VAIO Column |
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東芝が 60GB・5,400rpm の 9.5mm 厚 2.5 インチ HDD「MK6022GAX」を発表しました。 ニュースリリース http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_07/pr_j3101.htm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0731/toshiba.htm つい 2 週間前にようやく 60GB・4,200rpm の 2.5 インチ HDD「MK6021GAS」が市場に流通し始めたところだというのに、もう 5,400rpm 版の登場ですか。3.5 インチ HDD の世界ではしばらく 5,400rpm でプラッタ容量が大きいドライブと、7,200rpm でややプラッタ容量が少ないドライブの二段構えという時代が続いていましたが、2.5 インチドライブの世界ではどうやら大容量化と同じペースで高速化も進められていくようです。ま、ブレードサーバーが注目を集める今、2.5 インチ HDD でも高速かつ大容量な製品が求められていますから、メーカーとしても力が入っているのでしょう。 量産出荷は 9 月ということですが、2.5 インチ HDD の開発で東芝にぴったりつけている IBM も間もなく追従してくるでしょうが、IBM の HDD 開発部門は日立への売却が決定してからちょっと元気がないように見えます。 ま、ともかく私は 5,400rpm の 60GB ドライブが現実的な価格になる頃には C1MSX の「禁断シール」を剥がしてみたいと思います(^^; ソニーから「MICROMV」カセットに対応した Handycam の新製品が登場。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200207/02-0731/ DCR-IP220K http://www.sony.jp/products/Consumer/VD/DCR-IP220K/ AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020731/sony.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0207/31/njbt_02.html 最初にニュースを見たときに「お、Cyber-shot U の発売から間もないのに早速 Handycam U が出てきたか!」と思ったのですが、違いましたね。現行の「Network Handycam IP」シリーズの最上位モデルという位置づけです。 現在の流れからいくと「Handycam U」なるモデルが出てくるような気がして仕方がないのですが、いくら MICROMV が小さいとはいえ光学ズームレンズやテープ駆動用モーターの実装のことを考えると、「DCR-IP7」あたりが現実としては限界の小ささのような気もします。 このデザイン、なかなかかっこいいですね。Cyber-shot F505 の Handycam 版、といった雰囲気です。今までありそうでほとんどなかった「インラインレイアウト」を採用しているのが最大の特徴。これはファインダと液晶モニタをレンズの軸に一直線に並べたデザインのことで、ファインダやモニタとレンズ、対象物が一直線上にくることで直感的なフレーミングが可能になるというメリットがあります。DSC-U10 なんかもそうですが、レンズとモニタに横方向の距離があると撮影時に違和感を感じてしまうものなので、このインラインレイアウトは良いかもしれない。通常、ビデオカメラはメカ部を実装しなくてはならないおかげでどうしても液晶モニタは隅っこに追いやられてしまいがちなのですが、小さな MICROMV を採用することでこのインラインレイアウトが可能になったんでしょうね。 しかし MICROMV カメラも DV カメラのひとつ下のカテゴリとして徐々に勢力を延ばしてきましたね。実は初めは「MD DISCAM」みたいな行く末を想像していたのですが(^^;やっぱり小さくてそこそこ画質が良いからかな?ま、あのサイズの中に デザインは良いし、性能もそこそこなので良さそうですが、ここまでサイズアップするくらいなら素直に「DCR-PC9」とか買った方が良いような気がしますね。 そういえば、以前掲示板で「VAIOethics はソニー製品もデジカメも扱っているのに、デジタルビデオカメラの話題は扱わないですね」みたいなことを言われたことがあります。確かにそうですね・・・理由としては、やっぱり私に奥さん子供さんがいないからでしょうか? 私はデジカメが好きで(いや、Cyber-shot が好きなのかも)Cyber-shot は複数台持っていますが(U10 を買って冷静に数えてみたら自宅に 5 台の Cyber-shot があることに気づいたときにはさすがに自分でも引きました(^^;)、最近は購入目的のほとんどが「作品を撮りたいから」という感じになってきているんですよね。F2 や F55K を買った頃は、Web の素材撮りやオモチャ代わりという理由の方が大きかったのですが、F505V あたりから「ちゃんと作品を撮りたい」という理由が大半を占めてきた気がします。P9 にしろ U10 にしろ、日常のスナップカメラという位置づけになっていますが、どちらかというと仲間や友人を撮るため、というよりも風景とか、瞬間とか、そういったものを撮るために持っているんですよね。そりゃ、飲み会にデジカメを持っていったりはしますが、思い出を見返したり浸ったりすることが滅多にない私は、そういったイベントを取っておくために撮ることはあまり本当の趣味ではなくて、「記録」とか「思い出」というものよりも、自分の目や感傷といった「演出」をかけた「作品」を撮りたいんだ、と思います。その「作品」をどこかに公開するにしても、しないにしても。なんか、記念写真とか、そういうのって、こっぱずかしくて。あと、カメラいじり自体が趣味になりつつある、というのもありますが(笑)。 だから、「記録であるか」「作品であるか」の境界線がスチルよりも更にハッキリしている「ビデオ」というものには、なかなか手が出ないんですよね。自主制作の映画を撮るとか、そういった趣味でもなければ個人で撮る動画なんてほとんどが「記録」か「思い出」でしかないので(誤解のないように言っておきますが、決してビデオカメラで子供や仲間を撮影することを否定しているわけではなくて、単に私にそういう趣味が(今のところ)ないというだけです)。以前、ビデオ編集を仕事(バイトですが)にしていて「何を伝えたいのか」「どうやれば主題を最も効果的に伝えることができるか」といったことを常に考えながら編集していた経験が、余計に「演出」のないビデオ撮影への苦手感を持たせているのかもしれませんが。そういう意味では、かっこよさ重視のビデオクリップの制作とか、VJ みたいなことも私には向かないのかもしれません。 でも、「カメラいじり自体が趣味になりつつある」デジカメの世界と同様に、ちょっと高級な DV カメラやカムコーダをいじる機会があるとけっこうワクワクしてしまうんですよね。だから、何かきっかけがあれば私も個人のデジタルビデオ編集に興味が出てくるのではないか、とは思っています。でも、それは自分に子供でもできない限り難しいかな・・・。 |
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オリンパスと富士フイルムがデジカメ用小型ストレージの新規格「xD-Picture Card」を発表しました。 ニュースリリース(オリンパス) http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/XD/n020730a.html ニュースリリース(富士フイルム) http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj945.html PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0730/xd.htm オリンパス・富士フイルムといえば、自社のデジカメにスマートメディアを採用しているメーカーの最大手になります。要するにスマートメディアの後継、ということになるのでしょうが、だからといって(メモステと Duo みたいに)スマメとの互換性が保たれるということはないようです。 デジカメ用記録メディアには主にコンパクトフラッシュ、メモリースティック/Duo、SD/MMC、スマートメディアと規格が乱立気味だったものの、デジカメ本体のシェアが以前とは変わってきたせいもあって、スマメ陣営は最近やや劣勢気味でした。ここでより小さな記録メディアへのスイッチによって、より小さくデザインの自由度の高い製品を投入するためか、記録メディアの小型化に踏み切ったわけですが、「なぜ今さら」という気もします。 メーカーのリリースには 「一層小さなデジタルカメラを開発して欲しい」 「一層大容量の記録メディアを利用したい」 「各社のデジタルカメラの記録メディアが異なっているが、ひとつの記録メディアをいくつかのタイプのデジタルカメラで利用したい」 という声に応えた、とありますが、むしろ規格が増えると混乱するだけなんじゃ・・・。ユーザーにやさしいという意味では、オリンパスとフジが折れて SD なりメモステなりを採用した方が早い気もします。ま、他メーカーが権利を持っているメディアを採用すると、スロットにライセンス料が課されるとかいろいろ問題もあるんでしょうが。結局のところ中のフラッシュメモリなんてほとんど同じ規格で、ガワとコントローラチップが違うくらいなんだからわざわざ違う規格を作らなくても・・・と思います。うーん、ユーザーにやさしくないなぁ。 もともとスマートメディアは端子の接触面があからさまに剥き出しで、見るからに信頼性が低そうだったのですが、実際にデータが飛ぶという話はそれなりにあったらしいです。最近のものは知りませんが、あの端子形状を見るとどうもスマメ採用のデジカメは買う気がしないんですよね。xD-Picture Card ではそのあたり改善されているかと思ったら、相変わらずっぽく見えますね。なんか、あまり使いたくないなぁ。サイズ的には最後発なだけあって SD や Duo よりも小さく、今のところデジカメ用としては世界最小・最軽量ということらしいですが、このクラスになるとほんの 1〜2mm の違いはカタログスペック上のアドバンテージでしかないし。 著作権保護機能は一応それらしいものはついているみたいですが、ほとんど謳われていません。開発・採用メーカーがほとんどカメラ中心のメーカーなだけあって、オーディオプレイヤーへの採用はあまり考えていないのか。ポータブルオーディオへの展開を考えなければ、長期的には生き残れないような気がするのですが・・・。 SD が定着して Duo も製品ベースのものが世に出てきて、当分は大容量化中心に進みつつシェア争いをするんだろうな、と思っていたこのジャンルですが、意外にも長らく静かだった陣営からの新規格。流れ的にこの規格が他の規格を駆逐するということは考えにくいですが、Cyber-shot P/U シリーズのような本格的なコンパクトデジカメが出ていなかった両メーカーから、意欲的なコンパクトデジカメが登場する契機になるのであれば、期待したいところです。 |
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毎週月曜日の恒例行事となった「VAIO 5th Anniversary」サイトが更新されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/5th/ うーん、そろそろ中だるみの時期かな?(^^;個人的にはイマイチかも。 ユーザー参加型の画像投稿イベントも始まってますが、どれくらい盛り上がるんでしょうか。「Digital Imaging Cup」ってなんか Adobe と提携した Photoshop/Elements の宣伝イベント的な側面が垣間見えてどうもなあ。テクニック的なことは本職の方が参加してきたら素人とのレベルの違いは明らかなので、アイディア勝負で審査してほしい感じです。 どの程度反響のあるイベントになるか蓋を開けてみないと分かりませんが、とりあえず私も応募してみるかな。少なくともかつてのバイオネットワークサービスのネットワークイベントよりは盛り上がってほしいけど。 VAIO U のソニスタ×吉田カバンオリジナルバッグが販売開始しています。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/U/Project/Bag/ 吉田カバンも最近飽きてきましたが、これは悪くないじゃないですか。メインのバッグは割とフツーっぽいけど、Cyber-shot P シリーズも入るサブケースがいい(笑)。ソニスタにて VAIO U を購入した方限定でしか購入できませんが、権利と興味のある方はどうぞ。 さて、連日のネタとなりますが、Cyber-shot U です。 なんかその後いろんな人から「買わないって言ってたじゃねーか!!」みたいなツッコミを受けまくっています(^^;そういえば昨日はいきなり実写レポートだったので、前後しますが今日は私が U10 を買うまでをお話ししたいと思います。 というか、最初は本当に買うつもりはなかったんですよ。メディアージュで実機を見て U10 の実力はだいたい分かったつもりでいましたし、これなら P9 を持っている私が手を出すまでもないかな、と思っていたのは事実です。何度か店頭で迷ったことは事実ですが(^^; そんな中、先週後半になって再び各メディアで U10 のレビュー記事・実写画像が公開され始めます。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0726/cyber.htm http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/0,,10280,00.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/0207/24/n_minic.html 多くがメーカーの提供を受けた半広告記事であることは明らかなのですが、広告的な意味合いを差し引いても参考になるものが多く、また案外 それでも、まだ買うほどのことはなかったんですが、先週一週間は会社でいろいろあったりして、ストレスが溜まっていました。「あー、なんか買わないとやってられない!」と思い(←買い物依存症かよ)お手軽な価格だった U10 が目に止まった、というわけです。給料日直後のサラリーマンが衝動買いできてしまう価格の U10 ってある意味恐ろしい。 ほとんどの店舗で在庫がない、あるいはピンクしかないという状況の中、高岡までクルマ飛ばして探しに行ったさ。で、\23,200 でゲット。ついでにアクセサリキットとソフトケース(ブラック)を購入。という感じです。 色的にはホワイトはみんな持ってる感じだったので、比較的かぶらないだろうブルーにしてみました。所有してみるとブルーの色も悪くないですね(ちょっと COOLPIX2500 っぽく見えなくもないけど)。ソフトケースは限定カラーのレッドやオレンジはブルーにはどう考えても合わないので、無難にブラックを選択。黒ならカバンにぶら下げるのにも違和感がありませんから。このソフトケースのデザインもあまりカメラカメラしてなくて、どちらかというとアクセサリっぽい雰囲気なので、首から提げていてもあまり違和感がありません。ただ、ストラップを通す穴があるんですが、これにストラップを通してしまうと途端に使い勝手が悪くなるんだな。というか、あまりソフトケースには入れずに裸のまま首から提げるスタイルがほとんどになりそうな気がします。 アクセサリキットについては、いざとなればアルカリ電池も使えるみたいなのであまり必要ないかな、とも思ったんですが、つい流れで購入(笑)。急速充電はできれば便利だし、バッテリにも充電器にもちゃんと「Cyber-shot」のロゴが入っているし、嬉しいことに単三ニッケル水素電池も充電可能なので、ポータブルステレオ等に単三のニッケル水素電池を買ってやっても使えます。でも、せっかくコンパクトな U10 なので、予備バッテリや急速充電器を持ち歩くことは旅行以外ではまずなさそうです。市販の一次電池も使えますしね。 ともかく、思ったより気に入ってしまったので、今日から早速カバンの片隅に忍ばせて通勤しています。出勤日でしかもクルマ通勤だとなかなかシャッターチャンスには恵まれませんが、何気なくカバンに入れておいても邪魔にならないサイズなのが良いですね。仕事上のメモ代わりに活躍してくれる場面もありそうですし。ただ、スーツのポケットに入れるには EXILIM の方が向いていそうなんですよねー。 |
