My CoCoon Days | New CoCoon Impression |
新 CoCoon「NDR-XR1」「NAV-E900」インプレッション |
2003 年の春モデルとして、CoCoon の新製品 2 カテゴリ 3 製品が発表されました。 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200304/03-0403/ これに伴い、Sony Style でも例によって「Meet SonyStyle!」イベントを開催し、新 CoCoon をいち早く体験できる場を設けてくださいました。私も早速参加し、新しい CoCoon の雰囲気をつかんできたので、ここでレポートしたいと思います。 NDR-XR1 の方はとにかく「自分の観たい番組を狙い録りして、録れたら片っ端から DVD にしていく」というアプローチみたいですね。「おまかせ・まる録 2」がついていないことからも分かるように、とりあえず何でも録画して溜めておきます、というものとは全く逆のアプローチであるということがよく分かりました。 しかし、編集能力としてはそこまで多機能ではない(普段ユースには十分な程度かもしれませんが)ことを考えると、「とりあえず複合機の必要に迫られたから出してみました」的な匂いがして、比較的凡庸なハイブリッドレコーダに落ち着いてしまっているような気がするんですよね。ネットワークも普段は番組表取得くらいにしか使わないですし・・・。内蔵の Web ブラウザを絡めた ISP のコンテンツ提供みたいな話もあるようなので、これの今後次第では化けるかな・・・という希望はなくはないですが、現状では「CoCoon」の名を冠する必要は必ずしもなかったかな、と思います。 期待されていたこのハイブリッド CoCoon ですが、誰もが当然つくものと思いこんでいた「おまかせ・まる録 2」がサポートされず、HDD は 80GB、DVD オーサリング機能もそこまで高機能ではない・・・と、スペックとしてもう一声足りないなあ、というのが正直なところ。本当は 3 月中にも発売される予定だったらしい、という噂を聞いたことがあるのですが、何らかの理由で一ヶ月遅れ、その隙に松下からドカンと発表された「DIGA」に完全にインパクトを奪われてしまいました。既存の VHS ビデオユーザーへの買い換え需要の喚起、という意味では松下の衒いのないアプローチの方が受け入れられるでしょうし、ラインナップの広さでも松下(と東芝)が完全に優位に立っています。NDR-XR1 は「CoCoon」シリーズであることの優位性をアピールできていないような気がするのですが、既存のテープメディアの置き換えに終わらない「ネットワークに繋がることの意味」をもう少し解りやすく見せてくれないと、競合製品との違いは伝わらないのではないでしょうか? 個人的には、コンセプト云々よりももっと高機能(有り体に言えばチャンネルサーバー機能搭載で、より高度な DVD オーサリング機能搭載)にしてくれれば、購入対象になったんですが、残念ですね。 後半はホームシアターシステムです。 →後半へ続く |
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