VAIO Column |
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私が心待ちにしていた新 VAIO マウス、「PCGA-UMS3」の Sony Style 限定モデル「SS RED」が本日届きました。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ 製品発表時に一目惚れして以降、首を長くして待っていました。たかがマウスに朝からそわそわ落ち着かなかった私(笑)。 多くは語りません、まずはサービスカットを披露するので存分にご覧ください(ぉ ソニスタ自ら「“どんな角度からみられても恥ずかしくない”デザイン」と言い切っているだけあって、どんな角度から見ても美しいです。特に、裏面まで考えてきっちりデザインしてあるマウスなんて今までなかったのではないでしょうか?ホイール部分がくり抜かれていて、底面からもホイールが見えているあたり、裏面のデザインにも相当自信を持っている証拠でしょう。 開発者の方は「エルゴノミクスなマウス」と仰っていて、昔人間工学を専攻していた私からするとそれはちょっと違うんじゃないかな・・・とも思うのですが、広義の人間工学の範疇には含まれているかな。ともあれ、工業デザインとしてはなかなかレベルの高いデザインだと思います。少なくとも、私はこれくらいのサイズで左右対称な形状のマウスが好きなので、久しぶりに手にしっくり馴染むマウスを見つけたな、という感じです。 また、パッケージにはモバイル用のケーブルクリップも付属していて、持ち運び時にはケーブルを束ねておくことができます。 このクリップにも「VAIO」ロゴが彫り込まれているというこだわりよう。構造的に束ねるのはちょっと面倒ですが、モバイルマウスとしてはこういう細かい配慮がなされているのは嬉しいです。そういえば、初代「PCGA-UMS1」は本体にケーブルを巻きつけて持ち運べるようになっていましたよね。 個人的には、SS RED にはこのクリップの色もちゃんと合わせておいてほしかったとか、このマウスに合わせたマウスパッドやソフトケース(っていうか、巾着)も付属していてくれるともっと嬉しかったんですが、当初予定していたロット数とかを考えるとそこまで求めるのはちょっと酷かな?ソフトケースに関しては、何か自分で見繕ってみようと思います。せっかくのお気に入りのマウスに傷がついてしまったらショックなので・・・。 昨日あたりからソニスタの予約募集ページには予約件数がアップロードされなくなってしまいましたが、そろそろ 5,000 くらいはいっているでしょうか?最終的に何個再生産されるのかは分かりませんが、単体のマウスでこれだけ売れた製品というのは、ロジクールが初めて発売したワイヤレス光学マウス「Cordless MouseMan Optical」の限定「マウスの父」Dr.DouglasEngelbart サイン入りモデル http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20010428/etc_zm100.html 以来ではないでしょうか?もしかしたらそれ以上かも・・・ただただ、驚いています。 とりあえず、「+SPICE」企画第一弾はモノが手元にやってきて、かなり満足度が高かったので、来月以降の企画にも期待してしまいます(現在再生産待ちの方々は、まだまだこれから、という感じでしょうが・・・)。 私としては、マウスにこれだけこだわれるのなら、キーボードにもこだわりの製品を出してほしいな、と思っています。マウスと USB テンキーにこだわっている割に、VAIO でキーボードにこだわっているのって現行では GR シリーズくらいしかない気がするので。デスクトップ VAIO のキーボードなんて、最近はタッチも配列もひどいものですから・・・。でも、色違いくらいならともかく、ソニスタ企画で「何か新しい製品を作って」というのは難しいのでしょうね(^^;とにかく、来月以降も非常に期待しております。 |
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6/7(土)発売とされていた VAIO ノート専用 USB TV チューナ「PCGA-UTV10」が、生産の遅れのために発売日を 6/21(土)に延期しています。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0530.html やはりアジア圏を中心に流行している SARS の影響でしょうか・・・。私も職業柄、最近ソニーに限らず全世界的に PC の供給量が大幅に不足しているという話を聞いているので、ある程度は仕方のない問題だとは思うのですが、それを抜きにしてもここ 1〜2 年のソニー製品は発売延期が多すぎ、延期もやや当たり前になってしまっているきらいがあると思います。ハードウェアメーカーに限らず、どんな業種でも納期の遅れというのは企業自体の信用に関わる問題ですから、極力無駄のないスケジュールでやるべきではないかと思うのですが、どうでしょうか?商品力の強化も大切ですが、一度そのあたりを根本的に見直していただきたいものだと思います。 昨日少しだけ話題にした新 Cyber-shot U ですが、アメリカ・ヨーロッパでは一昨日(現地時間)付けで発表されています。 ニュースリリース(Sony USA、英文) http://news.sel.sony.com/pressrelease/3661 ニュースリリース(Sony Europe、英文) http://www.sony-europe.com/presscenter/PressShow.x?articleid=927 dpreview.com の記事 http://www.dpreview.com/news/0305/03052801sonydscu30u60.asp 今度の新製品は「DSC-U60」「DSC-U30」の二種類。どちらも DSC-U60 はどうやら初の防水型 Cyber-shot U となるようです。機能としては U20 と同等の製品にすぎませんが、スポーツ向けに防水加工を施し、縦型にすることで片手での撮影(リリースを読む限り、親指でシャッターボタンを押すらしい)に対応し、スポーツやレクリエーションの場面でもシャッターチャンスを逃さないようになっているそうです。また、スポーツタイプを名乗る通り、速い動きへの追従性も従来より高くなっているものと思われます。個人的には、あまりに突飛すぎるそのデザインが・・・(略)。 いっぽう、DSC-U30 の方は現行 U20 の比較的マイナーなアップデートになっています。カラーリングもおそらくシルバー、ブラック、コズミックブルーという U20 登場時と同じカラーリング。ただ、レンズバリア部に小型のミラーがついていて、ミラーを確認しつつ「自分撮り」ができるのが特徴といえるでしょうか?Cyber-shot では、電車の中吊り広告やお台場で開催された「Shot-Rally」イベントの際に、F77/FX77 の自分撮り機能に価値を見出しているユーザーが少なくないことを見て知っているので、これを受け入れてくれるユーザーも少なくないものと思われます。私は、なんかデザインがちょっとヘンになってしまったような気がするので、買いませんが・・・。 米国、および欧州市場向けに発表されたにも関わらず、日本向けにはまだ発表されていないのは、個人的にはカメラ付きケータイの存在があるからではないか?と思っています。携帯電話の内蔵カメラもメガピクセル化が進み始め、そろそろ Cyber-shot U のようなミニマムカメラの存在意義が問われ始めています。単純に「気軽に撮れる」というだけならば携帯電話でいいわけで、敢えてカメラという形態を取っているものを使うからには、それなりの画質や機能を期待したいわけです。そのニーズ(それは、すでに顕れているわけではなく、おそらく今後徐々に顕在化していくものだと思いますが)に対してソニーが出してきた現時点での回答が、「スポーツタイプ」と「撮影スタイルの多様化」という二つの切り口だったのだと思います(ミラー登載なんて、とうの昔に携帯電話に当たり前についていますが)。しかし、果たしてその回答がユーザーに受け入れられるのかどうか・・・個人的には、U10 から U20 に買い換えたときに、画素数は大幅に向上したものの画質は大して変化していないように思えたんですね。それは、おそらく「気軽に撮れる」ことを重視した上で、撮影の高速性や画像の高圧縮保存が主な原因になっているのですが・・・。例えば、現行の 500 万画素クラスの民生ハイエンドデジカメでも、実効 300 万画素前後のデジタル一眼レフに表現力は敵いませんよね。そういった「画素数」に依存しない「画質」の差が、Cyber-shot U とノーマルサイズのデジカメとの間には確かに存在しています。今回の U30/U60 が、そういった点で上位のデジタルカメラとある程度勝負できるクオリティまでジャンプアップしてくれていると、面白いのですが。でも、U の画質はそれはそれで、味があるんですよね・・・。 |
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昨日から再生産販売の予約が開始された話題の Sony Style オリジナルマウス「SS RED」ですが、既に再生産決定予約数 1,500 を軽く突破し、本日 13:00 時点で 3,676 件の予約を獲得しました。パチパチパチ。Brown は Sonystyle に拍手した。(ぉ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ 本当に良かったですね。VAIOethics でもご紹介記事を見て「欲しい」と言ってくださった方が少なくなかったので、その皆さんに行き渡らないことを心苦しく思っていました。とりあえず、よほど注文が殺到しなければ一通り行き渡ることになりそうです(あまりに予約数が多ければ、抽選販売の可能性あり)。 しかし、予約開始から一日足らずで規定の倍以上の申し込みがあるとは、恐れ入りました。それだけ魅力的な製品だったということでしょうかね〜。このままだと 5,000〜6,000 くらいはいってしまうのかな。 また、ちょうど良いタイミングで Sony Style がユーザーアンケートを行っています。 http://www.jp.sonystyle.com/Sse/ ソニスタも最近いろいろありましたからね。一言言いたいと思っている方は少なくないと思います。ソニスタ自身もここのところかなりの販売機会を損失しているはずなので、我々の意見はいつも以上に真摯に受け止めてくれるのではないでしょうか? 最近賛否が分かれているスタメン優先のエントリー方式については、皆さんいろいろな考えをお持ちでしょうが、個人的には双方の折り合いをつけて、お得意様を大切にしつつ、一見さんでも抵抗なく利用できるうまいやり方がないものかな?と思っているのですが・・・。 ともかく、ここはソニスタに対して感じていることを率直に伝えてみては。 もう一件、ソニスタ関連の話題。Cyber-shot U のオリジナルケース企画「ケースで着替える、U。」の最終章、NEIGHBORHOOD モデルの全貌が明らかになっています。 http://www.jp.sonystyle.com/Product/Dsc_mvc/Dsc-u10/Case/Neighborhood/index2.html 第一弾 BEAMS モデル、第二弾 Gallery1950 モデルがかなりスタンダードなカメラケースだったのに対し、この NEIGHBORHOOD モデルは「カメラケース」ではなく「カメラも入るトートバッグ」というスタイルを提案してきました。しかも、予告通り「P+U」という、P シリーズと U シリーズの二刀使いをターゲットにしたスタイルで。正直言って、こういうものが出てくるとは想像していませんでしたねー。 それにしてもこのプロモーションページがまた、Cyber-shot U+P に VAIO U101、CLIE NX73V を入れてみているという、まさに私に「買え」と言っているような・・・デザインも悪くないし、今回は買ってしまおうかな?トートは一本お気に入りのがあるんですが、素材もデザインも違うので使い分けられそうですし。 ご購入案内は 6 月上旬に始まるそうです。 で、Cyber-shot U。最近 U20 も値下がりし始めて、そろそろモデルチェンジの予感がしてきていた頃ですが、dpreview.com にて、Cyber-shot U のニューモデルらしきものが・・・。 http://www.dpreview.com/news/0305/03052801sonydscu30u60.asp |
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大好評のうちに、というか誰もが予想だにしなかった勢いで当初の販売予定数を売り切ってしまった Sony Style のオリジナルマウス・PCGA-UMS3/R「SS RED」ですが、買えなかったユーザーからの熱い要望に応えて追加生産販売を行うことが決定した模様です。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ いやぁ、良かったですね。掲示板でも「買いたかったのに買えなかった〜」という叫びが相次いでいたので、私も影ながら追加生産を期待していました。最近、U101/P の購入案内メール配信問題やらエントリー形式の変更やら SS RED の早すぎる売り切れやら、いろいろと問題が続いていたので、ソニスタ側も心を痛めていたことでしょう。今度の追加生産はそのせめてものお詫びといったところでしょうかね?何にせよ、私もほっとしてます。(^^; とはいえ、追加生産販売を行うのは事前予約が 1,500 件以上集まった場合のみで、1,500 件に達しなかった場合は見送りになるようです。しかし、本日 20:00 時点で 1,455 件(笑)。これは軽く 3,000 件くらい行ってしまうんではないでしょうか? 案内メールが届いて私も反射的に予約してしまったのですが(←まだ買うつもりかよ)、先に購入してしまった人はもう買えないのですね(涙)。あからさまな転売目的の購入とかいろいろあったので、その対策でしょうが、残念と言えば残念です(←やっぱりまだ買うつもりだったらしい)。 ソニーが 2003 年度の経営方針発表を行いました。 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200305/03-023/ 世間では「ソニーショック」という言葉まで生まれた、先月発表された「大変厳しい」2002 年度連結決算を受け、それに対する Action Plan して出された今回の経営方針。2003 年以降のソニーの構造や、そこから産み出されるプロダクトの方向性が見えたような気のする経営方針発表でした。 具体的な製品としては、すでに話題となっている携帯型 PlayStation「PSP」や、なんだか Zaurus にそっくりな次世代 CLIE、次第に単語の露出回数が増えてきたあの「QUALIA」など、今後の展開として期待できそうなものもいくつか見受けられます。VAIO も全機種に DVD ドライブ登載、とか言っていて、モバイルノートの今後にやや不安を感じる部分もあるのですが、今日のところはどうでもいいや(ぉ これら、いくつかは近い将来像の示された製品群の中で最も注目度の高いものいえば、言うまでもなく、何の前触れもなく登場した「PSX」でしょう。 現行の PlaySation 2 のプラットフォームに、DVD(±RW)&HDD デジタルレコーダ機能、地上波&BS アナログチューナ内蔵、ネットワーク対応、といったフィーチャーを備えた強烈な製品です。スペックもさながら、デザインも「黒いモノリス」だった PS2 とは対照的な「白いモノリス」様となっており、WEGA、CoCoon、AV ルータ等最近のソニー製 AV 製品の流れを汲むデザインになっています。 デジタルレコーダ機能としては、CoCoon のように「成長する」ことを特徴としているわけではないと思われますが、DVD+HDD のハイブリッド機という「最も売れセン」の構成になっているため、単なるゲーム機としてではなく、デジタルレコーダとしても間違いなく多くのユーザーに選択されることになるでしょう。CoCoon が敢えてこのスィートスポットを外してきているのは、もしかしたら PSX の存在が念頭にあったからなのか?ともかく、現在では PS2 は「シングルライフのための DVD プレイヤーの最適解」となった観がありますが、価格次第では PSX は「シングルライフのためのデジタルレコーダの最適解」となる可能性が非常に高いのではないでしょうか?っていうか多くのユーザーにとって、PSX 以上にどんな機能が必要でしょう? 実は私、来月発売になる「PlayStation 2 BB Pack」を買って PS2 をそろそろ最新モデルに買い換えようと決意していたのですが(ほぼ FFXI のため、というオチが付く(笑))、これは年末まで待ってみる価値はあるかなあ。とりあえず、\100,000 までだったら絶対買います。それまでコレに勝る CoCoon が出なければ。 と、この「PSX」を見て私が感じたのは、最近苦戦が続いている同社のエレクトロニクス部門の製品に、これまでよりもさらに「コンテンツ」という付加価値をバインドさせて他社製品との差別化を明確にしようとしてきているのではないか?ということです。 ここのところのソニー製品はというと、「ユビキタス“バリュー”ネットワーク」というキーワードのもとに革新的な製品をリリースし続けるのは良いのですが、実際のインフラストラクチャや肝心のユーザーのマインドあるいはリテラシがついてきておらず、空回りしていると思うんですよね。実際、何だかんだで身の回りにソニー製品をたくさん置いている私でさえ「ついていけないな」とか「最近のソニーの方向性は私とずれてきているな」と感じることがあるくらいです。それはコンセプト主導であったここ 1〜2 年のソニー製品の全体的な方向性であり、エレクトロニクス部門の不振の原因の一つともなっていたのだと思います。 そこで打ち出してきたのが「モノづくりの復権」であったり、「QUALIA」に代表されるような製品自体のクオリティやデザイン製の追求であったりしたのでしょうが、AV 製品のゼネラル化がほぼこれ以上ないところまで進み、IT 機器のコモディティ化もどんどん進んでいる今日の状況や、ソニー自体がどちらかというとマスの方向に振れてしまっている現在の状態では、製品自体のクオリティといってもどれだけのユーザーが納得してくれるかは疑問なわけです。 そんな中、好調に業績を伸ばしているのがゲームの SCEI と映画の SPE。レコード業界は最近どこも元気がないので SME はもうひとつといったところですが、膨大なコンテンツを誇るこれらコンテンツ関連事業を同社のエレクトロニクス製品に流し込むことによって、製品単体としての価値に大きな+αをもたらすことができる。リビング向け家電製品の中で今最も元気のいい DVD とデジタルレコーダ、そしてソニーが世界でトップシェアを誇る PS2。不調の事業を、好調の事業によって活入れする、というのは至極まっとうな解決策ではありあすが、エレクトロニクス製品とコンテンツをここまでうまくバランスさせたビジネスモデルは、ソニー以上にやれる企業はないといっても過言ではないでしょう。こういった、「プロダクト+コンテンツ」を今までよりも一歩進めた製品のあり方が、PSX を皮切りに今後のソニー製品の中心となっていくのではないでしょうか?TV+DVD の強化を打ち出してきた VAIO もその例には漏れないはずです。 「PSX」に、この先進もうとしているソニーの道を見た気がしました。 ■記事リンク ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/28/nj00_sonyplan.html http://www.zdnet.co.jp/news/0305/28/njbt_04.html http://www.zdnet.co.jp/news/0305/28/nj00_psxdemo.html AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030528/sony1.htm http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030528/sony3.htm PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0528/sony.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/mrkt/article/2003/05/28/643903-000.html http://ascii24.com/news/i/topi/article/2003/05/28/643896-000.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/28/25.html http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/28/09.html |