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さて、いろいろと物議を醸している私の U10 ですが(笑)、今日さっそく近所の公園(といっても大きめの公園です)に試し撮りに行ってきました。あいにくの曇り空だったんですが、実は撮ってみると U10 の傾向がはっきりと判ったかも。 写真は同アングルでの DSC-P9 との比較を中心に行っています。DSC-U10、DSC-P9 とも全てデフォルトのオート設定、ワイド端で撮っています。なお、双方ともに 1,280x960 の解像度で撮影し、Photoshop にて 640x480 にリサンプルした以外は一切の加工を施していません。 一見して判るのが、U10 と P9 のコントラストの差。明らかに U10 の方がコントラストがはっきり、くっきりしています。U10 が内部的にレベル補正を行って、画像のコントラストを立ち上げているのが判りますね。曇りの天候であるにも関わらず、まるで晴天のような鮮やかさです。 ただ、そのせいもあってか、例えば木の先端の方で葉っぱと空の境目の部分が白飛びしているなど、U10 の方が細部の情報が飛んでしまっているように見えます。自動レベル補正の弊害ということもあるのでしょうが、内蔵 A/D コンバータの性能の違い(P9 は 14bit、U10 は不明ですがおそらくそれ以下)が大きいのでしょう。 U10 は鮮やかで、芝生の色や遊具の原色系の色がよく出ています。が、ある意味「作られた画」という印象を受けるかも。P9 は U10 と比較してしっとりめの質感で、(縮小画像だと判りにくいですが)細かい芝の一つ一つまで再現できているのに対し、U10 の芝は全体的につぶれ気味。カメラ内部でシャープネス処理をかけているようで、エッジを立てているようには見えますが芝生の芝生らしさまでは出せていないような気もします。質感は全体的にオモチャっぽい(プラスチックっぽい?)感じに撮れていますが、これに慣れればこれはこれでアリかな、という気もします。 マクロ撮影や近くの対象物に関しては、U10 でもディティールがつぶれることなく表現できています。しかし縮小しないサイズ(1,280x960)で見ると細部のきめ細かさは P9 にやや劣るかな。 ピントの合い具合は U10、P9 ともに大差ない(P9 もけっこうハズしてしまうので)のですが、U10 は液晶モニタで細かいピン具合までは確認できないので、同じアングルでも複数枚撮らないと不安ですね。 でもこの写真では、古びたベンチの雰囲気はむしろ U10 の方がよく出せているようにも見えます。 U10 のシーン別撮影モードのテストに、水田をオートモードと「ビビッドネイチャーモード」で撮影してみました。 「ビビッドネイチャーモード」では青や緑が強調され、風景が鮮やかに表現されるらしいですが、実際撮ってみると「う〜ん・・・」。確かに緑色系の彩度は上がったように見えるけど、ちょっと黄緑色がかった不自然な印象になっている気がします。 総括として、画質的には P9 や F707 の画を見慣れた目で見るとちょっと人工的すぎる画作りのようにも思いますが、レタッチしなくてもそれなりに見れる画質にチューニングされているので、このカメラが本来ターゲットとする層にはむしろ向いているのかもしれません。本当は後でもう少しレタッチしたいんですが、F707 とかでない限りデジカメの画像にはレタッチが必須で、P9 の画質でも私はレタッチしてしまうので、レタッチを前提に考えるとむしろ後であまりレベル補正しなくていい U10 は楽でいいのかな。つぶれてしまった白や黒はレタッチではどうしようもないのが痛いですが・・・。 また、P9 と違い U10 はレンズが固定なこともあって P9 よりも画角が若干広く、P9 よりも一歩引いた画になるので(本当は P9 が一歩前に出た画になっていると言った方が正しいのですが)フレーミング時には意識して一歩前で構図を決めた方が良さそうです。 元々の画素数の違い(なんといっても 3 倍違いますからね)や A/D コンバータの性能の違いのせいで、同じ解像度でも画像の細かさではどうしても P9 に敵わない部分こそありますが、U10 は日常的に使うデジカメとしては思った以上の性能だと思います。ハッキリ言ってカメラとしての性能という点では U10 のことをバカにしていたのですが、実際撮影してみて考えが変わりました。これは思った以上に実用になりますね。光学ズームはいざというときにあると便利なものですが、どちらかというと無くても何とかなることの方が多いですし。 起動時間は 16MB のメモステを使う限り(U10 では先日購入した Duo を使ってやることにしました)U10 の圧勝。今まで「速い!」と思っていた P9 ですが、レンズの出てくる時間がかかるため U10 の爆速に比べるとまるでカメのようにさえ思います。液晶モニタも、昼間の屋外で見る限りは反射型液晶の U10 の方が向いていますね。ただ、反射型なので屋内や夜ではかなり厳しいものがありますし、明るいところでもカラーバランスや細かいピントの確認ができないクオリティでしかないのは辛いところです。 基本的に P シリーズ以上にフルオートカメラなので、設定すべきところもほとんどないのですが、(今回の撮影ではあまり実感することができませんでしたが)ホワイトバランスやマクロ時の AF 等はフルオートらしくもう少しインテリジェントな方がありがたいな、と思います。特にホワイトバランスはメディアージュで撮影したときにも思いましたが、あまり頭が良くありません。プリセットのホワイトバランスモードを選択できるようにするか、もう少しオートホワイトバランスをチューニングするかしてほしいところ。 そんなところでしょうか。不満というか改善すべき点はたくさんあるとは思いますが、それらを差し引いても十分に面白いカメラだと思いました。今後のモデルでの改善に期待というか、思ったように改善されてきたら買い換えてしまうかもしれませんが。 一日無意味に首から提げて歩いていたんですが、これだけ小さいとあまり意識せずに(アクセサリ感覚、と言ったらちょっと大げさかな?)持ち歩くことができますね。U10 を構えてもあまり「カメラを構えている」という気分にならず、気軽な感じで撮れます。起動音や撮影時のシャッター音がオモチャのような電子音なのが却ってそういう気分にさせるのかもしれませんが(^^;とにかく気負わずに、気軽に日常を拾っていけるカメラだと思います。なんというか、ソニーは「ビジュアル・ブックマーク」とかカッコつけたスローガンを掲げていますが、私が使ってみた印象としては「日常のいろんな瞬間を、ハサミでちょきちょきするように切り取れるカメラ」といった感じです。 「大げさなこととか、気負いなんていらない。Cyber-shot U といっしょに、外に出よう。」 私なら、こんなコピーをつけたいですね。 |
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今日は、みなさんに謝らなければならないことが一つあります。 先日の Column にて書いた以下の一文ですが、撤回させてください。 > ま、魅力的な製品であることには間違いないですし、欲しいには欲しいんですが、私自身としては「買うほどでもないかな」というのが正直な気持ち。 あはは。(汗 |
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Cyber-shot U の発売を受けて、PC Watch にかなり詳細な使用レポートが掲載されています。 プロカメラマン山田久美夫の「カシオ EXILIM」、「ソニー サイバーショットU」比較レポート 〜大人気超小型デジタルカメラ対決 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0723/yamada.htm なんか日曜に私がちらと販売店を覗いてきた感じではそれほど反響が大きいようにも見えなかったのですが、実際はかなり売れているみたいですね。売り切れ店続出という話も聞きました。 記事の方はカシオ「EXILIM」との比較を中心に、画質や使い勝手、持ち運びのスタイルといったところがポイントとなっています。画質はやはり Cyber-shot らしいというか、華やかめな色調補正や強めのエッジ強調など、レタッチなしでも観賞・出力に耐えうる DSC-P シリーズにけっこう近い(分かりやすい、ともいう)画質みたい。ただ、コンパクトなだけに機能もそこそこでしかないので、ホワイトバランスや AF 精度はやはり P シリーズに比べるとずいぶん劣るようですが。私もメディアージュで展示機を触ってみて思ったのですが、AF 精度が低めなのは致命的かもしれません。液晶モニタが「大まかにフレーミングができる程度」の表示性能しかないため、ちゃんとピントが合っているかどうかまで確認できないんですよね。P9 なら合っていなければそこでピンの取り直し、となるのですが、合っているかどうか分からないのでとりあえず何枚か撮っておいて後で確認、それでもピンボケ写真しかなかったら残念でした、となってしまうのは、非常にリスキーです。 しかし、やはりその機動性はかなり魅力的。P9 も起動速度や書き込み速度はかなり高速化され、シャッターチャンスを逃すことは少なくなりましたが、それでもカバンから取り出す→ソフトケースから取り出す→電源を入れてレンズが出てくるのを待つ→フレーミング→撮影、というステップを踏むことはそれなりに億劫で、ふと道端でネコと目があった瞬間、とか、ちょっとしたハプニングを目撃した瞬間、とか、そういうときに「ちょっと撮ってみよう」と思えないのが自分でも寂しいんです。もし仮に私が U10 を持っていたとしたら、ソフトケースなんかには入れずにそのままトートバッグに放り込んでおくなり首から提げているなりして、思いついた瞬間に「サッ、パカッ、カシャッ」とできるんだろうな、と思います。まさに「恋に落ちたら撮る」ってやつ?(笑) ま、魅力的な製品であることには間違いないですし、欲しいには欲しいんですが、私自身としては「買うほどでもないかな」というのが正直な気持ち。一応 P9 があるし・・・。懸賞で当てるのがベストかな(笑)。 というのも、やはり新シリーズの初号機なので、今後の改善の余地がアリアリなんですよね。CCD はコストさえ折り合いがつけば 200 万画素クラスを載せることは難しくないでしょうし、メモステ Duo が 32〜64MB まで大容量化すれば Duo 専用機として更にコンパクトにできるでしょうし、デザインとか、インタフェースとか、まだまだ完成度を高められる部分はたくさん残っています。何とか回転レンズ機構を採用してくれれば間違いなくソク買いなんですが、それが駄目なら U10 の小型化技術と屈曲光学ユニットを組み合わせて、回転レンズながらも光学ズームのついた「DSC-F77」とか出してくれたら、そっちの方が嬉しいかも。 VAIO U といいこの Cyber-shot U といい、結局現在まで私の手が滑らずに(笑)いるのはやはり「面白さ」よりも「今後の期待感」が大きいためです。Cyber-shot U に関しては先述のように液晶モニタの表示性能とかもう少し薄くとかデザインを洗練させてとかありますし、VAIO U もせめてもう一声(はみ出しているバッテリ分は)薄くとか PC カードスロットの位置を考えてとか TrackPoint とワイドスティックのデュアルポインティングデバイスにしてとかいった要望があります。そういった「ここをこうすればもっと良くなるのに!」といった部分が、驚くほどのコンパクトさとか凝縮感とかワクワク感を若干上回っているんですよね(少なくとも私にとっては)。 しかし、「U」というキーワードで結ばれたこの 2 製品に、多くの人が(久しくソニー製品に抱けていなかったレベルの)ワクワク感を抱き、実際に反響を呼んでいるのも事実です。これには、単に「小さいから」という理由で片づけられない、何かもっと本質的な理由があるような気がします。おそらく、その感覚は私たちがかつての「PCG-505」や「DSC-F1」を初めて目にしたときに抱いた印象に近いものがあるのではないでしょうか? 一昨日更新された「VAIO 5th Anniversary」サイト内「MAGAZINE's eye」で、PC Watch の伊達編集長が「最近のバイオはマーケティング主導っぽくなっていて、『新しい技術を使って作ってみる』みたいな製品が少なくなってきている」といったことを仰ってましたが、それを呼んで「ああ、私が『U』シリーズを見て抱いていた感情って、こういうことだったのか」と、ハッとさせられました。最近の VAIO がやろうとしているアプローチというのは、確かに「VAIO」として向かうべき方向性ではあるでしょうし、業界の流れや売り手の立場から言えば「ソフトウェア主導、サービス主導」になっていってハードウェアなんてダム端末じゃないけど適当でも良いよね、という思想であったように思います。でも「U」というコンセプトに基づいた 2 製品に限っては、開発者の「とにかくとことんまでやってみたい」という意地のようなもので溢れているような気がします。どんな使い方をされるか分からないけど、自分たちの技術を結集して面白いものを作ってやろう。初代 505 の液晶脇に隠されたスタイラスといい、VAIO U の ThumbPhrase といい、何に使えるのかイマイチ分からないし、最終的には使いもせず存在すら忘れてしまいそうなものもありますが(笑)ユーザーはそのギミックがついていることに満足する。「所有する喜び」というものは、その製品に反映された「作り手のこだわり」の別の側面なのだと思います。その「所有する喜び」を最もストレートに感じることができるのは、ソフトウェアでもサービスでもなく、形あるハードウェアなのだ。そのことを、サービス主導になりつつある最近の VAIO に毒されて、すっかり忘れていました。 昔から、ソニーは数ある企業の中でも特に「ニーズのないところにニーズを作り出すのが得意な企業」、品のない言い方をすれば「要らないモノを売りつけるのが得意な企業」(笑)だったように思います。その中でも顕著なのは、ソニーをソニーたらしめた初代「ウォークマン」だと思います。それまで、外出先で、あるいは歩きながら音楽を聴くということは通常あり得ない行為だったのが、ウォークマンの登場により今やごく当たり前の行為になっている。それまで「いつでも、どこでも」使うわけにはいかなかったものを、とにかく小さく作って「いつでも、どこでも」使えるようにしてしまう。「U」のコンセプトって、ウォークマンそのもの、ひいてはソニーの本質そのものではないかと思います。とにかく小さいモノの中に、びっくりさせるようなギミックを凝縮する、そういった製品を技術者に好きなように作らせて、。「うちらは好き勝手作ってみたから、みんなも好き勝手使ってみてよ!」とでも言うように、あとは得意のコマーシャルに乗っけて消費者に放り投げてみるうまくいかないものもたくさんありますが、成功すればそれは普遍的な製品になれる。 「Ubiquitous」「Useful」「Ultimate Mobile」「User Friendly」・・・たくさん後付けの意味を込められた「U」のコンセプトですが、本当は、作り手もユーザーも、何も縛らず、好きなように作って/使ってみてよ、という「Unlimited」の「U」がいちばん相応しいのではないか、と思います。今後、もしかしたらもっといろいろな種類の「U」がソニーから登場するかもしれません。が、「小さいから」という表面上の意味での「U」ではなくて、小さいからいつもそばに持っていることができ、それを使う時間も、場所も、使い方も「Unlimited」な「U」がたくさん登場してきてほしいと思いますね。そうすれば、「U」は単なるムーブメントではなく、一つのカテゴリとして定着できるのではないか・・・そんな気がします。 |
