VAIO Column 特別編 「Meet SonyStyle 2003 Summer Version」レポート
「Meet SonyStyle 2003 Summer Version」レポート
TR とか、ソニスタ限定規格の TUMI バッグとか。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

本体右側面には、ヘッドホン端子・マイク端子・USB・PC カード・Ethernet・アナログモデム端子が並んでいます。内蔵マイクもこのあたり。
PC カードスロットと USB 端子を一つのデザインにまとめてある処理はちょっと新しいかも。
左側面の手前側には USB、i.LINK(専用 DC-OUT 付き)、MG/PRO 対応メモスロスロットが集中しています。
メモステスロットは SR/SRX のようにパームレストから見える窓がなくなってしまいました。っていうか、「PRO」のロゴを入れるなら早く高速転送に対応しましょうよ・・・>ソニーさん
ファンの排気口の隣にはセキュリティワイヤの取付穴らしきものもありますね。どれだけ活用されるかは疑問ですが。
外部ディスプレイ端子は D-sub 15 ピンの VGA 出力が直出しでついています。旧機種とは違い、別売りのディスプレイアダプタが必要にならないのは嬉しいところ。しかし、これもどれだけ活用されるかは疑問ですね。セキュリティワイヤ穴といい、「ビジネスでもバリバリ使ってください」ということなのでしょうか?このデザインをビジネスで使うのは気恥ずかしい気がするのですが(^^;
液晶を閉じたところ。U101 譲りの「ルミナスミラーロゴ」が輝いてます。
カタログページでは白に見えていた外装は、実は明るめのシルバーでした。全て真っ白よりは男性にも受け入れられそうかな?
どうしても浮いてしまう「MOTION EYE」のパーツを、液晶面はスピーカ、背面は無線 LAN アンテナ部でうまくラインを合わせて処理しているデザインはなかなかよく考えられています。
本体底面は、メモリスロットっぽいものの蓋がある程度でスッキリしています。四辺を大きく面取りして少しでも薄く見せようという努力と、実際はかなり厚めということは非常に良く分かりますね(笑)。
メモリスロットの蓋らしきもののスリットから、放熱用と思われるアルミプレートが覗いています。やはり MicroDIMM で DDR ともなると、かなり発熱があるのでしょうか?
ソニスタ限定、数量限定の TUMI のブリーフケース。私はこのケースが欲しいんです。TR 要らないから(ぉ
サイズ的には TR より二回りほど大きくて、そこそこの容積はあるもののマチは薄め、スマートに見えるようなデザインになっています。素材はバリスティックナイロン・・・ではなく、バリスティックナイロンの 1.5 倍の強度があるという「フュージョン Z ナイロン」を使っているそうです。メッシュ素材の小物ケースも付属しています。
バッグにつけられた「TUMI」のメタルプレート。
PORTER のロゴを見飽きた目にはひじょーに新鮮に映ります(笑。

というか、黒×赤のデザインに TR はやっぱり似合わないと思うんですが・・・。
ファスナーの取っ手にもいちいち「TUMI」のロゴが入っています。形も変わっていて、TUMI のこだわりを感じてしまいます。
私ってこういうのに弱いんだよなあ。
ケース内部は「ピローフォーム」と呼ばれるクッション材で覆われています。これなら薄くてちょっと華奢なモバイルノートを持ち歩くのも怖くないですね・・・って TR 薄くないじゃん!!(ぉ
前面ポケットの裏地には、シルバー×グレーで TUMI のロゴ入りストライプの生地が採用されています。こういうところのオシャレにもこだわりを感じますね。
ちなみにこの裏地は今回のコラボケースが製品としては初採用で、今後のモデルでどんどん使われていく生地だとか。

VAIO TR は、やはり従来我々が考えていた「モバイルノート」ではないようです。少なくとも SRX の正当な後継ではないですね。実機を触っている間に、ふとマウスからもキーボードからも手を離して、リラックスした気分で画面に表示される動画を眺めてみたのですが、そういうステータスで見てみると「あ、こういう製品もアリかも」と思いました。
とはいえいわゆる「505」や「C1」のようにトンガったところがなく、どちらかというとマス向けの製品であるようなので、そういう意味での面白さには欠けるかな、と。小回りが利いてコストパフォーマンスが良く、女性受けの良いコンパクトカーに注力するのも良いのですが、やはりメーカーのコンセプトを象徴する F1 カーのようなマシンも必要だと思います。やっぱり、1 スピンドルのトンガったモバイルノートが出るまでは声を大にしてソニーに訴えていかなくてはならないでしょう。ソニーさん、F1 は直接の収益にならないとか言わずに作ってくださいよぉ。

TUMI のバッグは個人的にはかなりツボ。ブリーフケース好きな私はソニスタのコラボバッグでスマートなブリーフが欲しかったのですが、ブリーフって一つ間違うとおっさん風味になってしまうし、吉田が作るとカジュアルに寄りすぎてしまうし、で欲しいのがなかったんですよね。是非、今後も TUMI のようなかっこいいブリーフをまた作っていただきたいものです。というか、TUMI 売ってくれませんかソニスタさん(けっこう本気)。
→パート 3

[Back] [Back to Top Page] Copyright (c) 1999 - 2005 Brown Sugar. All rights reserved.