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先月、電源周りの不具合により一部ロットを対象にリコールの行われた VAIO RZ シリーズですが、2 月に発売された PCV-RZx1 シリーズでもごく一部ロットで不具合が発覚、リコール対象となっています。 ニュースリリース http://vcl.vaio.sony.co.jp/iforu/hotnews/2003/05/001/ PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0527/sony2.htm 対象製品は 66 台というごく限られたロットですが、このサイトをご覧の方でも該当機種ユーザーの方は少なくないと思います。念のため、ご確認を。 ソニーから CLIE のニューモデルが発表になりました。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200305/03-0527/ 製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-NX80V/ 「ウィング CLIE」のスタンダードモデル、PEG-NX シリーズの進化版となる「PEG-NX80V」「PEG-NX73V」の 2 機種です。従来機種から基本デザインは大きくは違わないものの、よく見ると細かいところでけっこう変わっています。 ハードウェア仕様は基本的に PEG-NX70V のそれを踏襲しており、変更点といえば上位機種の NX80V で 130 万画素 CCD カメラを採用し、DRAM 容量が 32MB に増量された程度。NX73V の方はほぼそのまま NX70V と同じ仕様になっています。が、NZ90 と同じ「ターンスタイル」用のハードウェアボタンを備え、ハードウェアキーボードが評価の高かった PEG-TG50 と同じ配列、同じ自照式になったことなど、他機種のフィーチャーも随所に取り込んでいます。しかも、ムリヤリ取って付けたような感じで使いやすいとは言えなかった NZ90 のハードウェアボタンと違い、それなりに押しやすそうな(といってもストレート型 Palm のそれには劣るでしょうが)ボタンになっていたり、実際のユーザーからのフィードバックをちゃんと取り入れているあたりも、とてもいい感じです。 バッテリ性能も大幅に改善して、通常使用で 40% の向上(通常使用可能時間:10 日→14 日)を果たしていますし、音楽を再生しっぱなしでも 7 時間は持ちます。おお〜。 しかも、しかも、 今回は CF スロットが折りたためるようになっています! そういえば、私は NX70V 発表時の記事で > CF スロットがハッチ状(イメージ的には 505 とか C1 のモデムコネクタのギミックに近い感じ)になっていて、不使用時は折りたたんで NR と同じ厚みになる、というギミックがあったら借金してでも買ってたかもしれませんが。 とか書いていましたが、ハイ、喜んで借金させていただきます(ぉ イヤしなくても買えるけど。 しかもこの CF スロット、今回は「通信用カードスロット」ではなくて汎用の CF メモリカードにも対応しています。通常はメモステを利用し、CF スロットは通信用という使い分けになるでしょうが、CF ストレージに対応したおかげで活躍の場が広がりそうです。このあたりもユーザーからの要望が大きかったところだけに、非常に嬉しいところですね。ただ、肝心の「CLIE Viewer」や「Audio Player」が CF スロット非対応のため、せっかくの CF メモリカードを有効活用できないのが非常に痛いです。このあたりは互換 Palmware に期待するしかないのかな。 また、CF スロットが閉じるようになったことで、NX70V ではスロットに遮られて死角になっていた角度もちゃんと撮影できるようになりました。まさに NX80V/73V、死角なしといったところでしょうか。あとはこれで CFGPS2 あたりに対応してくれれば、もう何も言うことはないんですが・・・。 ソフトウェアとしては、個人的には最近の OS5 CLIE の目玉であると思っているビューワ「Picsel Viewer」とブラウザ「NetFront」をもちろんプリインストールし、ビジネス向けには「Voice Recorder」も搭載しています。Software Graffiti も健在なのですが、今回はさらに日本語の手書き認識に対応した「デクマ 手書き入力」もプリインストール。認識の速度や精度がどの程度なのかは未知数ですが、ハードウェアキーボード、Software Graffiti、手書き入力、と選択肢が増えることは良いことです。最近、敷居の高い Graffiti 以外の入力方式を提案し、新規ユーザーの獲得を狙っている CLIE ですが、手書き入力が実用になるものなら私も Graffiti から乗り換えても良いかな。 という感じで、外観上の目新しさは少ないものの、これまでになく完成度が高まった NX80V/73V、魅力です。今までの CLIE って、新製品を発売するたびに何か新しいフィーチャーを追加して、それでどんどん使い勝手やバランスが悪くなっていく傾向にあったのですが、今回は珍しく(?)「使い勝手」ということにまじめに取り組んだ跡が見られますね。VAIO U101 の使い勝手の大幅な改善を見ても感じましたが、こういう地道なところでしっかり改善してきている製品を見ると、なんだか嬉しくなってしまいます。 実はここ最近何度も NX70V の限定グラファイトグレーの出物がないか Sofmap.com を割と頻繁にチェックしていた私ですが(笑)、今回はいよいよ CLIE に手を出させていただこうと思います。思えば、最後に買った WorkPad c505 からかれこれ 2 年、長かった・・・。最近、c505 の本体からときどきチップの鳴くような音が微かに聞こえてきたり、一度電源が入らなくなって焦ったりしていて、そろそろ買い換えないとマズいなと思っていたところだったので、今度の新 NX はまさに天の助けです。本当はワイド画面版 T シリーズが欲しかったのですが、待てど暮らせど出る気配もなく、多少の厚みはガマンしてバランスの良い NX シリーズを落としどころとすることにします。 というわけで私の本命は NX73V。NX80V のメモリ 32MB は羨ましいですが、精悍なブラックの方が WorkPad の後継とするに相応しいですし、何より Cyber-shot U があって、間もなくケータイにもメガピクセルカメラがつくというのに、今さら PDA にカメラって必要ですか?というわけで、買ってもカメラはまず使わないでしょうね。NZ90 のカメラを試用した際、お世辞にも使い勝手がいいとは言えないな、と感じたこともあり。本当は、ソニスタ限定でも良いからブラックの NX80V があればベストなんですけどね。でも、写真を見るとシルバーもチタンっぽくてよさげ。ちょっと悩むなあ。 というわけで、今度の週末はこの CLIE を見に行ってこようと思います。 http://www.jp.sonystyle.com/peg/Event/meet.html ■記事リンク PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0527/sony.htm ケータイ Watch の記事 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/14155.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/27/643688-000.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/27/14.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/27/njbt_06.html |
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VCL にて、新しい有償オプションサービス「VAIO ぴかぴかサービス」というのが開始されます。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/info_0526.html 「VAIO ぴかぴかサービス」 http://vcl.vaio.sony.co.jp/vyos/info80.html そのネーミングはどうなのよ、ということは置いといて(笑)旧シリーズの VAIO に向けた外装およびキーボード・タッチパッドの有償換装サービスです。当面は Z505 シリーズを対象に行われるものですが、いずれは他機種にも適用される模様。無印 505〜N505/Z505 あたりまではマグネシウム製のパームレストがはげてきたり、手汗で変質してしまったりすることが少なくなかったので、505 シリーズを大事に大事に使ってきたユーザーにはありがたいサービスではないでしょうか?ハウジングディスプレイ、パームレスト、タッチパッド、キーボードを「全部ぴかぴか」(だから、そのネーミングセンスどうなのよ。いや、わかりやすいけどさ・・・)にすると \40,000 というのはけっこう微妙な価格ですが、お気に入りの VAIO がぴかぴかになって戻ってくるのなら安いものか??? また、来月には VAIO U101 用の英語キーボード換装サービスが開始されることもアナウンスされたようです。情報さんきゅーです>harvest さん https://ugs.vaio.sony.co.jp/cgi-bin/vyos/service_list.cgi#U101 英語キーボード派の私にとって非常に嬉しいサービスです。これで、記号キー周辺の窮屈なレイアウトから解放され、U101 でも多少はまともなタイピングが可能になる(かもしれない)のですから・・・。しかし、どう見てもこのキーボードに(換装技術料まで含めて)\20,000 かかるというのには納得いかないんですけど・・・。 英語キーボードがある、ということは、もしかすると近いうちに米国版 U101 が発売される可能性もある?ということかもしれません。もし、夏までに米国版 U101 が発売されたら、またキーボードだけ取り寄せに挑戦してみようかな。発売されなければ・・・。 さて、先日の Column で書いた「デスクトップ PC を使う理由、使わない理由」について、たくさんのご意見ありがとうございました。私も非常に参考になりました。やはり、ひとそれぞれ、たくさんのスタイルがあるものですね・・・。 かくいう私も、最近省スペースデスクトップかフルサイズノートを冬ボあたりで(まだ夏ボも出ていないのに気の早い話だ)購入しようかと思っています。これまで何度か MXS や W を買いそうになっているのですが、何かタイミングが悪くて縁がないまま今まで来てしまいましたが、今の自作機もほとんど手を入れなくなってかれこれ 2 年ですからね。夏あたりに仕事マシンの ThinkPad を買い換えたら、いよいよノート PC にスペックを抜かれてしまいます(^^; で、私がデスクトップあるいはオールインワンノートを買うとしたら、条件にしたいのは
具体的にイメージしているのは、VAIO W500 シリーズか VAIO Z1 シリーズの後継機。偶然にも、現在ソニーがいちばん売りたいセンとかぶっているのですが(^^;それはそれとして、とにかくデザインが良くて、必要十分の機能を備えていて、省スペースという条件が揃っています。しかし、肝心の FFXI ですが(笑)これはちょっと快適にプレイできるとは言えないかなあ。ホント、最近のメーカー製 PC がこぞって「FFXI 対応」をウリにしてきている理由がよ〜く理解できます(笑)。 しかし、FFXI を条件に加えてしまうと、現行の VAIO の中で選択できるのがほぼ RZ か GRT、FR しかなくなってしまうんですよね(Z1 と U101 はそこまで快適じゃなさそう)。しかしどれも(主にデザインという点で)私のニーズにマッチする製品とは言い難く・・・難しいところです。となると、あとは自作しか・・・。でも、キューブ型ケースは往々にしてグラフィック一体型チップセットばかりですし、唯一希望のもてそうな nForce チップセットは Athlon 系のみ。次は安定志向で Intel プラットフォームにしたいと思っている私には悩みどころです。 個人的には、Pentium M のデスクトップ/サーバ向けバージョンが現在開発中らしいという噂を聞いているので、それを元にした省スペース・静音かつ強力な新プラットフォームが出てくれないか、と思っているのですが・・・。でもその前に、仮に W500 に RADEON が載ったら即決なんですが、いかがでしょうか?(^^;>ソニーさん |
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うぅ、ヴァナ・ディールにはまっておりました(汗)。 あまり深入りすると日常生活に支障を来すことは分かっていたのですが、いったんヴァナの住人とコミュニケーションを取ってしまうとだめですね。あそこに「もうひとつの世界」があることを感じてしまうと。 Web でも、顔が見えないという意味ではオンラインゲームの世界と同じく日常から離れた仮想世界であることには間違いないのですが、ヴァナ・ディールでは Web とはまた違った世界が開けていることが分かりました。私は昔、仮想の 3D 空間の中を「アバター」という人形に自分を投影して、その仮想世界の中でコミュニケーションを行うという 3D チャットにしばらくハマっていた時期があるのですが、それによく似た感覚だと思います。しかし、ただ「仮想 3D として存在する」というだけの存在であった 3D ちゃっとの世界と違い、ヴァナ・ディールはその世界の中で他人とコミュニケーションし、コラボレーションすることができてしまう・・・モデリングのリアリティも相まって、「まさにそこに自分がいるような」感覚を持ってしまいました。昨日 s さんとパーティプレイしていたときには、ご本人を知っているだけにゲームの中ではなくて本当に会っているような感覚で会話していましたから(笑)。 おそらく、ヴァナの世界の中では実世界とは全然違う人格(あるいは性別でさえ)を持った登場人物としてプレイしている人も少なからずいると思います。私は、自分のキャラを可能な限りリアルに忠実なインスタンスとしてヴァナの中に創り出しましたが、今まで「RPG」と呼んでいたものとヴァナのような MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)では没入感が桁違いなので、そういう世界にあまりにも素の自分をそのまま投げ込んでしまうのは危険かもしれない、と思いました。しかし、それと同時に、これだけたくさんの人が存在するヴァナ・ディールの中で、出会う人のほとんどがフレンドリーで、親切で、という事実を見つめると、実はまだまだ世の中って捨てたものでもないのかもしれない、と思います(^^; 今は U101 の小さい画面で見ているからまだゲーム感覚でいられますが、もしこれをプロジェクタに映してドルビーデジタルでマルチチャンネル化したりしたらそれはもうすごいことになるんだろうなあ(笑)。 本当は今まで、最近各社がかなり力を入れて宣伝している「FFXI 公認 PC」というマーケティングや、オンラインゲームにハマっての登校・出社拒否、あと海外の話になりますがオンラインゲームでの過労死、といったことは疑問視していた私ですが、実際に体験してみて納得できるものを感じました。だって、仮想現実の方がある意味現実より優しいもの。気持ちいいもの。 だからといって、そこにどんどん沈み込んでいくのは?ということは、いちいち言わなくても解りますよね。 FFXI 自体の設定は、ここ↓を参考にしながらやってみました(全く同じではない)。 http://www.marchen.to/~vana/column_002.html 画質的にはこれくらい出ているかな?と思います(FFXI 自体のスクリーンショット機能で撮ると画像処理が入るらしく、ここまできれいにならない)。でも、走るとコマ落ちしたり、大統領府の入り口とか狩り場とか人の多いところになるとけっこう厳しい状態になるため、どんな状況でも快適にプレイするにはやはりもっと強力なマシンを手に入れるか、視覚エフェクト(影や砂埃など)を切るしかないんでしょうね。本格的にモバイル・ヴァナ・ディールをやるようになったら(笑)考えようと思います。 ・・・平日はなるべくプレイしないように気をつけないとなあ(笑)。 |
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と、いうわけで、PCG-U101/P が我が手に帰ってきたわけですが。 修理内容としては、「MBX-78 ASSY(S) 交換」ということで、マザーボードを交換されて戻ってきたようです。おそらく、初期ロットの一部に熱耐性の低いビデオチップが含まれていたとかそういう理由でしょう。とりあえず、一日動作を確認してみましたが、その後画面表示がおかしくなる問題は発生していません。 修理明細書の通信欄にも「大変ご迷惑をお掛け致しました。」との記載が。今回の件ではかなりいろんな人に頭を下げられてしまったため、逆にこっちが恐縮しています(^^;とりあえず、無事使えるようになったので良しとしておきましょう。ようやく使えるようになった頃に夏モデルが発売開始されている、というのはひじょーに哀しいですが(笑 時を同じくして、秋葉原サービスステーションからも NW-MS70D の修理が完了したという連絡を受けたので、今日受け取りに行ってきました。こちらは、「機構誤動作」、「NI-MH チクデンチ 不良」ということで、内蔵バッテリが交換された模様。こちらも、初期ロット品ということで同時期に購入された方は同様の問題が発生する可能性がないとは言い切れませんから、心当たりの方は一度 SS に相談してみては。 ちなみに、両方とも保証期間内ということで無償修理でした。ま、どちらも買ったばかりなので当然ですね。 秋葉原からの帰り道、有楽町ビックにてこんなものを買ってきました。 ソニー SMU-SL1 \4,980(税抜) http://www.ecat.sony.co.jp/computer/mouse/products/index.cfm?PD=13513&KM=SMU-SL1 この週末に販売開始になったばかりのソニー製新マウスです。まだあまり出回っていないようで、本格的な流通は来週以降になりそうかな?偶然有楽町で見つけたので、捕獲してきました。っていうか一週間後には 3 個の SS RED が届くんですが、いいじゃん、マウスとか好きなんだもん(ぉ イメージとしては去年発売された「SMU-S1」を二回りほど大きくしたような感じのシームレスマウスで、IntelliMouse Optical あたりとほぼ同じ大きさです。SMU-S1 と同様 6 色のカラーバリエーションがあるのが特徴で、ソニーらしいセンスの良いデザインになっています。私は、インテグラ Type-R を彷彿とさせる配色が気に入って、ブルーを買ってみました。 実は使い心地に関してはあまり期待していなかったのですが(笑)、案外悪くないです。本体が大きめなせいかクリックボタン周りが多少たわむようになっていて、一体型ながらもちゃんと左右同時クリックが何とかできるようになっています。SMU-S1 はデザインは気に入っていたものの、この仕様が気に入らずお蔵入りになってしまっただけに、これは嬉しい誤算だったかも。ただ、赤いクリアパーツで覆われているシッポの部分は光ったりしません。これはちょっと残念。 で、で、 U101 が戻ってきたことを踏まえて、私がこのマウスと HHK Lite2 で何をしたかったかというと。 ・・・始めてみました、FFXI。 http://www.playonline.com/ff11/ 今まで FFXI をやらなかったのは、昔ネットの友人で UO にハマって日常生活が立ち行かなくなった人を何人か見ているからなんですが、それ以上に PlayStation BB Unit 等の初期投資がそれなりにかかるから、ということが大きくありました。Windows 版も出ていますが、デスクトップ用のビデオカードなんて Matrox 製品しか持っていないし、まともに最近の 3D ゲームが動かせる PC を持っていませんでしたからね。しかし、U101 の発売以降、Web 上でいくつかの U101 での FFXI の動作報告を見かけ、s さんの日記に背中を押され(笑)、U101 でやってみるかぁ〜・・・となったわけです。 ということで、今私の U101 はこんな状態になっています(笑)。 某家電店勤務の友人にもらった VAIO のロゴ入り展示台(かなり初期のもの)がこんな形で役に立とうとは(笑)。 本当は画面は外部出力したいんですが、それはまた考えてみようと思っています。 スペック的にはギリギリ(オフィシャルベンチ で 1500 くらいが必要環境ということですが、U101 だと 1100 前後)なため、お世辞にも快適な操作性とは言い難く、動きが速いところではさすがにコマ落ちしますが、解像度やエフェクトに制限をかければそこそこ普通に遊べてしまいます。ま、今までほとんど PC ゲームをやらなかった(オンラインゲーム自体、Diablo が流行った時期にちょこっとやって以来かなり久しぶり)私からすれば十分かな? 肝心のゲームの内容については、別途コーナーを作ろうと思っています。 |