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US Sony Style から CLIE のニューモデル「PEG-SL10」が登場しました。 PEG-SL10 http://www.sonystyle.com/home/item.jsp?itemid=45721 PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0723/sony.htm MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/23/14.html 触れ込みは「クレジットカードサイズの CLIE」といった感じみたいですね。実際にはクレジットカードよりもやや大きいですが、いわゆる「B5 ノート PC」というのと同じイメージでしょうか。実機を見ていないので確実なことは言えませんが、確かに PEG-T シリーズよりも一回り小さい印象だそうです。 デザインは最近のシンプル&フラットな T/NR シリーズとは少し違って、ややスポーティな印象。それでも直線を活かしたデザインであることには違いないのですが、やはり米国先行モデルだけあってアメリカナイズされたデザインに見えます。 機能的には OS 4.1 を搭載したモノクロ機、ということで PEG-T400 の機能限定版、といったところ。モノクロなので画像や動画再生には向かない上、音楽再生機能がないなどごく普通の Palm 機となっていますが、小さいことや単四アルカリ電池 2 本で動くこと、そして何より安い($149.99)ことを考えると、Palm をあくまでツールとして使う向きやエントリユーザーには人気が出そうな気がします。 「クレジットカードサイズ」ということで、実際のところどのくらい小さいものか?と思い、mm 換算の上他の CLIE と比較してみました。
数字だけで見ると、驚くほど小さいという感じでもないみたいですね。長さが T シリーズよりも 1.3cm 以上短いものの、幅は T シリーズよりも若干広めだし、厚みが 16mm 以上もあります。厚みがあるおかげで、体積がかなりある(T400 の実に 1.5 倍)なのも気になります。しかし、102g と圧倒的に軽いことを考えると、実際に持ち歩く感じとしては T シリーズよりもかなりコンパクトに感じられるかもしれません。ちょうど、薄さ主体のアプローチである EXILIM と、小ささ主体で作られた Cyber-shot U の対比と同じようなものでしょうか。 最近「ちんまい端末」にやたらと力を入れているソニー。VAIO、Cyber-shot ときたら次は CLIE でしたか。VAIO U、Cyber-shot U のように「同じシリーズの中でも圧倒的に小さい」というほどではないものの、フットプリントと軽さという点では新記録に達した CLIE SL。モノクロゆえ、カラー液晶全盛の日本市場への投入予定はない、ということですが、この筐体にカラー液晶を搭載することができれば日本でもそれなりにヒットは期待できるかもしれません。あるいは、今回開発した技術に更に磨きをかけて、近い将来 TypeIII PC カードサイズくらいの「CLIE U」として出してきたりはしませんかね。個人的には、この「U」コンセプトはソニーの中でまだしばらく続いているものだと思っているのですが・・・。 |
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月曜日です。 毎週のお楽しみ、VAIO 5 周年記念サイト「VAIO 5th Anniversary」が更新されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/5th/ こんかいの「chronicle」は VAIO COMPO PCV-M シリーズ。個人的にもかなり気に入っているモデル(PCV-M シリーズ本体は持っていないけど、かつて専用 MD プレイヤー MDS-PC1 は所有していたくらい)だけに、なかなか興味深いモノがあります。開発コードネームが「Enoshima」だったというのは、スタイリッシュな M シリーズのイメージからするとかなり意外かも(^^;やっぱり夏は M シリーズでサザンをかけるべきなのでしょうか?後継機種である PCV-MX シリーズや PCV-MXS シリーズあたりは「Shonan」「Kamakura」といったコードネームがついていそうな気もします(笑)。M シリーズはやはり VAIO の VAIO たるゆえんというか、最も「VAIO らしさ」を体現したモデルだと思うので、505 シリーズや XR シリーズと同じくらい思い入れを持っているユーザーさんも多いのではないでしょうか。最近では、「ミュージックサーバー」を超えた「AV サーバー」の片鱗を見せ始め、フラッグシップである RX シリーズを押しのけてデスクトップの最前面に出てきそうな予感すらします。続けて MX シリーズ、MXS シリーズの特集も見てみたいですが、次あたりそろそろ C1 か XR じゃないかな? VAIO 5th Anniversary サイトの中でも白眉といえるこのコンテンツ「chronicle」ですが、9 月に書籍化されることが決定したようです。VAIO の書籍、といっても VAIO Style あたりは買う気がしませんが、chronicle が大幅加筆されて書籍化されるのなら、購入してみたいかも。 「PEOPLE special」は相変わらずイマイチかな。登場する芸能人のファンなら嬉しいでしょうが、VAIO ユーザー的観点から見ると「VAIO らしく」使いこなしている人がいないというか、単に「パソコン」をどう使っているかという話に終始していて、VAIO 5 周年のコンテンツとしては貧弱な気がします。これならまだ週アスの芸能人によるロードテストページの方が「それらしい」ですね。パワーユーザーをも唸らせるような使い方をしている芸能人さんの登場きぼー。 雑誌編集者さんへのインタビューを載せた「MAGAZINE's eye」は今回はあの PC Watch の伊達編集長。今までこのコーナーってイマイチだった印象があるんですが、今回はなかなか面白かったです。やっぱり月刊・月二回刊の紙モノ雑誌よりも毎日更新のニュースサイトの編集者さんの方が特性的に視点が鋭いんでしょうかね。 他のコーナーはそろそろマンネリ化してきた気もしますが、今週の壁紙ダウンロードは PCV-M/MX/MXS シリーズ。相変わらずクールにまとめられてます。でも、なかなか 505 が出てこなくてヤキモキしているのは私だけではないはずだ(^^; そんなところですかね。来週からいよいよユーザー参加型の「バイオイメージコンテスト」が始まるので、ちょっと楽しみにしています。なんかその頃はバタバタしてて応募どころじゃなさそうな気もするのですが・・・。 しかし週を追うごとに 5th Anniversary サイトの更新時間が遅くなってきているような。来週はちゃんと 29 日の日付変更前にアップロードされるんでしょうか?なんか、全部 Flash で作られているので、制作側もかなり大変そうです。 |
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「メモリースティック Duo」を購入してみました。 現在のところ市販されているのは 16MB 版のみ。DoCoMo の D251i には 8MB 版が付属していますが、8MB 版の単体販売はされていません。この 16MB 版が川崎ヨドバシにて \2,880。通常版の 16MB メモリースティックが \2,180(ヨドバシ価格)であることを考えると、アダプタ代は \700 という計算になりますね。32MB 版メモリースティックが \3,180 であることを考えると、けっこう割高ということになります。 メモステ Duo のサイズは長さがメモステの 60%、厚みが 50% 程度、体積としてはメモステの 30% といったところです。SD メモリーカードよりもほんのちょっと小さい。サイズ的にかなりギリギリの線で作っているせいか、ラベルを貼るためのくぼみが作れなかったようで、メモ書きは裏面の白いプリント地に書き込むしかないみたい。 付属のアダプタ「MSAC-M1」は(当たり前ですが)メモステと同サイズで、アダプタのお尻に Duo を挿し込む形になります。VAIO のメモステスロットに挿すと、抜くときに Duo だけ抜けてアダプタが残ってしまうことがままあるのが難点ですが、さほど気になりません。Duo を挿し込む部分が金属製になっていますが、これは強度を稼ぐためでしょう。質感向上にも一役買っています。 Duo といっても中身は一般的なメモステと同じ作りなので、Cyber-shot や VAIO に挿すと普通のメモステとして認識されます。Duo 専用機器を持っていないので、使い勝手も変わりません。 中身はほぼ同じメモステということだけど、実際のところ速度が違ったりするんだろうか?ということで、一応ベンチを取ってみました。メモステのアクセススピードを最大限に引き出すため、PC カードアダプタ「MSAC-PC2」を使用し、PCG-C1MSX にて測定しています。 HDBENCH Ver 3.30
ほとんど誤差程度の差しかありませんね。でも全般的にノーマルメモステの方が微妙にスコアが良いのは、Duo がアダプタを一つ経由しているせいでしょうか?アダプタといっても単に信号線を延長しているだけで特にオーバーヘッドになるようなこともないのでしょうが、延長による信号遅延・・・ということも考えにくいですし・・・ま、いずれにせよ誤差程度の違いです。 とりあえず Duo 専用機器がほとんど出ていない今は、D251i ユーザーかメモステマニアくらいしか敢えて購入する意味もない製品ですが、こんなのもあるよ、ということで。 Duo の発売に際して、VCL にはこんな注意書きも。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/common/note/info92.html ちなみに先週から発売されている 251i シリーズの 2 機種は、DoCoMo がけっこう力を入れているだけあってけっこう注目を浴びている様子。けっこう周りに J-PHONE や au のカメラ付き端末を持っている人が増えてきているので、251i シリーズも普及は早いのではないでしょうか。504i シリーズも好調ですが、ケータイの買い換え頻度が高い(と思われる)学生や OL 層にはむしろカメラ付き端末の方が人気が出そうですし。 もう一つ購入目的だったソニーの新マウス「SMU-S1」は川崎ヨドバシには在庫無し。マウスといえば MS かロジ、でなければサプライメーカーという感じなので、その点マニアックな(VAIO のオプションでない)ソニーマウスはまだ秋葉原や新宿、有楽町界隈でなければ入手できないのかもしれませんが、ヨドバシの商品 DB にもまだ登録されていないらしいところを見ると本格的に出荷されていない可能性もありますね。ともかく、販売情報をお持ちの方はご一報下さい。 DSC-U10 も発売されましたが、思ったほどには売れていないのかな?という印象です。店頭でもそれなりにディスプレイされているものの、なんか P9 や P2 のときほど盛り上がっていない感じ。売れているところでは売れているのかな?半ばトイデジカメの延長線上にあるような製品なので、「デジカメ」が欲しいライトユーザーは P2 の路線に流れるのでしょうが。U10 を買った方がいたら、使用感など聞かせていただきたいですね。 |
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Transmeta が 2002/2Q の決算報告をリリース。 ニュースリリース http://investor.transmeta.com/news/20020718-85643.cfm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0719/trans.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0207/19/nebt_04.html ASCII24 の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/19/50.html $7.5M の利益に対して、$35.6M の損失という大幅な赤字。今年の第 2 四半期は VAIO U や C1MSX のスマッシュヒットに加え、完成度の高まった Libretto L5、技術的にはかなり面白かった OQO など、これまで以上に Crusoe 搭載 PC のバリエーションが広がり、搭載マシンの出荷量も増加した Period でしたが、折からの IT 業界全体を覆う不況や Transmeta 自体の経営陣の交代など、赤字を膨らませる要因の方が多かったようです(Crusoe PC のヒットといっても、ほぼ日本市場に限定されたニッチなものでしたが)。 この決算を受けて Transmeta は製品開発の方向を転換、第 4 四半期のリリースを目標としていた統合型プロセッサ「TM6000」の開発断念を発表しました。 TM6000 は、いわば TM5800 にグラフィックスチップやサウスブリッジを統合(ノースブリッジは既に統合済み)した「SoC(System on a Chip)」タイプの CPU で、来年登場する 256bit Crusoe「TM8000」にパフォーマンスこそ及びませんが、1GHz という動作周波数と統合化による低発熱・低消費電力・省スペース化によって、ポータブル PC のデザインに更なる自由度を与えられるソリューションとして期待されていました。VAIO U や OQO のようなエキサイティングなマシン、今秋登場する Tablet PC の心臓として、あるいは家電や AV 機器と PC との融合の手段として・・・Intel CPU ではなかなか実現できなかった「絵に描いた餅」を実現できるかもしれない、そういった可能性を秘めていた TM6000 だけに、開発中止というニュースは残念でなりません。ま、超小型ノートは技術力のあるメーカーであれば TM5800 でも実現可能であることは既に実証済みですし、Tablet PC に代表される IA の未来は Microsoft が力を入れ始めた現在でも疑問視されたままなので、TM6000 が登場したところでどれだけヒットさせることができるか、を考えると、赤字のさなか無理をして開発リソースを注ぎ込むことはない、という経営判断が下されても無理はないところではありますが。今後、SoC 自体の研究・開発は顧客との間で継続するとされていますが、同様のソリューションの復活は当分ないでしょうね。 今後 Transmeta は TM5800 の機能改善とパフォーマンス向上に注力する、ということになっていますが、これはやはり「ジャパン・ファースト戦略」に従い、顧客の中心である日本企業のニーズ(更にハイパフォーマンスの Crusoe を!)に合わせ、TM5800 の改良と供給の安定化を目指そうということなのでしょう。TM5800 は登場時、ほとんどサンプル出荷程度の量しか供給ができず OEM メーカー各社(特にソニーと富士通)に大迷惑をかけたという経緯もあるため、今 TM5800 やその後継である TM8000 の供給がままならない、という事態になったら今度こそ Transmeta の存亡に関わりますから。もともとは TM3600 や TM6000 を主戦力として戦っていく IA や家電といった領域が主戦場と考えていた Transmeta でしたが、度重なる赤字決済と「ジャパン・ファースト戦略」によって TM5800 の改良を最重要ミッションとせざるを得なくなった、という現実が、今回の発表から読み取れるような気がします。 社員の 40% という大幅なリストラが行われるなど、このまま Transmeta 自体の事業規模が縮小されて最終的に x86 互換プロセッサ事業から撤退というシナリオになりはしないかと心配になってしまう今回の発表ですが、赤字続きでなかなか黒字に転換できないのは何も Transmeta ばかりではなく、AMD をはじめとする x86 互換 CPU メーカーに共通する話。今まで、どれだけ多くの互換 CPU メーカーが現れては消えていったことか・・・その中でも Transmeta はかなり健闘している方だと思います。これにめげずにがんばってほしいですね。 本当は、発熱を度外視してパフォーマンスだけを考えた場合、C1 にも Crusoe じゃなくて ULV Pentium III が載った方が嬉しいかも、という考えは、まだしばらく口にしない方が良さそうです(笑)。 そういえば、明日は Cyber-shot U とメモリースティック Duo の発売日ですね。明後日はソニー製の光学マウス「SMU-S1」の発売日ですし。けっこう手を出しやすい価格のものばかりなので、店頭に見に行ってしまうとやばいかもしれません(^^; |
