VAIO Laboratory | Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編) |
Windows 2000 のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編) |
次に、ソニー製アプリのインストールです。 プリインストールアプリに関しては基本的にソニー以外のサードパーティ製アプリはインストールできませんので、パッケージ版を用意してインストールしなくてはなりません。また、ソニーアプリに関しても私は全てのアプリの動作確認を行っているわけではないので何か不具合のあるアプリがあるかもしれませんが、ご了承ください。 ※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。 |
ソニーアプリのインストール | |
とりあえずは以下のユーティリティ群をインストールします。
Smart Shared Library は Smart Capture を使うためには必須なので、Smart Capture をインストールする際は必ずリカバリ CD(を解凍したもの)インストールするようにしてください。また、Smart Capture をはじめとするいくつかのソニーアプリは UI Library がないと起動できません。このセットアップファイルはリカバリ CD-ROM に入っています(KCAP で抽出可能)。 Sony Notebook Setup、PowerPanel、JogDial ユーティリティ、HotKey ユーティリティ、CameraControl ユーティリティも VAIO の主要な機能を使ったり設定を行う上では入っていた方がいいユーティリティ群ですから、Win2000 対応モジュールをちゃんとインストールしてやるようにしましょう。Sony Notebook Setup サウンドサンプルは Sony Notebook Setup でサウンドのテストをするためのサンプルです。特になくても困りませんが、とりあえずインストールしておきましょう(^^; あとは各々のソニーアプリをアプリリカバリ CD-ROM を解凍したものからインストールします。どのフォルダにどのアプリが入っているかについては、アプリリカバリ CD-ROM の解凍についての解説を参照してください。私はとりあえず Smart Capture くらいしか入れてないですね。Navin' You はバージョンアップ版の CD-ROM を持っているので必要ないですし。 |
OEM 情報の復元 | |
「システムのプロパティ」に表示される OEM 情報を書き戻します。 といっても、バックアップしておいた「OEMINFO.INI」と「OEMLOGO.BMP」を「C:\WINNT\SYSTEM32」に書き戻すだけなんですけどね。これで「システムのプロパティ」に SONY ロゴとサポート情報が表示されます。 |
以上で C1VJ の Win2000 化は完了しました。安定性の低い WinMe から、堅い Win2000 にするだけで随分まともなマシンになった気がします。安定しているだけでなく、余計な常駐アプリなんかもクリーンインストールによって消えているので、動作も機敏になったと思います。よく雑誌や Web の記事で「Crusoe マシンは遅い」という評価を見かけますが、これは Crusoe そのものというよりも Pentium III よりやや反応速度の劣る Crusoe に安定性の悪い WinMe を載せ、その上に更にたくさんの常駐アプリやらプリインストールアプリやらをインストールしているプリロード環境の安定性の悪さ故であって、Crusoe 自体は「そこまで遅くない」CPU だと思うんですよね。 「使えない」と言われていた C1VJ ですが、メモリを 256MB に増設、HDD をお世辞にも速いといえなかった標準搭載の MHK2120AT から大容量かつ高速な IC25N030ATDA04 に換装し、Win2000 をインストールすることで見違えるようにいいマシンに生まれ変わります。さすがに Crusoe の弱点である「アプリケーション起ち上げ時の遅さ」に関しては劇的な改善は望めませんが、全体的な使用感としては MMX Pentium な 505EX よりはずっと快適。C1V シリーズでまだ WinMe で運用している方、入れてみる価値はあると思いますよ・・・。 |
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