VAIO Column
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(2002/08)


[ ふるさと ] 2002/08/31(Sat)
旅立ちの日。
今、東京へと向かう飛行機の中にいます。

二度目の上京。6 年前もこうして、もう戻ってくることはないつもりで東京へと発ったものでしたが、あのときとは随分違う心持ちというか、見るべきものが分かっている自分がいます。あの頃は、ただ漠然とした憧れだけを抱いて、東京へ向かった記憶があります。
しかし、最初に東京に出たときも、17 ヶ月前に富山に帰ったときも、今日のような日がくることは、予想だにしていませんでした。

東京に暮らして久しかったせいもあり、富山には友達とか仲間とか呼べる人は東京都比べると数える程しかいないのですが、その分、富山にいる「友達」と呼べる人は、普通の友達よりもちょっと特別な友達だったように思います。東京に出ることが決まってからの期間は、彼らと過ごせる残り時間を大切にするための時間でした。これからはなかなか会えなくなってしまうため、一応の挨拶は一通り済ませてきたのですが、やはり、私は人と離れたり、会えなくなってしまったりすることは、すごく苦手です。嫌いだ。
それでも、最後はちゃんと、みんなとお互いに笑顔を残して別れてきました。あの人が最後に、私にそれを求めたから。

田舎での暮らしが上手くいかなかったのは、仕事とか人間関係とかいろいろなしがらみとか、確かにいろいろ原因はあったのでしょうが、最大の原因はやはり私の精神的なところにあったのでしょう。「私はここに居てはいけないんだ」というどこか強迫観念めいたものが、ずっと私を苛んでいました。だから、富山にいるときの自分と、東京にいる間の自分とでは、表情も全く違っていたかもしれません。
25 歳という年齢が、自分の人生のうちの何割を意味するものなのかは分かりませんが、今日はある意味リセットボタンを押した瞬間なのかもしれません。だから、もう一度東京で生きていくからには、私はもう遠慮したり、躊躇ったりしないつもりです。今までよりももっと貪欲に、手に入れたいものを手に入れていく。

この先の人生において、ある程度の満足が得られるまでは、私はもうあの場所に住処を求めて戻ることはないでしょう。しかし、今までの私をつくってくれた、大切な場所であることには、今までも、これからも、変わることはありません。
ありがとう。そして、さようなら。


ふるさとは遠きにありて思ふもの。
そして悲しくうたふもの。


[ outro ] 2002/08/30(Fri)
ソニーの民生用 VTR 規格「ベータマックス」がひっそりと終焉を迎えました。
ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/Betamax/
AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020827/sony.htm
ベータといえば VHS と激しい規格競争を繰り広げた結果、VHS に敗れて消えていった規格。1980 年代終盤からは本家ソニーも VHS デッキの販売に乗り出したため事実上 VHS が民生用 VTR の主流となっていましたが、今でも「ベータマックスの方が規格としては画質面での性能が高い」と言われるくらいですから、画質という点については完成度はかなり高かったのでしょう。結局、パッケージビデオタイトルの拡充に努め、ビデオレンタル店の立ち上げに成功した VHS 陣営がこの戦いに勝利を収めたわけです。このことは、純粋な技術力よりもソフトウェアの充実とマーケティング戦略がいかに新しい規格の普及に大きな役割を果たすか、ということの証明になりましたが、ソニーが単なる「技術者集団」からソフトメーカー、マーケティング重視の戦略にシフトし始めたのもある意味この事件がターニングポイントとなっているのかもしれません。勝者と比べて敗者の方がより失敗から学習できるものですし。
このあたりの話は、かなりソニーの主観や自己弁護も入ってますが、ソニーの公式サイト上のコンテンツにて読み取ることができます。
Sony History 第 2 部 第 2 章 『規格戦争に巻き込まれた秘蔵っ子』
http://www.sony.co.jp/Fun/SH/2-2/h1.html
私は、初めて父が買ってきたビデオデッキが VHS 規格のものだったため、ほとんどベータって知らないのですが(ま、初めて VHS ビデオデッキが家に来たのは 1986〜87 年頃なので、ほぼ VHS・ベータ戦争の決着がつきかけている頃ですが)。しかし、ある意味独自路線に走りがちなソニーの代表的な規格として、ベータマックスは強い印象を持つものだっただけに、撤退は非常に残念です。

それにしても、ソニーがベータデッキからの完全撤退を発表した直後に新しい DVD 後継規格が登場したというのも、皮肉な話ですよね。
ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_08/pr_j2901.htm
AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020829/tosnec.htm
現在、書き換え可能 DVD 規格といえば DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW と規格が乱立していましたが、次世代 DVD では規格の違いでユーザーが混乱しないよう「Blu-ray Disc」という統一規格を発表、2003 年の製品化を目指すといった状況でしたが、ここに東芝 と NEC がつ Blu-ray Disc に対抗する新規格を発表。青色レーザーを利用した 30GB 前後の容量を持つディスク、ということで、Blu-ray Disc と真っ向から競合する規格になりそうです。
やはり、メーカーの思惑によるメディア規格の利権争いは、ユーザーのいないところで、これからも続けられていくのでしょうか。


[ PEG-SJ30 ] 2002/08/29(Thr)
昨日になりますが、CLIE の新機種が発表されました。発売日は「Sony Dream World 2002」の当日、9/14(土)です。
PEG-SJ30
http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-SJ30/
http://www.jp.sonystyle.com/peg/Store/Clie/Sj30/
先月発売された米国市場向け小型軽量 CLIE「PEG-SL10」の日本仕様バージョンといったところ。筐体は SL10 をほぼそのままに、日本市場向けにカラー TFT 液晶を搭載してきたモデルのようです。液晶のカラー化だけでなく、日本のユーザーを意識して内蔵 RAM は 16MB に増量(SL10 は 8MB)、バッテリは内蔵リチウムイオンバッテリ(SL10 は乾電池駆動)という仕様に変更されています。

今回も例によって他の CLIE シリーズとのサイズ・重量比較を行ってみました。


PEG-SJ30
PEG-SL10
PEG-T400
PEG-T650C
71.8mm73.0mm71.8mm71.8mm
高さ104.0mm104.8mm118.0mm118.0mm
厚さ16.8mm16.7mm9.9mm12.5mm
体積125.4cc127.8cc83.9cc105.9cc
重量139g102g122g140g

SL10 に関しては私が手計算でインチ−ミリ換算を行ったものなので、微妙に誤差があるかもしれません。ちなみに、SL10 は乾電池駆動ということで、本体のみの重量が記載されています。単四電池 1 本あたりの重量を約 11.5g として換算すると、SL10 の使用時の重量は約 125g となります。
SL10・SJ30 はフットプリントが小さいため、一見した印象は確かに T/NR シリーズに比べると一回りほど小さく感じるかもしれません。しかし、16.8mm という厚みは N750C のそれとほぼ同じ。持ったときの「厚ぼったい」感覚は N シリーズと同じ感じなのではないでしょうか。あの厚さが許せなかったために WorkPad c505 に走った私としては、ちょっとこの厚さだと逝けないなあ。ワイシャツの胸ポケットが Palm の定位置であるワタシ的には、10〜13mm くらいの薄さでないと仕事に使うには厳しいです。

PalmOS 4.1J、Dragonball VZ 33MHz、16MB RAM/8MB ROM、バッテリ持続時間約 12 日というスペックは PEG-T600C と全く同じ。音楽再生機能は備えず、MP3 の再生にはオーディオアダプタ「PEGA-SA10」を必要とするところまで同じ。クレイドルは付属せず、充電や HotSync は付属の USB ケーブルを使って行います。基本的にシリアルコネクタは T/NR シリーズと互換性があるため、T/NR シリーズ用の周辺機器がほとんど使用できるのはありがたいですが、本体サイズの違いから通信アダプタ等にはアタッチメントを使用しなくてはならないのが面倒ですし、何より装着状態が格好悪いです。このあたりは廉価モデルゆえの宿命でしょうか。

ソニーが SJ30 で開拓しようとしているのは、やはり性能を求めて買い換えるユーザーではなく、これから PDA を始める新規ユーザーなのでしょう。今まで、PDA を PIM として使うだけでなく、オーディオ・ビデオプレイヤーとしての使い方や、カメラやキーボードを活用した新しい PDA の可能性をアピールし、CLIE 登場以前と比べて大幅に Palm ユーザーの裾野を広げた CLIE ですが(そういう意味では現在までの Palm 機の歴史を「CLIE 以前」「CLIE 以後」で大別してもいいくらいです)、今回の SJ30 では更に新しい層のユーザーを取り込もうとしているようです。SJ30 には、新しく e-Book ソフトウェア「Pook」と 3 つのゲームソフトがバンドルされます。ファミコンのコントローラ然とした専用ゲームコントローラ「PEGA-GC10」も発売するという気合いの入れよう(ちなみに、T シリーズでも使用可能)。これはもちろん Palm で読書をしたり、ゲームをしたりという使い方を一般化させようというのが狙いでしょう。音楽再生 CLIE が出る前にも Palm 機で MP3 ファイルを再生する手段は存在しましたが、標準でその機能を搭載する CLIE が出て「Palm で音楽」という使い方が一般化しました。今回も、電子ブックやゲームといったものをバンドルし、更にその使い方をメーカーが予め掲げておくことで、このアプリケーションを一般化させよう、ということなのでしょう。昔から DIY の精神が根強い Palm 界では、自分で勉強して試してみる、とか、Palm の使い勝手を良くするために自分で Palmware を探してみる、というのが当たり前でしたが、それではユーザー数の広がりに限界があります。メーカーが最初から「こんなこともできるよ、あんなこともできるよ」といって教えてくれ、しかも面倒な手順を踏まずに最初からその機能が使える、というのは、新規ユーザーに対する Palm の世界の敷居を大幅に低くします。こういうやり方は、ある意味 Windows 95 登場当初の PC メーカーのやり方に似ていますよね。このやり方がうまくいけば、最近停滞気味の PDA 市場に再び活気を取り戻せるかもしれません。一つ間違えば、シンプルであることの良さをスポイルされた、ややこしくて使い勝手とパフォーマンスの悪い PDA になってしまうことと紙一重ではありますが・・・。
しかし、「PDA でゲーム」という使い方は、タイトルの揃え方によってはかなりアピールポイントは高いのではないでしょうか。i アプリのゲームなんかよりはよっぽど楽しそうですし・・・。いずれ、メモリースティック-ROM でゲームソフトや e-Book タイトルのパッケージ販売なんかも行われそうです。

実売価格は約 \30,000。音楽再生機能がない分、PEG-T650C より一回り安くなっていますが、クレイドルが付属しないことを考えると「そんなに安いかな?」と疑問に思ってしまう程度の価格。どうせなら Cyber-shot U と同じ \25,000 程度ならば割安感も出たのですが。カラーバリエーションもないし、デザインの好みを考えると個人的には T600C のロイヤルブルーあたりを中古で探してオーディオアダプタをつけた方が幸せっぽい気がします。T650C も悪くないんですが、ジョグの位置が T600C の方が好みなのと、ロイヤルブルーがないから・・・T600C の筐体で、T650C のスペックならなぁ。
そんなわけで、私もそろそろ CLIE が欲しくなっているので、SJ30 のニュースを見たときちょっと心躍ったのですが(^^;私の求めているものとはちょっと違ったので、今回は見送りです。もうちょっと待てば OS5.0/ARM なニュー CLIE が出るはずですし。早く出してくれー>ソニーさん