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部屋探ししてました。 一応、今回の条件としては、落ち着いて住みやすそうなところとか、駐車場があることとか、そこそこ広いこととか、職場にも東京にも出やすいところとか、いろいろあったんですが、最終的に最も重視したのは音響だったりします(笑)。どうしても、最近の私の夢である「ホームシアター」を中心に部屋を選択するあたり、相当ハマッているのかもしれません(^^; とりあえず、決まったのは東西線沿線、2K オールフローリングの部屋。鉄筋・オールフローリングのマンションなのでステレオの響きと防音は理想的です(笑)。静かな住宅街だし、田舎町だけど比較的駅は近いし、まぁいい物件が見つかったかなと。一階の角部屋なので、隣人への音漏れの心配もさほどしなくていいし。そういえば、音響ばかり気にして肝心の「光が引けるかどうか」「NTT 局からの距離」ってあまり気にしていなかった(汗)どうしよう・・・。 比較的新しいデザイナー系のマンションで、間取りやロケーションを考えるといい値段なんですが、気に入ってます。オートロックもあってセキュリティも万全だし。広さは今のマンションと比べると随分狭くなっちゃいますが、デザインが良いお陰で生活の「スタイル」がイメージしやすい場所です。私の部屋に遊びに来た人は大抵いうんですが、どうも私の部屋は「生活感」がないらしい。身の回り品とかそういうものにあまり拘らず、ただメカに囲まれていれば幸せ(笑)という人種なのがそうさせるのかもしれませんが。 ともかく、あとは身体をこっちに持ってくるだけとなりました。 ソニーからマウスの新製品が発表されています。 SMU-S1 http://www.ecat.sony.co.jp/computer/mouse/products/index.cfm?PD=8182 PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0718/sony.htm 現在の主流になりつつある光学式マウスで、機能的な特徴はこれといってないんですが、デザインとしてマウス本体部とクリックボタン部のデザインが一体化されていることでしょうか。いわゆる、ホールド部とボタン部が独立せず、一体成形になった形状です。一部で「あわびマウス」と言われている Justy の「UMN10MT」と同様に、ボディ自体の左右のレバー状の動きでクリックを検出しているのか、あるいは VAIO QR のようにソフトなボディ素材でクリックをさせているのか分かりませんが、とにかく独創的なマウスです。カラバリはサプライメーカーにも負けない、パールホワイト・メタリックブラック・メタリックグレー・シルバー・メタリックバイオレット・ マウスといえば光学式マウスとなってしまった今、特に高機能というのでなければ目立ちもしないマウス市場なのですが、なぜ今ソニーから光学マウスなのか。今までだって、出そうと思えばどっかから OEM 受けて VAIO カラーのガワさえつければいつでも出せたのに・・・。このあたり、何のために「今」「ソニーが」光学マウスなのか、ちょっと気になります。しかも、VAIO の周辺機器でもないし・・・。 本当はなかなか VAIO 純正の光学マウスが出ないので、じゃあ作ってやろうということで、PCGA-UMS1 を何とか光学化してやろうといろいろ試していたんですよね。でも、二度試して二度失敗。本当はマウスの基盤配線とかが分かれば一発なんですが、ハンダ技術の鉄人を呼んできてもうまくいかない始末。そんなわけで、悔しいので(笑)私は at least 一個は買いそうな気がします。 |
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日立が以前より研究開発していた水冷式ノート PC を実製品として市場に投入。 ニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0717/ PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0717/hitachi.htm 今回発表された「FLORA 270W」は以前開発発表を行ったときとほぼそのままのスタイルで登場してきました。前のときは開発段階ということもあり、水冷のタンクを敢えて分かりやすく誇張したデザインになっているのかとも思いましたが、現在の技術ではこの程度のサイズが限界のようです。それでも、タンクは微妙ながら小型化されているようにも見えますから、A4 オールインワンノートで本体サイズ内に埋め込まれるようになるのも時間の問題でしょう。 それにしても、研究開発に熱心で技術力があるイメージの日立がやってくれましたね。他メーカーも追随してくるでしょうが、当面は水冷といえば日立、というイメージが根付いていくのでしょうか。 Sony Style で VAIO U 専用のオリジナルケースのデザインが発表されています。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/U/Project/bag.html PCG-U1 の発売からしばらく「Project U」と銘打って行われてきた VAIO U のキャンペーンですが、このバッグの完成・リリースをもってプロジェクト完了、ということになるのでしょう。 できあがったバッグ(まだ最終デザインではないらしい)は、まさに吉田カバンーという感じのデザイン。インナーにもアウターにもなる機能的なところとか、シンプルなデザインはなかなか好感が持てます。でも、そろそろ PORTER も見飽きたなあ。当然高いんだろうし、そうなると微妙。 さて、今日は仕事が終わってから千葉に移動してきました。明日、明後日と、来月からの住居探しです。 とりあえず住む地域は絞り込んであるし、部屋の条件も自分なりに考えたので、あとは足で探すだけ。良い部屋が見つかると良いなぁ。 あ、なんかいろんな人から突っ込まれるのであらかじめ申し上げておきますが、間違っても秋葉原に住むつもりはありません(笑)。 |
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全然気にしていませんでしたが、Cyber-shot の新機種「DSC-P7」が発売されていたことが掲示板で少し話題になっていたので、実機を見に行ってきました。例によって地元の家電店巡り(笑)。 大手のショップを 3 軒回ってきたのですが、どこもあまり力が入っていない様子。どちらかというと DSC-P2 の方が目につくところに展示してあるようですし、P7 の展示すらしていないところも 1 店舗ありました。 私は DSC-P9 を持っているのでそれほど興味はなかったのですが、モノ自体は P9 を 300 万画素に落として普及版の筐体を纏わせただけというポテンシャルは高いモデルなので、ちょっともったいない気がしますね。ただ、P9 のチタンカラーを見慣れた目には P9 のボディカラーはちょっとのっぺりとして高級感に欠ける気がしました。良くも悪くも P5 の後継機種という感じ。P7→P2→P9 の順番で出ていれば P7 がベストセラーにもなったのでしょうが、P9→P2→P7 と出たおかげで、そこそこスペックにこだわる人は P9、とにかくコンパクトでデザインが良く、普段使いに良いカメラが欲しい人は P2 に逝ってしまった後ですから、P7 は微妙な存在になってしまった気がします。うーん、もったいない。 こんな中、かなり売れている様子だったのが富士フイルムの「FinePix F401」。PC WEB の記事にもありましたが、 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/15/06.html 6 月後半に出てから販売台数首位をひた走っているんだとか。P2 もかなり売れているみたいですが、F401 はそれを上回っています。スペック的には P2 と同レベルなのですが、ハニカム CCD マジックによって 200 万画素の CCD が倍の 400 万画素相当の解像度で使えますし、フロントに仕込まれた青色 LED が今までのデジカメにないクールさを演出しているなど、アンダー \50,000 の 200 万画素・光学 3 倍ズームデジカメの中でもひときわ目立った存在。デザインは激しくインパクトがある感じでこそないものの、シンプルできれいにまとめられていますし、最近のスティックタイプデジカメだらけの市場において、スクエアボディが却って個性として受け入れられたのかもしれません。最近ではニコンやミノルタといったカメラメーカーがデジカメ市場でがんばっていますが、使い捨てカメラからの移行組やライトユーザーに対するブランドイメージ、そして洗練されたデザインが富士フイルムの強みなのでしょう。一時は「ポルシェデザイン」に頼るばかりで個性的な製品を出せず、躍進するキヤノンやオリンパスにシェアを奪われる一方でしたが、今シーズンの「FinePix F」シリーズ以降の富士フイルムからはまた目が離せなくなりそうです。 先週東京に行ったときに、ちょっと秋葉原に寄って若松通商にて ThinkPad X21 の英語キーボードを購入してきました。X21 もちょうど 1 年使ってキートップがかなりテカテカしてきたし、新しい職場に移るにあたって仕事マシンをキレイにしていこうと思って。 キーボードの評判がよい ThinkPad の中で、X シリーズのキーボードは比較的評価が低めなんですよね。というのも、コンパクトな筐体にある程度のキーピッチをもつキーを詰め込むため、日本語キーボードでは右側の記号キーのあたりがかなり横幅が狭く、ちょっと打ちづらい感じになっているんです。でも、英語キーボードであれば全てのキーが等ピッチで配置されているし、何よりスペースキーが「スペースバー」と呼びたくなるくらいに長〜いんです。キレイになったキーボードと相まって、タイピングがとても気持ちいい。C1VJ を英語キーボード化したときにあんなに苦しんだ日本語キーボードと英語キーボードの違いにも、さすがにもう慣れましたし。 で、以前悩んでいた C1MSX のキーボードのタッチ向上に要らなくなった X21 のキーボードを流用できないものか、とちょっと試行錯誤してみました。 VAIO と違って ThinkPad はその気になればキーボードを保守部品扱いで購入することくらいわけないですし、要らなくなったわけだから多少手を入れてもいいや、と思い、ThinkPad のキーボードのラバードームを 1 個切り取り、C1MSX のキーボードにセット。と思いきや、X21 のラバードームの方が C1MSX のそれよりも 1〜2mm ほど大きいんですね。このサイズの違いによってラバードームの収まりが悪くなってしまい、思ったほどキータッチは向上しませんでした。デフォルトの状態よりは多少マシになっている気もするんですが、接着されているラバードームをカッターで切り離すので底面がきれいな直線にならず、そこから空気が逃げていくため、おそらく全てのキーで均一のタッチにすることは困難を極めるだろうと思い、この計画は断念することに(泣)。でも、ラバードーム自体は X21 のものの方がしっかりしているので、同等のラバードームを未加工状態で入手できれば何とかなりそうですが、難しいだろうなあ。 どなたか、質の良いラバードームをパーツ売りしてくれる電子部品店などご存知の方、ぜひ教えてください。 |
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新種ウィルス情報。メールをプレビューしただけで感染するウィルス「Frethem」が発見され、流行の兆しを見せています。 ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0207/15/njbt_08.html INTERNET Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0715/frethem.htm Klez の感染メールが未だに間断なく届いているというのに、更に新しいメール感染型ウィルスです。今日すでに私のメールボックスにも 1 通届いています。VAIOethics とは関係のない、全くプライベートのアドレスなので今のところサイト関連からの受信はないのですが。発見初日にウィルスメールが届いたことって実は初めてなので、もしかしたら今まで以上に急速に拡大する可能性もありますね。 この Column 執筆時点でほぼ全てのアンチウィルスソフトメーカーからは「Frethem」に対応したウィルス定義ファイルが公開されているので、まだの方はすぐにウィルス定義ファイルのアップデートを行ってください。 Symantec の対策 Web http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.frethem.k@mm.html トレンドマイクロの対策 Web http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_FRETHEM.K&VSect=T McAfee の対策 Web http://www.nai.com/japan/virusinfo/infoFrethem.asp 月曜日ということで、VAIO の 5 周年記念サイトが更新されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/5th/ 今回の「VAIO chronicle」はいよいよ 505。VAIO の代名詞だけあって、記事の方も今まで以上に気合いが入っています。PCG-705 がコードネーム「Shinsaku」、PCG-505 がコードネーム「Ryoma 2」と呼ばれていたという話は、私ですら知らなかったくらいマニアックなネタですね。 今回の更新は 505 に尽きるというか、他は大したことないかも(^^;壁紙もイマイチだったしなぁ。 そうそう、Sony Style でアンケートやってます。 Sony Style ではこの夏「ナツの Giga Pocket 大作戦!!」と銘打って Giga Pocket と airboard、CLIE、他の VAIO と繋げて「Giga Pocket のある生活」の楽しさをアピールしていますが、 http://www.jp.sonystyle.com/welcome?cbulofGM とりあえず「こういうことができるから、買ってね!」だけでなく、アンケートに答えれば抽選でソニスタオリジナル Giga Pocket T シャツ(BEAMS とのコラボレーションデザイン)がもらえます。ついでに Giga Pocket 搭載 VAIO をソニスタで買うともれなくこちらも BEAMS×Sony Style の Giga Pocket T シャツ(こちらは「Giga Pocket」にちなんで胸ポケットつき)がもらえます。 BEAMS デザインだけどソニスタオリジナルであることを差し引いても欲しいほどカッコイイか?とか、Giga Pocket だからってポケットってどぉよ、とかツッコみたい部分はありますが(笑)、簡単なアンケートに答えるだけで T シャツがもらえてしまうんですから、応募して損はない。かも。少なくとも私は応募しておきました。 今年の夏は例年にない暑さになりそうで、T シャツの替えも 1 枚でも多くあった方がいいでしょうから、応募してみてはいかがでしょう?(←応募の動機を間違ってる) キャンペーンは 7/19(金)まで。 |