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U101 が、ようやく戻ってきました。 今朝一番の配達にしてもらって、朝はフレックスをめいっぱい使って受け取り体制。 とりあえず無事に画面が表示されることだけ確認して(笑)、出勤しました。今日は一日早く帰りたくて仕方なかったです(ぉ みなさんにはいろいろとご心配をおかけしました。 そんなわけで、今夜くらいはどうか蜜月を味わわせてください・・・。 っていうか、アレのインストールがめちゃくちゃ時間がかかって困ってます(謎)。 幻影の正体は、明日、明らかに・・・。 |
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Intel が 800MHz FSB/Hyper-Threading 対応 Pentium 4 のメインストリーム向け製品 2.80C〜2.40C GHz と新チップセット「i865」シリーズを正式に発表しました。 ニュースリリース http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/030522.htm PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0522/intel2.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/22/nj00_int865ivt.html 先週末に正式な仕様が公開された VAIO RZ・HS シリーズ夏モデルに搭載され、また秋葉原ではリテールパッケージや搭載マザーがフライングで発売され始めたこともあり、ニュースとしては目新しさはないのですが、これで一応正式に発表されたということになります。 Hyper-Threading および i865 チップセットの特徴は既に述べたとおりなので繰り返しませんが、これらチップの登場によってメインストリームデスクトップは更に高い処理性能を手に入れたことになります。 ・・・が、実際のところどうなんでしょうか?みなさんデスクトップ PC って使ってます? 私は自作機を持っていながら最近はノートばかり使っていたり(自作機はファンが五月蠅いというのが一番の理由)、仕事でもずっと ThinkPad を使っているヘビーなノートユーザーなのですが、仕事柄ということもあってか、職場を見渡してもデスクトップ PC を使っている人なんてほとんど見かけません。最近、知人に PC の購入相談を受けるときも決まってノート PC ですし、家族もみんなノート・・・。デスクトップ PC の豪快な処理性能や 3D グラフィックス、広大な HDD 領域を必要とする使い方をしていないというのもあるのでしょうが、デスクトップ PC 向けの CPU やチップセットが新しくなった、と言われてもあまりピンとこなくなってしまったんですよね。自作にハマっていた頃はそうでもなかったのですが・・・。 PC の国内出荷量は昨年あたりで既にノート PC の方が割合は高くなっているそうなのですが、世の中一般的にはどうなのでしょう?デスクトップ PC ユーザーの方のご意見を伺いたいです。 シャープがノート PC「Mebius」シリーズのモデルチェンジを発表しました。 ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030522-1.html http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030522-2.html PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0522/sharp1.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0522/sharp2.htm 初代 VAIO 505 ショック以降、第二の「極薄サブノート」市場を切り拓いた MURAMASA が、いよいよ Centrino プラットフォーム化されました。 しかし、 MURAMASA よ、お前もか。 2 スピンドル機がメインになってしまい、12.1 インチ 1 スピンドルの「PC-MT2」シリーズのアップデートは見送り。実質、MURAMASA の主力モデルは 2 スピンドルの「PC-MV1」シリーズになってしまいました。10.4 インチ極薄の「PC-MM1」は今回はマイナーアップデートですし・・・非常に残念です。しかも、MV1 はなんだか流行りモノっぽいホワイト系のカラーリングになってしまいましたし。個人的には、妖刀だと思って抜いてみたら、失礼ながらとんだなまくら刀が出てきた、みたいな感覚です(笑)。まあ Centrino なので基本性能は折り紙付きなんですが、なんだかね。W2 を見てしまうとね。 目新しいところでは MM1 のクレイドルスタイルを一歩押し進めた「DirectHD」なる機能があり、「VAIO Syncronizer」なんかを使うよりよっぽどお手軽でいいかな、と思うのですが、そのくらいかな?MURAMASA もなんだかつまらなくなってしまったなあ。MM1 の登場あたりまでは、なかなかやるじゃん、と思っていたのですが。 Centrino が出るまでは、この CPU が出たらノート PC のバリエーションが広がって面白いマシンがたくさん出てきてあら大変、という状況になることを期待していたのですが、いざ蓋を開けてみると何となく全体的に同じ方を向いてしまっていて、思っていたほど面白くなかったなあ、と正直感じています。ノート PC を実用ツールとして見ているユーザーには本当に魅力的な製品がたくさん出てきて悩ましいところなのでしょうが(実際、そろそろ買い換えようと思っている仕事マシンの選択肢としては広くてなかなか悩ましいのです)、ホビーユーザーとして見たときには「遊べそうなマシン」が U101 くらいしかないという状況。これは、各メーカーが Pentium M の使いどころが解ってきてなおかつ Dothan が登場する秋以降に期待すべきということなのか、それとも市場全体がオールインワンっぽい方向に流れているから今後も期待薄ということなのか。本当は、SR→SRX の流れで来ていた頃は、そこまで薄くなくてもマシンとしてのバランスがよければいいじゃん、くらいの気持ちだったのですが、ここまでとなると逆にすごい凝縮感のあるサブノートを出してくれるまで納得したくない気持ちになってきました(笑)。 できることならば、木の葉が散る頃までには、各メーカーさんに新しい剣を明鏡止水のごとく磨き上げておいていただきたいものですが。 U101 は日通航空さんに無理を言って明日の朝一番に届けてもらうことになりました。 というわけで、果報は寝て待つことといたします。 |
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私も心底惚れ込んだソニスタ限定マウス「SS RED」ですが、どうやら発売日当日中にほぼ売り切れてしまった模様。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ かなりすごい勢いで売れているらしい、という話は聞いていたのですが、まさか 1〜2 日で無くなってしまうとは思いもよりませんでした。密かに追加であと 2〜3 こ買おうかとか思っていたのに(笑)。 ともあれ、この調子で第二弾もがんばっていただきたいものです。マジで、強く期待しております>ソニスタ担当者様 今朝一番に VCL から U101 の修理上がりが戻ってきていたようです。 が、しかし、朝はちょうどシャワーを浴びていて気づきませんでした(涙)。かといって平日はなかなか受け取れる時間に帰って来れるわけもなく・・・明日はなるべく早く帰ってきて受け取りたいと思っているんですけど、難しいかな・・・? しかし日曜に発送したわけですから、実質中一日くらい?でしょうか。初期不良は誉められたことではないですが、これだけ対応が早いとソニーの誠意を感じます。VCL に電話したときも「ご購入早々申し訳ございません」という感じで、本当に申し訳なさそうな感じでした。VCL のせいじゃないんですけどね・・・と思うと、多少のことは許してしまう気持ちになってしまいます(笑)発覚したときはかなりヘコみましたけどね。とにかく、なるべく早く受け取って「アレ」ができるようになりたいと思います。 本日の PC Watch、本田雅一氏のコラム。 本田雅一の「週間モバイル通信」 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0521/mobile202.htm ちょうど、まさに私が思っていたことに近いことが書いてあります。「モバイルノートといっても 2 スピンドルでないとユーザーが広がらない」とか「ツルツル液晶はどうなのよ?」みたいなことが主題ですが、まさに TR を見て私が感じていたことそのままというかんじです。 液晶に関しては、TR のみならず今シーズンの VAIO ノートが採用した「クリアブラック液晶」は光源の直截的な映り込みがほとんど感じられず、なおかつ輝度も従来の液晶より明らかに高いので、これならばテレビや DVD の観賞にも堪えつつ実務にも十分に使えるな、と感じていたのですが、問題は 2 スピンドルになってしまったこと。確かに、ハイスペックなデスクトップ PC や「デスクノート」を持つパワーユーザーのサブマシンという位置付けではいつまで経っても市場が広がらないため、やはり今度の TR のような方向性になってくるのは確かにマーケティングとしては間違ってはいないと思うのですが、無印 505 や N505 のような本格派モバイルノートでモバイルの快適さを知ってしまったユーザーや、かつての「VAIO カラー」に魅せられたユーザーにしてみれば TR は外角のどボール球にしか見えないわけです、というのはこれまで書いてきたとおりだと思います。光学ドライブをつけるなら、Let'snote W2 のように「あれ、ついてるんだ」くらいのものでないと・・・。確かに TR にしても V505 にしても旧 SRX や R505 からするとほぼ同じサイズ・重量に光学ドライブを詰め込んでいるわけですが、そもそも SRX も R505 もあまり薄いとは言えませんでしたから。成長期の薄型 B5 ノート、いわゆる「銀パソ」を愛用していた世代には、なかなかスィートスポットにはまる製品が見あたらないのです。個人的には、シャープさんに 12.1 インチ MURAMASA の光学ドライブの有無での売上比率を見せていただければ何か面白い結論が出るのではないか?と思っているのですが。 いや、TR はフツーにそこそこ売れると思うんです。・・・けど、けど。 |
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ソニーがエンタテインメントロボット「AIBO」向けの新ソフトウェア「AIBO アイズ」を発表しました。 製品情報 http://www.jp.aibo.com/products/ERF220AP08.html PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0520/sony.htm 携帯電話や PC から AIBO にメールを送り、リモートから AIBO のコントロール(といっても伝言再生や写真撮影程度ですが)が可能になるソフトウェアです。最近、AIBO はハードウェアの改良よりもソフトウェアの機能向上に力を入れていますよね。自律モードしかり、研究中といわれているカーナビのアシスタントモードしかり・・・。より「役に立つ」ということと「コミュニケーション」を重視した方向に進化しつつあることが分かります。中には必ずしも AIBO でなくても良い機能もありますが、無味乾燥な機械ではなくて、人間が感情移入しやすいペット型、あるいは人型をしているところに意味があるのでしょう。先月の ROBODEX でも、人間とコンピュータとのコミュニケーション・インタフェースとして、あるいは癒しとしてロボットと共に生きる社会を作っていこう、というのが最近のロボット業界のステータスのようですから。 この「AIBO アイズ」の発売に合わせて、仔ライオン型 AIBO「ERS-210A」にも限定モデルが登場しています。 http://www.jp.aibo.com/products/ERS210A.html 今回はクールな「サイバーブルー」。これまた、かっこいいカラーリングです。春限定のレッドも良かったですが、こういうビビッドめのカラーリングもなかなかいいですね。蒼と言えば、ランバ・・・げふんげふん、いや、なんでもないです(ぉ 昨日から一部モデルは Sony Style での受注も始まり、発売ムードが高まってきた VAIO 夏モデルですが、AV Watch にて非常に興味深い記事が掲載されています。 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030519/dal100.htm >マスタリング用のプラグインエフェクトとして著名なWAVESの「L1」や「S1」、また最高級EQとして知られる「SONY Oxford」、さらに門外不出といわれていたソニーの「Super Bit Mapping」を一気にまとめたソフトが、新型バイオにバンドルされた。 SonicStage という名前が付いていたので、どうせ Premium 版みたいなものなのだろう・・・と気にも留めていなかったのですが、記事を読んでびっくりしました。私は業務用のオーディオ機材やソフトウェアに関しては素人なのですが、それでも名前くらいは聞いたことのあるソフトウェアがずらり。これは Premiere や LightWave のバンドルよりもすごいことかも・・・。 # 個人的には、オーディオ系でこれだけすごいソフトをバンドルできるのなら、早く DVgate を正式に DVCAM 対応にしてくれ・・・と思うのですが>ソニー様 詳細は記事の方をご覧いただくとして、この SonicStage Mastering Studio の仕様を見て、私が感じたのは「久々にクリエイティブなソフトウェアがバンドルされるんだな」ということです。VAIO は「Video Audio Integrated Operation」の名の通り、「DVgate」「PictureGear」「Giga Pocket」、他社製では「Premiere」「Photoshop Elements」「LightWave 3D」など、ビデオ・オーディオ・グラフィックス関連の様々なソフトウェアをバンドルしていましたが、ハッキリ言って最近はあまりにもテレビに傾きすぎ、我々のクリエイティビティを刺激するようなアプリケーションが前面に出てきていなかったのは事実です。「Click to DVD」といったって、ほとんどの場合はコンテンツを最初から作るわけではありませんし。また、当初から「VAIO コンポ」PCV-M シリーズのようなオーディオ系マシンにも力を入れていましたが、アプリケーションとしては既存のオーディオコンテンツを HDD や MD、CD-R、ATRAC3 に変換・管理するものばかりで、「もう少し作曲とか編曲とか楽曲制作に使えそうなアプリが入っていてくれても良さそうなものなのに」というのが不満ではありました。 が、どうですか!これ。単に古いアナログ媒体のソースを高音質でデジタルに変換できる、というだけでなく、楽曲制作にもかなり活用できそうではないですか?久しぶりに、ワクワクさせてくれそうなアプリです。 最近の VAIO は、Giga Pocket の偏重からも感じられるように、世の中に溢れている豊富なコンテンツの受け口として存在していると思います。PC に向かって前屈みの姿勢で「何かを作る」のではなく、PC に向かっても背もたれに体を任せて PC から流れてくるコンテンツを傍受する、というのが最近の VAIO ユーザーの大半なのではないでしょうか?その行き着く先が VAIO TR であったり、GR のテレビマシン化であったりするのだと思います。 昔は良かった、と言うつもりはありませんが、少なくとも VAIO がまだ始まったばかりの頃のユーザーは、「PC で何をしよう」というのを自分で考え、PC に対して自分からアクションを起こし、ときには PC そのものが手段から目的に変わってしまう(笑)、そういう PC に対してアクティヴなユーザーが多かったように思います。が、最近は、「PC でやることなんてこの程度のもの」ということをメーカーもユーザーも決めてかかっていて、PC という媒体を介して流れてくるコンテンツを受け取るだけのパッシヴなユーザーの比率が非常に大きくなってしまったとは思いませんか?前者はおそらくマニアックな世界と紙一重だと思いますし、一概にどちらが良い悪いという問題ではないのですが、PC を使って何かを作れること、ときにはアマチュアが努力とセンス次第ではプロにも引けを取らないものを作れることに PC の可能性を感じ、何か面白いことを見つけてやろうといつも考えていた私としては、最近の PC のそんな傾向に嘆かわしさをおぼえてすらいました。 ちょうど先日「Singer Song Writer Lite 4.0」を購入し、楽譜を書いたりということを久しぶりに再開した私としては、まさにこの「SonicStage Mastering Studio」はかなり興味を惹かれる存在です(といっても全然素人なので使いこなせる自信はないのですが)。何故この時期に?しかも、それほど大々的な宣伝をするわけでもなく?ということは判りませんが、最近ソニーがあの「ACID」を買収したことなどを考えると、 http://allabout.co.jp/entertainment/dtm/closeup/CU20030507/ もしかしたら近いうちに音楽制作を重視した新しい VAIO が出る前触れだろうか?という気もしてきます。VAIO MXS シリーズが「MD」というアイデンティティを W12x に奪われてしまった今、MXS の後継機が(出るとして)「MX らしさ」を明確に打ち出すには、マルチチャンネルサラウンド対応か、ハイエンドオーディオ並みの高画質、あるいは音楽制作機能にフォーカスするか、くらいしかないと思うので。「SonicStage Mastering Studio」に「ACID」、「SONAR」あたりをバンドルした音楽野郎垂涎モノの作曲系 VAIO なんかが出てきたら、久しぶりに面白いことになりそうだ、と思うのですが、いかがでしょうか。たぶんニッチすぎてあまり売れないでしょうが(ぉ この「SonicStage Mastering Studio」、残念なことに「名目上」春モデルである U101 にはついてこないんですよね(涙)。旧モデルユーザーにも UGA なり Hotnetwork サービスなりでの提供をお願いしたいところです。\10,000 くらいなら有償でもいいかなぁ。 |