■記事リンク
PC Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0828/sony.htm
ケータイ Watch の記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,10691,00.html
ZDNet の記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0208/28/n_ncsj.html
MYCOM PC WEB の記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/08/28/16.html


[ フラッシュ ] 2002/08/28(Wed)
Cyber-shot 用の外部フラッシュ「HVL-F1000」を購入。
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/accessary/HVL-F1000/
だいぶ前から欲しかった代物なんですが、何だかんだと物欲キューが溜まっていたのでなかなか買えませんでした。

フラッシュ

F707 専用の花形レンズフードと一緒に装備すると、ちょっとしたハイアマチュアみたいに見えます。いわゆる見かけ倒しってやつ?(笑)
個人的に夜景とか暗所での撮影ってそんなに多くないのですが、じゃ外部フラッシュなんて要らないのかというと、そうでもない。明るいところでもフラッシュを上手く使えば更に良い写真が撮れるようになりますし、何より「光」というのは良い写真を撮る上では必要不可欠なものなんですよね。
というのも、この外部フラッシュ、バウンス撮影ができるようになっているんです。バウンス撮影というのは、フラッシュの光を壁や天井、レフ板等に反射させて、被写体に間接光を浴びせる撮影法。フラッシュを直接当てる撮り方と違って、間接光だから柔らかめの光になるし、被写体にきつい影が出ないなど、けっこうメリットは大きいんです。この外部フラッシュは、発光角度を 0°〜90°の範囲で可変にできるので、比較的幅の広いバウンス撮影が可能になっています。
F707 を使い始めてからというもの、写真撮影における光の重要性というのを改めて再認識していて、最近では可能な限り積極的にレフ板等を使って間接光を作るように努めているんですが、どうしても一人だとレフ板の固定には限界があり、助手になってくれる人がいない状況だとけっこう撮影には苦労します。でも、バウンス撮影ができれば、ある程度レフ板に関する苦労は緩和されるというわけ。ただでさえ、Cyber-shot 系の内蔵ストロボはけっこう「いやらしい」ので、こういう芸当ができる外部フラッシュは欲しかったんですよね。
時間がなくてまだほとんど撮影は試していないんですが、とりあえず周辺機器が一つ増えたという時点である程度満足です(って、結局自己満足かょ)。最近夜景モードとかスローシャッターで遊ぶことを覚え始めたので、次はちょっとちゃんとした三脚とリモートコマンダーが欲しいなと。

F707 はそろそろ後継機種が出る時期かもしれませんが、まだまだ私の撮影技術が F707 の潜在能力を使い切っていない気がするので、とりあえずいろいろフィルタやアクセサリを集めつつ自分のテクニックを磨こうと思ってます。ただでさえ、最近は U10 しか使っていないからなぁ・・・。


[ 光の射す方へ ] 2002/08/27(Tue)
Intel が Pentium 4 2.80GHz を正式発表。
ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020827.htm
PC Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0827/intel.htm
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0827/hotrev177.htm
ま、事実上解禁になっていたものなので、改めて発表されたからといってどうということはないのですが。しかし、この正式発表を受けて、DELLエプソンダイレクトからは搭載マシンが発表されています。ただし、ソニーをはじめとする国内大手メーカーからは今のところ新製品発表が行われておらず、初の FSB 533MHz CPU であった Pentium 4 2.53GHz の初登場時とほぼ同じ状況になっています。ま、これだけプロセッサパワーが余っていれば、Intel の動きに合わせて必ずニューモデルを出さなければならなかった昔とは違い、各メーカーがそれぞれの戦略に合わせて良いと思える時期に発表できるようになった、ということでしょうかね。最近、PC メーカーはどちらかというと 1 製品ごとの製品寿命をちょっと長くして、できれば家電に近いサイクルでマーケティングを行っていこうとしているようですから、大手メーカーがどこもまだ新製品を出してこないのも自然な流れでしょうか。
個人的には VAIO の新製品発表は 9/6 か 9/13 あたりではないかと睨んでいるんですが、どうでしょうか。まだ JATE にも何も載っていないので、具体的な予想が立てづらいんですよね・・・。

毎週月曜日火曜未明(笑)のお楽しみ、「VAIO 5th Anniversary」サイトが更新されています。
http://www.vaio.sony.co.jp/5th/
お盆休み期間を挟んで体勢を立て直してきたかと思いきや、お盆はしっかり休んじゃったんですね(笑)。日付変更線を越えてからの更新が当たり前になってきたな・・・おそらく、企画サイドから制作サイド(コンテンツ系の下請会社?)へのデータの引き渡しがギリギリになっていて、物理的に編集する時間がないといったところでしょう。動作チェックをまともにやる時間もないみたいですし・・・。
今回の「chronicle」は PCG-XR シリーズ。面白かったですねー。XR は 505 や C1 と同じくらいコアなユーザーが集まっているマシン。それだけ「ソニーらしさ」満載でかついじりがいのあるいいマシンなのです。MAOさん及び Ibuki さん(←※注:リンクをクリックするとネコが出ます(ぉ)の改造記事に触発されて XR の CPU 換装に踏み切った人は多いのではないでしょうか。デザインも未だに色あせない斬新なスタイルで、完全に GR シリーズに置き換わった今でも「敢えて XR が欲しい」といって後期モデルの在庫を探す人が絶えないほど。
もうこの記念サイトも何週も見てきましたが、chronicle は毎度良い記事が多いですね。見る度に、伝説といわれるマシンが多かったことに気付かされます。最近、伝説になりうるマシンがあまり多くない気がするのですが、秋のモデルチェンジでは驚くような斬新なマシンは出ないんでしょうか。

今日の昼間、TEPCO ひかりから電話がありました。申し込みと机上調査が終わったので、宅内調査の日程を決めたいとのこと。向こうさんもけっこう忙しいみたいで、宅内調査のスケジュールが取れたのが今週末 8/31、即ち引っ越しの当日でした。
もう大家さんにも話は通してあるし、8/31 に宅内調査の結果が無事 OK と出れば早ければ 9/7 くらいにはもう光回線が開通したりして!?ちょっと期待。

■今日の U10 絵日記
イヤ別にシリーズ化するつもりもないんですが(^^;、なんとなく。

あめと たいようが あわさるとき にじのはしが できる。

仕事帰りに夕立っぽい天気雨に降られたんですが、振り返ってみると虹が出ていたので咄嗟に U10 を出してぽりっと撮影(U10 のシャッター音は「カシャッ」でも「パシャッ」でもなく、本当に「ぽりっ」というか「ぺろっ」というか、そんな力の抜けた感じで出ます)。
なんか、こういうことを言うとソニーの思うツボというかヤラセ広告なんじゃないの?と思われそうですが、Cyber-shot U を持ち歩いてふと思った瞬間に日常を切り取れる、この感覚は一度味わうと病みつきになりそうです。


[ late summer breeze ] 2002/08/26(Mon)
Intel から Pentium 4 の最高クロックとなる 2.80MHz 品が登場。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0826/intel.htm
正式発表があったものではありませんが、Intel のプライスリストに掲載されたことで、事実上の発表といって差し支えありません。秋葉原では週末の時点で既にリテールパッケージのフライング販売も開始しています。
ライバル AMDAthlon XP 2600+ でモデルナンバー、パフォーマンス共に Pentium 4 を上回ってからまだ 5 日しか経っておらず、まさに五日天下。しかも、未発表のうちに(秋葉原という特殊な地域でとはいえ)流通を始めた Pentium 4 2.80GHz に対し、Athlon XP 2600+ はまだ発表ベースで搭載マシンの流通はこれからといった状況。やはり、Intel の底力は侮れません。
期待されるのはこの CPU を搭載したニュー VAIO の登場です。予想通りというか、従来単独で行われていた「VAIO EXPO」が今年は「Sony Dream World 2002」内で更にパワーアップして開催されることになったので、
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/sdw2002.html
新しい VAIO シリーズはこれに合わせてどーんなに遅くとも 9/13(金)までには発表されるでしょうから、楽しみにしていましょう。
先日も書きましたが、今秋以降の VAIO は家電との融合をいよいよ本格的に進めていくものになりそうなので、今回特にデスクトップ VAIO はガラリとモデルチェンジしてくる可能性があるのではないかと思います。RX も LX も今の筐体になってちょうど 2 年経ちますしね。
最高クロックの CPU を積んだり、それっぽいアプリを搭載するだけではなくて、より家電との接続性を重視した仕様になったり、ネットワークに力を入れたり(Gigabit Ethernet 標準搭載なんてあったりするかも?)してくるのではないでしょうか。

今日は仕事上がりにお台場メディアージュ内「sony style」を覗きに行ってきました。明日で一旦富山に戻ってしまうため、終わる前に一度「ナツスタ!2002」
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Summer2002/
を見ておきたいと思い。このイベント、いわゆる夏休み期間中ずっとメディアージュで行われていて、日によってはちょっと豪華なゲストが来たりアイドルの卵の撮影会があったり面白そうだったのですが、なかなか予定がつかず平日の夕方になってしまいました。
今日のイベントは「ソニスタにモノ申す!」と題して
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Summer2002/Event/020826_2.html
ソニスタのサイト(使い勝手やデザイン等)に関するアンケートというかインタビューのようなキャンペーンを行っていました。私が sony style 内をブラブラと回っていたら声をかけられたので、いろいろお話をさせていただいたんですが、どちらかというとショッピングサイトのデザインとか使い勝手といった話に終始してしまった気がするので、もっといろいろ(特典とかポイントとかグッズとかイベントとか)について意見を言ってくれば良かったかな?と思ってます。あんまり「モノ申せ」てなかったかも(^^;ま、オリジナルグッズ詰め合わせとかいただけたので良しとしよう。

それにしても、一時期に比べて朝晩はずいぶんと過ごしやすくなってきて、もう秋もそこまで来ているんだなー、という感じですね。個人的に暑いのは苦手なので、これくらいの時期が過ごしやすくて良かったりします。お台場も、夕方は海風が吹いてきて心地良かったです。

台場夕景

なんというか、同じ海でも強い日差しが似合う沖縄や湘南の海と違って、お台場は今くらいの季節の方が似つかわしいように思います。人の手によって造られた海辺だから、むしろ遅い夏の趣のある今頃の風景の方が、丁度良いバランスを保てているというか。
こうしてみると、今年の夏ももう終わりなんですね。春からいつもよりちょっと早めに回っていた今年の季節なので、夏もちょっと早めに暑くなって、早めに行ってしまいそうです。今年の夏は、まるで線香花火が落ちる瞬間のように、後味だけ残して突然秋に変わってしまいそうな、そんな気がします。


[ BBQ ] 2002/08/25(Sun)
昨日は CYBALIONBBQ オフに参加してきました。しかし何が悲しくてわざわざ青梅くんだりまで(以下略

前日までちょっと気温が下がり気味で、しかも雨まで降っていたんですが、当日は曇り空ながらも降雨はなく、しかも前日までの天候とは打って変わって蒸し暑い一日に。もう、ビールが流れるように入っていきます(笑)。

火起こし ビールビール。 大自然って感じ(ぉ

私は子供の頃はけっこうアウトドア好きだったんですが、最近こういうのとはめっきり縁がなくなっていたので、久々にこういうイベントをやると非常に楽しいですね。参加者の皆さんも普段コンピュータばかりいじってるのかと思ったら、案外アウトドアでの生活力があってちょっと意外。