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A long time ago in a galaxy far, far away.... もうご覧になりましたか?「EPISODE II」。私はさっそく観てきました。公開初日の昨日は東京で、今日は富山で二回目(笑)。 私は映画の中では「STAR WARS」シリーズが一番好きというくらい STAR WARS 好きなのですが、前作から 3 年待たされたんだからかなり楽しみにしていました。 細かい内容を書いてしまうとネタバレになってしまうのであまり際どいことは書きませんが(※でもまだ観ていない人は極力今日の Column は読まない方が良いかも)、期待を裏切らない娯楽大作に仕上がっています。良くも悪くも娯楽映画なので、アカデミックなテーマとかを求めちゃいけませんが(^^; 今作はやっぱりアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)とアミダラ王女(EP2 では王女ではなくなっていますが)のロマンスが描かれる、という話でしたが、どちらかというと格好良かったのはやっぱりユアン・マクレガー演ずるオビ=ワン・ケノービですね。オビ=ワンかっこいいー、でも今回はアクションも極(キ)めてくれるマスター・ウィンドゥもシビレるー、と思っていたけど、今回一番格好良かったのは○○○です。あれにはビビッた。 肝心のラブロマンスの部分はイマイチでしたねー。話の流れ的には解るんですが、アナキンが若いせいか恋愛に対するガツガツしたところが見えてしまって、もうちょっと「ロマンス」という雰囲気ではないかなー、と思いましたね。というか、ロマンスっていうのは「帝国の逆襲」のレイアとソロのセリフ "I love you." "...I know." みたいなものを言うんですよ。アナキンのはちょっと違うな。 前作は例のポッドレースに代表されるような「アトラクション」中心でしたが、今回はどちらかというとドラマとアクション重視。でも、ダース・ベイダーやダース・モールみたいに圧倒的なインパクトと強さを誇る敵役が登場しないのでちょと物足りないかもしれません。強いヤツはいるんですが。あと、クライマックスで○○○○がいっぱい出てくるのは迫力はありますが、ちょっとありがたみがなくなってしまって個人的にはちょっとかなー。 不満点を挙げるとすれば CG を使いすぎなこととかこじつけが多いこととかどうみても世界観の時代考証がおかしい気がすることとかいっぱいありますが、純粋に娯楽作品としてはかなり楽しめる(ファンサービス的なものも多いですしね)作品になっているんじゃないでしょうか。けっこうお子様向けも考慮してか、登場人物の感情の機微もへったくれもない、分かりやすーいストーリー構成になってはいるんですが、ジョン・ウィリアムズの音楽によって感情が引っ張られていきます。やっぱ、ジョン・ウィリアムズは凄いや。 とにかく興味のある方は是非という感じです。私は STAR WARS ファンなのでまだ何回か映画館に足を運んでしまいそうな勢い(^^; しかし最近「ホームシアター」が私のキーワードになっているせいか、映画館に行ってもまず音響、そして次に映像の質が気になってしまいます。初回観たときは、前半はそういうのばかり気になってなかなか入り込めませんでした。盛り上がってくる後半はほとんどそんなことを考える余裕もありませんでしたが(笑)。 でも、STAR WARS でサラウンドがはっきり体感できるのってポッドレースとかスピーダー・スターファイター系のチェイスシーンくらいですね。それ以外って DOLBY DIGITAL だ dts だといってもさほど体感できるような音も入っていません。 で、気持ちが STAR WARS 一色になっているところで、以前(EP1 の頃かな?)に買った LEGO の「DROID DEVELOPER KIT」があったことを思い出して、ふと組み立ててみました。 日本語版が発売される前にわざわざ海外版を入手したにも関わらず、入手しただけで満足してしまって開封すらしていなかったという逸品(笑)。モノとしては、R2-D2 をはじめとしたドロイドが作れるキットなのですが、プログラミング可能なモータ内蔵ユニットが付属していて、組み上げたドロイドを動かしてみたりすることもできます。 でも、オブジェのつもりなので組み立てるだけ組み立ててあとはあんまりいじらないかな?マニュアルは簡易なものしかついていないし、付属の CD-ROM は Win9x のみの対応のようなので、諦めました(^^;というか、デフォルト状態だと動かそうとしても後ろ向きに円運動を繰り返すだけなので(笑)。 ■本日の一品 似合うストラップがなかなか見つからず、ストラップ無しで過ごしていた私の SO504i ですが、とりあえず劇場で購入した EP2 ストラップをつけてみました。R2-D2 とジャンゴ・フェットのストラップを購入したのですが、色合い的にシルバー×ブルーのジャンゴなら似合うかな、と思ってジャンゴのストラップを採用。 さすがにこれをずっとつけているのは恥ずかしいですが(^^;EP2 が流行っている当面は大丈夫かな?飽きずに長く使えそうなストラップ探求はまだしばらく続けることになりそうです。 |
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せっかく東京に来たので(といっても来月から関東なんですが)、先週オープンしたばかりのソニスタのショールーム「sony style」を見学に、お台場メディアージュに行ってきました。 http://ascii24.com/news/i/topi/article/2002/07/01/636919-000.html http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0701/sony.htm かなり広ーいです。フロアは何階かありますが、大半がソニスタあるいはソニーが占めている感じ。sony style は 2 フロアでしたが、上の階にはフジテレビとのコラボレーションスタジオや、ロボット「Q.taro」をはじめとするソニーの科学研究関連が展示されている「ソニー・エクスプローラサイエンス」(有料)があるなど、ソニーファンでなくとも一日中楽しめるほど盛り沢山の内容。 ショールーム自体は「hhstyle.com」とのコラボレーションによるインテリア系の展示と絡めてソニー製品の展示が行われていて、単なるソニービルでの展示とは一味違った雰囲気でした。メカ好きでなくとも、インテリアが好きな人でも参考になりそうな展示内容。さすがに \10 万単位の家具は貧乏人には買えませんが(^^; 展示は「Red Style」「White Style」等カラーリング別になったブースに分かれていて、センスの良いインテリアとソニー製品による AV・IT との調和、がテーマになっているようでした。VAIO によるワイヤレスブロードバンド体験コーナーや AIBO のデモなんかも行われていて、子供から大人まで楽しめそうな雰囲気。個人的には、5.1ch のベガシアターに浸って「いいなぁ・・・」と思うことしきりだったのですが(笑)、店頭やソニービルでは製品ごとの試用はできるものの「生活空間」とか「他製品との組み合わせ」を意識した試用ってできないので、新しくソニー製品の購入を考えているときなんかは足を運んでみても良いかも、と思いましたね。 ショールームということで、アテンダントさんはバイトさんとか派遣さんが多いのかな、と思ったら案外イベント等で見覚えのあるソニスタのスタッフの方の顔がちらほら。ちゃんと社員の方がついていらっしゃるようなので、製品についてちょっと分からないことがあっても安心して質問できそうです。 ソニスタのショールーム、ということで歴代の「Sony Style オリジナルモデル」やコラボレーションモデルの展示にも力が入っていました。 今までソニスタがリリースしてきたオリジナル製品についてはほとんど展示されていましたが、やっぱり白眉なのは(黒だけど(笑))「アクアポリッシュ ハイグロスブラック」PCG-SR9C/BK と「ALL BLACK」DSC-P2 のセット展示でしょうか。どちらも既に入手不可能で、黒にこだわったモデル。質感は SR9C/BK と P2 ALL BLACK でホントに示し合わせたようにバッチリで、ソニー好き・限定好き・黒好きなら絶対揃えたい組み合わせかもしれません(←ってこれは私のことか?(汗))。 P2 ALL BLACK は実は今回初めて実物を見たんですが、噂通りテカテカしてますね。指紋が目立ちそう。でも、けっこう欲しいぞ。 ま、全体として、お台場に遊びに行くことがあったら一度足を運んでみてもいいところなんじゃないでしょうかね。店頭で見たことのある製品でも、ここで見ることによって新たなる発見があるかもしれないですし。そして余計な出費が多くなるという(笑)。少なくとも、私はけっこう気に入りました。でも、お台場ってけっこう遠いイメージがあるんだよなあ。 ・・・え?「Cyber-shot U」のレポートがないって? 心配しなくても、ちゃんと書きましたよ。 →VAIO Column 特別編「DSC-U10」レポート |
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うう、昨日は個人的な事情でバタバタしてしまい、更新できませんでした。 今日は今度転勤する会社に顔を出すため、関東に出てきています。今月から富山−東京間に JAL が就航。今までは ANA 一社だったので、便数が増えて便利になりました。ま、間もなく引っ越すので利用する機会もほとんどなくなりますが。 去年の 9 月以来、かなり久しぶりに幕張に行ったのですが、去年まで広大な草原が広がっていた駅前(笑)にいつの間にかちょっとしたシネコンが完成していました。駅も改装されていて、最初、降りる駅を間違ったかと思ったくらい、ビックリマシタ。前までは高層ビルか空地か、だったのが、今やカルフールはあるしアウトレットもあるし、良い場所になったものです。 新しい会社は、けっこう思ったとおりの雰囲気っぽい。パワーアップできそうな気がします。 ソニーが「メモリースティック Duo」の発売日を 7/20(土)と正式に発表しました。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200207/02-0712/ PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0712/sony.htm 当初、NTT DoCoMo の i ショット対応端末向け(今のところ三菱製「D251i」(7/15 発売)のみですが)に登場するメモリースティック Duo ですが、交換用の外部ストレージとしてメモリースティック Duo が単体発売されるものです。発売されるのは 16MB 版のみ(D251i に付属するのは 8MB 版)ですが、実質通常版メモステの半分の容量までは実現可能なようなので、対応端末の普及次第ではすぐに大容量版も登場するのではないでしょうか。 メモステ Duo は通常版メモステの半分以下のサイズなので、個人的には今後 Cyber-shot U のようなカテゴリのデジカメには Duo のみが対応するようになってくるのではないか、と思っています。どうやら、Cyber-shot U では大容量のメモステの認識に時間がかかるようなので、使い勝手のことを考えるとさほど大容量のメモステは必要ない(しかも Cyber-shot U の画像はけっこう圧縮がきいているため、低容量のメモステでもそれなりに枚数が撮れるらしい)ことを考えると、次期 Cyber-shot U あたりは更にコンパクトになる可能性はありますね。 でも、できれば回転レンズで・・・>ソニーさん 「絶対出る」と予言したにも関わらず、なかなか出てこなかった GRX シリーズの旗艦「PCG-GRX91G/P」がいよいよその姿を現しました。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_020711.html PCG-GRX91G/P http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Catalog/02su/Grx91gp/ なんと一般の店頭販売が行われない、Sony Style 限定モデル。しかも、10 月受注開始・・・って、ほとんど秋モデルじゃん。 スペックは、従来の GRX の路線を踏襲して i845MP チップセットに 512MB RAM、MOBILITY RADEON 7500 32MB、16.1 インチ UXGA 液晶、MPEG2 R-Engine+Giga Pocket というところまではいいです。Mobile Pentium 4-M の最高クロックとなる 2.0GHz を採用するのも予想通り、なのですが、DVD-R/RW 搭載、60GB HDD ってナンデスカ? 60GB HDD というのはもちろん東芝が発表した 2.5 インチ・9.5mm 厚 60GB HDD「MK6021GAS」であることは間違いないのですが、これって既に搭載マシン発表されてましたっけ?(もしかしたら私がフォローしきれてないだけかも)確か、ThinkPad A31p は 12.5mm 厚の「Travelstar 60GH」だし・・・。仮にどこかが出していたにしても、9.5mm/60GB 採用モデルというのは現時点でかなり稀有なマシンであることには間違いがありません。 DVD-R/RW ドライブ搭載は間違いなく世界初。というか、マジデスカ・・・。ノート用の DVD-R/RW ドライブ出荷の正式発表すらまだなかった(ような気がする)のに。まさに、今までの VAIO ノート最強のモンスターマシンといえます。というか、2GHz に 60GB まではある程度予想がついたけど、DVD-RW とは、マジビビりました(汗)。 しかし、Pen4-M 2GHz、60GB、DVD-RW と供給量の少ないパーツてんこ盛りのせいか、ほとんど限定的な量しか出せないのでしょう。10 月受注開始でしかも Sony Style 限定というのがそれを思わせます。10 月まで待ってもその程度しか供給が追いつかないせいもありますが、そこまでニーズも多くないんでしょうね。通常ラインナップの最高モデルが GRX81G/P で、しかもオールインワンノートとしては下に FXxV と FXxZ、NV、QR シリーズが控えているんですから、このパソコン需要冷え込みの折、よほどの物好きか本当にそれを必要としている人しか買おうとは思わないんでしょうね。 でも、このモデルに DVD-RW ドライブが搭載されたということは、今後の書き換え可能 DVD 規格の動向に多少なりとも影響を与えそうですね。書き換え可能 DVD 規格は(少なくとも日本では)VAIO RX をはじめとするコンシューマ向け PC に一斉に搭載されたことによって事実上の主導権を握ったように見えましたが、DVD-R/RW と DVD-RAM 陣営が DVD-Multi としてまとまろうとしている現在でもなお DVD+R/+RW との互換性はまだ確保されていません。ここで、この GRX91G/P を契機に急速に DVD-R/RW がノート PC 向けリライタブル DVD 規格として広まっていけば、事実上の標準規格として一気に収束に向かわせることができるかもしれません(ここで、「ソニーは DVD+RW 規格の提唱メーカーだったはず」という事実はとりあえず無視します(笑))。デスクトップ用の DVD-RW 規格が VAIO RX への搭載を気に(もちろんきっかけはそれだけではありませんが)一気に広まったことを考えれば、ノート用、そして AV 機器用にも「標準」となっていく可能性は十分に高いのではないでしょうか。少なくとも、次世代 DVD 規格の標準として期待された「Blu-ray Disc」も東芝の対抗規格の発表により、先が見えづらくなってきましたし。 GRX91G/P は実売 \450,000 と価格もモンスター級になりそうですが、それでも 5 年前の初代「PCG-707」が実売 \500,000 だったことを考えると、むしろ安いのかも? そうそう買う人がいるとは思えませんが、もし購入した方がいたら見せていただきたいですね。 ■記事リンク ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0207/11/nj00_vaio.html PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0711/sony.htm MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/11/17.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2002/07/11/637118-000.html |