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Sony Style の「+SPICE」企画第一弾、PCGA-UMS3/R「SS RED」の先行予約販売が始まっています。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ 今日発注できるのは、累計 3,000Star 以上の Style Member。累計 1,000Star 以上の方は 5/23(金)から、累計 1Star 以上の方は 5/26(月)から予約販売開始というスケジュールになっています。数量限定ということなので、早くしないと売り切れてしまうかも!? ちなみに私は 3 こ買いました。どうやら気に入ると同じ物ばかり複数買ってしまう病気が発症中(笑。 週末の Meet SonyStyle レポートの補足・・・というか、スカパー!CoCoon「CSV-P500」についてほとんど触れていなかったので、ちょっとそのお話を。 CSV-P500 本体は、写真のリモコンとサイズ比較していただければ分かるとおり、かなりコンパクトにまとまっています。そのせいか従来のチャンネルサーバーシリーズと違って HDD は増設できないのですが、とりあえず 160GB あれば足りるのではないでしょうか?オススメアルゴリズムが勝手に録り溜めていくタイプでもありませんし。 デザインは新型 CS チューナや液晶 WEGA のレシーバと意匠を合わせてあり、ソニーファンであればつい一通り揃えたくなってしまいそう。このあたりはニクいですね。こんな感じのユニット形式でいずれ外付けの増設 HDD や記録型 DVD が出るのか?と質問してみたのですが、今のところ予定はないそうで、「出るとイイですねー」という微妙な回答でした(笑)。一応、未使用の拡張ポートを背面に備えているのですが、i.LINK も PC カードも使われないまま廃止されてしまった PlayStation 2 のような前例があるので、期待薄かもしれません(^^;ちなみに、パネルに入っているロゴは横置きにすると格好悪いのですが、ソニスタで何とか横置き用のフロントパネルを作ろうとしたけど無理だったそうです(笑)。 CS 対応については、CSV-E77 のユーザーアンケートで最も多かったのが、意外にも記録型 DVD の登載ではなく多チャンネル対応だったんだとか。それを踏まえ、P500 は CSV-S57 の後継という位置付けで登場したんだそうです。 個人的には、多チャンネル対応は歓迎すべきだと思います。しかもソニスタで購入すれば半年分のスターチャンネルの視聴料が含まれているって恐ろしくお買い得じゃないかな?とも思います。でも、CS ってあんまり画質良くないんですよね。 私は知的欲求を満たしてくれる教養系番組や高画質を満喫できる芸術系番組が充実している BS デジタルが最近少し気になっているのですが(といっても質の高い番組をコンスタントに作れているのって BShi くらいのもので、民放系は中途半端な番組が多い気がしますが)、画質の BS デジタル、選択肢のデジタル CS、お気軽な地上波・・・という感じでうまく使い分けられるように、全てのチューナに対応してくれれば文句はないんですけどね。でもおそらく、それが実現できるのはタイミング的には地上波デジタルの放送開始まではあり得ないでしょうが。 多チャンネル対応でたくさんの番組を録画できるようになると、当然出てくるのは記録型 DVD への欲求でしょうが、こちらはなかなか色よい返事が返ってきませんでした。もちろん「チャンネルサーバー+記録型 DVD」へのニーズが高いことはソニー自身も認識しているようで、「ヒットモデルは目の前にあるようなものなのに、出さないんですよねー」と担当の方もおっしゃってました。また、「E900 のスピーカ無しモデルみたいなのがあったら買いますか?」という話を振られたのですが、これはそういうのが出る予定があるということなのでしょうか・・・CoCoon 関係でそれとなく意味深な発言が出てきたときって、何かあることが多いからなあ(^^; CoCoon に限らず、VAIO にしても CLIE にしてもそうだと思うのですが、最近のソニーは「確実にユーザーが期待しているところ」をわざわざ外した製品を出してくる傾向にあるような気がします。DVD チャンネルサーバーとか、薄型サブノートとか、薄型ワイド画面 CLIE とか、待っているユーザーをよそにわざとスィートスポットをずらしているものばかりが出ているような。おそらく、そちらの方が市場としてはマスで、既存ユーザーが求めている方向性の方がニッチであるという部分は確かにあるとは思いますが、待っていた方からすると、何だかなー、と思うのも確かなわけで。その点では、松下や東芝あたりはノート PC にしろデジタルレコーダにしろ、ブランディングセンスはともかくとして、製品としてはきちっとスィートスポットに当て込んできている(言い換えれば明快なコンセプトでユーザーに訴求している)ように思います。 まあ少なくとも CoCoon に関して言えば、まだまだいろんな関係者の想いがそれこそ繭の糸のように交錯して「CoCoon」という一つの形にまとまりきっていないんだと思います。いろんな方の話をうかがうと、それぞれに哲学や熱い想いを込めて作って/売っているのは感じられるのですが、コンセプトの曖昧さや体制のできていないまま走り始めてしまった状況などから、彼らがまだまだ現在の CoCoon に納得し切れていないことが窺い知れます。最近になって、記録型 DVD の規格闘争はやや DVD+RW に追い風が吹いてきましたが、この機会に一度体制なり方針なりを見直してみても良いのではないでしょうか?地上波デジタルの放送が開始されるまでの間にどの程度力を蓄えておくことができるか、が、現在の松下&東芝の二強(パイオニアくらいは付け加えても良いかな?)を切り崩せるかどうかの分かれ目になるような気がします。 |
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U101 が修理に旅立っていきました。 こんな私も一応は普通の社会人ですので(笑)、なかなか平日の昼間に VAIO カスタマーリンクに電話したり修理品引き取りに来ていただいたりするわけにもいかないのであります(お願いですから土曜日くらいは営業してください>VCL)(←※訂正。VCL は休日も営業しています。私の勘違いでした)。というわけで、金曜になんとか時間を作って VCL に電話し、本日日通航空さんに引き取りに来ていただきました。 金曜は、午前中に VCL に電話をしたのですが、とりあえず機種名と症状を伝えたところ「後ほど担当の者から折り返しお電話いたしますので、お待ちください」と言って電話を切られてしまいました。で、午後一番くらいに VCL からコールバックがあり、そのまま引き取りの手続きに・・・。あまりにスムーズすぎて逆に拍子抜けしてしまいました。U101 は発売当日にカスタマー登録サーバが落ちていたこともあり(笑)カスタマー登録がまだ済んでいない状態だったので、修理手続きも多少面倒かな?と思っていたのですが、何かあるんでしょうかね?私は既に VCL がこの問題を認識していて、対応体制ができているのかと勘ぐってしまいましたが、担当の方に尋ねてみても「発売から日が浅いこともあり、他にはまだ同様の不具合報告は上がってきておりません」という回答でした。単に初期不良系の問題はこういう対応にするようマニュアル化されているだけなのかもしれませんが、特に U101 は発売時点からいろいろゴタゴタがあったので、どうしても疑ってしまいます。 起動後しばらくしてから発症することから想像するに、症状自体はビデオチップの熱暴走とかそんな感じだと思います。U101 は CPU ファン 1 個で排熱をまかなっているので、たまたま熱耐性の弱いロットのチップに当たってしまったために熱暴走が頻発してしまったのではないでしょうか? とにもかくにも、U101 は引き取られていきました。 また、しばらく前からネットワークウォークマン「NW-MS70D」も電源周りの調子が良くなかったので、この際だからまとめて修理に出してしまえ、と思いサポートセンターに電話してみました。 こちらも、症状を伝えると「電源系の問題ですので、一度総点検した方が良いでしょう」ということで、総点検してもらうことになりました。しかし、ウォークマンは VAIO と違って持込修理品なので、わざわざ秋葉原の SS まで修理に出しに行ってきました。こちらも電話の回答が手拍子で返ってきたのですが、やはり何かあるのかな?考えすぎですかね(^^;今まで修理って主に物理的な故障(破損)で出したことしかないので、こういう不具合の際の窓口の対応ってこういうものなのか、よく分かりません。 ちなみに、こちらの不調というのは、
ともあれ、両者とも元気になって戻ってきてほしいものです。VAIO にしろウォークマンにしろ、代替機はあるので困ることはないのですが、特に U101 は待って待って待って待ってコレなので(笑)、早くマトモに使えるようになりたいです。 秋葉原に行ったついでに、ちょっとコンパクトな USB キーボードが欲しかったので PFU の「Happy Hacking Keyboard Lite 2」を買ってきました。自作デスクトップで 7 年くらい使い続けている(ストックを持っていて、くたびれたら交換している)IBM の「5576-B05」と非常によく似たキータッチでなかなか心地よくタイプできます。キー配置が慣れない([A] の左に [Control] がある)ので少し戸惑いますが、悪くない。 このキーボードで何をするか・・・は、またいずれ明らかにしたいと思います。 |
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銀座ソニービルで開催中の「Meet SonyStyle 2003 Summer Version」に行ってきました。 今回の会場はお台場ではなく銀座。勝手知ったる・・・という感じでもはや自分の部屋のように寛いでしまえるメディアージュと違い(笑)銀座は人の出入りが多く、マニアックなユーザーの出現率も高いようであまり落ち着けないのがちょっと不満です。展示機にもなかなか触れないし・・・。 でも何とか触って感触を確かめてきました。多くは語らないので、とにかくご覧ください。 →VAIO Column 特別編「『Meet SonyStyle 2003 Summer Version』レポート」 それにしても、 「SS RED」は何度見ても惚れ惚れします(笑)。Star の多いスタメンから順に、月曜から受注開始なのですが、届くのは一斉に 5/31 からだそうです。早く買えるからって先に届いたりしないのね。ちぇ。(悔) |
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VAIO 2003/夏モデルレビュー、本日は最終日・関連製品について見ていきたいと思います。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514.html http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514_sscj.html が、その前に。昨日まで未公表だった PCV-RZ・HS シリーズの CPU、チップセットその他の仕様が正式に発表されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0516.html 予想通りチップセットは i865 ファミリ。RZ シリーズはスタンドアロンチップセットの i865PE、HS シリーズはグラフィックスコア「Intel Extreme Graphics2」内蔵の i865G チップセットとなっています。それぞれ Hyper-Threading、800MHz FSB、デュアルチャネル DDR に対応。RZ52 は下位モデルながら HT Pentium 4 2.60C GHz を搭載し、Premiere LE をプリインストールするなどかなりお買い得な内容になっています。これは、今回の RZ シリーズの「買い」は RZ52 と言えそうですね。 それでは、本題に入りましょう。 ●VAIO 関連製品 2.4GHz ワイヤレスブロードバンドルータ PCWA-AR300 [5/31 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13839 2.4GHz ワイヤレス LAN アクセスポイント PCWA-A320 [5/31 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13841 2.4GHz ワイヤレス LAN コンバータ PCWA-DE30 [6/28 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13830 2.4GHz ワイヤレス LAN カード PCWA-C300S [5/31 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13848 これまで IEEE802.11a 規格を推進し、液晶 WEGA 等ホーム AV にもいよいよ本格的に無線 LAN を広めにかかっているソニーですが、最近のトピックとなっている IEEE802.11g 規格対応製品をこの時期にしっかりと用意してきました。IEEE802.11b/g(ドラフト)準拠で、6 月に採択されるという正式規格にはファームウェアアップデートで対応予定となっています。 ワイヤレスブロードバンドルータ、アクセスポイント(ブリッジタイプ)、ワイヤレス LAN コンバータ、PC カードと一通りのラインナップが揃っています。IEEE802.11a 製品と同じく、電波の安定性で定評の高い Atheros 製チップを搭載し、PC カードタイプ以外は IEEE802.11a 製品と共通デザインになっています。また、ルータタイプの方は AP 部分とルータ部分がセパレートになっており、なおかつルータ部分には付属の .11g AP と同時に .11a AP を装着できるという「何でもあり」の仕様になっているのもうまい。ルータ−AP 間は専用ケーブルで給電もできるため、配線をスッキリさせることができるというメリットもあります。あとは、肝心のルータ部分のスループットがどの程度のものか、ですね。 PC カードタイプの方は、旧機種「PCWA-C150S」とよく似た「出っ張りの少ない」デザイン。.11a なカードはどれも出っ張りが大きいですから、これはけっこう羨ましいかも・・・。 .11a と .11g という競合する規格の製品を万遍なくラインナップしてきたことで、ユーザーとしてはどれを選択すべきか悩ましいところでしょうが、VAIO HS や TR が .11a を内蔵していることを考えると、VAIO 中心で使っていくなら .11a を選択するのが今のところは無難かな?と思います。ま、いずれは .11a/b/g のトリプルスタンダードの時代が来るでしょうから、こうやって悩むのも今のうちだけでしょうけどね。個人的には、.11a/g 双方のメリット・デメリットをハッキリさせるために使い比べてみたいのですが、さすがにそこまで投資する余裕はないなあ。ソニスタでまたレンタルしてくれないでしょうか?(^^; なお、このワイヤレス LAN 製品は VAIO 専用関連製品ではなく、他社製品や PC 以外の製品での利用も可能な周辺機器という位置付けになるようです。ま、最近では無線 LAN を利用するのは PC だけではなくなりましたからね。ともかく「周辺機器の『VAIO』ブランド化」はこのあたりから始まっていくようです。 USB TV チューナユニット PCGA-UTV10 [6/7 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13828 今回の関連製品の目玉の一つはこれでしょう。「Giga Pocket」を搭載しない VAIO ノート向けの外付け Giga Pocket ユニット。デスクトップ VAIO 譲りの MPEG ハードウェアエンコーダーボード「Giga Pocket Engine MX」を内蔵し、高画質なテレビ録画が可能になっています。三次元 Y/C 分離回路を搭載し、「Giga Pocket」ソフトウェアとリモコン付属するという仕様はまさに GRT シリーズの「Giga Pocket Engine M」をそのまま USB 2.0 で外付けにしたようです。BS・CS デジタルチューナとの連動機能こそありませんが、一度録画した映像を別のビットレートに再エンコードして DVD に記録する機能を備えるなど、どこかの半端なデジタルレコーダより部分的に高機能なところもあり、見逃せません。 予想実売価格は \30,000 前後と、思ったほど高くありません。VAIO ユーザーにとっては少なくとも MTU2400 とかを買うよりは安上がりなのでは?ただ、USB 2.0 対応の VAIO ノートのオーナーというのはまだ全然少数派でしょうが・・・。 個人的には、これに HDD がついてスタンドアロンで録画できるようになってくれるか、HDD デジタルレコーダに PC へのデータ書き出し機能がついてくれればかなり買いたいのですが、なかなかそうも簡単にはいかないのでしょうか。 i.LINK ポータブル DVD±RW ドライブ PCGA-DDRW1 [7/上旬発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13866 PCG-GRT シリーズに内蔵されているものと同等のドライブユニットを搭載したポータブル DVD±RW ドライブ。2xDVD+R/+RW、1xDVD-R/RW、16xCD-R、8xCD-RW に対応しています。おそらくポータブルタイプの DVD+R/+RW ドライブとしては初の製品化ではないでしょうか? 記録型 DVD のポータブルドライブとしては、既に DVD-R/-RW が 2 倍速書き込みな製品も発売されていますが、この DDRW1 は DVD+R/+RW こそ 2 倍速であるものの、現状では国内で主流となっている DVD-R/-RW は等倍速でしか記録できないのがちょっと残念です。当面、ユーザーはどちらの側につくべきなんでしょうか・・・。 おそらく初物価格は \60,000〜70,000 くらいしてしまうのではないでしょうか。デスクトップ用の記録型 DVD ドライブすらまだ持っていない私はさすがに買えません・・・。そろそろ記録型 DVD ドライブも欲しいと思っているんですけど。 ビジュアルコミュニケーションカメラ PCGA-UVC11 [5/24 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13850 従来機種「PCGA-UVC10」からのマイナーチェンジ。レンズが強化され、被写界深度向上とマクロ撮影への対応が図られています。また、同梱の「With You Call」が Ver.2.0 にバージョンアップしています。 Bluetooth USB アダプタ PCGA-BA1/A [5/24 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13852 こちらも「PCGA-BA1」からのマイナーチェンジ。同梱の「BlueSpace」が「BlueSpace NE Ver.3.1」にバージョンアップしています。ソフトウェアの操作性向上が主な変更点のようです。Bluetooth のバージョン(1.1)や接続互換性については変更がない模様。 プライバシーフィルタ PCGA-FL6 [6/7 発売]a http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=14144 PCG-TR1 用プライバシーフィルタ。「UPGRADE AREA」専用販売製品となっています。10.6 インチワイドの汎用プライバシーフィルタは市販されていないと思いますので、TR 用にプライバシーフィルタが欲しい方は UGA を使うしかないでしょう。LOOX にも使えるかも。(笑 スマートバッグ CX PCGA-MBC13 [5/24 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13856 VAIO×PORTER のダブルネームバッグ「スマートバッグ CX」もいよいよ 3 世代目。今回は TR 対応のために一回り大きくなりました。C1 ユーザーには C1 以外にも物が詰め込めてイイ感じかも(笑)。そこそこマチもありそうなので、VAIO U+小間物を詰めてフラッと出かけるにも良さそうですね。トートや PORTER の 3Way じゃちょっと大きいけど、C1-CASE じゃ小さすぎる、というときも少なくないんだよなぁ・・・とか考えると欲しくなってきてしまうのでやめておこう(ぉ カラーはベージュ系っぽい?オフホワイトで、TR シリーズに合わせてあります。少なくとも真っ黒な TUMI よりは TR に似合うことは間違いないでしょう(笑)。 USB ポータブル光学マウス PCGA-UMS3/S(Silver), UMS3/V(Violet) [5/31 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13854 VAIO 純正 USB マウスといえば、初代「PCGA-UMS1」から長い空白期間を経て昨秋「PCGA-UMS5」が発売されましたが、UMS5 はモバイルで使うには厳しい大きめマウスでした。今回の「PCGA-UMS3」は初代 UMS1 の正当な後継となるモバイルマウスです。それにしても、去年からソニーは「SMU-S1」「SMU-C1」そしてまもなく発売されるデスクトップ用の「SMU-SL1」と、光学マウス出しすぎです(笑)。これだけ出せるなら、もっと早い時期から出してくれれば良かったのに。 マウスとしては、分解能 800 カウントの精細なマウスで、「SMU-S1」に少し似たシームレスデザインになっています。おそらく、ホイールやケーブルなど(もしかすると内部のユニットも)SMU-S1/C1 と共通化されているものと思われます。が、SMU-S1/C1 より一回り程度大きく、比較的扱いやすい大きさになっています。個人的には、このくらいの大きさがいちばん手に合うと思っています。 