焼き鳥 何故におでん? BBQ らしくなってきた(笑

最終的に食べきれず余ってしまうくらいの食材を、ひたすら焼いて、食べて、飲んで、笑って、久しぶりに楽しいひとときでした。片付けが済んだらそのまま立川に移動して反省会という名の飲み。その後残ったメンバーで新宿に移動して飲み。なんかひたすら 12 時間くらい飲み続けてました(^^;

今回、カメラは U10 と P9(と、C1MSX)を持っていっていたんですが、結局ほとんど U10 しか使いませんでした。ケースに入れずにずっと首から提げていたので、撮ろうと思ったときにふっと撮れるのがイイですね。P9 だとその点ワンクッションあるからなあ。
単焦点で画角が広めのカメラなので、もう一歩の寄りができないのが辛いですが、起動や記録が速いのがこんなに快適だとは思いませんでした。明るい屋外だとほとんどピンボケすることもないし、ずいぶんまともな画が撮れています。ただ、光量の多い屋外だと、日なたと日陰の混じった構図では明らかな白飛びか黒潰れが発生してしまうのは、このクラスのカメラでは致し方ないところでしょうか。
やっぱり U10 はこういう夏の屋外イベントがイチバン活躍できるのではないでしょうか?もう夏も終わりかけなので、これから海に行ったりして U10 を活用できないと思うとちょっと残念です。

この BBQ オフの現場にて、Tamaさんに Sony Style オリジナルの夏仕様 Tune を施した Cyber-shot U を見せていただきました。

U10 ソニスタ仕様

夏仕様というか完全にソニスタ仕様ですね。あまりセンスがいいとは(以下自主規制)。これだったら、自力でカーボンルックにするなりケータイのようにプロのペイントを頼んだほうが良さそうな気がします。Tamaさん自身はけっこう気に入っているみたいですが、なんか作業中にシリアルナンバーのシールを剥がされてしまったらしく、セロハンテープで貼り付けてあるし(^^;
ソニスタの特製ストラップも思ったより質感は良くないような。というか、これって P2 ALLBLACK 購入者限定じゃなかったっけ?


[ いざない ] 2002/08/23(Fri)
VAIOethics では来る 9/14(土)、久々の公式オフ会を開催します。
../off/
私の東京引っ越し記念のついでに、ソニーのプライベートショウ「Sony Dream World 2002」をみんなで楽しもう!というのが今回の趣旨(どっちがついでなんだか)。最近、オフ会といっても知った仲同士の内輪オフ会になる(というか、Tamaさんやななちゃん達との飲みは今やもうオフ会と呼べない気がする)ので、今回は今までオンラインでしか話したことのない方にもたくさん参加していただきたいですね。

今回のオフ会で攻めよう(笑)としている「Sony Dream World 2002」
http://www.sony.co.jp/sonydreamworld/
は、ソニーが独自に開催する展示会。今まで「VAIO Congress」「VAIO EXPO」といった感じで VAIO 関連専門の展示会は何度か行われていましたが、ソニーがグループをあげてここまで大々的な展示会を催すのは初めてなんじゃないかな。
この時期にこれだけ大きな展示会を用意しているということは、かなり大規模な新製品・新サービスの発表がこのタイミングに合わせて行われるのでしょう。5 月の経営方針発表では、「この秋をめどに本格的な AV 機器のネットワーク化を進める」という事業計画が明らかにされているので、そっち方面の興味深い製品やサービスが一挙に登場・・・という流れになりそうな気がします。このサイトのネタに関連しそうなところでも、VAIO のニューモデル発表や 256MB メモリースティック、Cyber-shot の新製品(F707 の後継機種とか?)、ネットワークウォークマンの新製品等の登場は確実にあるのではないでしょうか。他にも、現実としてあり得るのは「Network WEGA」の登場や、大幅にパワーアップした Network VAIO の登場、次の「U」コンセプトの発表など、我々をワクワクさせてくれるものが数多く登場してきそうな予感がします。さらに、ソニー・ソニーマーケティングにとどまらず、グループ全体としてのイベントとなっていることからも分かるように、組織の枠を超えてそれぞれの製品・サービスを組み合わせた製品の登場も予想されますね。
とにかく、今回のイベントはこれまでソニーが開いてきたイベントの中で最大なものになりそうなのと同時に、ソニーグループ全体がこれまでで最もドラスティックな事業・製品発表を行う場になる可能性を秘めています。私もけっこう楽しみ。

というわけで、興味のある方は一緒にどうですか?


[ So-net 光 ] 2002/08/22(Thr)
日曜から部屋探しのため上京してきているのですが、今日、正式に新居を決定しました。以前東京にいた頃に住んでいたところの隣の駅で、勝手が分かっている分落ち着きます。5年間乗った電車に久々に乗ったときに、懐かしさではなくて妙な安心感を覚えてしまった瞬間、ああ、やっぱり私の新しいホームタウンにすべき町はここなんだな、と変に納得してしまいました。私って根っからの大田区民なのかもしれない(^^;
室内の音響とかいろいろ考えて本当は鉄筋のマンションタイプの部屋が良かったのですが、私の収入でやっていける価格帯のマンションは妙に古かったり間取りが悪かったりロケーションが悪かったり、いまいちピンとくる物件がなかったので、結局木造のアパート。しかも響かない絨毯床と、音響的には必ずしも理想的ではないのですが、立地や近隣住民をあまり気にせず音を出せそうなので許容範囲かと。

ちなみに大田区は何故か最新ネットワークインフラの導入が日本で一番早い地域なんですよね。ADSL のときもそうでしたが、今回の FTTH 基盤の普及も大田区が一番進んでいるはず。イメージ的には新宿区とかの方が早くても良さそうなんですが、どうしてなんでしょうね?
部屋探しをしている最中にも、有線ブロードネットワークスの工事車両に遭遇したので、思わず U10 でパシャリ。

BROAD-GATE 01

残念ながら工事のようすまでは見れませんでしたが、私が光回線の導入をかなり優先順位の高い条件として考えているせいもあってか、目ざとくこういうのを見つけてしまいます(^^;

そんなわけで、善は急げ、ということで、早速大家さんに工事の了承を得て「So-net 光」に申し込みました。
http://www.so-net.ne.jp/hikari/
対抗の有線ブロードネットワークスは固定グローバル IP が 5 個までもらえるので、自前サーバを立てたりいろいろ遊べそうだな、とちょっと迷ったのですが、vaioethics.com を自前で維持運用するのもいろいろ大変だろうし、それには Linux とかネットワークとかセキュリティとか一度ちゃんと勉強しないといけないので、当面はいいや、ということで So-net 光に落ち着きました。So-net なら料金内で AirH” もダイヤルアップも使えますしね。自前サーバはホントに欲しくなったらまた考えよう。
So-net 光はまだ申し込んだばかりで具体的なスケジュールも何も返ってきていないのですが、基本的に TEPCO ひかりの提供条件はクリアしているので、開通はまず間違いないと思います。早ければ 9 月の第 2 週目から使えないかな?というのはちょっと気が早すぎるか。10 月までには使えるような気はするのですが。でも、その間を 32K AirH” と 56K モデムでつなぐのはちょっと厳しすぎるな・・・。


[ Higher ] 2002/08/21(Wed)
AMD が Athlon XP の高クロック版となる Athlon XP 2400+、2600+ を発表しました。
ニュースリリース
http://www3pub.amd.com/japan/news/prodpr/nr22155.html
MYCOM PC WEB の記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/08/21/05.html
http://pcweb.mycom.co.jp/benchmarklab/2002/23/
これまで Intel Pentium 4 の 2.53GHz に水をあけられていた Athlon XP でしたが、これで再び Pentium 4 に逆転したことになります。2600+ というのはモデルナンバーなので、当然実クロックでいけば Pentium 4 には及ばないのですが、実パフォーマンスでは Pentium 4 を上回っていると思われます。ちなみに実クロックは 2600+ が 2.13GHz、2400+ が 2.00GHz となり、いよいよ実クロックベースでも 2GHz の大台を超えてきました。
最近なかなか高クロック版の Athlon XP が出てこず、このままでは事実上 NetBurst アーキテクチャ版 Celeron の対抗製品、と市場に受け止められかねない状況だったのですが、「Athlon」ブランドが 3 周年を迎えるこのタイミングで一気にモデルナンバーを 400、実クロックでも 333MHz も上げてきたのは立派。10 月にはどうやら FSB 333MHz に対応した Athlon XP 2700+ あるいは 2800+ も登場予定と、同社の次世代 CPU「Hammer」の登場を前に息を巻いています。

私も Athlon XP の実クロックが 2GHz を超えてきたら自作機もテコ入れどきかなぁ・・・なんて思っていたので、久々にそろそろいじりたいですね。なんたって自作機は 1 年以上何にもいじってないので。とはいっても Athlon 1.2GHz、1GB RAM、120GB HDD で通常使用には何も不自由していないのですが。


10 月発売予定だった GRX のソニースタイル限定最上位モデル「PCG-GRX91G/P」が前倒しで限定発売されます。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_020821.html
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Store/Vaio/Gr/
PC Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0821/sony.htm
ASCII24 の記事
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2002/08/21/638016-000.html
発表当初は「10 月っていったらまだまだ先というか、もう秋モデルじゃん!」くらいに思っていたのですが、ある程度部品(Mobile Pentium 4-M 2.0GHz とか、ノート用では初となる DVD-RW ドライブとか、60GB 9.5mm 厚 HDD とか)の供給のめどがついたということなのでしょうか。とはいっても 200 台の限定なので、ほとんどサンプル出荷に近い状態なのですが(^^;
予約エントリーは既に今日の 16:00 から始まっています。しかも 23 日正午〆切ということなので、購入意欲のある方は(ってなかなかいないと思いますが)お急ぎを。
さんじゅうきゅうまん、きゅうせんはっぴゃくえん・・・これを高価いと見るか、安価いと見るか。


C1MSX 関連のアップデータが 2 件出ています。
「Giga Pocket LE 1.0.30」アップデートプログラム
http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/PK-000096-00.html
「Capture Driver 2.1.9.05221」アップデートプログラム
http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/PK-000097-00.html
Giga Pocket LE と Smart Capture 周りの不具合を解消するパッチのようです。私は Giga Pocket も Smart Capture もそれほどハードに使っていないため不具合に遭遇したことはないですが、対象になる方はすぐにチェックを。ちなみに C1MRx、GRX81G/P も対象になっています。


[ SMU-C1 ] 2002/08/20(Tue)
ソニーの光学式マウス「SMU-C1」を買ってきました。なんか最近、週に 1 個ずつマウスを買ってる気がします(^^;
http://www.ecat.sony.co.jp/computer/mouse/products/index.cfm?PD=8688
発表以来なかなか店頭に並んでいなかったのですが、やっぱりお盆で流通が止まっていたせいなんでしょうね。有楽町ビックにて \4,725(税込)で購入。

SMU-C1

カラーは 12 色ありましたが、メタリックブルーを購入。VAIO カラー風のメタリックバイオレットは SMU-S1 で持っていたし、C1MSX の内面カラーに合いそうかな?と思っていたブルーラメはほんとにラメラメで子供のオモチャ風だったので却下。やっぱり無難なメタリックブルーとかシルバーあたりがノート PC には合わせやすいと思います。メタリックブルーの方は C1MSX にも違和感ない感じ。つるつるしていた SMU-S1 と違い、SMU-C1 は(少なくともメタリックシリーズは)多少ざらざらしていてこっちの方が私は好みです。
パッケージは SMU-S1 が「Seamless Mouse」と書いてあったのに対し、SMU-C1 は「Collor Collection」になってます。製品型番も「SonyMouseUsb-Seamless mouse1/Collor collection1」みたいな感じでつけたんでしょうかね。