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最近他の話題ばかりで書くのが遅くなってしまいましたが、ソニーが個人向けインターネット放送サービス「PercasTV」を VAIO ユーザー以外にも部分公開しました。 PercasProducer http://www.percastv.net/contents/PercasProducer/ PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0705/sony.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/serv/article/2002/07/05/637030-000.html 従来、「PercasTV」は VAIO オリジナルアプリである「URecSight」を使った VAIO 専用のサービスとして、主に GT や C1 シリーズ向けに提供されてきましたが(アプリ自体は現在ほとんどの VAIO ノートにプリインストールされています)、機能制限付きとはいえ VAIO 以外のユーザーにもオープンになったということです。PercasProducer 自体が URecSight の体験版(機能制限版)で、URecSight で可能なオンデマンド配信や動画のアップロード機能が使えず、画質や画像サイズ固定かつ USB カメラのみ対応(URecSight では i.LINK 接続も可)と、完全にリアルタイム中継向けの機能のみに絞られています。 個人的にはあまり興味がない(少なくとも、モバイルでそこそこの品質のライヴ中継ができる程度に無線通信インフラが整うまでは)私は、一体現状でどの程度このサービスに対するニーズがあるのかということも含めてほとんど気になっていないのですが(笑)今回の PercasProducer の公開によって私が気になったのは、今後の Network VAIO や VAIO 全体の行く先に多少なりとも影響があるのではないか、ということです。 というのも、Network VAIO の登場時に「Network VAIO のようなサービスは、サードパーティ製ソフトウェアの参入を許す一方で、VAIO 以外の PC をもターゲットにする可能性がある」というような話をちらっと耳にしたような気がするんですよね。「将来的には」「かもしれない」の話なので、しかも現状の Network VAIO が必ずしも仕組み的に成功しているとも思えないので、どう転がっていくかは分からないのですが、少なくとも今回の PercasProducer の公開が将来的な VAIO 以外に向けた Network VAIO サービス(ってコトバ的に矛盾してますが)の原型となる「可能性は」ある話です。 最近の VAIO は、単体のハードウェアやソフトウェアでなく、それらが繋がる「仕組み」やその仕組みを活かした「サービス」をもって VAIO の特徴としているところがあるので、仮に他社製 PC に Network VAIO のようなサービスを開始するようなことになると「VAIO」が「VAIO」でなくなると同時に「VAIO」でないものが「VAIO」となることができるわけですが(ってやっぱりややこしい)、そうなったときにソニーの「VAIO」とそうでないものを分けるとしたら、その差別化はやっぱり「ソニーの VAIO だとフル機能が使えます」ということだと思います。その違いが、URecSight と PercasProducer の違いなのだと。 最近、国内 PC メーカーも VAIO に一人勝ちはさせまいと必死なのか、それぞれのメーカーのカラーを出そうと必死に努力しているように見えます。例えば日立のスーパーピュアカラー液晶であったり、ビクターの InterLink XP であったり。ハードウェア・ソフトウェア面での VAIO のオリジナリティが次第になくなりつつある中、今後のソニーが VAIO で目指すオリジナリティは、やはりオンラインサービスやホームサーバ、デジタルハブ(あ、これだと Apple の真似っこになっちゃうか)といった方向性なのでしょうね。その核となっていくのが「VAIO Media Launcher」のようなアプリであり、「Network VAIO」のようなあり方なのでしょうか。 どうやらななちゃんも遂に Network VAIO を買ったそうだし、今度飲んだときにはこの辺の話について語り合ってみようかな。 |
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SO504i を買って以来、レポートを書くと言いつつなかなか書けずにいたのですが、今日はその SO504i のお話を。 結局最後まで SO211i とどちらにしようか悩んでいた新ケータイでしたが、狙っていた 一番気に入っているのは、動作速度がかなり速いことですね。i モードのパケット通信速度が従来の 3 倍の 28.8kbps に高速化されたこともあるんですが、画面の切り替えが SO210i や SO503i と比べて大幅に高速化されており、サクサク操作できます。反応速度の遅い STN 液晶だった SO210i はおろか、同じ TFT 液晶の SO503i よりも明らかに高速。Java を高速実行するために高性能の DSP を搭載しているせいかもしれませんが、504i シリーズは全般的に高速なんでしょうかね?とにかく、今までの端末であればイライラしていた動作速度が改善されたのは嬉しいです。もしかしたら 504i シリーズの合言葉である「サクサクショック」とは、i モードの高速化じゃなくてケータイ全体の高速化のことだったのかも(^^; ソニーエリクソン製ケータイの特徴である日本語入力システム「POBox」は更に磨きがかかっています。従来であれば POBox が記憶した入力履歴に従って、最近入力した単語が必ず選択候補の先頭に来ていたのですが、SO504i の POBox ではむしろ典型的な接続詞や動詞優先で、より直感的に文章が入力していけるように改良されています。処理自体の高速化と相まって、これならばかなり高速に文字入力ができる(少なくとも Palm で Graffiti 入力するよりは速いかも)のではないでしょうか。 ちょっと驚いたのが着メロ関連の機能。いわゆる「40 和音」に対応した FM 音源搭載なのですが、これの音が良いだけでなく PCM 音源も搭載していて、ちょっと凝った音も出せるようになっています。デフォルトで入っている着メロでは、「F-1 GRAND PRIX」でおなじみ T-SQUARE の「Truth21C」に F1 カーのエキゾーストノートが乗っているし、「トロとお休み」に至っては歌入り!これにはちょっとビビりました。SO503i のときは、「着信音が小さすぎて着信に気づかない」「オーディオ機器メーカーのソニーのくせに、SO503i のスピーカは何だ」と言われていましたが、もうそういうことは言わせないぞ、という心意気が感じられます。ソニー製ケータイでは初となる背面液晶はモノクロで、同世代である他の 504i シリーズには見劣りしますが、背面液晶に表示する情報(時計、着信中の電話番号、電波状況 etc.)を考えるとモノクロでも十分に思います。それ以上に背面液晶の中でポケステよろしく動き回るトロのアニメーションがトロファンにはたまらないのではないでしょうか?(笑)。私はさすがに待受画面をトロにするのは気恥ずかしくてできませんが、面白いので背面液晶はトロに設定しています(^^; この背面液晶が他の 504i とは違い破綻なく収められた良いデザインにまとまっていますし、ジョグダイヤルの左右ボタンにつけられた LED や全体的なデザインコンセプトからも、高級感とか使い勝手といったポイントを重視した良い端末であることがよく伝わってきます。なんというか、503i くらいまではかなりツッパった端末が多かったように思いますが、ムーバシリーズになった頃からのソニー製ケータイはむしろ全体的なまとまりを重視した製品作りになってきている気がしますね。 機種変更して不要になった SO210i ですが、最近は機種変更しても古い端末は回収されなくなったようで、手元にあります。というわけで、ちょっと比較してみました。 完全に SO504i の方が一回り以上大きい寸法に見えます。全体的に 10% 近く大振りになっていますが、意外に大きさを感じません。SO503i よりも大きいはずなのですが、外装の処理がいいせいか SO503i のときにあった「ゴロッ」という感じがないんですね。それでも、ズボンのポケットに入れるとかなりかさばりますが・・・。 デザイン的には今までの中で一番気に入っていた SO210i のデザインと同じか、それ以上くらいに好みの SO504i のデザイン。最近の私のテーマカラーであるブラックなのもポイントが高いです(笑)。でも、悩みはこれに似合うストラップがなかなか見つからないこと。いいのがなくて、まだストラップをつけておらず、不意に落としてしまいそうで怖いんです。ブラックかネイビーでコンサバな感じのが良いんですが、よく買うモノ・コムサはめぼしいところは一通り使ってしまったし。何かいいのないでしょうか。 と、かなり気に入ってしまった SO504i ですが、敢えて難点を挙げるとすれば、ポケットに入れるときにかさばることを除けばやっぱりアレですかね。マットブラックは汚れが目立ちやすいことですかね。手の脂とかがつくとすぐにテカテカしてしまうので、ケータイに触れるときは一度手を拭かなくてはならないのが一番の悩みです(^^; あと、これは SO に限らず 504i シリーズに言えることなのですが、標準搭載になった赤外線ポートが PC との通信をサポートしていないことはけっこう痛いかもしれません。赤外線がついているので、以前流行った NOKIA の NM502i のように Palm と組み合わせて完全無線通信だー、と思い喜び勇んでいじってみたんですが、さっぱり通信できる気配がないので調べてみたら「赤外線モデムとしては使えません」ですもん(泣)。これが使えるだけで赤外線ポートの利用率が大幅に上がると思うんですけどねぇ。ま、私には AirH" があるので大した問題にはなりませんが。 そんなわけで、「買って良かった」SO504i です。i アプリなんかは使う予定もないので、ケータイがどんどん高機能化してもあまり必要性を感じない私ですが、機能とかそういうもの以前に「使い勝手が良くなった」SO504i は当たりだったな、と思っています。5xx 番台なので [My] ボタンではなく [i] ボタンがついているため、i モードの使い勝手も良いですし。 504i シリーズが出たばかりに気の早い話ですが、ソニーの「505i」シリーズが早くも楽しみになりました。 |
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先週で忙しかった仕事も一段落し、ちょっとひまになりました。富山でやるべき仕事もほぼ終わり、あとは引っ越しを待つだけという状態なのですが、近々新しい職場に顔を出しに行かなくてはならなかったり個人的にも事情があったり、いろいろバタバタした日々は続きそうなのですが、以前ほどは忙しくもなくなったかな。 今日は月曜日、ということで週次更新の「VAIO 5th Anniversary」サイトが更新されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/5th/ このサイト、全体的にはすごく興味深いのですが、ページによって面白さのレベルがかなりバラバラですね(^^;「PEOPLE special」なんていつもの「People」と大して変わらない、宣伝チックな内容だし、ゲストも豪華なのか微妙なところだし(ぉ それに比べて「VAIO chronicle」なんかはデザインも内容もなかなか秀逸ですね。もっと掘り下げてほしい部分もありますが、比較的最近 VAIO ファンになったユーザーさんなんかには興味深い記事が多いのではないでしょうか。 懸賞付きクイズ「VAIO Quest」はとりあえず全問正解中。難易度「HARD」あたりはかなりマニアックな問題だけど、私を悩ませるならカルト V 級の難問じゃないと(笑)。 記念壁紙はオールインワンノート系で F、FX、VAIO ノート(700/800 系)の 3 種類。VAIO の壁紙・カスタマイズ系のサイトは数多く、ユーザーの手による壁紙もセンスの良いものが多いですが、やっぱりメーカー純正は純正らしくクオリティが高いですね。505、C1 系は期待大。 ようやく少しコンテンツの増え始めたこのサイトですが、2 ヶ月間かけて更新していくとのことなので、また来週月曜が楽しみですね。 Cyber-shot U ですが、この週末にお台場メディアージュ内にオープンした「sony style」にて展示イベントが行われ、事実上の実機公開となりましたが、Web 上でもレビュー記事がかなり出ていますね。CYBALION でのTamaさんのレポートも詳細で参考になります。 というわけでレビュー記事へのリンクをまとめてみました。物欲刺激されちゃってください(笑)。 ZDNet 「日常風景を“ブックマーク”するデジカメ――手のひらサイズの『サイバーショットU』」 http://www.zdnet.co.jp/news/0206/27/nj00_cybershotu.html PC Watch 「サイバーショットU、ファーストインプレッション 〜カワイイだけじゃない実力」 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0628/sony.htm ASCII24 「一足先に目撃!! 第1回 ―話題のミニチュアデジカメ『Cyber-shot U』」 http://ascii24.com/news/products/firstimp/2002/07/05/637012-000.html ASCII24 「Cyber-shot U DSC-U10」 http://review.ascii24.com/db/review/ce/digicam/2002/07/08/637041-000.html ASCII24 「会員No.46―小林愛さんが紹介するソニー『Cyber-shot U DSC-U10』」 http://ascii24.com/news/specials/newpupil/2002/07/08/637067-000.html WPC ARENA 「いつでもどこでも『サイバーショットU』」 http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/camera/20020628/100939/ Mac Fan Net 「わずか87g!130万画素!液晶モニタ付き!『ちゃんとした』小型デジカメ、"サイバーショットU"レビュー」 http://macfannet.mycom.co.jp/special/review/review020705.html CYBALION 「VAIO日記 07/07 『サイバーショット「DSC-U10」先行展示&体験イベント』」 http://www.cybalion.com/vaionikki.html ああ、見てたら欲しくなってきた。世間ではこれを自爆と言う(ぉ とりあえず私はしばらく傍観するつもりですが、興味があることは確か。 ついでに最近私が愛読している ASCII24 のデジカメ連載も更新されています。ライトユーザーの方、これを読んで一緒にスキルアップしましょう。 ASCII24 「デジタルカメラ撮影の“基本のキ” ホワイトバランスと色の話」 http://review.ascii24.com/db/review/ce/digicam/2002/07/06/637035-001.html |