例によってこのマウスへのこだわりは開発者に聞いていただきたいのですが、このデザインはマウスとしては久しぶりにヒットかもしれません。PCGA-UMS1 かロジクールの FirstMouse 系のような至極シンプルな左右対称型マウスが好きな私にはストライクゾーン。シームレスだけど SMU-S1 のように左右同時クリックができないような変なデザインじゃないし・・・。入力デバイスにはこだわりがあるくせに、なかなかお気に入りのマウスに巡り会えず、何だかんだ言ってたまたま間に合わせで買ったワゴンセール \980 のマウスを一番よく使っている私ですが、UMS3 はようやく出会えた理想のモバイルマウスになるかもしれません。PCGA-UTV10 は確かに今回の関連製品では最大の注目ですが、個人的にはこのマウスが良かったですね。 ・・・と、マウス自体もなかなかよさげなのですが、今回は珍しく関連製品であるマウスにもソニスタ限定モデルが登場しています。 USB ポータブル光学マウス PCGA-UMS3/R(SS RED) [5/19 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Mouse/ 今月からしばらくの間「+SPICE」と銘打って始められた VAIO 関連製品の Style Member 向け特別企画。その第 1 弾として、PCGA-UMS3 のソニスタ限定カラー「SS RED」が発売されます。 レギュラーモデルの UMS3 は、フォルムはきれいですし VAIO に似合いそうなバイオレット/シルバーの 2 色展開(SMU-S1 のメタリックバイオレット、シルバーに似た色合いです)となっているんですが、淡めのカラーでちょっと「パンチが足りない」んですよね。しかし、さすがは(?)Sony Style、こんないい色を取っておいてくれました!スポーツカーのような、目の醒めるような紅。しかも、本体周辺部やホイール周りはノーマルモデルとは違うブラックパーツを用意するというこだわりよう。同じ形なのに、通常モデルとは全然違った印象に映るから不思議です。 昨日、PCV-W500 目当てでお台場に行ったら偶然展示してあるのを発見したので、じっっっくり拝見してきました。 惚れた・・・。最近あまりパッとしなかったソニスタオリジナルモデルですが、これはど真ん中ストライクです。普段あまり赤いものを買わない私ですが、この鮮やかな中にも深みのあるレッドは気に入りましたね。3,000Star 持ってて良かった・・・。 ちなみに「+SPICE」ですが、来月以降もいくつか企画がある模様。関連製品についてはずーっと面白い企画を期待しながらもなかなか前面に出てきませんでしたが、さくさく買い換えるわけにもいかない本体と違って関連製品はちょこちょこ買える価格帯のものがほとんどなので、次回も物欲を刺激される面白い企画を期待してしまいます。 という感じで、2003/夏モデルのレビューは以上なのですが、先行して W500・GRT55 が展示されている銀座・お台場・心斎橋に続き、今度は VAIO TR まで体験できる「Meet SonyStyle 2003 Summer Version」が今週は東京、来週は大阪で開催されます。 http://www.jp.sonystyle.com/Cocoon/Event/meet02.html 今回の「Meet SonyStyle」は銀座です。お台場ではございません!というか、私はすっかりお台場だと思い込んでいて、昨日お台場に行ったときにスタッフの方にクギを刺されてしまいました(笑)。というわけで、この週末にはこちらのイベントにも参加してこようと思っています。 ■記事リンク PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0516/sony.htm Broadband Watch の記事 http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/1427.html AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030514/sony.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/14/643352-000.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/broadband/0305/14/lp09.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/14/09.html |
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本日の Column も、昨日に引き続き、VAIO 2003/夏モデルのレビューです。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514.html http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514_sscj.html 今日はデスクトップ編をお届けします。 今シーズンは MXS シリーズがなくなってしまいました。が、音楽系デスク VAIO は昔から MX1 の登場前は M390 で半年くらい引っ張ったり、MXS1 の登場前には MX5GK の後 1 シーズンスキップしたりしていたので、個人的にはあまり心配していません。秋冬モデルでは気合いの込もったスゴいマシンが登場するのを期待していますよ>ソニーさん というわけで、いってみましょう。 ●VAIO デスクトップ VAIO RZ PCV-RZ72P, RZ62, RZ52 [5/24 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCV-RZ72P/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Rz/ デスクトップ VAIO のフラッグシップ・RZ シリーズもいよいよ 3 世代目。今回のモデルは、・・・未発表の項目だらけです(笑)。 最上位機種となる PCV-RZ72 は Hyper-Threading テクノロジ対応 Pentium 4 3.0GHz。先日回収騒ぎのあった CPU ですが(笑)、800MHz FSB となり、従来の 3.06GHz(533MHz FSB)に動作クロックでこそ劣るものの、実パフォーマンスでは上回っているようです。しかし、見かけ上とはいえ動作クロックが下がっていることはマーケティング的に考えればちょっと厳しいのではないでしょうか?間もなく(明日?)発表されるとみられている 3.20GHz 版は間に合わなかったのか、コスト的な問題から今回は見送ったのか。 下位モデルの CPU、そして全モデルのチップセットは「未公表」となっています。これは、おそらく 5/16 に発表されると言われているチップセット「Springdale」(コードネーム)、正式名称「Intel 865」シリーズを登載してくることになるでしょう。仮にもフラッグシップなので、RZ72/62 くらいには Pentium 4 向けの最上位チップセット「Intel 875P」(既発表)を搭載してくるかと思いましたが、i865 との機能・性能的な差は「PAT」(Performance Acceleration Technology:メモリレイテンシを最適化してアクセスを高速化する技術)および SerialATA RAID への対応程度で、800MHz FSB やデュアルチャネル DDR、AGP 8x、Gigabit Ethernet のサポートといったフィーチャーは i865 も備えているため、コンシューマ機のハイエンドとしてはそれでも十分な性能を誇っているといえるでしょう。 i875P および i865 チップセット・ファミリの概要および性能に関しては、以下のリンクを参考にしてみてください。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1128/kaigai01.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0415/hotrev208.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0501/hot259.htm http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2003/04/15/643053-000.html 未発表な下位モデルの CPU は旧機種との兼ね合いを考えると RZ62 が Pen4 2.80GHz/FSB800、RZ52 が Pen4 2.40GHz/FSB800 あたりでしょうか。Hyper-Threading への対応は不明ですが、低クロックの CPU にも Hyper-Threading を搭載し、HT テクノロジの布教に勤めたい Intel ならば当然対応させてくることでしょう。 チップセットは 3 機種共通で i865 になるとみて間違いないでしょうね。今までは Rx5x シリーズには SiS の互換チップセットにグラフィック機能はチップセット内蔵、必要に応じて AGP スロットにビデオカードが装着できるという形になっていましたが、(今回は MXS シリーズもないことですし)マザーボードの共通化でコストダウンを図ると同時に、待望の AGP ビデオカードの搭載で 3D ゲーム(有り体に言えば FFXI)もそこそこ快適にプレイできる、というところをセールスポイントにしようとしているものと思われます。 というわけでビデオカードですが、上位 2 機種が GeForce FX 5600、下位モデルが GeForce4 MX 440。現行のハイエンド GeForce FX 5800 でも、発表されたばかりの次世代 GeForce FX 5900 シリーズでもありませんが、パフォーマンスデスクトップ向けの FX 5800 は「FFXI を快適にプレイする」という命題をクリアするには必要十分なスペックでしょう。逆に FX 5800 を使うとなると、AGP スロット隣のブラケットを占有しなおかつ騒音もハンパじゃない(ヘタをするとラックマウントサーバ並みのファン音がするという話も)らしい「FX Flow」という放熱機構が必要になるため、さすがにファンコントローラなどで静粛性をウリにしている VAIO には搭載できないのでしょうね。 ちなみに、RZ のスペック表でグラフィックアクセラレータの「詳細未公表」とされている部分は、i865 チップセットがサポートする AGP 8x のことを指しているものと思われます。 その他のスペックとしては、Gigabit Ethernet(RZ72/62)への対応、RZx1 から引き続いての DVD±RW ドライブ搭載といったところが目につきます。DVD±RW に関しては、間もなく発売される「DRU-510A」と同等の 4xDVD+RW 書き換えには対応しておらず、旧機種と同スペックのままとなっているのが少し残念です。また、HDD に関しても、RZ72 では 7,200rpm の高速ドライブを搭載しながら容量は従来(250GB)より 20% 少ない 200GB となってしまったのも残念なところ。一応、7,200rpm で 250GB なドライブも登場しているようなんですけどね・・・。 また、今回は RZ52 にも Premiere LE がプリインストールされています。これまで、Rx5x シリーズには Premiere はバンドルされず、ビデオ編集マシンとしては今ひとつ本領を発揮しきれないところがありましたが、これでビデオ編集の入門者にも自信を持ってオススメできる構成になりました。 VAIO HS PCV-HS92BC7, HS72BC7, HS72BC5, HS22BL7, HS22BL5 [5/24 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCV-HS92/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Hs/ 個人的にはあまり興味の沸かない HS シリーズですが(笑)、こちらも CPU、チップセット、その他もろもろ未公表となっています。グラフィックアクセラレータが詳細未公表ながら「チップセット内蔵」と表記されているところをみると、i865G(Springdale-G)チップセットなのだろうと思われますが・・・。ということは、FSB 800MHz、デュアルチャネル DDR、Hyper-Threading くらいには対応しているはず。HS はその名の通りホームサーバ機能を特徴とする機体ですから、「VAIO Media」のサーバとして稼働するときのことを考えるとやはり Hyper-Threading に対応してくれれば頼もしいところ。その他は言ってしまえばどうということのない省スペースデスクトップにすぎないのですが(ぉ CPU・チップセットの変更による旧機種からのパフォーマンスアップは著しいでしょうが(何といっても FSB が 2 倍になるわけですから)、それ以外の部分については比較的無難なマイナーチェンジに収まっています。上位モデルの HS92/72 には RZ シリーズから DVD±RW ドライブが降りてきましたが、主なところはその程度のもので、他にはついにタブレットモデルが消滅したり、最廉価モデルにも Giga Pocket(ハードウェアエンコード)が搭載されたりしています。そんなところかな。 VAIO W PCV-W500, W121, W111 [5/24 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCV-W500/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/W/ 初代「PCV-W101」の発売以降、絶大な人気を得て数度のマイナーチェンジを重ねつつ一つのデザインで約一年半がんばってきた VAIO W も、この夏大きな転機を迎えました。従来の PCV-W120/110 のマイナーチェンジ版「PCV-W121/111」も登場したものの、更に上位機種としてテレビ機能を強化した「PCV-W500」が追加されました。 PCV-W500 のスペックは、17.5 インチワイド(1,280x768)の大画面液晶に、大容量(120GB)の HDD、そして VAIO W では初となるハードウェア MPEG-2 エンコーダ/チューナ「Giga Pocket Engine」を搭載。従来のソフトウェアエンコードな W1xx では、お世辞にもきれいとは言えず CPU 負荷も高いソフトウェア処理でしたが、「Giga Pocket Engine」搭載の W500 ならば他の VAIO にも負けない(ENGINE DX を登載している RZ シリーズにはさすがに負けますが)高画質録画・再生が可能になっています。大画面化の恩恵も確かにあって、今までは 15.3 インチということでテレビを見るにもやっぱりデスクに向かっていないといけない感じでしたが、17.5 インチもあれば多少離れた距離からでもリラックスした姿勢でテレビを視聴することができます。 特筆すべきはそのデザインで、従来よりもインテリアっぽさが強調されたナチュラル&フラットなイメージに仕上がっており、W1xx とはずいぶん雰囲気が変わりましたし、VAIO W のコピーと言われた某 N 社や F 社の液晶一体型 PC とも明らかに一線を画したデザイン・パラダイムに達していると思います。さらに、従来機種の「Open Style」(PC ポジション)・「Close Style」(オーディオポジション)に加えて「テレビポジション」というスタイルが提案されました。 この「テレビポジション」は、本来跳ね上げて液晶面を隠すようにするキーボードを大胆にも半分に折りたたんでしまうという発想で、テレビを視聴する際には画面サイズを損なうことなく PC を意識させるキーボードだけを視界から隠してしまう形になっています。そして、折りたたまれたキーボードの裏面にはデザイン製に優れた操作ボタンが・・・台座を備えたような、新しいデザインの液晶 TV にも見えるようなスタイルになっています。折りたたみのギミックも格好良くて、3 段階に変身するところがマク○スっぽいですし、ちょっと構造的に無理そうなのに見事にパーツを折りたたんで変形するあたりなんて「Z なんとか」っぽいです(笑)。これにはロボットアニメ世代な私は物欲刺激受けまくり。 これで実売価格は \200,000 を切るくらいになりそうといいますから、かなりやばいものが出てきたかもしれません。何といったって、17 インチワイド液晶 WEGA+チャンネルサーバーを買うことを考えたらむしろ W500 の方が安いんですから。Net MD ドライブ内蔵でないのはちょっと残念(W121 には登載)ですが、これだけまとまりの良いマシンなのですからこれ以上は求めますまい。 このほか、全モデルに DVD-RW 内蔵という点にも要注目です。デスクトップ PC への記録型 DVD ドライブ登載は今や当たり前になってしまいましたが、VAIO W はノート用の薄型ドライブを採用しているため、一般的なデスクトップ PC に比べると採用は難しかったはずです。DVD-R 書き込みが等倍速のみというやや寂しいスペックですが、とにかくドライブが登載されたことを歓迎したいです。ことに TV 録画に大活躍するであろう W500 では。 しかしグラフィックアクセラレータが SiS651 チップセット内蔵グラフィックなのが相変わらず残念ですね。この手のマシンにはチップセット内蔵ビデオというのは恒例になってしまっていますが、最近ではノート PC でもいっぱしの 3D アクセラレータを搭載してきているんですから、オンボードで良いから最低でも GeForce4 シリーズ並みの性能を持ったビデオチップを別付けしていただきたいものです。チップセット内蔵グラフィックなんかじゃ、FFXI ができないじゃないですか(←なんか最近こだわってるな)。 もう、このよさげな W500 は一刻も早く実機を見るしかない!と思い、仕事帰りにメディアージュに行ってきました(閉店間際)。 本格的なレポート記事は週末に上げることとして、とりあえず雰囲気だけでも感じてみてください。 ちなみに、別に中澤さんファンなわけではございません(ぉ どーですか。これ。 「テレビポジション」のときには、正面から見ると本当に PC には見えません。Windows と Celeron のロゴシールを矧がしてしまいたいくらい。しかも、「テレビポジション」にしたときには自動的に Giga Pocket が全画面表示で起動し、「オーディオポジション」では Motion Clock が起動します。Motion Clock も W500 に合わせたスタイリッシュなデザインに変更されているし、もう、よだれが止まりません(笑)。 W1xx シリーズも秋冬モデルでは W5xx シリーズのデザインイメージを踏襲した筐体に変更されるのでしょうか?Net MD 重視な人には、W500 系のデザインが凝縮されて Net MD 内蔵だったらかなり引きが強いマシンになるのではないでしょうか・・・。 ■記事リンク PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony3.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/15/643605-000.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/14/nj00_pcv03sm.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/15/19.html |