カタチはまさに昔の IntelliMouse を小ぶりにした感じ。ちょっと前にパチモン系マウスで「Micro2000」というのがありましたが、あれに近いイメージかな?ナス型マウスはあまり好きではないんですが、とりあえずってことで。

ドライバ・ユーティリティは SMU-S1 と同じく 8cm CD-ROM で付属してくるのですが、SMU-S1 とバージョンが同じで設定画面のマウス画像が違うくらいなので、SMU-S1 のドライバが入っていると「このプログラムは既にセットアップ済みです」みたいな警告が出るのですが、気にせず上書き。実体は同じプログラムなので、この時点で SMU-S1 のユーティリティは完全に SMU-C1 のユーティリティに置き換わってしまいます。
SMU-S1 のときもそうだったのですが、ユーティリティプログラムをインストールすると C1 のスティックポインタのドライバが「PS/2 互換マウス」に勝手に置き換えられてしまい、センターボタンがホイール機能ではなく完全なセンターボタンになってしまうのが難点。手動でスティックポインタのドライバを当て直してやれば済むのですが、ちょっと面倒ですね。SMU-S1 も SMU-C1 も一般的な USB ホイールマウスのドライバで動作するので、スティックポインタの方を重視するならばドライバやユーティリティは入れずに HID 互換マウスとして使った方が良いかもしれません。
また、こちらも SMU-S1 のときから気付いていた問題なのですが、このドライバおよびユーティリティをインストールすると、(少なくとも私の C1MSX では)キーボードドライバとの相性が悪いのか、キーボードを叩くとマウスポインタの代わりに黒い正方形が表示されてしまうことがよくあります。更新版のドライバもまだ出ていないみたいだし、サポートは電話でしか受けてもらえないようなので、仕方ないからユーティリティは削除して HID 互換マウスとして使うか・・・。

使い勝手は SMU-S1 以上に普通の USB 光学マウスなので、これといって取り上げるべき点もありません。\4,500 もするんだったら、せめてロジクールのマウスのように気の利いた機能の一つもついていてほしいです。この程度のマウスなら \3,000 くらいが妥当なセンだと思うのですが。
カラーバリエーションも豊富ですが、ちょっと売れ筋のカラーとそうでないカラーの差がかなり激しそうなので、ラメとかイエローとかそのうちあまり流通しなくなるんじゃないかな。どうせなら、Sony Style あたりで NIKE iD みたくカスタムカラーにできると楽しそうなのに。


[ Mannerism ] 2002/08/19(Mon)
あぁ、あらかじめ言っておきますと今日は苦言ばっかりになりそうだ(^^;

えー、VAIO の 5 周年記念サイト「VAIO 5th Anniversary」が更新されました。
http://www.vaio.sony.co.jp/5th/
先週の更新が夏休みでほとんど申し訳程度(笑)の更新でしかなかったせいか、今回はちゃんと日付変更前に更新されてます。っていうか、2 週間も時間があってギリギリまで更新されてなかったら今度こそ文句言ってるところです(笑)。今後とも、この調子で更新するように<偉そう

今週の「PEOPLE special」はキャスターの福島敦子さん。っていうか、誰ですか、この人呼んだの!!「私はメカに弱くて・・・」「バイオは詳しくなくて・・・」そんな発言ばっかり。この記事を「5 周年記念」として載っける意味はあるの?と言いたくなります。こんな記事を読まされるユーザーもかわいそうだけど、こんな記事を載せられるゲストもかわいそうになってきます。別に詳しいわけでもないのにいきなりインタビューされて、ご本人もコメントに困っているじゃないですか(^^;同じ薄い内容だったらアイドルとかスポーツ選手とかの方がよっぽどマシなような。もうちょっとゲストなり、内容なりを吟味して載せてくれっ>ソニーさん。
個人的には、C1 ユーザーで「それなりにちゃんと使っているらしい」という噂の女優・黒谷友香さんを取り上げてほしいです。全くの個人的要望ですが(^^;

「VAIO chlonicle」は PCV-L シリーズ。今でこそ懐かしい機種になってますが、初登場の頃はかなりかっこいいマシンだったような記憶があります。当時、デスクトップでこれだけかっこよくてギミックもついてる機種って無かったんじゃないかな(個人的には PCV-M シリーズの方が好きでしたが)。開発スタート時のモックには、現在の VAIO W に通じるイメージのものもあったりします。ある意味、L→LX シリーズの哲学って SFF(スモールフォームファクタ)の主流を JX シリーズに譲った今でも VAIO W の中に息づいているのかもしれないですね。
ちなみに、この「VAIO chlonicle」の書籍化が正式に決定しました。
http://www.sonymagazines.jp/mmt/200208141200.html
ソニー・マガジンズから発売。ハードカバー、箱入りの豪華仕様で、表紙は初代 505 のカタログを思わせる VAIO デザイン(おそらく「へこ文字」も再現?)になっていて、マニア垂涎の一品となっています。
しかし、こだわりすぎたせいか編集が追いつかないせいか、11 月下旬に発売延期になった上に価格が税込み \8,800。

高けぇよ!!!!!(けっこう怒りモード

別に箱入りじゃなくても良いんで。高くても \3,000 くらいにしてください。お願いだから。

懐かしの広告を紹介する「AD Gallery」は、今回からいよいよ CF をストリーミングで公開し始めています。
しかし、何故か私の環境では見れないんですけど・・・?
ストリーミングビデオを Flash で見せるという凝った仕様のせいか、Flash Player 6 でないと見れないところが Macromedia のサイトに行っても Flash Player 5 の状態で「最新です」と言われてしまって Flash Player 6 がダウンロードできない→コンテンツが見れない、という状況になってます。
ま、これは Macromedia の落ち度なのでしょうが、でもそもそも Flash でないと見れないコンテンツを作っているソニーが悪いような。だいたい、あの解像度だと C1 はギリギリ上下が切れてしまうし。だいいち私は Flash が見れない環境(WinCE だって Flash は見れないんです)の人のために Flash をスキップしてオール HTML で見られるコンテンツも用意していないようなサイトは嫌いなんですよね。これはソニーを責めるべきなのか、コンテンツの制作会社をせめるべきなのかは分かりませんが、Flash をボーダーラインにしてユーザーを区切る思想はサイトオーナー的に考えると間違っていると思う。Flash でないといけないようなコンテンツだってそんなに多くないのに・・・なんか、最近だんだん 5th Anniversary サイトが嫌いになりつつあります。ついでに壁紙ダウンロードページも見れなくなってるし(泣)。

「SHOP 5th limited」はいよいよオープンで来週から受注開始。5 周年記念 T シャツに CD ポーチ、クイズ等の景品に外れた人のためのストラップ、そしてとどめは VAIO×吉田カバンオリジナルバッグ。っていうか、吉田カバンはそろそろもういいです・・・。


こんなところですね。
というわけで、口直しに(笑)ちょっと違うニュースを。Cyber-shot U のオリジナルケース第 1 弾が公開されました。
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Dsc_mvc/Dsc-u10/Case/Beams/
第 1 弾は BEAMS の梶原由景氏手ずからのデザインによる専用ケース。デザインは無難でこそあるものの飽きがこず、しかも多少ルーズに作ってあるので出し入れがしやすくしかも出し入れ時にレンズバリアがずれて電源が誤投入されてしまうことがないなど、よく考えられています。値段によっては私もけっこう欲しい。
しかし、当初はソニスタで U10 を購入した人のみに販売するというのがちょっと解せませんね。8/29〜9/13 までの優先販売期間終了後に、メールマガジン「CLUB U」登録ユーザーにだけは一般販売する、と言っていますが、ソニスタでは販売量が圧倒的に足りず、ある程度小売店にモノが行き渡り始めた最近になってもまだソニスタは販売再開できないくらい入荷が遅れている状況。ソニスタで買いたくても現実として買えず、どうしても欲しくて結局小売店に走った私みたいなユーザーはしばらく指をくわえて待っていなければならない、というのはちょっと納得できません。個人的にはインタビュー記事を見る限り梶原氏の U10 に対する思いとかオリジナルケースに込めたこだわりには共感ができる部分が多いだけに、もったいないですね。
でも、このケースはソニスタに限らず秋には BEAMS の店頭でも発売されるようなのが救い。しかも、U10 用ケースだけではなくて VAIO U 専用ケースとアクセサリケースとトートバッグをセットにして発売するとか。こういうの、嬉しいですねー。最近「もういいよ!」とか思い始めた吉田カバン(いや、吉田カバン自体はいいんですけどね。コラボはそろそろ・・・)よりもよっぽど嬉しい企画です。このセットにはちょっと転んでしまうかもしれません。でも、そうなると、中に入れる VAIO U が必要になってしまう・・・。


[ 光射す海 ] 2002/08/17(Sat)
延期になっていた関東への転勤も近くなってきたので、そろそろ部屋探しかなーという今日この頃。

というか、異動先がなかなか確定しなかったのがここにきて急に古巣の川崎近辺になる気配が濃厚になってきて、「早く探しなさい」とか会社に言われたため、探さないわけにはいかなくなりました。
川崎といえば以前東京に住んでいた頃はけっこう近くだったので、勝手知ったる・・・というわけでまた昔住んでいた辺り(大田区〜品川区周辺、離れても目黒辺りまで)で探そうかな?と思ってます。

そこで、出てきたのがネットワークインフラ問題。
先月、千葉で一度部屋を決めていた頃は、ネットワークインフラなんて良くて 10Mbps ベストエフォートの B フレッツファミリータイプ、あとは ADSL しかないかー、という感じだったのですが、都内ならけっこう選び放題。富山じゃまだ来そうもない So-net ADSL なんて余裕ですし、場所によっては FTTH も B フレッツニューファミリーから So-net 光有線ブロードネットワークスまで選べる状態。あぁ、やっぱ都会は違うわ(ぉ
住居によって最悪光が引けないとか言われた場合は最近 12M サービスの提供を開始した So-net ADSL で妥協することにして、とりあえず光を引いて最速インターネット環境を手に入れる方向で。B フレッツもいいけど価格的には So-net 光を入れた方が安価に済むしできれば殿様商売の NTT にはあまりお金を払いたくないという気持ちも若干あって(笑)So-net 光に打診してみようかと思います。有線ブロードも考えるけど、So-net 光という選択肢があるうちは積極的に選択する理由もないしなあ。やっぱり、他のプロバイダと違って光や ADSL を使いながら追加料金なしでダイヤルアップ接続や AirH" が使える(しかもオプション 128 も余裕で使える)のは大きいです。
ま、住居にもよりますが、できるだけ「光が引ける」というのは条件に入れようと思います。他にも広さとか音響とかいろいろ条件はあるんですけどね(^^;

問題は、現在ルータとして使っている IBM高速ワイヤレス LAN ゲートウェイのスループットがそれほど良くなさそう(な気がする)ことなんですよね。ほとんど ADSL や CATV をターゲットにしている製品なので、100Mbps の光回線ではこのルータがボトルネックになりそう。そもそも無線 LAN 経由で使うと現在の環境では 11Mbps まで落ちるのは仕方ないんですが、有線 LAN で繋いでいるデスクトップ機まで足を引っ張られそうなのが問題です。もうちょっとスループットの高いルータに買い換えるか。でも、そうなると 54Mbps 無線 LAN に逝きたくなってしまいそうで怖いような気もします(笑)。

