VAIO Laboratory PCV-J10 の CPU 換装とメモリ増設
PCV-J10 の CPU 換装とメモリ増設
以前のバイト先の R70 を改造したときに、ついでに J10 も改造してしまおう、ということで CPU を換装し、R70 の余った RAM を 1 枚移植するパワーアップを行いました。
※注:くれぐれも改造は自己責任で行って下さい。このページの情報をもとにあなたの VAIO を改造するとソニーによるメーカー保証が受けられなくなるだけでなく、最悪の場合 VAIO が壊れてしまう事態も考えられます。仮に、同様の改造を行って VAIO やデータ等が壊れても作者(Brown Sugar)は一切責任を負いません。ご了承下さい。
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PCV-J10 です。VAIO の廉価版デスクトップですが、安いなりに基本性能はそこそこ高く、またけっこういじりがいのあるマシンになっていると思います。良いマシンですよ。ま、今回は細かいレビューはとりあえずおいておくことにして、コイツを改造してやろうというお話。CPU を Celeron 700MHz に換装し、メモリを増設してやります。
本体のサイドパネルを外したところ。J10 のケースはネジを 1 本外すだけでサイドパネルが開くというメンテナンス性の高いケースになっています。初心者向けデスクトップとはいえ、このあたりは改造好きなパワーユーザーさんも満足できる作りになっているのではないでしょうか。
ちなみに、筐体の後部に付いている電源ユニットもネジは 1 本も使わずに留めてあるので取り外しも簡単。狭い筐体ながら、なかなか作業はしやすいと思います。
今回は触れていませんが、HDD を入れる 3.5 インチのシャドウベイ(2 ベイ)もレバーを上げるだけで外れます。このあたりの作りはけっこう感動モノ。
この J10 は購入時に 20GB の HDD、Maxtor の「92049U4」を増設(私が作業)してあるのでもうベイはいっぱいです。内蔵でこれ以上増設するときはどれかを外すしかありません。ちなみにデフォルトで入っているのは Western Digital の 10GB のドライブ。
電源ユニットを取り外すと、CPU が隠れています。Socket370 に PPGA 版 Celeron が載っているという格好になっています。R70 にはファンレスの CPU クーラーが付いていましたが、J10 にはちゃんとファン付きのCPUクーラーが載っています。
メモリスロットは 2 本。うち 1 本には標準の 64MB PC100 SDRAM、もう 1 本にはこれまた私が増設した 128MB の PC100 SDRAM(Princeton 製)が載っています。というわけで、増設するには 64MB の方を取り外さなくてはなりません。
これが今回増設するメモリ、「PCVA-MM128P」。R70 から抜いてきたものです。HYUNDAI 製チップが載っています。
それにしても、SONY ロゴが誇らしげ。いかにも純正〜っ、という感じ。
で、例のごとくサクッ、サクッ、で差し替え完了。あえて説明は要りませんよね?
とにかくこれで J10 も計 256MB に。なんか J10 とは思えない数字。

メモリ増設はサクッと終わりました。次は、メインの CPU 換装。
→CPU の換装

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