VAIO Laboratory PCG-C1VJ ハードウェア・レビュー
PCG-C1VJ ハードウェア・レビュー
買っちゃいました。私にとって 2 台目の VAIO。実に 28 ヶ月ぶりのニュー VAIO ということになります。話題の新 CPU「Crusoe」を搭載した初の PC、「PCG-C1VJ」です。というわけでレビュー、いってみましょう。とはいえ私はあまりプリインストールアプリを使っていないため、ハードウェア中心のレビューになってしまいますが・・・。
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はい、ニュー VAIOです。
505EX が古くなってキーボードにそろそろガタが来始めていたり、クロックアップしたとはいえ MMX Pentium 266MHz じゃ少し物足りなくなってきたのとで、思い切って買い換えることにしました。使い勝手のことを考えると本当は B5 サイズのサブノートが欲しかったのですが、N505 の後継である SR の質感と厚みがどうしても納得がいかず、「どうせ遊びにしか使わないのなら」というわけでサイズ重視、C1 にしました。
液晶は 1,024x480 の「ウルトラワイド XGA」という変則的な解像度を持った横長液晶です。505 の SVGA が 800×600=480,000 ピクセルなのに対して C1 は 1,024×480=491,520 ピクセルと、画素数的には若干 C1 の方が上ですが、横長のためアプリのインタフェースデザインによっては SVGA よりも使いにくいこともあると思います。そのあたりの使い勝手は工夫することで逆にある程度メリットにしてしまうこともできるでしょうね。でも個人的にはカメラは要らないから縦を 600 にしてくれー、というのが本音だったりします。
私が手に入れた個体のドット欠けは、中央やや左下の方に「発色はしているけどやや色がくすんでいる」ドットが 1 個。ちょっと悔しいですが、ちゃんと発色しているし 1 個だけなのでまあ許容範囲かな。気になる程度ではありません。
Windows Me のシールの上の、Crusoe のロゴシールが誇らしげ。今までの「Intel Inside」を見慣れた目に新鮮に映りますね。でもあまりにサワヤカ過ぎてちょっと違和感すらあるかも(^^;
キーボードとポインティングデバイス。
キーボードは 505EX のものよりもきっちり、しっかり作ってある感じでけっこう丈夫そうです。キータッチもミニノートにしては上々。でも C1 にはパームレストがないので、長時間のタイピングにはパームレストを別途用意しないとちょっと辛いかもしれません。
ポインティングデバイスは IBM の ThinkPad と同様のものですね。3 ボタン式で、真ん中のボタンを押しながらスティックを動かすとスクロール動作ができるのですが、この中ボタンの位置が曲者で、右クリックをしたつもりが中ボタンだったりということが少なくありません。ThinkPad X20 のようなクリックボタンの配置だったら良かったのに。
キーボードの右上部には、各種アクセス LED と電源ボタン、MOTION EYE のキャプチャボタンがあります。アクセス LED にメモステ用 LED が追加されたのが C1VJ の目新しい点ですね。
ポインティングデバイスのクリックボタンもそうなのですが、電源ボタンとキャプチャボタンの配置にも少し不満があります。電源を入れようとしてキャプチャボタンを押してしまうことの多いこと(笑)。まあ慣れもあるのでしょうが、でも赤字が書いてあって形状的にも目立っている方のボタンが電源だと認識する方が自然だと思うのですが・・・。
C1 のアイデンティティ、MOTION EYE。
C1Xx のものと見た目的な差異はありませんが、プログレッシブスキャン 35 万画素 CCD にグレードアップしており、以前とは見違えるほど画質が上がっています。それでも 100 万画素デジカメと比べると勝負にならない程度ですが。
個人的にはこのカメラは要らないから縦の解像度を 600 ドットにまで上げてほしいですね。富士通の LOOX T の登場で 1,024x600 の液晶は生産されていることですし。でもソニーさんも「MOTION EYE は C1 の個性」とおっしゃっているのでこれは変わらないんだろうなあ。
えー、C1 の液晶背面。VAIO のロゴが凹んでます。実に私にとって初めての「へこ文字」VAIO(感涙)。
色は、SR 系で白っぽいです。質感も。つるつるです。つるつる。

次は、本体のポート周りを見ていきましょう。
→パート 2

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