とりあえずは部屋を決めてからだなー。ホームシアターの夢もあるし、いろいろ悩みます。
でも、引っ越し後すぐ使えるというわけではなくて、少なくとも光回線の開通までには数週間はかかりそうなのが問題。その間 32K AirH" で繋ぐのも辛いしなぁ。この際 128K AirH"・・・?うーーー。


[ WE LOVE MUSIC ] 2002/08/15(Thr)
関東に出たらまた音楽をやることになったので、勉強も兼ねて最近 CD を買い込んで(いや、単なる衝動買いだな)、引きこもって音楽を聴き続ける日々です。外に出ると暑いし。
だからというわけでもないですが、最近ポータブルタイプのオーディオプレイヤーを何か買いたい気持ちになっています。最近、手持ちの MD ウォークマンのモーターの調子が悪いらしく、再生中によく止まるんですよね。ここのところ特に症状がひどくなってきたのと、保証期間はとっくに過ぎてしまったのとで、修理に出すか買い換えるか悩んだんですが、今日び MD ウォークマンなんて \20,000 そこそこで買えてしまうことを考えると修理費ももったいなくて。で、何か欲しいというわけです。
しかし、確かソニーのウォークマン系って毎年秋にモデルチェンジしているはずなので、今買ってしまうと 1 ヶ月後に新製品発表があったりして泣きを見るので、それならシリコンオーディオか??とか思いつつ、いろいろ迷ってます。

最初に候補に考えたのは、メモリースティックウォークマン「NW-MS10」。
http://www.walkman.sony.co.jp/prod/network/ms10.html
名機といわれる「NW-MS9」の後継機なのですが、ハードウェア仕様は全く同じ(微妙に色違い)で 64MB の MG メモステを省く代わりにネックバンドヘッドホン「MDR-G73SP」を付属させて価格を抑えたモデル。でも、G73SP は既に色違いを持っている上に、このヘッドホンお世辞にも音は良くない・・・。これならヘッドホン無しでいいからもっと安くしてくれとか思います。
しかも、この本体も初登場から既に 1 年近く経とうとしているので、冬までにはフルモデルチェンジの予感。買い時じゃないなあ。128MB メモステ付属モデルの「NW-MS11」がまだ残っていれば買いだったんですが。

次に考えたのは、CLIE で聴いてみるか?ということで「PEG-T650C」。
http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-T650C/
そろそろ WorkPad も買い換えたい頃だし、ちょっといいかもと思うのですが、本体色がシルバーしかないのとジョグダイヤルの位置が T600C のときより使いにくくなっているので、イマイチ。それなら中古で T600C のロイヤルブルーを探してオーディオアダプタをつけた方が良さそうな気もするし。
いずれにしろ、秋には OS 5.0 モデルが出てきてもおかしくないので、今は買い時じゃない。

ソニーつながりで考えるなら、CD ウォークマンタイプの「D-CJ01」も悪くないかな?
http://www.walkman.sony.co.jp/prod/cd/cj01.html
OpenMG じゃない普通の MP3 が使えるので使い勝手は良いし、何より価格が安い(実売 \19,800)のでちょっと魅力的。でも、本体が一昔前の CD ウォークマンくらいの大きさがあるので、スマートじゃない。それに今更 CD サイズのポータブルプレイヤーは大きくて持ち歩きたくない気もします。

ソニー以外で考えれば、最近気になっているのが Creative の「NOMAD MuVo」。
http://www.japan.creative.com/products/digitalaudio/muvo/
流行りの USB ストレージに MP3 再生機能がついたという感じの、ユニークな製品です。実売 \16,000 前後とかなり安めなのが魅力。
ただ、専用の USB ストレージなだけあってメディアの交換ができないのがつらいです。64MB しかないし(128MB 版の発売予定は一応ある)。AV Watch のレビュー記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20020813/saki75.htm
を見ていると、それほど悪くなさそうではあるものの、初代ミュークリをちょっとマシにした程度のものかな?という感じ。安いので衝動買いして遊べそうではあるものの、長くは使えなさそうかな。

ちょっと面白そうなのが、最近登場した東芝の「GIGABEAT」。
http://www.toshiba.co.jp/mobileav/audio/meg50js/products.htm
ストレージに同社の PC カード型 HDD「モバイルディスク 5GB」を採用した MP3 プレイヤー。メディアが PC カード HDD ということで、音楽ファイルだけでなく普通に PC のデータのやりとりにも応用することができます。しかも、このモバイルディスク 5GB の実売価格が約 \50,000 なのに対して GIGABEAT の実売価格が \50,000!プレイヤーはタダなんですか!ということもあり、ちょっと欲しいです(^^;
ただ、ちょっとデカ過ぎるし、デザインがイマイチ・・・その上不具合が発覚したりで、ちょっと萎え。

で GIGABEAT を買うくらいなら、ということで Windows 対応版が発売される Apple の「iPod」。
http://www.apple.co.jp/ipod/
FireWire(IEEE1394)対応だから転送も速いし、5〜20GB の容量があればかなりの音楽ファイルを突っ込んでおけます。5 分の曲が 12 曲入ったアルバム 1 枚を 128kbps でエンコードした容量を 60MB とすると、10GB の iPod で 160 枚近くのアルバムが収録できる。フラッシュメモリ系のプレイヤーだとチェックイン・アウトの手間があることを考えると、iPod の方がよっぽどお手軽で良いかもしれません。価格・容量・薄さのバランスを考えると 10GB モデルあたりが一番良いんですが、実売 4 万円台半ばはちょっと高いですね。それでもネットワークウォークマンの価格を考えると、10GB の容量でこの価格はある意味破格とも言えますが・・・。
でも、このサイズでもちょっと大きいかなあ、とか、HDD が入っているものを普通のウォークマンと同じ感覚で乱雑に扱うのは怖いとか、iPod のデザインは個人的にはあまり好みではないとか考えると、これも微妙。Apple 路線の白くてつるつるデザインじゃなくて、金属系ソリッドデザインだったら「ソク買いです!」だったかもしれないところなんだけどな。

そんな感じで、どうも決め手に欠けています。来月から東京暮らしになると、ポータブルプレイヤーは必須になるので何とかしないといけないんですが。でも、秋の新製品まで待たないと、後悔するような気もするし。
とりあえず MD ウォークマンを修理すべきなのかな・・・?

あ、ななちゃんにいっぱい余っているネットワークウォークマンのどれかをしばらく借りるという手もあるか(^^;


[ 3Com 3CRSHPW196 ] 2002/08/14(Wed)
昨日に引き続き、東京での衝動買いシリーズその 2。

また無線 LAN カードを買ってきました。3Com の新製品「3CRSHPW196」(製品名「3Com OfficeConnect 11Mbps Wireless LAN PC Card with XJACK Antenna」(長っ))です。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0711/3com.htm
秋葉原のネットワークセンターにて \13,800(税別)でした。
3Com の無線 LAN カードといえば、に初代 XJACK 無線 LAN カード「3CRWE62092A-JP」を購入したばかりですが、この「3CRSHPW196」はその後継(というか派生?)製品。何故か、通常の無線 LAN カードのラインナップではなくて、企業向けブランドである「OfficeConnect」シリーズの製品として発売されています。しかも、スリーコムジャパンの公式サイト上には掲載されておらず、パッケージもスリーコムジャパン扱いの輸入版パッケージといった雰囲気。「3CRWE62092A-JP」の方は最近では大手販売店でも見かけるようになりましたが、「3CRSHPW196」の方はほとんどアキバくらいでしか売っていないなど、けっこう謎が多いです。その上、米国では既に「3CRWE62092A」という型番の製品はラインナップから姿を消し、いつの間にか「3CRWE62092B」というよく似ているけど異なる(ほぼ「3CRSHPW196」と同じ?)製品に置き換えられているし・・・。

「3CRWE62092A-JP」自体は格好良いしアンテナがしまえて便利なので気に入っていたのですが、アンテナの可動部がちょっと固かったりアンテナのストッパーが片方しかないらしく収納時に若干アンテナがナナメに収納されてしまったり、もう一つツメが甘いな、と思っていました。あと、ハイバネ復帰時に繋がりにくくなったり・・・そんな感じが続いているうちに、PC カード表面のシールが微妙にナナメって貼られているのが妙〜に気になったりして、そのうちこのカード自体が「とほほ」な感じに思えてきたんですね。いわゆるスタパ氏的思考展開というか・・・(笑)。
3Com 自身も 3CRWE62092A のいくつかの不具合については自覚があったのか、ちょっと前に更新版ドライバおよびファームウェアのベータ版が配布されました。
http://www.3com.co.jp/mobile/wireless/driver_beta.html
一応このドライバは一部の AP に接続できないことがある不具合への対処がメインとなっていますが、その他の細かい不具合も修正されている模様で、このドライバを使うことで機能的な問題点はほぼクリアになると言っても良かったのですが、なんか精神的にダメになってしまったので、その後はほとんど C1MSX 付属の PCWA-C150 ばかり使っていました。

そこに、この新製品のニュース。しかも、今回はちゃんとアンテナがまっすぐにしまえる!これは重要です。実はこの一点だけのために買ったといっても過言ではありません(^^;

3CRSHPW1963Com の満を持した無線 LAN 製品「3CRSHPW196」。「3CRWE62092A」とは違い、ラベルがグリーンになっています。旧製品よりも更にシンプルになった外観。一見、以前の製品とどこが変わったのか分からないくらいですけどね。
3Com OfficeConnect 11Mbps Wireless LAN PC Card with XJACK Antennaほら、ちゃんとアンテナがまっすぐに収納されています。やっぱりこうでないと。
アクセス LED は旧製品よりも見やすい大きめのものに変更されています。PCWA-C150 等はアクセスランプ自体がないのですが、やはり通信の状況が一見して判る LED 付きのカードは安心できますね。

新しい 3Com の XJACK Wireless LAN カードは、かなりまとも。アンテナの出し入れもスムーズですし、何よりまっすぐしまえるのがイイ。ハイバネからの復帰時でも、通信が不安定になることもありません。なんかこれだけ違うと、初代無線 LAN カードは実は製品版じゃなくて試作品だったんじゃないかとか思ってしまうくらい、完成度が違います。イヤ冗談抜きで。

とりあえず現時点では入手可能性は限られている製品とはいえ、かなり完成度の高まった(規格自体も枯れてきた)IEEE802.11b の完成型の一つではないかと思います。なかなか C1MSX のメイン LAN カードになりきれなかった 3CRWE62092A-JP と違い、3CRSHPW196 は C1MSX のメイン無線 LAN カードの座を射止めそうです。C150S もいいんですが、モバイル時に PC カードケースにしまえないとかあるので、普通に収納しやすい XJACK はポイント高し。もうしばらく使ってみようかと思います。


[ R・E・S・O・R・T ] 2002/08/13(Tue)
なーつーやーすーみー。
研修の後、なし崩し的に夏休みに入ったのですが、なんだかんだで仕事なのか休みなのか分からないような日々を送ってました。仕事と飲みで忙しすぎ。そんなわけで、サイト更新もほったらかしでゴメンです。ちなみに、明日は出勤だったり・・・。
週末は学生時代の友人の結婚式(二次会)に行ってたんですが、なんかこの先 1〜2 年は同期の結婚が続きそうな雰囲気。今の私には全くその気がないけど(相手もいないけど)、同期の女子たちにどんどん結婚されていくと、なんだかちょっとヘコみます。でも、よく考えたらもうそんな歳になってしまったんですね・・・。
とりあえず、関東に出たら一緒に歌うメンバーはだいたい決まったかも。これが一番の楽しみ。

