VAIO Column 特別編 「Do VAIO World 2004」レポート
「Do VAIO World 2004」レポート
それでは、type V に引き続き今回の VAIO のキーワードとも言える「Do VAIO」について、type V のハードウェアをベースにちょっとしたタッチ&トライという感じでレポートしてみたいと思います。
ある意味、これが今回のレポートの核かもしれません(^^;おそらく(VAIO Media のように失敗しなければ)今後の VAIO を語っていく上では「Do VAIO」は外して考えることはできないでしょうから、重要なポイントです。ここテストに出ますよ(ぉ
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。



「Do VAIO」=「VAIO する」ためのキーデバイスとなるのが、このリモコンです。同じデザインのリモコンなら前の VAIO にもついてたじゃないかって?いやいや、違いますよ。カーソルキーの上に見える「VAIO」のロゴが入ったいかにも重要そうなボタンが、これからの VAIO を変えてくれるのです。たぶん(ぉ

この「VAIO」ボタンを押すと・・・そう、"ビデオ・オーディオの統合操作環境"「Do VAIO」が起動します。
そして我々を迎えてくれる「Do VAIO」の起動画面には、我々が認識できるかできないかくらいの速さで歴代の VAIO のシルエットと型番がフラッシュしていきます。これまで 7 年間の「VAIO」の積み重ねが今の「Do VAIO」の礎になった・・・という歴代 VAIO へのリスペクト、そして歴代の VAIO の精神が全てこの「Do VAIO」に形を変え受け継がれているのだ、という想いが伝わってくる画面だと思います。私はこれに気づいたとき、一人で感動していました(笑
Do VAIO の起動が完了すると全画面モードで動き出すテレビ機能。もはや「Giga Pocket」という名前すらありません。
PSX のインタフェースをより進化させたようなメニューベースの UI。テレビ・ビデオ、音楽、写真、カムコーダの動画、光学ドライブのメディアをこの画面から一元的に扱うことができます。いわゆるアプリケーションランチャではなくこれ自体が VAIO の「環境」ということでしょうか。


基本的に PSX と同じくカーソルの縦、縦、横、横で操作していく Do VAIO の操作系。録画番組のタイトルが全てサムネイルつきで一覧表示されたり、操作メニューの表示が分かりやすい用語で表示されたり、PSX の操作性よりも練られていると感じられるところが多々ありました。反応もいったん Do VAIO が起動してしまえばあとは悪くないですし、ことあるごとにウェイト状態になる PSX や全体的に動作が緩慢な CoCoon・スゴ録よりも操作性は良いかもしれません。単に「観る」「聴く」ということだけを考えると、思った以上に良くできたアプリケーションかもしれないな、というのが触ってみての換装です。実は初期の「VAIO Media」の完成度の低い UI をイメージしていたので、ハッキリ言って期待していなかったんですが(笑)これは良い意味で裏切られましたね。



音楽再生機能もさすがに SonicStage をベースとしているだけあって、曲のタイトル表示は当然としてジャケット画像の表示(おそらく SonicStage 上で自分で設定するか、Mora サービスからダウンロードの際に画像もダウンロードしてくる)に対応していたり、音楽を再生しながらフォト機能のスライドショーを開始するといったことも当たり前のようにできてしまいます。この時点ですでに Do VAIO に機能で劣ってしまっている PSX、駄目ジャン・・・_| ̄|○
操作体系は基本的にトップから階層を追って目的のコンテンツに辿り着いていく(コンテンツのソース選択→各種検索→コンテンツ、くらいの階層)感じになります。どんな感じかというと、やっぱり公式の解説サイトを見た方が早いかな(笑)。
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Solution/DoVAIO/
しかもこれだけではなくて、各階層間、各アプリケーション間をシームレスに行き来してコンテンツにアクセスできるというのも新しいです。どういうことかというと、テレビ機能で録画済みタイトルを一覧表示させてメニューをスクロールさせていき、最後のタイトルに到達すると今度は次の「ミュージック」のカテゴリに移動する、という塩梅です。メニュー操作だと階層間の行き来が面倒かも、と思っていましたが、スクロールが飛ばせるとすれば場合によってはこちらの方が操作性がいいケースもありそうですね。しかも、各アプリケーションの切り替え(テレビ→ミュージックなど)時のタイムラグがほぼ 0 というのも驚きです。Do VAIO 内の各アプリケーションが本当にシームレスに扱えるレベルになっているということですから。



基本的にこの Do VAIO は全画面表示にしてリモコンで操作するのが前提ですが、マウスやキーボードからの操作にも対応していたり、また Do VAIO 自体を起動していなくても Do VAIO のアプリケーションランチャを常駐(画面右端)させておけばいつでも Windows 画面から Do VAIO のそれぞれのアプリケーションにダイレクトに切り替えられるというのもよく考えられています。とにかく Web 以外のコンテンツにアクセスしたければ Do VAIO を起点にする、というのが新しい VAIO のあり方なのかもしれないですね。

しかし、全てのアプリケーションがランチャではなくシームレスに扱える、ということはどういうことかというと、いわゆる Giga Pocket と SonicStage と PictureGear Studio と DVgate と WinDVD が全て起動している、ということとほぼ同義なわけですから、かなりメモリに負荷がかかっているんじゃないかな?と心配になってしまいました(^^;
そこで展示機(VGN-A60B)でメモリの使用量を調べてみたところ、Do VAIO のプロセスだけで 45MB 前後のメモリを使用するようです。イメージ的には 100MB 単位で使うんじゃないかと思っていたので少し安心しましたが(笑)、システム起動完了直後で約 255MB のメモリを消費しており、その上に Do VAIO を起動すると全体で 300MB 近いメモリを使用してしまうことになるため、メモリは最低でも 512MB にはしておかないと厳しいのではないかと思います。とはいえ、WinXP が快適に使える最低限のメモリ容量が 512MB と言われているので、WinXP の操作性の向上を求めて普通に 512MB まで増設(標準 256MB のモデルの場合)するようにしておけばまず問題はないと思います。Do VAIO を起動させた状態でバックグラウンドでメモリ食いの処理を走らせるという人も少ないでしょうし。
→パート 8 - type HX & type R

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