気になります（＾＾；
	Bluetooth Audio モジュールはまだまだ開発中ですが、実際の商品化についてはけっこう具体的に検討しているようです。現在はカセットテープウォークマンくらいの大きさがありますが、Bluetooth 用のチップやアンテナ自体はメモステ程度のサイズまで小型化できることは実証済みなので、あとは操作ボタンやオーディオデータのデコードチップさえ何とかなればかなり小型化できるのではないでしょうか。

ソニエリブースは思った以上に人気が高くてびっくりしました。個人的に最近ケータイの新製品にはあまり興味がなくなっているせいもあるけど（＾＾；でも、この力の入れようや人気ぶりだと、最近「Ericsson がソニーとの合弁解消か」みたいな噂もありましたが、余計なお世話だったみたいですね。
CLIE ブースは SJ30 一色という感じでしたが、それ以上に今後登場するニューモデルが気になります。Palm OS 5.0＋ARM プロセッサの次世代 CLIE も年内には登場か！？と言われていますが、これまでのソニーの製品発表ペースを考えるとそれもかなり現実味のある話なのではないでしょうか。
とりあえず私は T シリーズベースで OS 5.0 機が出たら、逝ってしまおうかと。
→パート 11

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	ソニーエリクソンブース。写真はソニエリブースのシンボルとして展示されていた au 向け端末「A3014S」の巨大モックです。携帯電話関係は PC にそれほど興味のない一般ユーザーにも気になるのか、かなりの賑わいを見せていました。現行製品、欧州向け製品、そして次世代モデル、と幅広く展示されていたのが印象的でしたね。
	写真は GSM 方式の携帯電話端末「T200」（写真左）と「T300」（写真右）。欧州向けの端末ということでやはり旧 Ericsson 端末のイメージを踏襲したスタイリッシュかつミニマルなデザインになっています。この他にも Bluetooth に対応した「T68i」の無線通信デモ等を行っていました。日本国内では「折りたたみ」「Java 対応」「カメラ内蔵」など端末が大きくなりがちな傾向にありますが、ヨーロッパの端末はどちらかというと Bluetooth を内蔵したコンパクトなストレート or フリップ端末に人気が集まるようです。
	こちらは GSM 携帯の最新モデルとなる「P800」。Symbian OS を搭載し、メモリースティック Duo スロット・ジョグダイヤル・CCDカメラ・Bluetooth・IrDA と機能てんこ盛りな PDA 型端末。それでいてこのコンパクトさを保っているのがすごい！フリップを開くと画面サイズが 2.5 倍くらいに広がるので、情報の閲覧性も高いです。画一的な折りたたみ端末ばかりが流行っている日本市場でも、この P800 の PDC 版が出たらかなりヒットすると思うんですけど。出してくれー＞ソニエリ
	あとは未来型ケータイのデザインモックとか。っていうか、もうここまでくると携帯「電話」じゃないですよね（＾＾；
	続いて CLIE ブース。モバイル端末関連ということで（？）ソニエリブースと隣り合わせになっていました。 CLIE ブースでは新発売の「カジュアル CLIE」PEG-SJ30 と Palm OS 5.0＋ARM プロセッサな CLIE の試作機が注目を集めていましたね。 SJ30 の方は生産が追いつかず、SDWE2002 の開催と同時発売のはずが一週間遅れてしまったのが残念です。
	CLIE ブースでは、ソニー製品以外の商品展示が盛んに行われていたことも印象的でした。 PDA ユーザーなら一度は利用したことのある「PDA 工房」さんや「Vis-a-Vis」さんといった大手オンラインショップの商品や、ハギワラシスコム・エクストリームリミットといったサードパーティの製品が展示され、まるで WORLD PC EXPO の Palm ブースのような雰囲気を醸し出していました。ソニーのイメージで統一された会場の中で、CLIE ブースだけは雑多な Palm コミュニティの空気そのまんま、といった感じでしたね（＾＾；
	さらにすごいことに、CLIE ブースにはなんとユーザーブース「クリエユーザーズコーナー」が設置されていました。メーカーのプライベートショーで、サードパーティならまだしもユーザーブースができてしまうというのは、異例中の異例なのではないでしょうか！？しかし、CLIE ユーザーがひっきりなしに訪れてかなりお忙しそうでしたよ（＾＾； VAIO ユーザーとしては CLIE のようなメーカーとユーザーの関係ってけっこう羨ましかったり。
	どんどん行きます。次は Bluetooth ブース。ソニーグループが発売中の Bluetooth 関連製品を、携帯電話や CLIE から AIBO に至るまでほとんど全て展示していました。写真は PC やケータイに保存された音楽データを Bluetooth で飛ばし、オーディオコンポで鳴らそうという Bluetooth Audio モジュールのデモ。オーディオモジュールも気になりますが、個人的には真っ赤な Qbric もけっこう気になります（＾＾；
	Bluetooth Audio モジュールはまだまだ開発中ですが、実際の商品化についてはけっこう具体的に検討しているようです。現在はカセットテープウォークマンくらいの大きさがありますが、Bluetooth 用のチップやアンテナ自体はメモステ程度のサイズまで小型化できることは実証済みなので、あとは操作ボタンやオーディオデータのデコードチップさえ何とかなればかなり小型化できるのではないでしょうか。