閑話休題。
東京にいた間(※今日帰ってきました)に発表された「SMU-C1」ですが、SMU-S1 のときと同じく即出荷開始されているかな?と思い、アキバや有楽町界隈を探して回ってみたんですがどこにも在庫無し。どうやら、まだ出荷されていないようです。ま、お盆スケジュールということで流通が止まっているせいもあるんでしょう。お盆明けにまた探しに行ってみよう。
そんな中での衝動買いシリーズその 1。マウスつながりというわけでもないですが、ビクターのハンディマウス「HC-MM77U」を買ってみました。
http://www.victor.co.jp/mouse/handy.html

Victor HC-MM77U

USB 接続のハンディタイプのマウスです。最近掲示板等で PC カーナビ関連の話題がいくつか出ていたので、久々に私も PC ナビ環境をちょっといじってみようと思い、車内での PC 操作に便利そうなこのマウスを使ってみることにしました。
実際に持ってみるとけっこう大きいです。「握る」というよりも「掴む」といった方が雰囲気は近いかな。しかもプラスチッキーな感じがしたり妙に軽かったりで、質感はちょっと安っぽいですね。でも、片手でしかも持ったまま操作できるこのインタフェースはちょっと新しいかも。
インストールはほとんど挿すだけ。Win2000/Me/XP であればドライバも完全に自動認識(というか標準 HID クラスで認識する)ので、設定も不要です。パッケージにドライバ CD-ROM も FD もついていないくらいですからね。
ちょっと使ってみての感想は、確かに悪くないし片手でぼんやり Web サーフィンとかするにはお気楽でいいのかもしれませんが、「もっとこうした方がいい」という点がいくつか。スティックは VAIO U みたいなワイドスティックで、プレス・セレクトができた方が便利だとか、クリックボタンは人差し指と中指でクリックできた方が直感的だとか、ホイールが細すぎるのでゴムホイールにするかセンタージョグちっくなものにするかした方がいいとか、全体的にもう少しコンパクトにして多少重量を持たせた方がいいとか、UI ハードウェアフェチでなくとも改良したくなる点が少なくないです。特にワイドスティックとホイールの形状は・・・。あと、右利きに最適化された設計になっているので、右ハンドル車で PC ナビを使うときは必然的に左手でマウス操作を行うことになると考えると、ちょっと使いづらい(といってもホイールだけですが)のが難点かな。
ま、不満点はそこそこありますが、少なくとも車内で TrackPoint を使って C1 を操作するよりはよっぽどマシかつ危険も少ないので、この先しばらく PC ナビではこのマウスを試してみようと思います。


[ 夏の子午線 ] 2002/08/10(Sat)
こないだソニー製のシームレス光学マウス「SMU-S1」を買ったばかりだというのに、また新しい光学マウスが発表されています。
SMU-C1
http://www.ecat.sony.co.jp/computer/mouse/products/feat.cfm?PD=8688
今度は SMU-S1 の倍、12 色のカラーバリエーションとなっています。SMU-S1 の 6 色と同カラーリングに加え、マットイエローや緑色っぽいメタリックアクアブルー、ラメっぽいシリーズなんてのもあります。カタログ画像を見る限り、ブルーラメなんかは SRX や VX に似合いそう。でも、こんなに増やしてどうするんだ・・・。
サイズ的には SMU-S1 とほぼ同じなので、SMU-S1 のガワ違いで普通のボタンつき光学ホイールマウスという感じでしょうか。昔の IntelliMouse みたいなナス型なのが特徴ですが、私はナス型マウスってあんまり好きじゃないんですよね。でも、1 個は買ってしまうでしょう。なんたって C1 型番ですから(^^;

DDI Pocket128K AirH" に対応した CF タイプ PHS カードを 8/29 に発売します。
ニュースリリース
http://www.honda-elc.com/outline/news020807.html
AH-H401C
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_ah-h401c.html
ZDNet の記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0208/09/n_128cf.html
PC カードタイプの「AH-G10」と同じ本多エレクトロン製。最近 CFE-02 の 32kbps にも物足りなくなってきて、そろそろ 128kbps な CF タイプが出ないかなーと思っていたところでした。
しかし 128K の AirH" は料金が高いんですよね。モバイル通信のために毎月 \9,000 の出費はけっこう厳しいです。でも欲しい・・・。オプション 128 ってサービスイン当初は 70kbps そこそこしか出ないという話もありましたが、最近はどうなんでしょうか?少なくとも 90kbps くらいは出ていてほしいんですが。
M フレッツYahoo! BB モバイル等、無線 LAN によるモバイルインターネット接続サービスも徐々に立ち上がってきているので、そろそろ AirH"128K も多少値下げしてくれてもよさそうなんですが。今の CFE-02 が 1 年経過する今冬には買い換えようかと思っているので、それくらいまでには \7,000/月くらいに下がっていてくれると嬉しいんですが。


[ Windows 2000 Service Pack 3 ] 2002/08/09(Fri)
Microsoft から、Windows 2000 日本語版の Service Pack 3 がリリースされました。
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/nl080902sp3.asp
ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp3/
ZDNet の記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0208/09/njbt_01.html
PC Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0809/ms.htm
8/1 に英語版 Windows 2000 の SP3 が公開されていましたが、僅か 1 週間での日本語版リリースとなりました。
しかし SP2 日本語版のリリースが昨年 6 月だったため、この 14 ヶ月間での修正点(そのほとんどがセキュリティパッチ)はかなりの数にのぼり、(途中 SRP1 を挟んでいるとはいえ)Windows Update で全てのパッチを当てるのはかなりの苦労だったので、この SP3 の提供開始は嬉しいですね。
私も早速仕事マシンの ThinkPad に当ててみました。後から別のマシンに当てることも考えて、ネットワークインストール版の 120MB 強のセットアップファイルを全ダウンロード。

Windows のバージョン情報

セットアップにかかった時間は 10 分強くらいかな(ダウンロード時間含まず)。SP2・SRP1 までの全ての更新が含まれていることを考えると、これくらいはかかりそうな気もします。
今回の SP3 はセキュリティアップデートが中心で、新機能の追加(IE や Media Player のアップデートを含む)がほとんどないということで、使用感はまず変わらないだろうと思っていたのですが、無事セットアップを終えてバージョン情報を確認後、スタートメニューを開いてみてちょっと違和感。

[スタート] メニュー

スタートメニュー内に「プログラムのアクセスと既定の設定」というアイコンが増えていてちょっとびっくりです。どうやら、これが SP3 の「目玉(?)機能」のひとつであるらしい。

アプリケーションの追加と削除

この「プログラムのアクセスと既定の設定」アイコンをクリックすると、「アプリケーションの追加と削除」コントロールパネルが表示されました。この中に、「プログラムのアクセスと既定の設定」という新しい設定ページが追加されていて、その中で標準のブラウザやメーラ、メディアプレイヤーの設定を変更できるようになります。
最近仕事の谷間に再セットアップしたばかりの仕事マシンの Win2000 環境ではほとんど何も選択できませんでしたが、これはおそらく PC ベンダー側でマシンの出荷時に既定のブラウザ、メーラ等を変更できるようにされたものでしょう。Windows のデフォルトでは、Microsoft 製品が標準で開く仕様になっていますからね。米司法省の是正措置判断を受けて、PC ベンダー側で標準ブラウザを Netscape にするような設定が簡単に可能になる、というのが SP3 での最大の注目でした。
この「プログラムのアクセスと既定の設定」コントロールに関しては、Win2000 SP3 に続いて登場予定の WinXP SP1 についても適用されるようですから、ソニーに限らずともメーカー製 PC で OS は Windows だけど標準ブラウザは Opeara、といった組み合わせが増えてくる可能性があります。あるいは、Win95 PC 登場初期にあった「各メーカー独自のプログラムランチャ」みたいのが再流行する可能性もありますね。

ま、業界動向というかゴシップというか ZDNet 的というか(^^;な側面はさておき、セキュリティという観点についてはちゃんと対応されていそうというか、今までの FixPack の集大成とも言うべき SP3 なので、Win2000 ユーザーは機会を見て早めに適用してみた方が良さそうです。目新しい機能はこれといってありませんが、セキュリティレベルが高められることは事実。識らず識らず自分がウィルスメールの犯人になっていた、ということをさけるためにも、SP3 は早めに当てておくべきなのではないでしょうか。
WinXP SP1 の登場ももうすぐらしいですね。こちらも Win2000 SP3 の WinXP 版みたいな雰囲気になる可能性は大きいですが、セキュリティの観点からすれば、こちらも期待大です。


[ SMU-S1 ] 2002/08/08(Thr)
ウワサのソニー製マウス「SMU-S1」を買ってみました。
http://www.ecat.sony.co.jp/computer/mouse/products/index.cfm?PD=8182
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0805/kai03.htm
買ったのは VAIO カラーに近い「メタリックバイオレット」。有楽町ビックにて \5,985(税込)。けっこう豊富に在庫はあったようですが、レッドのみ在庫切れ。けっこうインパクトのある色なので、人気が高いのかな。何といっても 3 倍速(以下略

ソニーが「ラウンドフォルム」と呼ぶまるまるしたデザインはけっこうカワイくて、悪くないです。ちょっと形状が「Apple Pro Mouse」に似ている気がするんですが、意識してるんでしょうか?ボタンレスマウスというコンセプトも一致してますし。
質感は思ったよりツルツルしています。一般的なマウスは梨地みたいな加工がしてあって滑り止めになっているものですが、SMU-S1 は一応梨地加工されているもののけっこうツルツル。ちょっと前に出た「IntelliMouse Optical」の限定カラーバージョンと同じような触感というか、中途半端なツルツルザラザラ感がちょっと気持ち悪いかも。私はザラザラマウスが好きなんです。店頭でブリスターパッケージに入った状態だと質感が確認できないのが厳しいですね。
メタリックバイオレットは「いわゆる」VAIO カラーなので、昔の 505 とかにはピッタリなんですが、最近の VAIO カラーとはちょっと違うので、C1MSX とか SRX にはシルバーやメタリックグレーの方が合うんじゃないかな。
サイズは正確には比較していないので分かりませんが、VAIO 純正マウス「PCGA-UMS1/A」よりは微妙に小さい感じです。ケーブルの巻き取り機構とかソフトケース付属とかはありませんが、ケーブルが細くて取り回しが良いのでモバイルにも向いているのではないでしょうか。私の好きな「つまみ系」(いわゆる IntelliMouse みたいな手のひらを凭れて腕で操作するタイプではなくて、親指と薬指でつまむ感じで持って手首と指の動きで操作するタイプ)のマウスなのですが、もう少し大きさがあった方が使いやすいかも。あと、もう少しクリックボタンの部分にかけて傾斜してくれた方が良かったです。私はロジクールFirstMouse 系のサイズ・形状が一番しっくりくるからなあ。

気になっていたマウスの構造は、Apple Pro Mouse やあわびマウスと同じくゴム系の可動部に硬い樹脂製の殻が被っている作りになっています。クリック時に殻(カバー)全体が微妙に傾いてクリックスイッチを押下する、という動きになるみたいですね。初めのうちはちょっと奇妙な感覚ですが、慣れるとクリック感も悪くないし、ホイールの固さも程良い感じでグー。
しかし、重大な欠点発見。この「カバーを傾けてスイッチを押す」という構造のため、左右の同時クリックができないんです。私は愛用のランチャソフト「Orchis」のランチャ呼び出しに「左を押しながら右クリック」という動作を割り当てているため、このマウスだと Orchis が使えない・・・多少強引に押せば左右同時押しも可能ではありますが、元々そういう風には作られていないので使いづらいことこの上ナシです。これは痛い。

