VAIO Laboratory | 新型アクセサリ PCGA-AC51, CD51 |
新型アクセサリ PCGA-AC51, CD51 |
VAIO ノート 505 シリーズも世代を重ね、本体の設計が少しずつ変更されるとともに、さらなる使い勝手の向上のためにアクセサリ類のモデルチェンジも行われています。増設用メモリなど、仕様変更のために旧モデルでは使用できないものもありますが、旧機種である 505EX/64 でも利用でき、便利になるであろう新型アクセサリ・・・PCGA-AC51、PCGA-CD51 の 2 つを紹介します。 ※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。 |
CD-ROM ドライブ PCGA-CD51 | |
こちらは旧型の CD-ROM ドライブ「PCGA-CD5」。 今でもこのドライブを利用している方は多いのではないでしょうか。AC アダプタが必須なので、電源のないところでは CD-ROM を利用できません(まあ、そういう状況で使うことは少ないと思いますが)。 それはさておいても、いろいろとケーブルやアダプタが煩雑であまりスマートではありませんね。古い VAIO ではこのドライブだけが起動ディスクなしでのリカバリが可能というメリットはありますが、デザインの統一感を考慮しなければ、松下などの他社製ドライブの方が機能・性能面では優れているところも多いです。 |
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PCGA-CD5 はデバイスマネージャでは「MATSHITA UJDB110」と表示されています。 どうやら松下製ドライブの OEM 品を使用しているようですね。 それなら最初から AC アダプタ不要にしてほしかった・・・。 |
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こちらが、505/C1 シリーズ用の新型 CD-ROM ドライブ、「PCGA-CD51」。デザインが大きく変更され、従来のクラムシェル型からトレイローディング型になっています。肝心の CD-ROM の読み取り速度ですが、AC アダプタが不要になり、電源を PC 本体から供給する仕様になったため最高速度・平均速度ともに旧モデルよりも遅くなってしまいました。が、大きなアプリのインストールでもなければ体感速度的には大差ないですし、それ以上に AC アダプタが不要になったメリットの方が大きいでしょう。厚みは 505 本体よりも多少厚い程度です。 また、CD51 には、505 用のソフトケースと同様のデザインのソフトケースが付属しています。 |
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接続ケーブルや PC カードは、使用しないときには本体裏面に収納できるようになっています。これにより、大幅に携帯性がアップしています。まあ、多少重量があるので、よほどのことがなければ持ち運びはしたくないのですが。 PC カードの見た目は CD5 のものとほとんど同じで、接続方式も同じく ATAPI 方式です。本体収納時は裏返しになり、本体と一体に見えるようにデザインされています。PC カードの右横に収納されている三角形のものは、CD-ROM トレイの強制イジェクト用ピンです。両者とも実にうまく収納されていますよね。 |
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CD51 では、どうやら東芝製の「XM-1902B」というドライブの OEM 品を使っているようです。 このドライブを認識できる起動ディスクの作成については Windows 98(クリーンインストール編)の項に書いてあります。ちなみに、このドライブのドライバは、CD-R ドライブ「PCGA-CDR51」と同じドライバが利用できるようです。 |
505 用のアクセサリ類も、本体のモデルチェンジと同様に徐々に使い勝手や性能を向上させるために改良されています。中には、N505 シリーズ用 AC アダプタや C1 シリーズ用バッテリー、VAIO ノート系の増設メモリなどのように突然仕様が変更されて旧型のアクセサリが使用できなくなることもありますが、そうでない部分での改良は歓迎されるものですね。 本当は、CD-ROM ドライブのベンチマークを取ってみたかったのですが、ちょうどよいベンチマークプログラムが見つからなかったことと、CD5 の方をさっさと下取りに出してしまったため取れていません。そのうち、何とかしてデータを集めたいと思っています。 |
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