VAIO Laboratory Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
デバイスドライバのインストール後編です。基本的なドライバは前節でインストールできましたが、今度は Sony Notebook Control や Programmable I/O などソニー独自のドライバです。HotKey や JogDial など、VAIO 特有のデバイスを動作させるためには必須のドライバです。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

Sony Notebook Control
デバイスマネージャの「その他のデバイス」に「不明なデバイス」が 2 つ存在しています。このうち片方が Sony Notebook Control、もう一方が Programmable I/O になります。
この「不明なデバイス」を右クリック→「プロパティ」で表示されるプロパティウィンドウの中で「リソース」タブがないものが Sony Notebook Control デバイスです。「ドライバの再インストール」ボタンをクリックして開始されるウィザードから、Notebook Control のドライバがあるフォルダを指定してドライバをインストールします。
ドライバをインストールする際に「不明なデバイス」の選択を誤って Sony Notebook Control に Programmable I/O のドライバをインストールすると、図のようにデバイスに「!」マークが表示されて使えない状態になります。もしこうなった場合、正しいドライバを再インストールしてやらなくてはなりません。

Programmable I/O ドライバ
Programmable I/O デバイスは、デバイスマネージャの「不明なデバイス」でプロパティウィンドウに「リソース」タブがある方のデバイスです。I/O を司るデバイスなのでリソースの確保が必要、という風に理解しておくと間違えにくいでしょう。
「ドライバの再インストール」ボタンをクリックして開始される「デバイスドライバのアップグレードウィザード」から、Programmable I/O ドライバをインストールします。

SonyUtilities
SonyUtilities のインストールも欠かせません。SonyUtilities の Win2000 対応モジュールを解凍したフォルダを開き、「SETUP.EXE」アイコンをダブルクリックして、画面の指示に従いセットアップを実行してください。
セットアップの終了後、再起動すればインストール完了です。
全てのドライバが正しくインストールされると、デバイスマネージャは画面の通りになります。

MG メモリースティックスロットの設定
MG メモステスロットは、WinMe プリロード環境ではドライブレター「S:」、MG メモステ専用アイコンで表示されています。しかし、Win2000 クリーンインストール直後は標準的なリムーバブルディスクとしてドライブレター「E:」で認識されています。そこで、MG メモステスロットのドライブレターとドライブアイコンを変更します。
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」より、リムーバブルディスク(ディスク 1)を右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を呼び出します。
メモリースティックスロット(ここでは E: ドライブ)のドライブ文字とパスの変更ウィンドウが表示されるので、メモリースティックスロットのドライブアイコンを選択して「編集」ボタンをクリックします。
「ドライブ文字の割り当て」リストボックスのプルダウンを表示させ、ドライブレター「S:」を指定して「OK」ボタンをクリックすれば、メモステスロットのドライブレターが変更できます。
次に、メモステスロットのアイコンを VAIO オリジナルの MG メモステスロットアイコンに変更します。
とりあえず、バックアップしておいた「MG_ICON.ico」を「C:\WINNT」フォルダにコピーします。
S: ドライブに MG メモステアイコンを設定するには、レジストリエディタにて以下の通り操作してください。
  1. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\explorer」に「DriveIcons」キーを追加
  2. 「DriveIcons」に「S」キーを追加
  3. 「S」キーに「DefaultIcon」キーを追加
  4. カーソルを「DefaultIcon」に合わせ、右ペインにて「(標準)」をダブルクリック。「MG_ICON.ico」を入力
以上の手順が完了後、再起動すると「マイ コンピュータ」内の S: ドライブが MG メモリースティックスロットアイコンで表示されています。

これで Win2000 環境の PC としては一通りの設定が完了しました。最後は必要に応じて VAIO オリジナルアプリケーションをインストールします。やはりオリジナルアプリあっての VAIO ですから、SmartCapture くらいは必須ですよね。
→ソニーアプリのインストール

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