VAIO Laboratory PCG-U3/P レビュー
PCG-U3/P レビュー
C1MSX を買ってから半年しか経っていないというのに、新しい VAIO ノートを購入してしまいました。VAIO U です。ちいさいものと黒いものに目がない私、「いちばん 小さい バイオ。」が黒くなったといったら買わいでか!というカンジです(ぉ
C1 が 2 台あるのにさらに U も・・・と購入する機種に偏りがあるような気がしますが、私の場合モバイル至上なのでどうしてもそっちに目がいってしまうんですよね。
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「黒い U」PCG-U3。私が購入したのは Windows XP Professional プリインストールでメモリを 512MB いっぱいまで増設した Sony Style オリジナルモデル「PCG-U3/P [WORKS] spec512」です。OS は実用上 Home Edition でも問題ないといえばないのですが、ほぼ自己満足のために Professional。メモリは発売当初のキャンペーンでサードパーティ製メモリを別途買うのと大差ない価格で 512MB モデルが選択できたので、迷うことなく spec512 を選択しました。
一般的に「黒い」と言われる U3 ですが、よく見ると本体はブルーブラック、液晶周りやポインティングデバイス周辺部はオフブラックのツートンカラーになっています。黒っぽくなったことで更に「ウルトラマン PC」と比較されることが多くなったように思いますが、完全なブラックにしないあたりが VAIO としてのアイデンティティというか意地のつもりなのでしょうか?遠目から見ると黒にしか見えませんが(^^;
ダークカラーはこれまでの U1 よりもさらに引き締まってコンパクトに見える効果もあるようです。
C1MSX とのサイズ比較。
奥行きはほぼ C1 と同サイズ、横幅が 70% といったところでしょうか。C1 が入るサイズのバッグであれば余裕で収めることができます。
高さも C1MSX とほぼ同じ。液晶の上端部に向かって絞ってあるデザインのせいで、C1MSX の方が若干薄く見えますが、実際は大差ありません。
でもトータルデザインでは C1MSX の方が洗練されている感じがしますね。
sigmarion II との比較。
横幅はほぼ同じですが、若干 sigmarion II の方が幅広です。奥行きは当然 U3 の方がありますが、sigmarion を持ち運ぶのとほぼ同じ感覚で U3 も持ち運べるでしょう。
しかし WinCE マシンクラスの筐体にフル機能の WinXP が動作するハードウェアを詰め込んでいるということには、改めてすごさを感じてしまいます。
キーボードはレイアウト、キーピッチともに sigmarion II とよく似ています。sigmarion II ユーザーの私はけっこうすんなり慣れることができそうな感じ。ちゃんと独立した [Delete]/[F1]〜[F12] キーや大きめの [Enter] キーのお陰で、U3 の方が入力はしやすいです。ま、それでもちまちま入力しなくてはならないことに変わりはないですが。
このクラスのキーボードでキータッチを語るのはナンセンスな気もしますが、U3 の方が若干クリック感がある感じになっています。キーピッチを考えなければむしろ C1MSX の軟弱キーボードよりも好みだったりして(^^;
U3/P はソニスタオリジナルモデルということで、購入時に Sony Style のロゴシールが付属してきました。しかし、本体が小さすぎて貼るところがない(普通は液晶のワクに貼ったりするんですが、液晶のワクの方が幅が狭くて貼れない)ので [スタンバイ] ボタンの上くらいにしか貼れません(^^;ソニスタももう少し小さいサイズのシールを付属してくれればいいのに。
同じくソニスタの購入特典であるプライバシーフィルタ。おなじみ住友スリーエム製。
最近出ている SRX や C1 用のプライバシーフィルタは液晶のワクのはめ込むように装着するのですが、VAIOU 用は古典的なテープによる貼り付けになっています。これがちょっと画面から浮いてしまう感じになるので、できればはめ込み式にしてほしかったところです。
※後日追記:どうもこのプライバシーフィルタ、シール状になっていて貼れるタイプだったらしい(^^;今はちゃんと貼り込んできれいな状態になっています。よく調べましょう>自分
プライバシーフィルタを装着して正面から見たところ。画面の右下が暗くなっているのはプライバシーフィルタによるムラではなくて、そういうデザインの壁紙だからです(^^;
正面から見た感じでは特に見づらいということはありません。でも、顔を近づけてよく見るとさすがにインターレース風の縞が見えますが。
斜め 45°から見るとこれくらい見えなくなります。写真は画面輝度を最大にした状態なので、モバイル時に PowerPanel の設定で輝度を落としたりするとほとんど真っ黒になるといっていいでしょう。
フィルタ自体は 505 で使っていたものに比べてずいぶん薄くなっていますが、遮蔽性は変わらず正面から見たときの視認性は上がっているようなので良いですね。でも、薄い分フィルタ自体がたわみやすいのが難点です。

VAIO U のハードウェア/ソフトウェアに関しては各所のレビューですでに言い尽くされた感があるので、今回のレビューはちょっと違う観点から見ていってます。次は、初代 U1 との比較等。
→パート 2

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