VAIO Laboratory Windows XP のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
Windows XP のクリーンインストール(PCG-C1VJ 編)
というわけで各種ドライバをインストールして、環境を整えます。それほど難しくないはずです。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

ディスプレイドライバ
Windows 2000 ではちゃんと対応したディスプレイドライバをインストールしなければ C1 独特の 1,024x480 の解像度に対応できませんでしたが、WinXP では標準のドライバで 1,024x480 の表示が可能です。
コントロールパネルの「画面のプロパティ」→「設定」タブ→「詳細設定」と辿り、「モニタ」タブにある「このモニタでは表示できないモードを隠す」のチェックボックスをオフにします。
次に、「アダプタ」タブを開き「モードの一覧」ボタンをクリックします。
「すべてのモード一覧」が表示されるので、スクロールバーをスライドさせて目的の解像度と色数を選択し、「OK」ボタンを押して確定します。
Windows 2000 ではこの一覧からは表示できるモードの確認しかできなかったのですが、WinXP ではここで設定できるように仕様が変わったようです。
「画面のプロパティ」の「設定」タブの中で 1,024x480 の解像度が選択できていれば OK です。
ちなみに色数は 24bit か 32bit がお勧めです。どうやら WinXP は 16bit カラーだとアイコン類が 16 色で表示されてしまうというバグを抱えているらしいので、アイコンをきれいに表示したければ True Color にしておいた方がいいでしょう。
しかし、WinXP 標準のドライバではデュアルディスプレイ機能が利用できません。VCL から提供されているドライバをインストールすればデュアルディスプレイが利用可能になりますが、WinXP 標準のものに比べて重くなってしまうので、デュアルディスプレイが必要なければ標準ドライバを使った方がいいかもしれません。

TrackPoint ドライバ
(※以下、UI の表示モードを「Windows クラシック」に変更しています)
次に TrackPoint(ポインティングデバイス)のドライバをインストールします。
TrackPoint は標準状態では「PS/2 互換マウス」として認識されていて、一応普通にマウスとしては使えるのですが、センターボタンが使えなかったりマウスユーティリティの機能も少なかったりと使い勝手に劣ります。というわけでダウンロードしてきたドライバに置換してやります。
「PS/2 互換マウス」を右クリック→「プロパティ」で表示されるプロパティウィンドウの「ドライバ」タブを選択し、「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
出てくる「ハードウェアの更新ウィザード」から、「一覧または特定の場所からインストールする」を選択し、「次へ」をクリックします。
検索とインストールのオプション指定画面では「検索しないで、インストールするドライバを選択する」のチェックボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
インストールするドライバの選択画面では「互換性のあるハードウェア」として現在インストールされている「PS/2 互換マウス」が表示されています。
ここで「ディスク使用」ボタンをクリックして、ダウンロードしてきたドライバの保存先フォルダを指定します。
ダウンロードしたドライバを指定すると、ドライバ選択ウィンドウに「Sony Stick-type Pointing Device」が表示されます。これを選択し、「次へ」をクリックします。
インストールしようとしているドライバが Windows XP の互換性テストに合格していない旨の注意書きが表示されますが、無視して「続行」ボタンをクリックします。
ドライバのインストールが完了すると、TrackPoint が「Sony Stick-type Pointing Device」として認識されるようになります。中クリックボタンを押して、スクロール機能が正しく動作していればインストール成功です。

デバイスドライバのインストールは、基本的にウィザードから「一覧または特定の場所からインストールする」→「次の場所で最適のドライバを検索する」でダウンロードしたドライバの解凍先フォルダを指定してやれば自動的に検出してくれるはずですが、それで見つからない場合は「検索しないで、インストールするドライバを選択する」→「ディスク使用」でフォルダを指定してやるとインストールできます。ドライバファイルが検出できなかったからといって焦らないように。
→デバイスドライバのインストール(後編)

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