ある程度「慣れ」が必要なマウスだと思うので、もう少し使い込んでみないとこの製品の真の評価を下すのは難しそうですが、少なくとも「良かったら 2〜3 コ買おうかな」と思っていたのが買ってみて「1 コでいいや」と思ったのは事実ですね。面白い製品ではあるものの、もう少し使い勝手まで考えたデザインとか、もうちょっと多機能マウスにしてみるとか、工夫があっても良かった気がします。同じ \6,000 出すなら他メーカーでもっと立派なマウスが買えてしまいますし・・・。前から思っていましたが、ソニーのこれ系の製品って無駄に高くありません?\10,000 のテンキーはまあ質感が高いから良いとしても、VAIO マウスの \6,000 とか USB HUB の \10,000 ってどう考えてもぼったくりでしょ。今時フツーのボールマウスに \6,000、フツーの USB HUB に \10,000 って有り得ない!VAIO とか SONY ロゴだけじゃなくて、高いなら高いなりの機能をつけるとか、そういうのが欲しいですね。
とりあえずこのマウス、もう少し使ってみて、あまり気に入らなければちょっといじってみるか・・・。


[ OpenOffice.org ] 2002/08/07(Wed)
なんか東京はめちゃくちゃ暑いです。富山よりずっと暑いような気がします。都市型気候ってやつ?もう、暑すぎて冬雪さんじゃなくても溶けてしまいそう(^^A

最近 ZDNet の記事でこんなのを見つけました。
http://www.zdnet.co.jp/news/0208/02/njbt_12.html
いわゆる「OpenOffice.org」のバージョン 1.0.1 日本語版が公開されたのです。
OpenOffice.org 日本ユーザー会
http://blow-away.net/openoffice/

「OpenOffice」は、オープンソースのオフィススィートアプリで、元々は Sun Microsystems がソースを公開したオフィススィート「StarOffice」のフリーウェア版みたいなイメージというか、今でもオープンコミュニティ内で改良が続けられている GPL ソフトウェアです。Sun 自身も先日、日本国内において StarOffice の製品版「StarSuite 6.0」
http://www.sun.co.jp/starsuite/
http://review.ascii24.com/db/review/soft/wordproc/2002/08/01/637110-000.html
ソースネクストを販売元として(個人向け販売のみ。企業向けには Sun 自身が販売)発売したところですが、これと(ほぼ)同じ内容のソフトウェアがフリーで提供され始めたという格好になります。もちろんフリーゆえサポートはありませんが、サポートを必要としないユーザーには無料というのはかなり魅力的ですよね。
StarSuite と OpenOffice の関係は、だいたい AOLNetscapeMozilla に似た関係、といえば解りやすいでしょうか。Java 技術やサーバプラットフォームで Microsoft に対抗する Sun と、ブラウザやネットワークサービス、メッセンジャーソフトのシェア等で同じく Microsoft と争う AOL Time Warner 陣営の両者から、同じようなオープンソースソフトウェアが登場してきたのは奇妙な偶然ではありますが、ある意味必然でもあるのかもしれません。

という前置きはさておき、私も OpenOffice.org 1.0.1 をインストールしてみました。
実は、私は個人でオフィスアプリを使うことってほとんどあるまい、と思い、アカデミック版を 505EX で使っていた学生時代以降は自分のマシンに MS Office はインストールせず、仕事マシンに会社のライセンスである MS Office を入れて使っていた程度なんですね。ほとんど個人でなんて使わない Office に何万円も払う気がしなかったというのが大きな理由ですが。でも、StarSuite 6.0 が \13,800 で 5 ライセンスまで使えるという破格値だけあって、買おうかな?と思っていたところだったので、互換バイナリである OpenOffice.org が出ているのを知って、それじゃ試してみよう、と思った次第なんですよね。

OpenOffice.org

けっこう完成度が高いじゃないですか。ルック&フィールも MS Office のそれに近いですし、ファイル形式の互換性を確保しているので MS Office 形式のファイルの読み書きも可能です。ドラッグ&ドロップによるファイルオープンに対応していなかったり、ツールバーのドラッグによるカスタマイズが不可能だったりと制限はありますが、このあたりの使い勝手は今後のバージョンアップでもちろん改善されるでしょうし、肝心のオフィスアプリとしての使い勝手自体は悪くありませんというかプロパティウィンドウやショートカットキーまで MS Office そのまんまといっても過言ではないかも。
ただ、やっぱり MS Office 形式のファイルを OpenOffice.org で開いたり、OpenOffice.org から MS Office 形式で保存したファイルを MS Office で開くときに妙に時間がかかります。また、OpenOffice.org 自体の起動時間も妙にかかっていて(アプリ 1 個起ち上げるのに PenIII-700 な ThinkPad X21 で 20〜30 秒は待つ感じです)、おいおいもしかして OpenOffice.org って Java で書かれてたりするんじゃないの?とか思ったくらいです(※注:OpenOffice.org は C 言語ベースで書かれているようです)。ま、MS Office は OS の一部として Windows の内部に深く入り込んでいるから起動が速いだけであり、最近のオフィススィートなんてこのくらい重いのが普通だ、と言われればもっともな気もしますが・・・。

気になるファイルの互換性に関しては、少なくとも「MS Office→OpenOffice.org」という方向については完璧ではないもののかなりまともに使える互換性が確保されているような気がします。とはいっても完全に再現できるわけではないので(例えば Excel 2000 で作って古いバージョンのファイル形式で保存したExcel ファイルを Excel 95 や 97 で開いたときくらいにはレイアウトが乱れることはある)、特に装飾というポイントについては過信は禁物ですが、プリントアウト向けに細かいレイアウトにこだわったようなファイルでもなければまず大きな問題になることはないレベルだと思います。日本語ローカライズがまだ完璧でないのか、まだまだ完成度の足りないところがある(例えば、1 バイト文字と 2 バイト文字の混在する文章でフォントの指定がおかしくなる)のですが、それなりに使えるかな?

MS Office 互換オフィススィートとしては、昨年発売された Lotus の「Lotus SuperOffice 2001」も MS Office 2000 との高い互換性を売りにしていましたね。しかも、マニュアル無しで良ければ(サポートはちゃんとついている・・・はず)バージョンアップ版や乗り換え版として事実上ほとんどのユーザーに \5,800 という破格値で提供されていました。私の会社では以前 SuperOffice が社内標準のオフィススィートだったこともあり(今は事実上 MS Office が標準になっていますが)、時々 SuperOffice 形式でファイルの読み書きをしなくてはならないため、SuperOffice は会社では使っていたんですよね。そんな経緯もあり、最初は Office 互換アプリとしてこっちを買おうかな?とも思っていたんですが、Lotus のソフトウェアは GUI が野暮ったいのと使い勝手がイマイチ(MS Office とのルック&フィールの違い、という意味で)だったのとで、今まで買わずじまいだったんですが、OpenOffice.org はタダ。しかも MS Office 互換。「タダより安いモノはない」ってことで、しばらく OpenOffice.org を試用してみることにしました。

MS Office との互換性を考えなくても、単体のオフィススィートとしては十分使えますし、基本的に家では安い(というか無料)のオフィスを使っていて、いざというときには MS Office のデータも何とか読み書きできるので、個人ベースでは OpenOffice.org を日常使用することは案外悪くない選択かもしれません。
なんというか、「オープンソースコミュニティへの貢献」みたいな話をほとんどしていないので、こういう考え方を広めるとオープンソースコミュニティの方々に怒られてしまうかもしれませんが(^^;、PC をビジネスパーソナルマシンとして、一台のマシンを自宅でも職場でもメインに使っているならともかく、個人用は個人用としてちゃんと持っている人にしてみれば、滅多に使わない機能ばかりが増えて重くなっていく一方のバージョンアップに何万円という馬鹿げた金額を払うくらいなら、フリーウェアで表計算やワープロソフトの必要な機能だけ使えれば十分ではないでしょうか?実際、何万円もする MS Office のうち、実際に使っている機能なんて数千円分、高くても \1〜2 万くらいしかない人がほとんどだと思います。
現在、オフィススィートなんてもうほとんど枯れきっていて、メーカーがバージョンアップで付け加えている機能なんて、ニッチな機能だったりビジネスでのコラボレーションに役立つ通信やグループウェア的な機能だったり、あとはせいぜい初心者向けと言いながら却って使い勝手を悪くしているだけのヘルプ機能がほとんどのような気がします。そういえば、Network VAIO がやろうとしている「ソフトウェアダウンロードサービス」の将来像って、例えば一太郎のダウンロードサービスが行われたときに、最低限の機能のみを実装した一太郎を安価にダウンロード販売して、他の付加的な機能は機能ごとにいくら、という風に別途ダウンロード販売する・・・といったものにしようという構想があるようです。こういう形態ってかなりユーザーにやさしいと思いません?(初めて PC を購入するような入門ユーザーにはむしろ不親切ではありますが。)
私は必ずしもアンチ MS ではありませんし(だからといって好きでもないですが)、オフィススィート戦争が始まってほしいと思っているわけでもないですが、少なくとも今の MS Office はちょっと高すぎると思います。今まではライバル製品とのデータ形式の互換性が低く、MS Office を選択せざるを得ない時代が長く続いてきましたが、OpenOffice.org/StarSuite の登場によって、ユーザーに選択権の与えられる時代に一歩近づくことができるのかもしれません。そう断言するには、OpenOffice.org の完成度はまだまだ低いですが、将来への期待も少々込めつつ、フリーの OpenOffice.org を一度試用してみる価値はあるのではないかと思います。


[ ReSET ] 2002/08/06(Tue)
「VAIO 5th Anniversary」サイトが更新されています。
http://www.vaio.sony.co.jp/5th/
結局微妙に日付変更線を越えてしまったんですね。私は 0 時過ぎには疲れて寝てしまったので、今朝になって更新されていることに気づきました。
今回の「VAIO chronicle」は C1。このあたりになってくるとそろそろ私もリアルタイムでエピソードとか知っている時代になります。ウチのサイトは比較的最近のユーザーさんも多いような気がしますが、やっぱり初代 C1 の頃って「いにしえの C1」っていう感じの人の方が多いんでしょうか(^^;
「PEOPLE special」の今回のゲストは眞鍋かをりさん。お、今回はちょっといいじゃん(ぉ いや、冗談抜きでどんなタレントを呼んでも中途半端な記事にしかならないんだったら、見た目重視(笑)で攻めてくれた方が嬉しいんですけど(^^;今後ともぜひこの方向性で(←ぉぃ)。でも、「N505 ユーザー」とか言いながら写真に写っている 505 の VAIO ロゴはプリントに見えるのは気のせいでしょうか?(笑)
「バイオイメージコンテスト」はいよいよ応募作品が公開されはじめました。けっこう知っているユーザーさんの作品が受賞作として紹介されていたりもするんですが、絶対応募するとか言っていた私自身は忙しくて写真を撮りに出かけている暇もないくらい。応募作品を見るとそこまで凝った画はないものの、なかなかイイ感じの構図のものが多くて、センスという点ではけっこうレベルが高いかも。一応 VAIO 系のネットワークイベントには参加することにしている私も暇を見つけて応募作品を作らねば。
しかし最近は全体的に「chlonicle」くらいしか面白いネタがなくなってきたような気がします。さすがに 2 ヶ月も続けると面白いネタがなくなってくるのも分かりますけどね。あとは「SHOP 5th limited」に期待かな。


