VAIO Column 特別編 「PCG-U101」&「PCG-Z1/P」インプレッション
「PCG-U101」&「PCG-Z1/P」インプレッション
最後は「A4 Thin & Light」ノートの新シリーズ「PCG-Z1/P」です。写真撮影時はショーケースに入っていて触れなかったのですが、後で触ることができたのでその感想も合わせてご報告。
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全くの新シリーズ(カテゴリ的には VX の後継というのが一番近いかな)となる、PCG-Z シリーズ。なんというか、いきなり後光が差してます(笑)。U101 はアクセサリをイメージしたデザイン、と言われていますが、こちらは家具をイメージしたそうです。リラックス系の椅子とか。
でも私はフォーミュラカーのコックピットのようなスピード感を感じるのですが(角度とかも)、どうでしょうか。
Z1 の「羽根」右側。相変わらず後光が差していてすいません(汗)。 液晶を閉じても見える LED 配置とか、電源ボタンの透明パーツが突出していて電源状態が正面からでも見えたりとか、けっこう凝ってます。HDD のアクセスランプ等はスピーカグリルの隙間から見えるし。久々に復活のプログラマブルボタン(プログラマブルパワーキーにはならないらしい)はジョグに変わるインタフェースとして役に立ちそうです。
横についた電源ボタンの理由は「クルマのイグニッションキーのようなイメージで、電源投入を儀式にする」のが目的だったそうなのですが、なんかこのデザインがレーシングカーに見えた理由が分かった気がしました。
本体左側には各種インタフェースが。
液晶のヒンジにはカムが採用されていて、携帯電話のように「パチッ」と開閉します。
ほぼフルフラットになったタッチパッド周辺。このあたりは V505 シリーズと同コンセプトですね。
でもクリックボタンはもう少し大きめな方が使いやすかったような気がします。デザイン重視であまり使い勝手を考えていないのかな?と思いました。
キーボードはおそらく VX シリーズと同じものではないかと思われます。あまり長時間触れなかったので、キータッチに関してはよく分かりませんでしたが・・・。
それにしても液晶部との一体感が強調されたこのデザインはなかなかカッコイイかも。
マグネシウム合金製の天版。ソリッドなイメージですね。こうしてみると 14 インチって大きいんだな、と改めて思います。
ヘアライン加工されたアルミの VAIO ロゴプレートは、ヘアラインの向きなどを合わせるためにひとつひとつ工場で手貼りされているそうです(笑)。想像するととても微笑ましいですね・・・(^^;
今回の展示イベントでは、製品の展示だけでなく(というか展示自体はあまり強調されておらず)Intel の SE さんと VAIO Z、U の開発者の方を招いて簡単なセミナー形式で新製品の紹介が行われました(展示スタッフ向け説明会の一般公開という形)。
Centrino のプレゼンテーションでは、実際の Centrino の構成パーツを手に取って見ることができました。モバイル向けの CPU を手に取って見る機会なんてなかなかないので、興味深かったです。
ちなみに写真は真ん中が Pentium M プロセッサ、左が i855PM チップセットの MCH(Memory Controller Hub≒ノースブリッジ)、右が ICH(I/O Controller Hub≒サウスブリッジ)です。モバイル用ということで通常よりかなり薄く作られています。
こちらは VAIO U シリーズ(初代 U1 からずっと)の開発担当者の方々。写真は U101 と U3 での 3Dmark2000 のベンチ比較を行っているところ。U101 はぐりぐり、U3 はカクカク、という感じで全く勝負になっていません(泣)。
実査の開発者の方のお話ってなかなか直接伺える機会がないので、非常に面白かったです。

さて、一応新製品紹介とイベントのレポートとしてはこのくらいなのですが、実は今回はまだ続きがあります。
それは・・・。
→パート 4

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