VAIO Laboratory Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
というわけで各種ドライバをインストールして、環境を整えます。それほど難しくないはずです。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

ディスプレイドライバ
まずは一番大事なディスプレイドライバです。これがないと画面が 640x480 でしか表示されないので、この先のセットアップもままならないため最初にセットアップします。
セットアップはダウンロードしてきた Win2000 対応ドライバの入っているフォルダにある「SETUP.EXE」を実行して、画面の指示通り進めるだけ。
再起動すると、ちゃんと Windows の画面が 1,024x480 のサイズで表示されているはずですが、万一表示されなかった場合には「コントロールパネル」→「画面」→「設定」タブ→「詳細」ボタン→「モニタ」タブから「このモニタでは表示できないモードを隠す」のチェックを外してやるとちゃんと 1,024x480 の解像度が選択できるようになります。
「画面のプロパティ」の「設定」タブの中で 1,024x480 の解像度が選択できていれば OK。

TrackPoint ドライバ
次に TrackPoint(ポインティングデバイス)のドライバをインストールします。ポインティングデバイスがちゃんと使えた方がその後の作業もやりやすいですしね、ということで優先順位を高くしてます。
TrackPoint は標準状態では「PS/2 互換マウス」として認識されていて、一応普通にマウスとしては使えるのですが、センターボタンが使えなかったりマウスユーティリティの機能も少なかったりと使い勝手に劣ります。というわけでダウンロードしてきたドライバに置換してやります。
「PS/2 互換マウス」を右クリック→「プロパティ」で表示されるプロパティウィンドウの「ドライバ」タブを選択し、「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
出てくる「デバイスドライバのアップグレードウィザード」から、「このデバイスに最適なドライバを検索する」を選択し、「次へ」をクリックします。
次の「ドライバ ファイルの特定」画面では「場所を指定」チェックボックスをオンにして「次へ」ボタンをクリックします。そして、ダウンロードしてきた Win2000 用 TrackPoint ドライバのあるフォルダを指定します。
ドライバの検索が修了すると、ウィザードは相変わらず「PS/2 互換マウス」のドライバをインストールしようとします。そこで、「別のドライバを 1 つインストールする」チェックボックスをオンにして、「次へ」をクリックしてください。
表示されるリストの中から「IBM PS/2 TrackPoint」のドライバを選択します。あとは画面に従ってインストールを完了させてください。

オーディオドライバ
オーディオドライバのインストールには、まず「コントロールパネル」→「システム」の「ハードウェア」タブ内からデバイスマネージャを起動します。デバイスマネージャの「その他のデバイス」の中にある「マルチメディア オーディオ コントローラ」がサウンドチップの実体です。
この「マルチメディア オーディオ コントローラ」をダブルクリックして出てくるプロパティウィンドウの「ドライバ」タブから「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
出てくる「デバイスドライバのアップグレードウィザード」から、「このデバイスに最適なドライバを検索する」→「場所を指定」で Win2000 用オーディオドライバのあるフォルダを指定してやると、ドライバがインストールされます。
ドライバのインストールが完了すると、再起動なしでいきなり音が出るようになります。

モデムドライバ
次に、モデムドライバをインストールします。
デバイスマネージャの「その他のデバイス」の中にある「PCI シンプル通信コントローラ」がモデムにあたります。このデバイスのプロパティを表示させて「ドライバ」タブから「ドライバの更新」をクリックして「デバイスドライバのアップグレードウィザード」を起ち上げます。
「デバイスドライバのアップグレードウィザード」では「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する」をチェックして「次へ」ボタンをクリックします。
インストールするハードウェアの種類に「モデム」を選択して「次へ」。
インストールするモデムの一覧が表示されたら「ディスク使用」ボタンをクリックして、Win2000 用モデムドライバを解凍したディレクトリのパスを指定します。
「Conexant HCF PCI Modem」が検出されるので、「次へ」をクリックして進めます。最後までウィザードを進めると、モデムドライバのインストールが完了します。

MG メモリースティックドライバ
MG メモステスロットは、見ての通りデバイスマネージャ内の「USB Memory Stick Slot」がそれにあたります。「デバイスドライバのアップグレードウィザード」を「このデバイスに最適なドライバを検索する」で進め、「ドライバファイルの指定」画面で「場所を指定」してダウンロードしたドライバのあるフォルダを指定すると、ドライバが検出されてインストールされます。

MOTION EYE ドライバ
MOTION EYE はデバイスマネージャ内では「その他のデバイス」の「マルチメディア コントローラ」と表示されています。このデバイスのプロパティから「デバイスドライバのアップグレードウィザード」を起ち上げ、ドライバをインストールしてやります。
「デバイスドライバのアップグレードウィザード」では「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する」をチェックして「次へ」ボタンをクリックします。
「ハードウェアの種類」では「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ」を選択して「次へ」。
「デバイス ドライバの選択」画面では「ディスク使用」を選択し、ダウンロードした Win2000 用 MOTION EYE ドライバのあるフォルダを指定します。

デバイスドライバのインストールは、基本的にウィザードから「このデバイスに最適なドライバを検索する」→「場所を指定」でダウンロードしたドライバの解凍先フォルダを指定してやれば自動的に検出してくれるはずですが、それで見つからない場合は「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する」→「ディスク使用」でフォルダを指定してやるとインストールできます。ドライバファイルが検出できなかったからといって焦らないように。
→デバイスドライバのインストール(後編)

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