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先日、WEGA に接続する PS2 のケーブルを買いに自宅近くのジョーシンとやま本店に行ったんですが、ケーブルを購入したTV・ビデオ売場のレジに「7/6 ノンリニアビデオ編集機 DV-7R 体験会」の張り紙が。一応、一時期とはいえノンリニアビデオ編集を仕事(といってもバイトですが)としていた私は見に行かねばなるまい、と思い、昨日ちょっと行ってみました。 私はノンリニアビデオ編集って PC(というかもっと有り体に言うと VAIO ですね)でしかやったことがなく、専用機の存在は知っていたものの使ったことはなかったんですよね(ついでに言うと、リニア編集も編集室に入って雰囲気を味わったことがある程度で、ビデオ編集といえば PC で行うもの、というイメージを持ってすらいます)。なので、専用機とはどういうものか、一度触ってみたいと思っていました。 「体験会」という触れ込みだったので、ちょっとした講習でも受けられるのかな、と思ったら単にメーカーの営業さんがいて展示機を触らせてくれるだけ。ちょっと期待外れな感じもしましたが、メーカーの人がいる分いろいろ聞けたので良しとしましょう。 「DV-7R」というのは、Roland のコンピュータ・ミュージックとビデオ編集向けの「EDIROL」というブランドから発売されているもので、 http://www.roland.co.jp/products/dtm/DV-7.html 一見、PC によく似た筐体に、キーボードやマウスが付属したものです。PC に似ていると思ったら、よく調べてみるとその実体は懐かしの BeOS を採用した PC ベースの製品だったんですね。BeOS に独自のノンリニア編集ソフトを載せ、専用機としての使い勝手を持たせた(即ち、PC としては使えずノンリニア編集用途のみに使えるように作り込まれた)ものになっていました。RCA 端子によるアナログビデオ入出力と IEEE1394 端子、ディスプレイ出力、モニタリング用のビデオ出力を持っているようです。あとオプションでジョグコントローラ(VAIO にもオプションでありますよね)が用意されています。 DV-7R が搭載している専用のノンリニア編集ソフトは一見 Adobe Premiere ライク。画面の上半分にモニタウィンドウ、素材ウィンドウ、効果ウィンドウが並び、下半分にタイムラインが表示されているというごくスタンダードなノンリニア編集ソフトの UI になっています。ただ、専用機ということでウィンドウのサイズや位置は決め打ち、ユーザーによるカスタマイズが不可能になっています。PC だとデュアルディスプレイにすることでかなり作業を快適にすることができるんですが、このあたりの融通が利かないところはちょっと残念ですね。 専用機、ということで「コンピュータ」的な使い方をなるべくしなくて済むよう、作品はいわゆる「プロジェクト」単位で完全に管理され、PC でいうところの「ファイル」の概念は存在しないようです。自由度の高い PC のような使い勝手にせず、あくまで「専用機」としての使い勝手にこだわって作られているというのがよく分かります。ウィンドウが固定されているのなんかもそうですが。普段から PC を使っている私にはややカルチャーショック気味だったのですが、PC の世界を知らずあくまでビデオ編集の世界から入ってきた人にはこちらの方が入り込みやすいかもしれません。 基本的に Premiere と同じような感覚で編集作業をやっていくんですが、Premiere がタイムライン上に 2 チャンネルの映像ラインを持っているのに対して DV-7R は 1 ラインのみ。ピクチャインピクチャのようにワンポイントで挿入する INSERT ラインは持っているんですが、基本は 1 ライン。これじゃカット編集しかできないんじゃないの、と思ったら、各素材のイン点とアウト点を決めて、繋いだ部分に効果を乗せる(もちろん効果にも長さは設定できます)すると、効果の部分は長さを自動調整してくれる仕組みらしい。Premiere の編集感覚に慣れている私には、2 つのラインが効果で繋がっていくのが直感的に分かる方が明快な気もするのですが、DV-7R は「時間とビデオの流れ」というよりもむしろ「尺」(即ち、映像の長さですね)を重視した作りになっているみたい。効果の長さを変えたり、途中のカットを追加/削除しても全体の尺は変わらないようにソフトがしてくれます。Premiere だと、途中の長さを変えると以降の映像を前後に動かしてやらねばならず、結果的に尺が変わってしまうということがままあるので、使いようによっては DV-7R の方が編集がスムーズかも、と思います。個人の趣味ならともかく、商業ベースのビデオ作品ってまず「尺」が決まっていることが多いですからね。 このシステムを主に購入するユーザー層についても訪ねてみたんですが、PC に詳しくないビデオ編集のハイアマ層、結果的にやや高齢なコンシューマーユーザーが多いんだとか。ま、PC を持っている人なら PC ベースでやった方が早いですからね。あとは、プロ(即ちマスコミ関係)でもディレクターレベルでは引き合いが多いそうです。凝った効果はさほどかけられないけど、カット編集がサクサクできて尺も最初に決めたとおりに行けるので、編集室に回す前のコンテとしてノンリニアでザックリ編集するために使われるんだとか。 編集した作品の書き出し先は IEEE1394 とアナログビデオ出力(コンポジット/S ビデオ)のみ。ビデオテープか DV に書き出すくらいしかないようです。DV に書き出せばそれを DVD-R ライターに接続してそのまま DVD にすることは可能ですが、デジタルで残せる手段がその程度しかないのは残念です。せっかくデジタルで編集しているのに、そのままインターネット配信とか MPEG-2 といったフォーマットに持ち込めないのは、本当は PC ベースであることを考えればもったいないことだと思います。ただ、その分出力の UI は非常にシンプルにまとまっていて、いかにも「専用機」的な使い勝手のいい作りになっていましたが・・・。 あまり細かい部分までは見れませんでしたが、軽く触って営業さんの話を伺ってみた感想は、PC ユーザーの視点からすれば「PC の方がいいんじゃないかな?」というところ。確かに BeOS(即ち UNIX ベース)を使って万一のためのバックアップが Windows よりも堅牢に作られていたり、専用機ならではのシンプルな構成であまり難しい知識がなくても使えることは良いことだとは思いますが、専用機ユーザーにとってメリットであることでも PC ユーザーにとってはデメリットになることもあります。Windows も 98 のころは不安定でビデオ編集もままならなかったけど、Win2000 が当たり前になってからは編集中に OS が飛ぶことも滅多にないですし、カスタマイズの余地があるのは PC の特権みたいなもの。それに加えて、最近の PC の処理能力は圧倒的に高いですし。DV-7R の詳細なハードウェアスペックは公表されていませんが、発売時期や営業さんが「1GHz とか 2GHz とかいった最新の CPU を積んだパソコンには処理速度は敵わないかもしれませんが・・・」と仰っていたことを考えると、せいぜい Pentium III-800MHz とかそのくらいの性能なんじゃないでしょうか。素性が PC だと判っているので、いざとなれば開帳して CPU 換装なんてのもアリかもしれませんが(笑)。 ま、PC ユーザーが手を出すまでもないというか、「RX76 の方がすごいじゃん」と思ったのは確かですが、なかなか勉強になった体験会でした。BeOS に触ったのって実は初めてですしね(^^; 関係ないですが、ジョーシンとやま本店はオーディオコーナーの品揃えがすごい。新宿や有楽町のビックやヨドバシにはちょっと見劣りするかもしれませんが、それでも遜色ないくらい単品コンポやスピーカの品揃えが良いんです。ホントにそんなに需要があるのかょ、と却って心配になってしまうくらい。プロジェクター備え付けの DVD システム体験ルームまであるくらいですから(^^; 最近、ピュアオーディオやホームシアターに興味が出てきた私ですが、目新しいものが出なくて興味の薄れている PC ショップに行くよりもジョーシンのオーディオコーナーにいる方が和みます(笑)。知らないものの方が多いせいか、わくわくするんですよね。 |
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気がつけば、700,000Hit を突破していました。 昨日はちょっと早めに仕事を上がってきたのですが、あまりに疲れていたため夕方から 14 時間くらい寝ていたためさっぱり気づきませんでした(^^;とにかく、ありがとうございます。 そんなわけで、トップページをリニューアルしてみました。本当は 7/1 の VAIO 5 周年、即ち 6 年目に合わせてバージョン 6 といきたかったんですが、仕事やワールドカップその他(笑)が忙しくて結局間に合わず、700,000Hit に合わせてみました。 でも、ページデザインもそろそろネタ切れ気味です(^^;使い勝手を考えなければもっとデザインも凝れるんですが、使い勝手や情報としての見易さ、そして軽さとかいろいろ考えるとこの辺が限界かも。もっとかっこよくて使いやすいサイトをデザインできる才能が欲しい(^^; ともあれ、今後ともよろしくお願いいたします。 VAIO の夏モデルに 4 機種が追加発表されました。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_020704.html PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0704/sony1.htm http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0704/sony2.htm 発表されたのは「PCV-JX11L5」「PCV-JX11BPV7」「PCG-GRX51/BP」「PCG-GR3N/BP」の 4 製品。いずれも、廉価モデルの拡充といった傾向になっています。 JX11 シリーズはこれまで、Giga Pocket の有無と付属する液晶ディスプレイのサイズ(15 インチ/17 インチ)によってマトリックス的に 4 モデルが選択できるというラインナップになっていましたが、今回追加された 2 機種はともに Giga Pocket なし。追加されたモデルは Giga Pocket も Office XP も付属しない 15 インチ液晶モデルと、Office XP が付属した 17 インチ CRT モデル。これまでは「PCV-JX11BP5」の \200,000 前後という価格が JX11 シリーズの最安値でしたが、JX11L5 は \170,000 前後、JX11BPV7 は \150,000 前後と更に低価格になっています。 そういえば、デスクトップ VAIO では今夏のモデルで遂に CRT 付属モデルが消え、LCD 付属モデルと本体単体モデルのみのラインナップになっていた(※Sony Style [WORKS] モデルは除く)はずですが、ここにきての CRT モデルの復活。先日、「CRT の死」を告げたはずの Apple が教育市場向けに発売した 17 インチ CRT 一体型の「eMac」を一般消費者向けにも発売し、CRT の復活祭となったところですが、ソニーよお前もか、ですよね。やはり、液晶ディスプレイ高騰のさなか、液晶モデルのみのラインナップというのはマーケティング的にもやや無理があったのでしょう。一応、JX11BPV7 は法人向けの「台数・販売店限定」モデルということですが、「置き場所はあるから、とにかく安い PC が欲しい」というユーザーは少なくないはず。液晶の高騰が落ち着くまでの間だけでも、安価な CRT モデルを正規ラインナップに加える価値はあると思うのですが。あるいは、QR や FX クラスの安価なオールインワンノートが \150,000 程度にまで下がってくれるか。 PCG-GR3N/BP は GR シリーズに追加された最廉価モデル。最廉価モデルといっても PenIII-M 1.13GHz、30GB HDD なのだからすごい時代になったものです。このスペックに 14.1 インチ SXGA+ 液晶で実売 \220,000 前後ということですからかなりお買い得なのではないでしょうか?画面サイズは今となってはやや平凡ですが、解像度は SXGA+ なので同価格帯の FX55Z/BP(15 インチ XGA 液晶)よりも「買い」度は高いかもしれません。何しろ、初代 GR9/K とほぼ同じスペック(メインメモリ・ビデオメモリ容量とコンボドライブの性能は GR9/K 以上)ですし。 どちらかというと現行の PCG-GRxN シリーズは PCG-GRX シリーズの拡充によって消滅していくモデルであり、今まで売れ残った PCG-GR シリーズを化粧直しして売り切ろうという魂胆なのかもしれませんが、性能も十分で細かいところのつくりが FX シリーズよりもよっぽどしっかりしているので、A4 オールインワンノートが欲しい向きにはかなりオススメかもしれません。そういえば、GR シリーズ登場前後の PCG-XRxZ シリーズもかなりお買い得感が高く、バランスも良いモデルでしたよね。 徐々に先細っていく GR シリーズとは対照的に、次第に廉価モデルのラインナップを拡充させてきているのはフラッグシップである GRX シリーズ。GRX51/BP はシリーズ内での最廉価モデルとはいえ、ハードウェア仕様は GRX71 とほぼ同じ(Pen4-M 1.60GHz、40GB HDD、16.1 インチ UXGA 液晶)で、メモリが少なめで LightWave がない代わりに Office がついた、どちらかというとビジネスユースをターゲットにしたモデル。その割に WinXP Pro でないのは廉価モデルという位置付け故でしょうか。 米国では、GR シリーズはもう既になく、GRX・NV・FXA シリーズのラインナップになっていますが、GRX シリーズもローエンドは 15 インチ液晶なんですよね(筐体は同じなので、その分額縁が広いらしい)。日本向けモデルは 16.1 インチにこだわっているように見えますが、これは日本のハイエンド志向を考慮してのことなのか、15 インチ以下の GR シリーズが消えた後このクラスは NV シリーズに守らせようという思惑なのか。 GRX シリーズといえば「出る出る」と言っていた GRX91/P は出ないですね。2GHz というキリのいい CPU を載せないはずはないと思っていたのですが。 ここにきて、廉価モデルばかり拡充しているのは、PCWEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/06/27/17.html http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/02/16.html にあるように、高価なハイエンドモデルがなかなか出ない今夏の傾向を反映しているような気がします。余った既存モデルを安く買い叩かれるよりは、更に安いモデルを用意することによって既存モデルの価格を守ろうという。そんな中、ほとんどのメーカーが Pentium 4-M 2GHz 搭載ノートを出せないでいるのも、ある意味納得できる話なんですよね。 それでも、あっと驚く仕様の「5 周年記念モデル」が出ていれば、冷めた市場に対するカンフル剤にもなったでしょうに。 個人的には、2 ヶ月後「VAIO 5th Anniversary」サイトの締めに何か出してくれないかな、とちょっと期待しています。 |