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昨日は「夏モデルの発表はおそらく 5/16」と書きましたが、意表をついて今日いきなり VAIO デスクトップ・ノートブック・関連製品の新製品が一斉に発表されました。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514.html http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_0514_sscj.html ●VAIO ノートブック VAIO TR PCG-TR1/B [6/7 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-TR1/ VAIO TR PCG-TR1/P [WORKS] (Sony Style オリジナルモデル) [6/2 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Tr/ かなり以前よりいろいろな噂や憶測が飛び交っていた SR の後継機種、PCG-TR シリーズがそのヴェールを脱ぎました。めくられたヴェールの中から出てきたのは、ワイド液晶・カメラ付き・光学ドライブ搭載という驚異のスペック。いろんな意味で裏切られた人は多いのではないでしょうか(^^; 仕様としては、10.6 インチワイド XGA(1,280x768)、ULV Pentium M 900MHz、30GB HDD、9.5mm 厚 DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ、デュアルバンドワイヤレス LAN(.11a/b)、MOTION EYE(有効 37 万画素 CMOS センサ)、という感じにまとめられています。ちょうど SR×C1+光学ドライブという雰囲気になっていますね。カメラ付き LOOX T とも言うかも?(笑)というくらいに LOOX T と真っ向からぶつかるスペックになっています。LOOX T の高い方は 60GB HDD だったり記録型 DVD ドライブだったりしていますが、重量や価格という点では VAIO TR に分があるかな? 旧機種 SRX と比較すると、SRX7S が幅 259.0×奥行 194.0×厚さ 27.8〜32.0mm・約 1.26kg だったのに対し、TR1 が幅 270.4×奥行 188.4mm×高さ 34.7〜36.5mm・約 1.39kg と、光学ドライブが内蔵されている割にはうまくまとめられていると言えるでしょう。しかし、「薄く軽く」を強く求める旧モデルユーザーの要望には全く逆行する結果になってしまったことは非常に残念です。しかも、1.8 インチ HDD を採用しているためか、HDD が 30GB とかなり心許ない容量しかありません。旧 SR・C1 ユーザーからしてみるとちょっと中途半端かな・・・。 バッテリ性能は ULV Pentium M の恩恵か、標準の S バッテリで 4.5〜7 時間と大きく伸びています。SRX も LV Mobile Pentium III-M で 3.5〜5.5 時間となかなか健闘していましたが、TR1 は普通に使って 5 時間は使えると考えると、モバイル時にはかなり安心できそうです。 また、ワイヤレス LAN は IEEE802.11a/b デュアルバンドに対応。この筐体に .11a をいち早く搭載してきたことは称賛に値します。最も搭載が難しそうな .11a/b という組み合わせが可能になったわけですから、次の秋冬モデルでは .11a/b/g のトリプルスタンダード内蔵という可能性も考えられますね。54Mbps の高速転送を必要とする層はまだそれほど多いとは思えませんが、.11b がある程度普及を終えてより高速な規格(.11a/g)が普及期に入りつつある今、一足早く搭載製品を持っておくというのは悪くないことだと思います。 VAIO TR のもうひとつのセールスポイントは、新しくなった液晶「クリアブラック液晶」。 実際のところは他メーカーに後れを取っての採用なのですが、遅れを誤魔化すためか(?)「Inside VAIO」でも苦労話やらセールスポイントやらが掲載されています。 http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Inside/Lcd/ 要するに、日立あたりが最初に採用してヒットし、他メーカーにも同様のものが次々に採用されていった「ラスタービュー液晶」のような、アンチグレア処理(液晶への映り込みを防止する表面処理)をあえて行わないツルツル液晶を、VAIO もようやく搭載してきたということです。個人的には、液晶表面への映り込みが激しいこの手の液晶パネルはあまり好きではないのですが、PC の画面が「情報を表示するためのもの」から「コンテンツを表示するためのもの」に変わってきている現在では、この手のツルツル液晶の方がウケが良いんでしょうね。DVD や内蔵カメラなど、ビジュアル関連の搭載デバイスを活かすという意味ではこの液晶が威力を発揮しそうです。他にもボリューム調節用のハードウェアボタンがついていたり、DVD とカメラ(テレビ電話)を強く意識したまとめ方をされているな、というのが印象です。 デザインはかなり賛否両論が大きく分かれるところ。人によっては iBook に似ていると思うかもしれない最近多いホワイト系のボディは、硬派なモバイル機を求める旧 505/SR ユーザーからは敬遠されそうです(余談ですが、やっぱり Apple も PCG-Z1/P は PowerBook G4 に似ていると思っているらしい)。デザイン的にはラッチレス構造やタッチパッド周辺には Z1、キートップや全体の印象は QR、サイズは SRX、カメラは C1、ルミナスミラーロゴは U101、といった感じで従来の VAIO のいろんなところを寄せ集めた感じになっているのですが、それが必ずしも良い方向に向いていないな・・・と感じてしまいます。女性には一般的にウケが良いのかもしれませんが、これをきっかけに旧ユーザーの VAIO 離れが進みそうかも。 そもそも、このサイズに光学ドライブやカメラを内蔵した時点で、TR は従来の 505/SR が目指していたものとは全く別の方向に進み始めてしまったと思います。PCG-TR1 の「Inside VAIO」でも、 http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Inside/Tr/ > バイオは従来、B5サイズ以下のサブノートPCとして、「バイオノートSR」「バイオC1」といった1スピンドルのモデルをラインアップしていた。 > だが、これらのモデルはどうしても、セカンドマシンとしての用途に特化し、ユーザー層がなかなか広がらない傾向が見られていた。 という記述があります。要するに、セカンドマシンという位置づけから脱却できず、どうしてもオールインワンノートに比べて出荷量が伸びない(割に開発コストはかかる)サブノートのユーザーの裾野を広げるべく、よりオールインワンノートに近い性格のマシンに仕上げ、なおかつ従来とは違う女性のライトユーザーを取り込み(小型のオールインワンを女性向けに売り込む、というのは方向性としては間違っていないと思います)、VAIO の収益性改善の一助とする、というのがこの TR に課せられた命題であったのだろうと思います。 しかし、それでは、薄型 VAIO を求める古くからのユーザーはどこへ行けばいいのでしょうか?そんな奴らは U101 でも買っておけと?ある意味、VAIO の黎明期から無名だった「VAIO」という PC を支え、現在の「VAIO」の礎を作ったのは、他でもないオールド 505 をはじめとする薄型ノートユーザーである、ということを忘れてほしくないと思います。私には、「505」型番の重厚長大化と古くからのユーザーの VAIO 離れは正比例的な相関関係にあると思うのですが、いかがでしょうか。ぼやぼやしていると、シャープや Pana にユーザー盗られちゃいますよ>ソニーさん とりあえず、VAIOethics に集まるような硬派な(?)モバイラーの皆さんにはイマイチお勧めしかねるのがこの TR だと思います。女性にノート PC のお勧めを尋ねられたら真っ先に候補に挙げたいマシンでもありますが。 なお、Sony Style の [WORKS] モデル・PCG-TR1/P には数量限定でアメリカのバッグメーカー「TUMI」とのコラボレーションバッグ(ブリーフケースタイプ)がセットになった「TUMI Edition」が用意されています。TUMI といえばモバイラー御用達のバッグブランドのひとつなので、会社の同僚がこのロゴの入ったバッグを使っている、という方も少なくないのではないでしょうか。TR での使用を想定した、なかなかないサイズのバッグなのでけっこう魅力的です。が、ブラック地に赤ロゴの TUMI に白い TR はあまりに似合わなさすぎる・・・むしろ他機種ユーザーに売ってほしい感じです。 VAIO V505 PCG-V505S/PB, V505E/B [5/31 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-V505S/ VAIO V505 PCG-V505T2/P [WORKS], V505T2 (Sony Style オリジナルモデル) [5/26 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/505/ 12.1 インチサブノート V505 シリーズは、今回はどうということのないマイナーチェンジ。CPU がそれぞれ Mobile Pentium 4-M 2.20GHz(V505S/PB)、Mobile Celeron 1.80GHz(V505E/B)に変更された程度(ソニスタ [WORKS] モデルは 2.40GHz)で、これといって大きな変更点はありません。ちょっと期待していた 54Mbps 無線 LAN への対応もナシ。大番狂わせとしてはいきなり Pentium M とかいう隠し球も期待していたのですが・・・。 VAIO Z1 が登場し、松下に Let'snote W2 を見せつけられた今となっては、せいぜい「ソニー製である」こと意外に積極的にこのマシンを選択する意義が見いだせないんですよね(笑)。一度出た以上はあと 1 年くらいはマイナーチェンジを繰り返しつついくのでしょうが、Centrino プラットフォームでズバッとすごいマシンにフルモデルチェンジしてくれないものでしょうか。 VAIO Z1 PCG-Z1R/P [6/14 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-Z1R/ VAIO Z1 PCG-Z1RT/P [WORKS] (Sony Style オリジナルモデル) [6/30 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Z/ Centrino プラットフォームと同時に発表され、その基本性能やデザイン、サイズからみた携帯性などが高く評価された PCG-Z1/P も早くもモデルチェンジしてきました。とはいえ、今回はさすがにマイナーな変更にとどまっており、CPU が Pentium M 1.50GHz に載せ換えられた程度。IEEE802.11a への対応は、Intel の無線 LAN チップ待ちなのでしょうか? ここでも気になるのはソニスタ [WORKS] モデル。CPU が「未発表」となっていますが、これは近日発表があると思われる Pentium M 1.70GHz である可能性が高いです。これ、今年の 4Q に Dothan が 1.80GHz で発表されるまでは、モバイル系ではほぼ最強の CPU となるのではないでしょうか・・・。とはいえ、通常モデルでも 1.50GHz あるので、よほどのことがなければ通常モデルでも十分な気がします。初代 Z1 は 1.30GHz というなんか中途半端なクロックでしたが、1.50GHz あればなんとなく数字的に安心ですよね(謎)。 VAIO FR PCG-FR77E/B, PCG-FR55E/B, PCG-FR55E [FR55E/B:5/31 発売、FR77E/B・FR55E:6/14 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-FR77E/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Fr/ マイナーチェンジと思われた FR シリーズ 2 世代目。なんかいきなりいろいろ変わっています。 CPU は Mobile Athlon XP 1800+ から Mobile Celeron 1.70GHz へ。Fx シリーズも AMD と Intel の間をころころ行ったり来たり、開発の人も大変ですね。ま、実クロックが見えにくい Athlon 系列よりも Celeron の方がスッキリしていて良いですけど。トータルのシステム性能で言えば旧モデルと大差ない程度だとは思いますが、3D アクセラレータが GeForce4 420 Go から RADEON IGP 345M という聞き慣れないチップ(グラフィック機能内蔵チップセット)になっているのが気になります。FFXI もけっこうプレイできてしまいそうだった旧機種ほどのパフォーマンスは期待できないかな? 外部メディア関係は大幅に強化されています。メモリースティックスロットが設けられたほか(残念ながら MagicGate 非対応)、上位機種の FR77E/B では DVD-RW ドライブが採用されており、わざわざ高価な GR シリーズ等を買わなくても \200,000 そこそこで DVD が作れるノートが手に入ってしまうというのはちょっと魅力かも。無線 LAN 機能こそ内蔵していませんが、TR シリーズと同じく「クリアブラック液晶」を搭載しているため、デジカメで撮った画像や DVD などを家族で気軽に楽しむにはもってこいの製品になっているといえるのではないでしょうか。 VAIO GRT PCG-GRT99/P, GRT77/B, GRT55/B [GRT77/B・GRT55/B:5/31 発売、GRT99/P:6/7 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-GRT99/ VAIO GRT PCG-GRT770/P, GRT770 (Sony Style オリジナルモデル) [6/2 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Gr16/ VAIO GRT PCG-GRT750/P, GRT750 (Sony Style オリジナルモデル) [5/26 先行予約販売開始] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/Gr15/ デスクトップ用 CPU を搭載していよいよ「モンスターマシン」になった GR シリーズですが、今回また型番を変えてきました。型番覚える方も大変です(泣)。今回の型番は「GRT」シリーズ、「GReaT」って感じでしょうか(^^; GRX/GRS シリーズからあまり大きな変更点を加えずに「デスクノート」化された GRV/GRZ シリーズとは違い、今回は基本デザインは踏襲しつつ「デスクノート」のためにしっかりと設計を見直してきています。 本体カラーはカタログで見る限りは従来より若干明るめのブルーグレーメタリックになり、タッチパッド周辺のデザインも Z1 のそれに近い雰囲気になりました。タッチパッド手前には主に「Giga Pocket」の操作に使用する AV ボタンが配置されたり、Giga Pocket や DVD 鑑賞に最適な「クリアブラック液晶」が採用されたり、「デスクノート」としての GR シリーズを改めて作り直したという感じです。しかし、私が最も評価したいのはキーボード。従来 [Enter] キーの右側に [PageUp] [PageDown] 等のボタンがあってご操作が多かったキー配置が見直され、ちゃんと [Enter] キーが右端にある配置に修正されました。これはキーボード重視派には嬉しい変更点かもしれません。残念なのは 15 インチモデルで XGA 以上の解像度が選択できないことですが、これは FR シリーズと液晶パネルを共通化して部材コストを下げるためには割り切らざるを得なかったのでしょう。 GRT99/P の CPU はいよいよ Pentium 4 2.80GHz に到達しました。次あたり、もう Hyper-Threading に対応するしかなくなります(笑)。HDD 性能を考えなければ RZ6x と同等と言って差し支えないスペックなのですから、すごいものです。DVD±RW ドライブの搭載機種枠も増え(GRT55/B は DVD-RW)、いよいよソニーも DVD+RW の普及に本腰を入れ始めるのか?という雰囲気になってきましたね。レコーダ専用機の方を見ると、必ずしもそうは言えませんが・・・。 そして今回の目玉のもう一つは「Giga Pocket Engine M」。デスクトップ VAIO の専売特許だった「Giga Pocket Engine」を早くも VAIO ノートが実装してきました。っていうかもうノートじゃないよコイツ(笑)。従来、GR シリーズの TV 録画機能は内蔵のハードウェア MPEG-2 エンコーダ「MPEG2 R-Engine」を使って行っていましたが、チューナ側の性能が低いせいでノイズやゴーストに弱く、お世辞にも高画質な録画とは言えませんでした。しかし、今回の「Giga Pocket Engine M」は RZ シリーズに登載されている「Giga Pocket Engine DX」譲りの三次元 Y/C 分離回路を搭載し、画質の向上を狙っています。これは 16 インチの「クリアブラック液晶」に映えること間違いナシでしょうねー。しかも、ソニー製 CS・BS デジタルチューナの AV マウスにも対応していて、CS・BS デジタルの予約録画にも対応していますし(ただし CS・BS デジタルはアナログ録画)。現在メインの TV 録画環境が C1MSX になってしまっている私(←ぉぃ)には羨ましいことです。 また、ビデオチップも nVIDIA GeForce FX Go5600+64MB VRAM(GRT99/P)・GeForce4 420 Go+32MB VRAM(GRT77/B・GRT55/B)に変更され、ゲームにも強くなっています。FFXI なんかは余裕でしょうか?もう何でもやってくださいという感じですねー。 と、ここまで書いたところでかなりの分量になってしまいました。デスクトップ・関連製品等、続きはまた明日書きたいと思います。 ■記事リンク PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony1.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony2.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0514/sony4.htm ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/14/643570-000.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/14/njbt_03.html http://www.zdnet.co.jp/news/0305/14/nj00_pcg03sm.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/14/18.html |
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えー、U101 がアレなので、使用レポート等はまた後日修理完了後に、ということで・・・とほほ。 発表から 2 ヶ月待たされた挙げ句、修理でまたお預けかよぉ。これまで忠実にやってきたのに何だか救われない気分です(涙 そんな中(?)、富士通が FMV・BIBLO シリーズのフルモデルチェンジを発表しました。 ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/05/13.html http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/05/13-1.html 今回もまたなんだかなぁというものも登場していますが、それはさておき今回の目玉は「LOOX T」シリーズ。 製品情報 http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0305/biblo_loox/t/ PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0513/fujitsu2.htm VAIO U101 に続き、Banias ベースの Celeron 600A MHz を搭載してきました(上位モデルでは Pentium M 900MHz)。U101 発表時のニュースでは、「ソニー以外にも Celeron 600A を打診しているメーカーが存在する」といった報道がありましたし、近い将来 800MHz 前後のクロックで Banias-Celeron が Intel のラインナップに正式に加えられることになるようなので(現状 Celeron 600A は特定メーカー用のイレギュラーな製品という位置付け)、ある程度どこのメーカーが出してきそうかは予想ができていましたが、富士通でしたか。しかも、よりコンパクトな「LOOX S」は TM5800 で据え置き、秋に登場する TM8000 をニラむという堅い攻め。今シーズン LOOX S 狙いだった人には残念な結果となりましたが、秋以降は TM8000 次第でどんな展開にもできるというある意味うまい打ち回しだと思います。 今回の「LOOX T」は、その製品自体を見てしまうと本体重量約 1.75kg(標準 L バッテリ+光学ドライブ装着時)という仕様で、S バッテリはオプション扱いという微妙さのため、正直言って個人的に興味が沸かないのですが、ミニノートにカテゴライズされる製品での Banias-Celeron/Pentium M の採用枠が増えたことは非常に興味深いです。長年 Crusoe のパフォーマンス不足に悩まされ続けてきたこのカテゴリにとって福音とも言える Banias-Celeron の登場によって、TM8000 の登場を待たずしてこのセグメントにおける Crusoe の地が Intel に荒らされてしまう可能性は十分にあり得ます。TM8000 の最終的なパフォーマンス次第でどちらに転ぶか判らないとはいえ、パラノイア Intel の戦略如何ではこのまま一気に形勢が決まってしまう可能性も考えられます。そういう意味では、C1 の後継やビクター、シャープあたりの次期モデルも目が離せませんね。 掲示板情報によると、先週末に「UPGRADE AREA」のスマートバッグシリーズの対応本体一覧の中に夏モデルらしき型番が一部掲載されていたとか(現在は削除されています)。私も確認してみたのですが、確か未発表の型番としては「PCG-FR55E/B」「PCG-FR77E/B」「PCG-Z1R/P」「PCG-V505S/PB」「PCG-V505T2」「PCG-TR1/P」等々・・・。ある程度スペックが予想できる型番も少なくないですが、やはり一番気になるのは「TR」という型番でしょう。SRX の後継である可能性が最も高いと思われるのですが、全くと言っていいほど情報が漏れ聞こえてきていないので、どんなマシンに仕上がっているのか非常に気になります。そして、どこにもそれらしき型番が掲載されていなかった C1 の後継も・・・どうなんでしょうね。 どうやら、Intel から Pentium 4 3.2GHz(FSB 800MHz)が正式発表されるのは 5/16(金)らしいという話です。おそらく、この発表日に VAIO の新製品も一斉に発表されることになると思われますが、さて、どんな製品が出てくることやら・・・? |
