VAIO Laboratory PC ナビの車内設置を考える
PC ナビの車内設置を考える
前回は C1 でカーナビするための環境づくりという観点から Navin' You と PCGPS の設定方法について解説しましたが、単に PC にナビソフトを入れて GPS アンテナを繋いだだけでは実際ナビはできませんよね。そう、車内設置です。どこにどうやって取り付けたらいいかけっこう悩むこの車内設置ですが、「安く、手軽に、確実に」をスローガンに(?)挑戦してみました。
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ナビ台を自作してみる
私の愛車・CIVIC FERIO のダッシュボード。最近のクルマではメーター類がセンターに付いていて、ハンドルの向こう側にナビが設置できるものもありますが、私の FERIO は一つ前の型なのであまりダッシュボードは広いとは言えません。カーステレオへのアクセスも悪くしたくないので、けっこう設置場所は悩みどころ。
とりあえずエアコン吹出口の上あたりなんかどうかな?というか、位置的にはこの場所しかあり得ません。で、目をつけたのがこのドリンクホルダー。カー用品店で 2 個セット \780 の品。
というわけでドリンクホルダーに C1VJ を仮置き。位置的にはフロントガラスに触れるか触れないかくらいでちょうど良い感じ。ドリンクホルダーにトレイか何かを載っけて、その上に C1 の本体を置くとイイ感じに収まりそうな雰囲気です。
最初は金属製のアームを自作するとか CD ウォークマンの車内設置キットを流用するとかいろいろ考えてみたものの、作業がめんどくさいとかあまりクルマ自体に手を入れたくないとか付け外しが簡単なのがいいとかいろいろ考えた結果、この方向性が一番楽だろうという結論に落ち着きました。
本当はドリンクホルダー自体を加工してトレイを合体させようかとも思ったんですが、せっかくドリンクホルダーをつけるなら普段はドリンクホルダーとしても使いたいよね、と思ってナビ台はリムーバブルにしてみることに。
そんなわけでドリンクホルダーにトレイを固定するために買ってきてみたモノ。100 円ショップで買ってきたトレイ、カー用品店で買ってきた内装用テープ(クッション入り、片面テープ式のものと両面テープ式のもの)、そして 500ml 入りペットボトルの空き瓶×2。ペットボトルの中身を除けば \1,000 程度(笑)。安っ。
100 円ショップにて \105(消費税込)で買ったプラスチックのトレイ。うまい具合に C1 ジャストサイズでした。
B5 ノート系だと却ってちょうど良いサイズのトレイが見つからないかもしれません。ちなみに私は 100 円ショップの代名詞・ダイソーにて購入。
ただそのまま置いたのではトレイの縁と PC カードスロットや DC ジャックが干渉してしまうので、底上げとクッションを兼ねて緩衝剤(片面タイプの内装テープ)を貼ってみました。これがまたトレイにジャストサイズで無加工で貼れてしまうという運の良さ。
ペットボトルをトレイの足としてドリンクホルダーに挿すために加工します。要はちょうどいい角度でトレイが固定されるようにペットボトルを斜めにカットするだけ。ハサミとカッターを駆使してものの 10 分で作業終了。
ちなみにペットボトルは円筒形(というか六角柱形?)のものと四角柱形のものがありますが、私は加工のしやすさと安定性を考えて四角柱形のペットボトルを選択しました。ということでドリンクホルダーの方も四角いペットボトルに対応したものを購入する必要があります。
このままではペットボトルの足がトレイに固定できないので、内装用テープを使って固定します。
とりあえず両面タイプの内装テープを細長く切り、ペットボトルの切り口の方に厚焼き卵のようにぐるぐる巻いていきます。なるべく断面が平らになるように。
ペットボトルの切り口の形に合わせて切った両面タイプの内装用テープを、ぐるぐる巻きにした内装テープの上に貼り付けます。
内装テープのセットが完了したペットボトル製の足を、トレイに貼り付けます。けっこうこの両面テープ、車内用ということで強力です。しかも再貼付可能なので貼り直しも OK。
ちょっとトレイの後部がダッシュボードから浮いてしまう感じだったので、緩衝剤を細長く切って 4 枚ほど重ね、補助の足にしてみました。これも結果的にスタビライザー代わりになって台の安定性を増してくれました。
で完成したナビ台がこれ。一見安っぽく見えますが、実際設置してみるとペットボトルの足はドリンクホルダーに隠れてしまうしトレイもほとんど C1 の下に隠れるので見た目的にはあまり気になりません。
ここまでの実作業時間、約 20 分。超簡単。

ナビ台が完成したので、あとはクルマへのセッティングです。
→車内設置を考える

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