Road to Home Theater ホームシアターへの道

DVD プレイヤー DVP-NS900V
DVD プレイヤーを購入しました。
今までプレイヤー代わりに使っていた PlayStation 2 でも、S/PDIF によりドルビーデジタルサラウンドや DTS に対応していたり、映像も D 端子やコンポーネントケーブル(あるいは専用の AV マルチケーブル)による高品位な映像出力が可能であったりと、一般的な用途では PS2 の「おまけ機能」とは言えないくらいに機能的には十分ではあったものの、やはり操作性という点では専用機には一歩も二歩も譲るものです。特にリモコンの操作性がイマイチ・・・。というわけで、快適な操作性を手に入れるためにも早く DVD プレイヤーは欲しいところでした。

購入したのはソニーの「DVP-NS900V」。所有している AV アンプ「STR-DB1070」と同じレンジに属する製品で、発売時期も 2001 年のだいたい同じ時期。デザイン的にも性能的にもアンプとの相性はバッチリだろう、ということで選択しました。本当は後継機種の「DVP-NS915V」が出荷されたところだったのでちょっと迷ったのですが、アナログ端子が金メッキされていなかったり、サイズ・重量・価格ともに NS900V より劣る実質格下のモデルっぽい雰囲気だったので(部分的に NS915V の方が高性能なところもあったりするのですが、やはり価格からいって回路等もコストダウンされていそうな気がしたので)、ほぼモデル末期ではあったものの事実上の上位機種となる NS900V を選択したというわけです。

ソニー「DVP-NS900V」    \44,800 (税抜、楽天市場「赤札市」)



生産完了直後の在庫処分が始まっていたせいか、Web 上の安値店ではとても安かったです。NS915V の実売価格とほぼ同じくらいまで下がっていたので非常にお買い得でした。STR-DB1070 と同じく速攻旧モデルとなってしまうものですが、AV 機器は PC ほど陳腐化のスピードが速くないのであまり気にしていません。

ゴールド(ややシャンパンゴールドっぽい上品なゴールド)のアルミパネルを纏い、表示パネルはややミラーがかった高級感のあるデザインです。最上位モデル「DVP-S9000ES」には劣りますが、けっこうイイ感じ。STR-DB1070 とは見た目的にもばっちりハマります。



背面には映像系出力がコンポジット、S ビデオ、D 端子、コンポーネントの 4 系統、音声系出力がアナログ 2ch、光デジタル、同軸デジタルに加えてアナログ 5.1ch マルチチャンネル出力を備えています。NS900V は SACD マルチチャンネルに対応しているので、このマルチチャンネル出力から SACD マルチチャンネルの音声出力ができる(この機種が発売された時点では SACD や DVD-Audio のデジタルマルチチャンネル出力の規格が成立していなかったため、アナログのみ)ほか、内蔵のドルビーデジタル/DTS デコーダを使ったマルチチャンネルプリアウトもできるようになっています。このほか、映像信号のプログレッシブ/インターレース出力のハードウェアスイッチがあったりします。
SACD マルチチャンネル対応とその辺に付随する音声系の品質の高さ、およびプログレッシブ出力可能である点などが PS2 との大きな違いでしょうか。ホントはもっと(機能、クオリティの両面で)違いがあるんでしょうけど、まだよく分かっていません(^^;



付属のリモコンもやっぱり PS2 とは全然違って使い勝手が良いです。再生関連の操作ができる(早送り・巻き戻しがしやすい)ジョグダイヤルの他、バックライト付き液晶やスクロールボタンがついていて、シンプルながらになかなか使いやすい。TV や AV アンプの基本操作もできるので、ちょっとした操作ならばいちいち複数のリモコンを持ち替えなくても操作できるので楽です。でもある程度機器の数が増えてくるとちゃんとした学習リモコンが欲しくなりそう。

長くなってきたので、後半へ続きます。
→パート 2

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