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昨日のハードウェア使用レポートに続き、本日はソフトウェア周りのことを書こうと思っていたのですが、ちょっと予定が変わりました。 ・・・・・・ 今日のこと。 会社から帰宅し、今日もいそいそ U101 のセットアップ〜♪と思いつつ、U101 の電源をオン。 そういえば「VAIO Update」(春モデルからプリインストールされているアプリケーションの自動アップデートソフト。いわゆる Windows Update の VAIO 版)のアップデートがまだ途中だったな、と思い、ドライバや VAIO アプリのアップデートに勤しんでいたとき。 ・・・なんか、一瞬画面が乱れました。 まあ、VAIO U は ZOOM とか ROTATION のために少し特殊なグラフィック/ポインティングデバイスドライバが入っているから、ちょっとくらいバグはあるだろう。と軽い気持ちで画面を切り換えたりするうちに、乱れは出なくなりました。 しかし、しばらくするとまた発生。 どうやら、ポインティングデバイスの右ボタンや中ボタンを押すと乱れるっぽい?しょうがないなあ、バグだらけのドライバをつけてくるなんて・・・。 と思っていると、みるみるうちに画面の乱れがひどくなって、最終的には設定をいじっても画面の切り換えを繰り返しても正常に戻らなくなりました。 仕方がないので、再起動・・・。 いったんドライバを入れ直せば何とかなるだろう・・・。 しかし。 BIOS の初期化画面も Windows のブートロゴも乱れっぱなし!? ・・・となると、ハードウェアの不良を疑わなくてはならなくなります。 なんか、液晶の開く角度を変えたり、マウスボタンをクリックしたり、本体に軽く捻り方向の力を加えたり(←注:やってはいけません(ぉ)すると、微妙に砂嵐の出方が変わるようです。 ディスプレイケーブルの接触不良でしょうか?それともビデオチップがバグ、あるいは何らかの原因で暴走しているのでしょうか? いずれにしても、ハードウェア的な故障では私の手に負えないため、日を改めて VCL に相談してみようと思いました。で、本体のデータを何とかバックアップしようとしたのですが、何故か他のマシンから U101 にログインできない(汗)。Firewall も無効にしてあるし、何故だろう?と思いつつ、いろいろ試行錯誤していたら、バッテリ駆動させていたせいかいつの間にか U101 はサスペンドに落ちてしまいました。おもむろにサスペンドから復帰させると、何故か表示が元に戻っている! この隙にデータを退避させ、VCL 行きの準備は整ったのですが、再現性がないと突き返される可能性が高いし、もう少し様子を見よう・・・としばらく操作していると・・・また砂嵐。原因は判りませんが、少なくとも VCL に相談するのが良さそうです。 経験上、どうやらソニーの初モノ・初期ロットには魔物が潜んでいることが多いのですが、例に漏れず今回も当たってしまった模様。他の購入者の方は何か問題発生していませんか? あーーーーー、ヘコむ。 |
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と、いうわけで、買いました。 いやぁ、なんだかんだ言ってずっと欲しかったんですよね。101。 ・・・ああっ、石を投げないでっっ。(ぉ という冗談はさておき(笑)、PCG-U101/P が届きました。 購入したのは、 当日になってもなかなか届かず、やきもきして日通に電話で問い合わせたりもしたんですが、無事届きました。なんだかんだいって届いたのは 16:30 とかでしたよ。 ソニスタから届いた U101 の元箱には「出荷日:4/24」と書いてありました。本来 4/26 に発売するはずだったのが、出荷数がまともに確保されなかったので無理矢理延期して発売日にある程度の台数を揃えようと言うソニーの苦肉の策だったんだろうと思いますが、先行予約エントリ組だけとか獲得 Star 数が多いカスタマーだけに早めに提供する、とかできないものでしょうか?仮にも直販なんだし、リピーターなんだから大事にしてほしいよ、と思います。ま、延期の話もカンパニーなりマーケティングなりが決める話なので、ソニスタの独断で先行出荷したりはできないんでしょうが、うーん・・・。 今回の延期も、CPU・メモリ・液晶・ロゴ加工等初モノが盛りだくさんだったり SARS だったりいろんな要因が絡み合ってここまで遅れたものと思われますが、実質製品発表から手許に届くまでまるまる 2 ヶ月かかっているわけで、途中何度も萎えかけました。しかし、この U101 のデキの良さに触れてみると、そんなことはたいした問題ではなかった、と言えるでしょう(笑 とりあえず一日半くらいですが、早速いろいろ使ってみました。簡単に、使用感等をまとめてみたいと思います。 ●動作速度 動作速度は快適の一言ですね。今までの U3 のイメージが強いので、このサイズのマシンを使うときにはある程度もっさりとした動作を許容しながら使ってやらなくてはならないという「覚悟」を持って電源を入れるのですが、U3 のときの感覚で動かすとびっくりするくらいに反応が良い。もっと高速なマシンと比較するともちろん見劣りするのでしょうが、少なくとも私が仕事で使っている ThinkPad X21(PenIII 700MHz)よりレスポンスがいいのではないでしょうか? HDD は 1.8 インチなので必ずしも高速とは言えず、重いアプリやデータにアクセスしようとすると多少待たされるのですが、HDD 自体というより CPU の I/O が遅すぎた Crusoe と比べればこれも雲泥の差です。欲を言えばもう少しバッファを積むなりして高速化してほしいですが。 ●液晶 6.4 インチから 7.1 インチへと 10% ほど大きくなっただけでこれほど見通しが良くなるものなのか、と感じました。数字以上に画面が広くなった印象を受けましたね。ドットピッチが上がって細かい文字も見やすくなったので、これなら [ZOOM] ボタンを使わなくても XGA で常用できるのではないでしょうか。 CG シリコン液晶の長所とされる反射性ですが、今日のような曇天ではバックライト OFF だとさすがに見難かったです。夏の昼間の強い陽射しの下ではよく見えるのでしょうが、あまり陽の強くないところではバックライトを最大輝度にした方が見やすいです。CG シリコン液晶とはいえ、あまり過大な期待はしない方が良いかな? ちなみにドット欠けは、私の個体では画面中段右端に緑の常時点灯が一個だけありました(泣)。まあ気になりにくい箇所ですし、ドットも細かいのでさほど気にはしていません(と自分に言い聞かせている)。でもやはり新しめのデバイスだけに不良率(あえて不良と言わせていただこう)は比較的高いのかもしれません。 ●ポインティングデバイス えいっ、という感じで動かしてやらなくてはならなかったワイドスティックと違い、思ったところにズバッ、ピタッとマウスカーソルを合わせることができます。親指での操作にはなりますが、ThinkPad や C1 のスティックポインタと同等かそれ以上の精度なのではないでしょうか?なお、今回は替えのキャップが 2 個付属しています。VCL や SS でキャップだけ買うと高いんですよね。 「4Way マルチコントローラ」の使い勝手は良好。ブラウザのスクロールはセンターボタン+スティック操作でもできるんですが、四方向の矢印キーを併用するとほぼ片手でブラウザの基本操作ができてしまうので(スティック自体がプレス・セレクトやプレス・クリックに対応しているため)、これに慣れるとどんな体勢でもまったりブラウジングができます(^^; ●キーボード U101 で一番不満なのは、キーボードです。U3 のキーボードは鈍いタッチであまり気に入ってはいなかったのですが、U101 はクリック感は多少あるものの軽すぎてパタパタした感じがあり、また押下しない状態(指がホームポジションに載っている状態)でキートップがグラつくのが安っぽさを強調してしまっており、かなり不満です。しかも、右側の記号キーのピッチが狭く、U3 のキーの 2/3 くらいの幅しかないのではないでしょうか?小指の先でも正確にタイプするのは至難の業で、誤って隣のキーを一緒に押してしまうことがほとんどです。[Enter] キーも鈎型になっていないので押し間違えますし・・・これでは、無理して通常の配列にした意味があまりないような。どう考えても小さすぎる [Delete][Esc] も使いにくいですし、キーボードに関してはもう少し工夫の余地があったと思います。 また、4Way マルチコントローラに方向キーを奪われているのですが、つい U3 と同じ感覚で日本語変換時に「方向キーがあるはずの場所」を押してしまうんですね。しかしそこにあるのは [Ctrl]・・・みたいなことが頻繁に発生しています(^^;キーピッチやタッチのことも含め、U101 ではまともな日本語入力は期待しないでください・・・と言われているような気がしました。 「ThumbPhrase」は Banias ベースになったこともあってかなり実用的な速度で起ち上がってくるようになり、これならそこそこ使えるんじゃないかな、と思いました。が、携帯電話感覚で入力したいのに、肝心のジョグダイヤルが廃止されている・・・。ThumbPhrase のメリットは「携帯電話感覚で入力できること」なのに、それに最も重要なジョグダイヤルがないというのは本末転倒のような。というわけで、相変わらずモバイルグリップ・スタイルでは「両親指タッチタイプ」になってしまっています(笑)。 ●発熱と動作音 Banias ベースになったということでおそらく多くの方が気になっているのが発熱と動作音でしょう。 発熱に関しては、しばらく電源を入れっぱなしにしてもそれほど本体が熱くなるということはないようです。モバイルグリップ・スタイル時にはリチウムポリマーバッテリの方を掴むことになりますし、積極的に熱を液晶の裏面などに逃がして極力発散させるようにはしているようです。ま、モバイルグリップ・スタイルで本体の大部分に人間の手が触れることになるため、うまく処理して人間が直接発熱を感じないように工夫しているんでしょうけど。 動作音は、Intel プラットフォームになったにしては静かだと思います。TM5800 のマシンも CPU をフルパワーで回すとファンが勢いよく回ってしまい、お世辞にも静かとは言えませんでしたから、そういう意味では U3 に比べれば確かにうるさいものの「思ったより静か」と言えると思います。また、HDD のモーターの回転音がやや甲高くて耳につく感じはしますね。 今日のところはこんなところかな? バッテリの形状が変わったり、PC カードの変わったりして持ちやすくなったということもあるんですが、旧機種と比較して操作性の良さは天と地ほども違います。それに加えて CPU の軽快さ。長らく Crusoe という CPU と付き合ってきた私にとって、久しぶりに「気持ちいー!」と思えるマシン、楽しいと思えるマシンだと思います。3Dmark のベンチ結果を引き合いに出してまで旧機種を「なかったこと」にしたかったソニーの気持ち、今なら理解できるなぁ(笑)。 もう少し使い込んでみて、またレポートしたいと思います。 |
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えーっと。 ようやく、待ちに待った「あれ」が届きましtq。 が、 キーボードが小さすぎるせいか、日本語の入力が微妙におかしいdす。 気合いで何とか入力できているけど・・・。 うー。明日またとい宇感じです。 |
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ソニーから CoCoon の新製品「チャンネルサーバー CSV-P500」が発表されました。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200305/03-0508/ 製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/cocoon/CSV-P500/ http://www.jp.sonystyle.com/Cocoon/Product/Tv/Csv-p500/ 先月「NDR-XR1」「NAV-E900/E600」という 2 シリーズ 3 製品の CoCoon を立て続けに発売したソニーですが、間を置かずに新製品を投入してきました。今度は「チャンネルサーバー」の新製品で、「SKY PerfecTV!」対応モデル。先日より CoCoon Style+ でスターチャンネルとの共同企画が始まっていたこともあり、登場は想像に難くありませんでしたが、それにしても 5/17 の発売とはまた急ですね。 160GB の HDD・一つの地上波チューナを内蔵し、スカパー!チューナとの接続インタフェースを備えた「チャンネルサーバー」で、地上波とスカパー!の電子番組表(EPG)による録画予約が可能になっています。スカパー!でドラマなどの連続番組をシリーズで自動録画してくれる機能(CS は再放送が多く、従来の「おまかせ・まる録」のロジックでは同じ内容の番組を重複して録画してしまう)や、地上波で野球放送などの延長に対応して自動的に録画時間を延長してくれる機能が追加されています。 本体は従来の「チャンネルサーバー」CSV-E77 から大幅に小型化して、縦置きにも対応しました。同時発売の新型スカパー!チューナ「SAS-CR1SET」や、2003 年型液晶 WEGA のワイヤレスモデル「KLV-17WS1」などのベースステーションとデザインの統一が図られており、テレビ周りに設置する機器の統一性を重視しているあたり、CSV-E77 から継続するデザインへのこだわり(E77 は PLASMA WEGA・30 型液晶 WEGA のメディアレシーバとデザインが合わせてあった)を感じます。雰囲気的には、近い将来同デザインの増設用外付け HDD が登場する可能性がありますね。多チャンネル放送に対応に HDD 容量 160GB ではやや心許ないですから。 以前の「なっとく・購入プラン」での Try & Buy(私の場合は Catch & Release だったわけですが(ぉ)においてテレビ生活の新しい楽しみを教えてくれた「チャンネルサーバー」でしたが、あれこれ録り溜めておいてくれたところで地上波ではホントに観たいと思える番組がさほど多くなかったのも事実でした。しかし、より視聴者の好みの深いところを衝いてくる多チャンネル放送ならば、「おまかせ・まる録」で好きなジャンルの番組を自動録画させておくメリットは大きいと言えます。実売価格も多少こなれて \90,000 前後ですし、スカパー!ユーザーにはなかなか魅力的な製品なのではないでしょうか?お金を払ってまでテレビを観たいと思えない私は、なかなか CS 放送へ加入したいという欲求に駆られませんが・・・。 しかしこの CSV-P500 にも残念な点が。CSV-E77 の地上波 2 チューナ、番組おすすめ録画機能「おまかせ・まる録 2」といった特徴を継承せず、「チャンネルサーバー」としてはごくごく一般的な機能しか備えていないんです。そりゃ、スカパー!チューナに対応しつつ地上波 2 チューナというのはどうかと思いますし、スカパー!に対応しつつ「おまかせ・まる録 2」機能がついたりしたらそれはもう HDD がいくらあっても足りないのですが、「CoCoon チャンネルサーバー」という呼称がつくからには何かしらの嗜好学習機能はついていてほしかったです。スカパー!という録画データ保存へのニーズの高そうなサービスに対応していながら、DVD 等への書き出しが単体ではできない(拡張端子を備えているので、将来的に増設 HDD などと一緒に専用 DVD ドライブが提供される可能性はある?)というのも物足りません。 というか、スカパー!対応ということを除けば「チャンネルサーバー」としての機能は「CoCoon」に属さないチャンネルサーバー「CSV-S57」の HDD を増量した程度にすぎないのではないでしょうか?じゃ、CSV-S57 が「CoCoon」を名乗れなかったのは何故なんでしょう?単にネットワーク機能がアナログモデムにしか対応していなかったから、というだけ?ということは、「HDD 内蔵」「Linux 採用」「Ethernet 端子搭載」の条件を備えてさえいれば「CoCoon」ということになりませんか? ソニーの CoCoon 公式サイト内には、「CoCoon」の定義として、 http://www.sony.jp/products/Consumer/cocoon/whats/ > <コクーン> > それはシルクのような上質なネットワークで暮らしを包み込む、新しい商品群。繭(まゆ)が進化するように商品そのものが成長し、あなたのライフスタイルを変えていく、新しいソニー。 > Upgrade: ネットワークを通じたアップグレードなど、買ったあとも楽しみがふくらむ。 > Ubiquitous: いつでも、どこでも自分中心のネットワークで楽しみにアクセスできる。 > Personalize: 使うほどに、商品が自分仕様になっていく。自分のライフスタイルに合わせて楽しめる。 という記述があります。ま、ネットワークによる「Upgarade」は確かにそうだと言えます。しかし現在の「CoCoon」が果たして「Ubiquitous」で「Personalize」可能なことを定義にして良いのか?と言われれば、首を縦に振れる人は少ないのではないでしょうか?初代「CoCoon」CSV-E77 は未完成な部分もたくさんありましたが、未完成な中にも新しい世界観や成長の可能性を感じさせるに十分なポテンシャルを秘めていました。この E77 が「CoCoon=チャンネルサーバー」という誤解を与えてしまったこと、そして現在のソニーが実現するには大きすぎる(?)期待を抱いてしまったこと、そしてブランド発表時にソニー自身も大きすぎる風呂敷を広げてしまったことが、ここ 1〜2 ヶ月に登場した CoCoon に対する「がっかり感」に繋がっているのではないでしょうか。なんだか、今見るとソニーが当初掲げた CoCoon の基本コンセプトが虚しく映りますね・・・。メディア上のレビュー記事においてもやはりあまり色の良くない書き方しかされていないのは、 http://www.zdnet.co.jp/broadband/0304/18/lp08.html http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030430/zooma106.htm レビュアーもそう感じているからに違いないわけで。XR1/P500 はテレビ録画に付加機能をつけたら何の変哲もないただの録画機になってしまいましたし、E900/E600 の「Open Key Style」というビジネスモデルはすこし飛びすぎている気がします。しかも、それぞれが持っている機能はバラバラ・・・。「シルクのようなネットワーク」というなら、CoCoon 同士を相互接続して機能を補完し合ったり、取って付けたように Web ブラウザを搭載するよりももっとうまいネットワークの使い方を見つけたり、すべきことはたくさんあると思うのですが。 どうやら、「CoCoon」はまだまだ桑の葉をかじっている最中のようです。 ■記事リンク AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030508/sony1.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/broadband/0305/08/lp01.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/08/18.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/08/643466-000.html |