実家に戻ってきて 3 日が経ちました。結局、1〜2 ヶ月後にはまた引っ越してしまうので、とりあえずマンションから運んできた荷物はほとんど車庫に保管しておいて、関東に出るときにはそのまま持っていくことにしました。今、実家の自室にあるものといえば C1MSXLAM-1 くらい。TV と Web・メールは C1MSX で用が足りてしまうし、音質さえ我慢すれば CD・MD は LAM-1 で聴けてしまうので、それだけで何とか生活できています(ネットワーク環境はフレッツ・ISDN に戻ってしまったけど)。Athlon マシンだ WEGA だオーディオだとか言ってたけど、クオリティさえ気にしなければこんなミニマムな環境でもやっていけるんだなーということをちょっと実感。今車庫で眠ってるものってほとんどが私の QoL を高めるための「おまけ」に過ぎなかったのかもしれません。C1MSX にしろ LAM-1 にしろ「おまけ」じゃないのか、と言われれば答えに詰まってしまいますが(^^;
でも、「おまけ」も大事ですよ。と思います。

そんなわけで(って関係ないけど)、今日から週末まで仕事で東京に出てきています。ただの研修だから気楽なものなんですけどね(^^;
でも、自分の進路とか住処とか将来とか、今月になって突然全てが会社の都合一つで宙ぶらりんになってしまったので、実はかなり不安でいっぱいだったりします。ある意味人生をリセットできる手前の段階なのでしょうが、かといって何も決まっていないのはちょっと辛いかも。子供の頃というか、学生だった頃くらいまでは「社会人になったら、仕事をバリバリやって人生の目標について迷ったり、悩んだりということってほとんどないんだろうなぁ」くらいに漠然と思っていたんですが(ま、昔は昔で仕事とか以外にもいろいろやりたいこととか考えていた訳だし、って今でもそれはあまり変わっていないけど、色々とね)、実際やってみるとそうでもないですね。ま、何だかんだ言って自分のやりたいことに向かって進もうと足掻くことくらいしか、今はできないんですが。
とりあえず、まだ若い(今の事業所は規模が小さいので、男性社員では私が一番若手ということもあり、まだまだ若いつもり。なんか付き合う友達って最近年上ばっかりなせいか、精神的には老けてしまっている気がしてならないけど)ので、がんばるしかないかー、という感じです。


[ What's Cover? ] 2002/08/05(Mon)
引っ越しだ何だとすっかりサボってましたね。というか、疲れました。

今日は月曜日、ということで例の「VAIO 5th Anniversary」サイトが更新されて・・・ません(ぉ
http://www.vaio.sony.co.jp/5th/
これを書いている 8/5 23:55 現在、更新されていません(笑)。なんか週を追うごとに更新時間が日付変更線間際に近づいていましたが、とうとう日付変更線を超えちゃった。あーあー。制作側も大変なんでしょうがもう少しがんばってよとか思いますね。なんというか、取材→素材を制作会社に送付から〆切まで 2〜3 日しかないとかいう状況が目に浮かぶ(^^;ま、コンテンツ制作系の会社なんて得てしてそういう扱いを受けるものですが。
でもねー・・・個人サイトじゃないんだから、もう少ししっかりしてよ。

今月から、Sony Style にて夏のイベント「ナツスタ!2002」というのをやってます。
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Summer2002/
メディアージュができて以来、ソニスタさんもけっこうイベント系気合い入ってますね。お台場での実地イベント×オンラインイベント、という感じでかつてのバイオネットワークサービスのオンラインイベントを思い出させます。遠方のユーザーのためにちゃんと写真付きのレポートページがあったり、毎日一文字ずつキーワードが更新されて(ちゃんと過去分は見れないようになっている)そのキーワードを集めて応募するとプレゼントがもらえたり、けっこう誰でも参加しやすいように考えられたイベントになっています。
とりあえず私も様子だけは見ておこうかな。

そうそう、VNS のイベントといえば、覚えていますか?「バイオと楽しむ Countdown2000」イベントの「旅人」なおと君。(って、あのイベント自体知っている人の方が少ないかも)
http://www.tcn-catv.ne.jp/~t-nakamura/
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/naoto/
実は去年 SME からメジャーデビューしていたんですねー。その辺りまではフォローしていたんですが、最近あんまりその後の情報を追っていなかったんです。そんな折、テレビの CM でふと彼の名前が。
なんと、いわゆるソニーレコード系の(?)日本では「大物」と呼ばれているアーティスト(奥田民生、PUFFY、ゴスペラーズ、東京スカパラダイスオーケストラ、etc...)が参加するコンピレーションアルバム「What's Cover?」に参加しているんですね。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/MH/Various/MHCL-133/
私は邦楽ってほとんどといっていいほど聴かないので、このアルバムがどの程度評価されているのかも知らないのですが、一応 SME が全国ネットで放送する CM に名前が出るってけっこうすごくないですか?他のアーティスト目当てで買った人からすれば「なおと?誰??」という感じかもしれませんが、それにしてもすごいことです。SME イチ押しのアーティストって感じですか。
そういえば、なかなか盛り上がらない CountDown2000 のイベントのために、VAIO31days メンバーの一人としてなおと君のストリートライヴの応援に行ったなぁ。2 回も(^^;ゴールのときには渋谷 QFRONT まで応援に行ったし・・・(^^;彼はなかなか気さくでいい青年です。一応 VAIO ユーザー仲間として(?)応援したいと思う今日この頃。


[ My Heart, Homeless Heart ] 2002/08/02(Fri)
引っ越ししてました。
とりあえず、今の部屋の荷物を 1〜2 ヶ月の間実家に移動。一人暮らしとはいえ 2LDK の部屋でしかも矢鱈とメカの多い部屋なので(笑)引っ越しはちょっとした大仕事です。何が大変って、配線とか配線とか配線とか・・・。
マンションの管理会社への鍵の引き渡しは明日なので、今夜は今の部屋での最後の夜となったわけですが、ほとんど何もなくなって自分独り、広い部屋にぽつねんと居る状態は、ちょうど一年前にこの部屋に越してきたときとそっくりそのままで、何か既視感のようなものも覚えます。一年前の自分は、何を考えていたのか?そして、今の自分は一年前の自分から変わることができたのか?また変わらずにいることができたのか?
せっかく慣れてきて、ようやく「自分の部屋」という意識ができた頃に出て行かなくてはならないというのは、やはり寂しいですね。5 年住んだ前の部屋ほどの思い入れはないですが、すごく気に入っていてできることならこのまま関東に持っていきたいとすら思っていた部屋なので(笑)、なんか残念な気がします。そのくらい、住環境が変わるということは、パワーが要ることなんですね。
ともあれ、明日から、ある意味「宿無し」になります。トホホ。

Sony Style にて DSC-U10 のオリジナルケース企画が始まっています。
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Dsc_mvc/Dsc-u10/Case/
PCG-U1 の専用バッグがつい最近販売開始されたところですが、Cyber-shot U にも専用バッグですか。なんか最近ソニスタの購入特典ってオリジナルケースの購入権ばっかりになっているような(^^;さすがに今回は吉田カバンじゃないみたいですが・・・。
ケースは「人気クリエイター」の面々が独自の価値観で作り上げたオリジナルケース。複数のクリエイターの方々が作った複数のケースから好きなものを購入できるようなので、いつもの一種類決め打ちと違って好みのケースが見つかるかも。ただ、ソニスタで U10 を購入した人に優先的に購入権が与えられるようなので、良さそうなデザインのケースや有名人の手によるものは競争率が高そうですね。というかそもそも品不足でソニスタで購入できずに販売店に走った私みたいな人はどうなるんだろう(^^;
個人的には U10 を使うときには首からぶら下げていつでもサッと構えてパッと撮りたい感じなので、使うためのケースというよりはカバンに入れておくときのインナーケース、それも、U10 の取り出しやすさに最も重点を置いたもの、が欲しいですね。でもクリエイターさん達の作るのって、デザイン重視の凝ったものになりそうなので、私のイメージと合うものはちょっと難しそうかな?むしろ Sony Style×Brown Sugar のコラボレーション希望とか言ってみるテスト(ぉ
冗談はさておき(笑)人気の「U」シリーズということでソニスタさんもいつも以上に企画に気合いが入っているみたいなので、ちょっと注目してみましょう。


[ My My My ] 2002/08/01(Thr)
気がつけばもう 8 月です。
というわけで、千葉の新居に引っ越してきました。


・・・といきたかったのですが、現在まだ富山にいます(泣)。
というのも、こないだ新しい住まいが決まった翌日に会社からメールが来て、異動が一ヶ月あまり延期になってしまったんですよ。会社の都合というかなんというか、ややこしい話に巻き込まれてしまって、あれよあれよという間に転勤の話が保留。せっかく決まったマンションはキャンセル。でも今の部屋の契約だけはきっちり切れてしまって、明日には出ていかなくてはなりません(泣)。とりあえず一ヶ月くらいなので、しばらく実家に引きこもるかー。
そんなわけで、明日は休みを取って「実家まで」お引っ越しです。もう踏んだり蹴ったり。


そうそう、先日ソニーの「My Sony ID」および「MyPage Service」に登録したんですよ。
http://www.mypage.sony.co.jp/
「MyPage Service」というのは VCL の「MySupporter」サービスと同様に、自分の ID でログインすれば自分用にカスタマイズされたページが表示されるという、いわゆるポータルサイト系のサービスなんですが、ここで「My Sony ID」というソニーグループ各社のサービスに共通して使える(ソニーだけじゃなくソニスタとか So-net なんかでも)ID を登録し、従来持っている製品の登録ユーザー ID と紐付けすることにより、ひとつの ID で自分のソニー製品の全てに関する情報や手続きをまとめることができるという、けっこう便利なサービスです。
これを登録して以来、「My Sonyメールマガジン」というメールマガジンが送られてくるようになったのですが、その編集後記(?)に「ソニーというブランド名の由来」と、ソニーが昔大ヒットさせたトランジスタラジオ「TR-55」について少し触れられていました。
このトランジスタラジオについては、つい一昨日の NHK で再放送分が放映されていた「プロジェクト X」の「『町工場 世界へ翔(と)ぶ』〜トランジスタラジオ・営業マンの闘い〜」をご覧になっていた方も多いでしょうが、現在のソニーの礎となったといっても過言ではないくらいの製品です。このトランジスタラジオの米国向けブランド名に「SONY」という名前をつけたのが、やがて「東京通信工業」という小さな企業の新しい「SONY」という名前になっていった、というわけ。
件のメールマガジンを読み、ふとこのあたりの詳しい情報ソースを探していたところ、ソニーの公式サイト上にすごくいいページがあるじゃないですか。
http://www.sony.co.jp/Fun/
この中の「ソニーヒストリー」というコーナーがそうなんですが、それに限らずここのコーナー、かなり読み応えのあるコンテンツが充実しています。こんないいページなのに、会社情報のカテゴリ下にあったらほとんど誰も気付きませんって(^^;>ソニーさん。しかも、普段はソニーマーケティングのサイトくらいしか見ないしなぁ・・・。
ともかく、このサイトはかなり見応えがあります。じっくり読んだら丸一日かかってしまいそうなくらい。でも、ソニーファンならば夏休みの一日を潰してでも読む価値はあると思いますよ。

My Diary Version 1.21
[ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ]