VAIO Laboratory カーボンルック C1 を更にカッコ良くしてみる
カーボンルック C1 を更にカッコ良くしてみる
というわけで、続きです。
最初、ks さんに C1VJ のカーボンルック加工をお願いしたときに、底面および SNC1 の蓋の加工もお願いしていたんですが、さすがに底面は凹凸や吸排気孔が多く、そちら側のカーボンルック化は無理でした(その後 ks さんの加工技術も格段にアップしたそうなので、今ならばフルカーボンルック化もお願いできるかもしれませんが)。それを思い出し、メモリの蓋くらいなら私にもできそうかな?と思い、やってみました。
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カーボンルック加工用のカッティングシート。ワコーという会社の「NATURAL LAND」という製品です(詳細よく知らない)。イエローハットにて購入。\1,980(定価 \3,000)。たかだか数 cm2 のためにはちょっと高価です(泣)。
おそらくカー用品店であればほぼどこでも手に入るはずなので、入手は容易だと思います。
SNC1 の蓋のサイズに合わせてシートをカットします。私はあまり深く考えずに蓋のサイズ+折りしろくらいの大きさで適当に長方形にカットしましたが、折り曲げ・折り込みまで考えて展開図を作った方が仕上がりはきれいかもしれません。ま、今回のは小さめなのでアバウトにやっても大丈夫だとは思いますが。
なるべくカーボンルックの編み目がまっすぐになるように気をつけます。ナナメったら格好悪いので。
おもむろに蓋に貼り付け、四辺を折り曲げます。四隅に余りができるのですが、私は適当にハサミで切った後、きれいに伸ばしてやりました。シートの厚みで蓋が閉まらなくなるとイヤだったので、今回は特に折り込みはせず余った分を四辺に沿って切り取りました。どうせ筐体が咬んでくれるので剥がれてくることはないだろう、という判断です。
あとはネジ穴の部分に穴を開け、ネジで留めるだけ。
本当は貼り付ける段階で空気が入らないよう霧を吹きながら作業したり、ドライヤーを当てて熱で伸ばしながら作業するのがセオリーなんですが、小さいし貼り直しもきくので普通にペタッで大丈夫でした。気泡が入ってしまわないように丁寧に作業する必要はありますが、Palm の液晶保護シートで慣れていたので大丈夫でした(笑)。
作業はけっこう簡単に終わってしまいます。天板をカーボンルックにしたときも思ったんですが、ちょっと走れるクルマのカーボンボンネット風でかっこいいです。「チューンしてあるぞ」感が出ているかな。

もともと蓋の色が気にくわなくて試した蓋のカーボンルック化でしたが、よく見ると蓋も擦れてけっこうテカってきていたのでちょうど良かったです。いくら L バッテリを常用しているとはいえ、底面は多少擦れるのでどうしてもテカってきてしまうんですよね。
そんなわけで、ずっとやりたいと思っていた SNC1 の蓋のカーボンルック化が成功しました。本当はカー用スプレーかタミヤカラーあたりで合う色を探してきて塗ろうかと思っていたんですが、こっちの方が手軽そうだったので(笑)。

完成したオリジナル C1VJ はおそらくまだほとんど同じ仕様にしている人はいないでしょうから、「Brown Sugar 専用」的な自己満足を得ることができています(笑)。ソニー関連の展示会に持っていって使っていると、けっこう注目を浴びるようなので、やって良かったなーと思います。
ノート PC でも特にどこにでも持ち歩く C1 のようなタイプのマシンは、必然的に人目に触れる機会も多いですから、この手の改造はけっこう楽しいです。皆さんもいかがですか?

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