VAIO Laboratory C1VJ の HDD 交換法
C1VJ の HDD 交換法
最近の VAIO ノートには、ユーザーによる改造を禁止するための封印シール、通称「禁断シール」が改造上避けて通れないポイントに貼られています。これを剥がすと証拠が残り、改造したということで無償修理が受けられなくなります(修理自体を受けてもらえない、ということではないのでご安心を。対価さえ支払えば修理はしてもらえます)。しかし、これを乗り越えないと HDD 交換はできないわけで・・・。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

というわけで、これがその「禁断シール」。
「お客様がラベルを剥がされた場合 無償修理対象外となります。」というやや脅迫めいた(?)文面のシールが貼られています。しかしこれを克服しないと C1 は更なる強さを身につけることができません(謎)。まだ保証期間内だけど、逝っちゃえ、逝っちゃえ〜!(半分ヤケ)
・・・でなるべく慎重に剥がしたつもりなんですが、やっぱりダメ(T_T)。
筐体に残った「VOID VOID VOID....」という銀色の痕がショックに更に追い打ちをかけます(泣)。
悲しいのでシールと糊をきれいに取り払ってスッキリした方が後腐れもないってもんです。さらば保証期間。よろしく自己責任。
あとは何ヶ所かのフィルムケーブルを外してやります。
まずはキーボードの上側にあるフィルムケーブルを外します。ケーブルを留めているプラスチックの爪のようなものをマイナスドライバーの先などで跳ね上げてやればごく簡単に外れますが、フィルムケーブルはデリケートなので取扱いにはご注意を。
次に、キーボードを外した際にキーボードのフィルムケーブルを外します。
ここまで終わると、筐体の上面が外れるようになります。
露わになった C1VJ の内部。505 とは比べようもないほどに密集したパーツ類。
必要なパーツを必要最小限のスペースに詰め込んだ、って感じ。
一応三枚おろしはできましたが、これだけでは HDD に覆い被さるように配線されているフィルムケーブルが邪魔で HDD が取り外せません。というわけでこのフィルムケーブルを外します。
あと、念のため HDD の左上方に接続されている 2 本の細いケーブルを外してやった方が作業がしやすいと思います。作業中に引っかけて断線させちゃったりすると泣くに泣けないので、このあたりは安全を期してなるべく作業の邪魔になるようなものは外しておく方向で。
ケーブル周りの取り外しが終わったら、HDD の取付金具をシャーシに固定しているネジ(4 個)を外します。
で、最後に IDE コネクタを外します。これもマイナスドライバーの先でこじいてやって少しずつ抜いていった方が良いでしょう。勢い任せにやると HDD 側の IDE 端子が曲がったり折れたりして、最悪の場合 HDD が使えなくなることもあるのでここは慎重に。しかし 2.5 インチ HDD も 3.5 インチ HDD のように端子カバーをつけておいてくれればいいのに・・・。
これで HDD の取り外しまで終了しました。
しかしこうしてみると実相面積のほとんどを HDD と PC カードスロットが占めているんですねー。あとは空いたスペースに無理矢理詰め込んだ、みたいな。
C1 の内部構造を設計した方は、さぞかし片付け上手なのでしょう(^^;

HDD の取り外しまでが完了しました。あとは取り付けだけです。もうこの先を読む必要もないでしょうが、一応ね。(^^;

→HDD の取り付け

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