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突然ですが、関東に引っ越すことになりました。8 月から、千葉に転勤になります。 一応、2 年の期限付きなので、また戻ってくることになっているのですが、正直なところ、2 年後の身の振り方については、2 年後また考えればいいや、と思っています。だって、今の時代、2 年後の私や会社を取り巻く環境なんてどう変わっているか判りませんし、2 年といったら、私が社会人になってから現在に至るまでの時間とほとんど同じ時間なのですから、そんな先の自分が何を考えているかなんて、判りませんから。 赴任する会社は、たぶん今の会社よりも私のやりたい仕事に近い位置にある会社です。 実際に今の職に就くまでは、情報産業の世界であれば地方に関係なく等しい内容・質の仕事ができるだろう、と思っていたにも関わらず、現実は逆に大都市にばかり新しい情報も技術も集まっていくことに気づき、それが仕事の上での悩みとなっていました。 「情報」って、ひとところに、特に人のたくさん集まるところに集まってくる性質があるように思います。人がいて、情報がたくさん集まっているところに、集まりたがる性質が。技術の進歩によって、遠く離れたところでも瞬時に情報が届くようになればなるほど、新しい情報は大きな街に集まってくる。それは、インターネット上で知り合った、現実では遠くに住む友達と仲良くなればなるほど「実際に会って語らってみたい」と思うことや、遠く離れた恋人同士が、電話やメールといった手段によって近くにいるのと同じようにコミュニケーションできるようになればなるほど逢いたい気持ちが高まってくることと同じように、情報も「人」や「情報」に引かれていく性質を持っているのではないかと思います。 谷川俊太郎は「万有引力とは ひきあう孤独の力である」と詠いましたが、おそらく「情報」というものにも、万有引力は働いているんじゃないかな。だって「情報」を創り出しているのは、他ならない人間そのものなのですから。人間が、他の人間との関わり合いの中ではじめて「人間」であることができるのと同じく、情報も受け手となる人間や関連する情報があってはじめて「情報」として存在し得る。だから、情報も「情報」としての価値を最も高めることのできる、人のたくさん集まるところに、集まってくるのでは。 そんなことを思うようになったこともあって、ここのところ、地方での仕事というものに限界を感じ始めていた私は、また首都圏に出て、新しい技術に触れられる仕事がしたい、と思うようになっていました。 珍しく早い時期に桜の季節が終わった、4 月のことでした。 そこに、突然降ってきた赴任話。 私は、後先も何も考えずに、二つ返事で首を縦に振っていました。 ・・・関東に出れば、また、やりたいことができる。 でも、よく考えると、それはただ自分や周囲に対する言い訳なのかもしれません。 真夏の陽射しの強いはずの日でも、私の目には何か一枚フィルタの掛かって見える、どこか、自分を抑圧するようなこの空の下から、私は一刻も早く逃げ出したかっただけなのかもしれません。私を縛り付けるいろいろなしがらみとか、組織に都合の良い人間になるよう私の前にレールを敷こうとする会社とか、そういったものから「逃げる」ために。 とはいっても、「逃げ」以上に、私にとってやりたいことが、私をポジティブにさせる何かが、首都圏にはあるように思いました。だから、今度こそ「なりたい自分」になるために、私は、前に向かって逃げる。余計なものは、置き去りにして。 今までも、自分のやりたいことについてはかなりアクティブに動いてきたつもりでしたが、それでもやはり地理的な縛りのせいで行動を制限されることが少なくありませんでした。でも、情報の引力が集まる場所に近づくことによって、私はもっとアクティブになれる。そのことが、すごく楽しみでもあります。 もちろん、新しい職場に入って、やりたいことに近い仕事ができるようになれば、今よりも数段忙しくなるでしょうし、今の自分にとって重要な居場所のひとつであるこのサイトの更新もちょっとおろそかになってしまうかもしれませんが、自分が楽しめる範疇で精一杯がんばろうと思っています。仕事も、プライベートも。 長い雨は上がるから、空を見上げて歩こう。 光の射す方に向かって。 |
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掲示板でも話題になっていましたが、PS2 を WEGA に接続するケーブルを交換してもっとキレイな画像でゲームや DVD-Video を楽しもうと思い、早速仕事帰りにいろいろ物色してきました。 PS2 と WEGA を接続するのには、一般的なコンポジット接続(いわゆる黄色い RCA ケーブルです)と S 端子接続、D 端子接続、そしてソニー得意の独自規格「マルチ AV 端子」接続の 4 通りあります。今まで D 端子なんて縁がなかったのですが、一口に D 端子といっても BS デジタルチューナの繋がる D4 端子と S 端子を単にグレードアップして D4 端子と形状を統一した(?)D1 端子、他にも D3 端子とかあってよく分かりません。「D1 端子」とかいっていかにもデジタル接続っぽいイメージを持たせてますが、実は単なる高品質のアナログ端子なんですよね。ワケ分かりません。 そんな感じで、自分でもいろいろ情報を集めたり掲示板で教えてもらったりした情報から、最終的に純正のマルチ AV ケーブル「VMC-AVM250」と HORI の「D 端子ケーブル HG」のどちらにしようか迷った挙げ句、「それじゃ比べてみよう」と思って両方買ってきてしまいました<バカ というか、買ってから気づいたんですが、SCEI からも純正の D 端子ケーブル が今月出るんですね。待てば良かった・・・。 とりあえずこのあたりの情報に関しては、VAIO ユーザーにもおなじみ、ソニーショップ C-TEC さんのサイトに詳しく解説されています。 http://www.sonyshop.c-tec.co.jp/main/tv/vmc-avm250.htm http://www.sonyshop.c-tec.co.jp/main/tv/ps2_info4.htm では早速、自分なりに比較してみた結果を。
PS2 のゲーム画面。もう標準の RCA ケーブルは文字は潰れるわ色は滲むわでひどい有様。よくこんなんで今まで我慢できたものだ、と比較してみて改めて痛感しました。これを D1 接続にすると見違えるほどにパキッと引き締まった画面に変わりました。これはかなり感動。WEGA のポテンシャルを垣間見た気がしましたね。色の滲み・潰れのほとんどない、シャープな画面です。 マルチ AV ケーブルで RGB 接続すると更にくっきり、ハッキリした画面に。でも、画面の鮮明さという意味では RCA から D1 に変えたときほどの違いはありません。むしろ、映像信号が Y 色差入出力から RGB 入出力に変わったせいか色味が随分違って見えます。具体的には、D1 端子接続が「TV 的」な見栄えのする、温かみのある色合いなのに対して、RGB 接続が「PC 的」なやや乾いた感じというか、冷めた感じの色合いに見えます。ちょうど、TV で DVD を観賞するのと PC で DVD を観賞するのの違いに近いのでしょうか。RGB による映像入出力が PC のディスプレイとほぼ同じ原理であることを考えると、納得のいく話なのですが。 客観的に見て D1 接続とマルチ AV 接続のどちらがいいか、というのは一概には言えないですね。マルチ AV ケーブルから RGB で入れたときの方が明らかに画像のエッジはハッキリしているのですが、ハッキリしすぎて画像によってはポリゴンやテキストの境目でジャギーが見えます。D1 接続の場合は、そのあたりをちょうどいい具合に「ぼかしてくれる」ので、シャープさには若干欠けますが(それでも RCA に比べれば全然美しいですが)色合いも含めてより自然な画になっていると思います。シミュレーションゲームのように文字情報が重要なゲームではマルチ AV 接続が文句なく良いでしょうが、アクションやレースといったポリゴンバリバリのゲームではむしろ D1 の方が良いかもしれません。何というか、RGB だと精細すぎてテクスチャのアラまで見えてしまう感じ(^^; 一応 DVD-Video の画質を、と思ってこちらも比べてみたのですが、
ウチの PS2、専用リモコンを使っているので、DVD プレイヤーのバージョンが 2.12 なんですよね。どうやら、WEGA に RGB で DVD-Video を直接出力できる組み合わせって型番が「SCPH-10000」か「SCPH-15000」の PS2 と、バージョンが「1.01」以前の DVD プレイヤーらしいので、いくら初期ロット(つまり SCPH-10000)とはいえ DVD プレイヤー 2.12 なウチの環境では使えないのです。では PS2 本体に付属してきたプレイヤーをメモカに再インストールして・・・って、ユーティリティディスクどこにしまったっけ?(汗)しょうがない、Y 色差出力でもいいからマルチ AV ケーブルの DVD 再生画像を確認・・・って、専用リモコンの受光部どこにしまったっけ? ・・・・・・。 かくして、RGB 出力はできないけどリモコンが使えるバージョンの DVD プレイヤー+リモコンはあるけど受光部がない、というまるで「賢者の贈り物」のような状況に陥り(←なんか違う)、マルチ AV ケーブルで接続したものの Y 色差出力の画像しか確認できないという極めてイケてない結果となりました(泣)。 そんな感じで、マルチ AV ケーブル経由の Y 色差入出力の映像は、同じ Y 色差入出力ということで D1 ケーブル接続とほぼ同じ傾向になっています(微妙にマルチ AV ケーブルの方が画像が細かいかな?)。この二者ではほとんど違いが分かりませんでした。RGB 接続であればまた違った結果になったのでしょうが・・・。 写真ではそれぞれの違いは分かりづらいかもしれませんが、少なくとも RCA ケーブルと他の二本とでは明らかにシャープさが違います。でもどのケーブルを使っても黒は若干潰れ気味かな?このあたりが PS2 の限界ということかも。 それにしても一気に我が家の映像環境が良くなりました。今までは「EPISODE I」も実写と CG の違いがあまり分かりませんでしたが、今の環境だと実写と CG の境目がハッキリ判別できます(EPISODE II の CG 技術はもっと進んで、実写にしか見えないくらいになっているかな?)。とりあえず、PS2 の接続に関してはこんなところかな。 なんかケーブルとかいろいろ見ていたら、Hi-Fi ケーブルとかも気になってきました。この辺ってどのくらい効果があるんでしょうか。あと、アンテナのブースタも買わなくてはならないし。 最近 PC 関連がちょっとつまらないこともあってか、また AV 関連にお金をかけたくなってきましたね。DVD も以前から専用プレイヤーが欲しいですし。前から MXS シリーズが欲しい欲しいと言ってきましたが、よく考えたらすぐに陳腐化する AV マシンを買うくらいなら、同じ金額をかけて単品オーディオを揃えた方が長く使えますし、満足度も高いような気がしてます。 冬ボはオーディオに注ぎ込もうかな? |
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気がつけば 7 月、2002 年も既に下半期に入ってきました。 うう、忙しいです。朝早くて夜遅い生活。大画面になった TV だけが私を優しく迎えてくれます(ぉ そんなわけで、1〜2 週間ほど更新頻度が鈍ったりメールの返事が遅れたりすると思いますがご容赦を。更新のネタもいろいろ練っているんですが、なかなか完成できない状態・・・。土日までにはまとめて更新できるかな? 7/1 はご存知、我らが VAIO の誕生日です。私の誕生日と 2 日違いなんですねー。でも個人的には VAIO は初代「PCG-505」の衝撃がその歴史の始まりであり、PCG-505 がなければ VAIOethics はおろか CYBALION をはじめとする有名サイトも存在しなかった可能性もあるわけで、そういう意味では PCG-505 の発売日である 11/20 が「もう一つの Anniversary」ということができるかもしれません。 ともあれ、誕生日おめでとう。これからもよろしく!>ソニー&VAIO この VAIO 生誕 5 周年を前に、全くと言っていいほどそれらしい動きがなかったので、「ソニーは 5 周年という節目の年に何もやらないのかな?IBM は ThinkPad の 10 周年ということでキャンペーンにも力が入っているのに・・・」と思っていたのですが、5 周年の記念日にあたる今日、突如記念サイトの公開を開始しました。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/5th_anniv.html バイオ国内発売 5 周年記念サイト http://www.vaio.sony.co.jp/5th/ 内容的には、VAIO の 5 周年記念コンテンツとして開発者や VAIO を所有する著名人へのアンケートから特製壁紙のダウンロード、ユーザー参加型のネットワークイベントまで多岐に渡っています。記事系はいつも公式サイト内「ENJOY VAIO」上に掲載されている記事の延長線上といった内容なのですが、壁紙のダウンロードは各機種用のクールな壁紙が用意される予定ということで、なかなか。いきなり XR シリーズ用のカッコイイ壁紙が用意されているあたり、ソニーさんもコアユーザーが多い機種をよく分かっていらっしゃる。 ユーザー参加型のネットワークイベントは、「バイオのある風景」「Digital Imaging Cup」ということで、VAIO を使っているシーンやスタイルを収めた写真のフォトコンテストと、お題を分けて 3 回にわたって行われる Photoshop の合成写真コンテスト(?)。この辺はバイオネットワークサービス立ち上げ時のネットワークイベント「ネット de お祭りバイオ 31days」や「バイオと楽しむ Countdown2000」の企画の再来といった感じ。VNS のネットワークイベントは、VAIOethics が VNS の立ち上げをきっかけにできたということもあってけっこう応援していた縁もあるので、今回もちょっと参加しちゃおうかな、と考えています。 他にも VAIO のロゴ入りグッズが当たるクイズイベント「VAIO QUEST」や、期間限定でプレミアムグッズを販売する「SHOP 5th Limited」などなかなか盛り沢山の内容。このあたり、他メーカーと違ってコアな個人ユーザーに支えられてここまでのブランドに定着した「VAIO」のユーザーに対する恩返し、みたいにも受け取れてとても嬉しいですね。 このイベント、ほとんどがネットワーク上で開催されるものなのですが、ちょうどいいタイミングでお台場にオープンするライフスタイル提案スペース「sony style」 http://ascii24.com/news/i/topi/article/2002/07/01/636919-000.html でも何かこれに絡めたイベントが開催される可能性もありますね。 どうやらこの流れでいくと期待された 5 周年記念モデルは本当にないのかもしれませんが、それでも久々のネットワークイベント、私は楽しみにしています。もし良かったら、イベントサイト上でお会いしましょう。 |
My Diary Version 1.21 [ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ] |