VAIO Laboratory カーボンルック C1 を更にカッコ良くしてみる
カーボンルック C1 を更にカッコ良くしてみる
C1VJ もとうとう後継の C1M シリーズが出てしまい、過去の VAIO となってしまいました(T_T)。C1M のバッテリは従来の 505、N505、C1X、C1V と互換性があり、C1VJ で新しいバッテリ(PCGA-BP5xA/L)を利用することは可能なのですが、C1M ではバッテリの色が変更されてしまったため、そのままでは C1VJ にマッチしません。加えて、発売終了になった過去の VAIO に対応する旧カラーのバッテリは、今後入手が徐々に困難になってくる可能性があります。
旧型バッテリを「殻割り」し、新バッテリのセルと入れ替える、というテもありますが、バッテリの改造には危険が伴うためあまり行いたくありません。では、C1VJ の方を新しいバッテリに合わせてしまおう、というのがことの始まりです。
今回は、ヒンジカラーの変更に合わせて、見た目上の改造(というほどのものでもないですが・・・)をいくつか行ってみました。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

C1M 用の新バッテリ「PCGA-BP52A/L」。新バッテリといっても別に容量が増えているとかいうわけではなくて、単にガワが C1MRX カラーに変更されただけのものです。
しかしバッテリってなんでこんなに高いの・・・。ま、最近ヘタってきていてバッテリ駆動しながら AirH" で通信だとバッテリが 3 時間くらいしか持たなくなっていたので、買い換え時期ではあったのですが。
新旧バッテリのラベル。双方とも「PCGA-BP52A」となっていることがBP52A と BP52A/L の中身が同じことを示しています。初代 BP52 は構造的な問題があり、一度微妙な仕様変更が加えられた後、BP52A で容量が増えたのと同じタイミングで根本的に折り曲げ構造が変更されていますが、今回は色以外は全く同じになっています。
C1VJ のヒンジカバー&TrackPoint キャップ(写真左)と C1MRX のヒンジカバー&キャップ(右)。
伝統的な「VAIO カラー」だった C1VJ と違い、C1MRX をはじめとした最近の VAIO ノートで使われている「VAIO カラー」はほとんどネイビーに近い色合いになっていますね。
パーツ価格はヒンジカバーがそれぞれ \300、TrackPoint キャップが 2 個入りで \700、計 \1,365(税込)。
っていうか、TrackPoint キャップ高すぎ。ThinkPad 用のは 2 個だか 3 個入って \300 なのに。
※おことわり
今回、ヒンジカバーおよび TrackPoint キャップは秋葉原のソニーサービスステーションにて取り寄せました。特に該当機種オーナーであることの証明書(保証書等)の提示も求められませんでした。
ただし、(こと VAIO に限って)保守部品の取り寄せに関しては最近ソニーも締め付けが厳しくなっているようで、取り寄せを依頼する SS や応対する担当者さんによっても取り寄せの可・不可はまちまちなようです。少なくとも VCLVAIO サービスステーションでの取り寄せはかなり困難です。
また、仮に部品取り寄せに応じてもらえなかった場合にも、ソニーおよび VAIOethics に対する苦情はご遠慮ください。特にソニーに対する「VAIOethics に書いてあったぞ!」的なクレームはご容赦下さい。ここに書いてあることはあくまで取り寄せに成功した「例」ですので。

なお、VAIO のパーツ取り寄せに関しては「CYBALION」内「VAIOの部品を取り寄せてみる」も参考にしてみて下さい。
TrackPoint のキャップを交換してみたところ。キーボードの色とほぼ同じか若干紫がかっていた旧タイプのポインティングスティックと比べてずいぶんと引き締まって見えます。
最近キャップの滑り止め加工(ファイバーが埋め込んである)が剥げてツルツルどころかトゥルトゥル(笑)になってきて交換したいと思っていたので、ちょうど良かったです。
というわけで、装着してみました。カーボンルックの黒とバッテリ周辺のネイビーが相まって、ひじょーにシブい感じに仕上がったと思うんですがどうでしょう?
ここまでくるとホワイト×パープルという C1VJ の初期状態とは全く印象が異なってきます。
開いたところ。
内側はデフォルトのグレーのままですが、バッテリと TrackPoint のネイビーがワンポイントで入るだけで、かなり締まって見えます。C1Xx と違ってクリックボタンがパープルでなくガンメタだったのも、結果的に統一感を出しています。
この際 C1MRX の英語キーボードも取り寄せてみようかとちょっと思いましたが、却って見た目のバランスが悪くなって駄目か。

という感じで C1VJ の「なんちゃって C1MRX」化(笑)に成功しました。
C1VJ はなかなかハードウェア的に改造できる部分が少ないマシンです。そういうわけで、カーボンルックのような見た目系の改造に走り気味なのですが、そろそろ単なるカーボンルックじゃ物足りなく思い始めていたところでした。
カーボンルックによって渋い外観になっていた C1VJ ですが、バッテリ部の明るめの紫がやや浮き気味だったので、これで全体的なまとまりが出てきたように思います。あと、キートップの刻印やキーボード左上の「VAIO」ロゴ等、微妙に昔の VAIO カラーが残っている部分もありますが、その辺はご愛嬌ということで。あ、SNC1 の蓋も微妙に色が違うか・・・というわけで、次は SNC1 の専用蓋をいじってみます。

→「出っ張る蓋」をカーボンルックにしてみる

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