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私も愛用する電子メールクライアント「Becky!」にセキュリティホールが発見されました。 INTERNET Watch の記事 http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0506/becky.htm 「mailto:」タグの独自拡張にまつわるセキュリティホールですが、標準のメーラ(Web ブラウザでメールアドレスをクリックしたときに起動するメーラ)に Becky! を設定している場合、悪意のあるコードを埋め込まれたメールを開いたり悪意あるコードが含まれたリンクタグをクリックすると、意図しないメールが送信されてしまうという問題です。修正版は既に RimArts のサイトに公開されていますので、ユーザーの方は早めのご対処を。 松下電器が B5 サイズノートのラインナップを一新。新しく「Let'snote LIGHT W2」シリーズが追加されました。 ニュースリリース http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030507-2/jn030507-2.html 製品情報 http://panasonic.jp/pc/products/w2a/ 「Let'snote LIGHT W2」は 12.1 インチの極薄 2 スピンドルノート。DVD-ROM/CD-RW コンボドライブを内蔵しながら、厚さ 27.5mm(最厚部 41.5mm)・重量 1.29kg という戦慄のスペックです。この W2 に加えて、従来の 12.1 インチ/10.4 インチ 1 スピンドルノートを Centrino プラットフォーム化した「Let'snote LIGHT T2」「Let'snote LIGHT R2」も同時発表されています。昨年春に始まった Let'snote の新シリーズは、これでようやく三部作が出揃ったことになりますね(とはいえ、厚さ・重量が大きく変わらず光学ドライブを内蔵しない T2(厚さ 26.1mm・重量 1.07kg)は売れ行きによっては W2 シリーズに吸収されてしまうかもしれませんが)。 薄さ・軽さの秘密は新開発の光学ドライブ。通常、光学ドライブ内蔵のノート PC では汎用の薄型ドライブを採用するのが一般的で、薄型化のためにはせいぜい最近 VAIO V505 や ThinkPad T40 で採用されたような 9.5mm 厚のドライブを搭載するくらいしかなかったのですが、そこはポータブルドライブを自社開発している松下の強みで専用のドライブを開発してきました。ポータブルドライブのようなトップローディング機構で、タッチパッド・パームレストの一部を上蓋にしてしまうという発想の転換を行い、薄いドライブを薄いまま本体に収めることに成功しています。バルク品が流通する汎用タイプではないため、将来的なアップグレードの可能性は限りなく低いですが、従来の薄型 B5 ノートとほぼ変わらないかむしろ軽く薄いくらいのサイズで DVD が観れたり CD-R が焼けたりするというだけで十分なのではないでしょうか。 同じ 12.1 インチ 2 スピンドルノートとして直接競合することになる VAIO V505 とサイズや重量を比較すると、
だめじゃん、V505・・・。 V505 が W2 より優れているのって、せいぜい CPU と HDD くらい。とはいえ HDD はその気になれば載せ換えることができますし、まともに勝てるところといったら CPU 性能くらいのものです。その CPU 性能も、バッテリ性能と引き替えな上、モバイルでは Pentium M 900MHz くらいでも十分な人が多い(もっと言えば、Pentium M 900MHz の実パフォーマンスは Pentium 4-M 1.3GHz 相当?)ことを考えると、V505 全然ダメすぎます。 松下以外のメーカーと比較しても、ULV Pentium M ノート第一弾として先日発売されたばかりの「dynabook SS S7」(1 スピンドル)は厚さ 14.9〜19.8mm・1.09kg という気合いの入りようですし(ただこのマシンは標準バッテリでは 2.5h しかバッテリ駆動できませんが、というか S7 は薄さ・軽さよりもむしろその 3D 性能に注目が集まっていますが)、MURAMASA も Centrino プラットフォームに移行してもし 12.1 インチの他に 10.4 インチ版も Centrino 化されるとしたら VAIO から浮気してしまいそうなくらい魅力的。NEC の薄型も間違いなく Centrino 化されるでしょうし・・・。 R505 の世代(特に FSB133MHz 化された後期モデル)で太りに太り、さらに V505 で多くの人を落胆させた(笑)「伝統の」505 シリーズですが、これはそろそろ方向転換しないとまずいんじゃない?仮に V505 を Centrino 化しても付け焼き刃に過ぎないでしょうし(筐体の大きさを利用して Pentium M 1.6GHz とかを入れる?価格を無視してまで)、これは V505 の他に薄型 12.1 インチを出さないわけにはいかないんじゃないでしょうか、と思います。 最近、どのメーカーも以前ほど 10.4 インチに力を入れておらず、モバイルノートの主力は完全に 12.1 インチに移っていると思います(もちろん、10.4 インチを強く支持する層が存在するのは事実ですが)。他メーカーがこの「オイシイ」かつ「今最も熱い」極薄 12.1 型ノート市場を逃してしまう手はないと思うのですが・・・。事実上「薄型ノートの元祖」といえる VAIO にこそ、ここで一念発起してほしいところです。それとも、「真似をしない」VAIO は後追いで極薄ノート市場に入るわけにはいかない、とか言っちゃいますか?(笑) 個人的には、MMX Pentium 時代の堅実な頃はともかく「人」とか言い始めた頃以降の Pana のデザインはどうも安っぽくて好きになれないのですが(現在のデザインも私の好みとはだいぶ違う)、「技術へのこだわり」みたいなところは以前の松下を(あるいは以前のソニーをも)彷彿とさせるところがあって、妙に惹かれてしまいます。現在の「Let'snote LIGHT」シリーズは、低迷していた松下の PC 事業の再起をかけた渾身の作と言われていますが、「モノづくりの復権」というのは、こういうもののことを言うのではないでしょうか?ソニーには、ぜひともこの松下の姿勢を以て他山の石としていただきたいと思います。きっと、「VAIO」ブランドの復権にはこういう製品が不可欠なのですから。 SRX や C1 の後継機種も気になりますが、この Let'snote W2 を見て、むしろ今後の 505 に期待をかけたくなりました。 ■記事リンク ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0305/07/nj00_letsnote.html http://www.zdnet.co.jp/news/0305/07/njbt_04.html PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0507/pana.htm MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/07/10.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2003/05/07/643428-000.html |
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あまりパッとしなかった 2003 年のゴールデンウィーク(10 連休だった方も少なくないみたいですが)も終わっていきますが、皆様どのようにお過ごしになったでしょうか?このサイトを訪れる方の中には、U101 でソニーに放置プレイを決め込まれて枕を濡らしながら連休を過ごされた方もたくさんいらっしゃるのでしょう。心中お察しします・・・。 と、いうわけで、GW が明けるとそろそろあと 10 日〜2 週間ほどで VAIO 夏モデルのシルエットが見えてきます。VAIOethics の掲示板でも夏モデル関連の話題がいくつか出ていましたし、某大手 VAIO 系サイトの掲示板では夏モデルや最近の VAIO に関するかなりアツい議論が繰り広げられていたようですが、やはり「Centrino 後」の初の一斉モデルチェンジ、そして厳しかった 2002 年度決算発表を踏まえたニューモデル、ということで期待する方も多いのではないでしょうか。その中で、夏モデルを前に U101 を待ってじっと我慢の子になっている予約者の方々の存在を忘れてはいけませんが(笑)。 注目されている C1 と SR の後継機種については、既にあちこちでいろいろな予想が立てられているので改めてここで予想するまでもないのですが、それぞれ Banias プラットフォーム・従来モデルを踏襲した画面サイズというところは間違いないのではないでしょうか。この時期に確実に発売したいこと、そしてプラットフォームとしては下位にあたる VAIO U が Banias-Celeron を搭載したことを考えると、TM8000 待ちのセンは薄いような気がします。このあたりのクラスは固定客が多い(ように思う)ので、それをみすみす競合メーカーに譲りたくはないでしょうし、代替にするには V505 はいろいろなものが過剰だし、U101 は小さすぎます。 では、SR の後継はどのような形になるでしょうか?初代 SR 以降、薄さやデザインといった一点豪華主義からマシンとしてのトータルバランスに重きを置くようになった 10.4 インチサイズですが、「VAIO の強み」を前面に出していくといった意味ではやはり U シリーズのような凝縮感の高いデザインになることが期待されます。ま、このあたりは個人的な希望によるところも大きいのですが、初代 505 もびっくりするようなインパクトのあるマシンに仕上がっていたとしたら、いろいろな物欲を押し退けて更に一台買ってしまうかもしれません(^^; あとは、そろそろ Giga Pocket も載るか?とか、内蔵の無線 LAN はどれになる?とか、いろいろ予想のネタはあるのですが、他社がやっているようにソニスタの BTO モデルだけでも良いから(Centrino の名を棄てても)IEEE802.11b/g 対応にして、ソニスタで他社製のアクセスポイントも扱う、くらいに気合いを見せてくれれば見直すんですけどね。量販モデルで対応してくれるのが一番なのですが(開発コストを考えるとソニスタモデルとして出すなら市販モデルにも搭載するでしょうが)。 C1 は予想が難しいですね・・・。超小型デジカメや携帯電話・PDA 内蔵カメラの性能向上著しい中、C1 の MOTION EYE の存在意義も薄くなってきたような気がします。CLIE のように 200 万画素クラスのカメラに変わるのか、それとも低画素数でも問題のないビジュアル・コミュニケーション系のアプリケーションを充実させるのか・・・といっても、モバイルで利用できる通信インフラの転送速度が限られている(無線 LAN のホットスポットや FOMA を使うという解決策もありますが、いつでも・誰でも使えるというわけではないですから)現状では、それで訴求できるメリットにも限度がありますし。いずれにしても、「C1 のアイデンティティ」であるこの「MOTION EYE」に関しては、そろそろ大きな方向転換の必要に迫られているのではないでしょうか。潔く取っ払ってしまうというのも一つの選択だとは思うのですが・・・。 Giga Pocket は Banias 系プロセッサになるとしたらようやくまともに使えるようになるでしょうね。今までは、ハードウェアエンコードな録画はともかくソフトウェア処理な再生時はほとんど他の操作ができない(むしろ何もしなくても動画がコマ落ちさえする)のがつらかったですが・・・。MOTION EYE 亡き後(←勝手に無くすな)の C1 の方向性としては、やはり持ち運べるテレビ録画マシンなのでしょうか?それでもちょっと弱い気がしますが。VAIO U のように本体を作ったらあとはユーザーに投げてみる、というやり方もあるでしょうが、それにはマシン自体が魅力に溢れていなければなりませんし。いったいどんなマシンに仕上がっているんでしょうね。 あとフルモデルチェンジがありそうなのは、MXS と W くらいでしょうか。VAIO W は初代から二代目で Pentium 4 ベースの Celeron に、三台目で Net MD ドライブ内蔵に、と毎回ドラスティックな変更を受けてきましたが、デザインという意味では初代から大きな変更が加えられず、そろそろ目新しさがなくなってきた頃。素人目には見分けのつかない某 N 社や某 F 社の製品との差別化を図るべく、デザインの一新が行われる可能性が高いと見ています。MX シリーズも型番が「7」まで来たのでそろそろなのではないかと。MD ドライブ内蔵を VAIO W にやられ、確固たるアイデンティティが「音にこだわった」というポイントくらいしかなくなってしまったので、今度のモデルチェンジでは何か新しいオーディオ・ビジュアル機能が付け加えられているのではないか?と思います。個人的にあってほしいと思っているのは、5.1ch アンプ内蔵ですかね・・・オプションのスピーカとウーファを買い足すとマルチチャンネル環境が作れるという。そうでなければ、「VAIO Media」の機能を大幅に強化してくるとか・・・デスクトップでは低価格 PC が大流行の兆しを見せ始めているので、MX クラスのマシンには価格に見合った高い付加価値がこれまで以上に必要になってくると思います。 あとは、やはり周辺機器でしょうか?先日、周辺機器への「VAIO」ブランドの適用が発表されたところで、いきなり夏モデルでソニー製周辺機器の全てに「VAIO」ロゴが刻まれるとは考えにくいですが、それでもいくつかの製品に「VAIO」ロゴがつけられる可能性は高いと思います。それが果たして、思想としての「VAIO」を示すロゴなのか、単に製品ジャンルとしての「VAIO」ロゴなのか・・・。 個人的には、Z/U の発表会にて「モノづくりの復権」を掲げた VAIO の今後に大きな期待を寄せていたのですが、この周辺機器への「VAIO」ブランドの適用という話が出て以降、「モノづくり」に再びフォーカスしはじめたはずの「VAIO」が、「まずはじめに『VAIO』ありき」という立場で製品を作ってしまうようにならないか、と危惧しています。私が初めて 505 を手にしたあの頃からみると、「VAIO」というブランドは広く一般に認知されるようになりましたが、その「VAIO」ブランドにもたれかかりすぎると本来の「VAIO」ブランド自体の土台が揺らぎかねないのではないか?と思います。この周辺機器による世界の広げ方によっては、VAIO は今までよりも面白くもなり得ますし、却ってつまらなくもなり得ます。このブランドの拡張戦略の成否はひとえに作り手、売り手の心づもり一つにかかっていると思うのです。 たくさんの疑問や予想、期待、決意が交錯する今度の夏モデル。状況の複雑さ、という意味ではこれまでで最も暑い夏になるのではないでしょうか? その答えのいくつかが出る節日は、すぐそこまで迫っています。 |
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ちょっと小用で有楽町ビックに行ったついでに、銀座ソニービルを覗いてきました。 そろそろ改装も終わっている頃かな?と思っていたのですが、まだまだメインの 4F ショールームは改装の真っ最中。ちょっと残念でしたね。 しかしながら、先日発表になった DSC-V1 が思いがけず展示されたいた(失礼ながらあまり気に留めていなかったので、展示されていることを期待すらしていなかった)ので、ちょっと触れてきました。というわけでカメラもたまたま携行していた U20 なので、写真についてはあまり期待しないでください(^^; 展示機は量産試作機ということもあり、メモステスロット等は封印されていたため試写などはできませんでしたが、軽くいじってみた感想を少し。 全体的な動作はそれほど高速ではなく、DSC-P8/P10 と同程度の軽快さであると思います。二段沈胴式でどうしてもレンズの機械的動作がついて回るため、F7x7 ほどの高速性はないような(F707 はともかく F717 よりは確実に遅い)。高速起動、爆速ズームというわけではない(特にズームはもっさりした動作)ので、F7x7 なみの操作性を期待して購入すると裏切られることになります。 実写画像が手に入らなかったため画質について語ることはできませんが、それでもこのコンパクトさは特筆に値するかも、とは思いました。想像以上にコンパクトでなおかつ形状としては取り回しはいい方だと思うので、F7x7 よりは持ち運びに適した高画質デジカメだとは思います。が、この携帯性と引き替えにレンズやスタミナは犠牲になっていることを考えると、必ずしも良いことずくめとは言えないのですが・・・。 それでもこの製品の注目度はかなり高いようで、私がいる間にもソニービルで展示品に触れ、アテンダントの方に質問されている方を何人か目撃しました。雰囲気としては DSC-P シリーズのような入門機を卒業してそろそろ本気カメラに手を出したいとか、P or U との二台体制のために高性能なのが欲しいという感じの方だったような気がします。少なくとも F7x7 ユーザーが飛びつくほどのカメラではないのは明らかですが、それでも P シリーズユーザーが視野に入れるには十分なスペックなのは間違いないかな、と思います。P シリーズでは逆立ちしてもできないようなマニュアル撮影機能は充実していますし、とりあえず P シリーズよりは(テレ側での)明るさは大幅に勝っていますし。でも、個人的には(F707 を持っていることは別にしても)このレンズとバッテリの仕様はいくらなんでも認めるわけにはいかないな、と思っているのですが、いかがでしょうか。本当はできれば一度実機を試して評価してみたいのですが・・・。 |
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So-net が PHS パケット通信サービス「bitWarp」のコース体系を一新し、事実上の値下げを行っています。 ニュースリリース http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2003/030501.html Broadband Watch の記事 http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/1343.html これまでの体系では、128kbps では固定料金のダイアルアップコース「とことんコース」+「bitWarp」=\8,500/月 が最も安価なコースでしたが、今度からは「bitWarp」コース単体での契約(\8,500/月)が可能になり、なおかつ So-net の他の接続コースと組み合わせて契約した場合には \2,000/月 の割引が適用される、という形式になりました。So-net ユーザーは実質 \6,500 で 128K PHS パケット通信が利用できることになります。DDIp でオプション 128 契約した場合では、年間契約割引を適用しても \8,430/月、32K でも \4,930/月 かかることを考えると、なかなかお得かもしれません。 しかしながら、専用通信カード(NEC インフロンティア製)が \19,800 もかかってしまうんですね。AirH" 端末が量販店で \6,800 とかで買えてしまうことを考えると、bitWarp を半年以上継続してようやく AirH" よりも安くなる計算になります。また、CLIE では動作しないことが明言されているなど、PC 以外での使用を考えているユーザーには向かないなど、やっぱりビミョー。な感じです。@FreeD もサービスインしたことですし、DDI も早く値下げしてくれないかなぁ。 というわけで PHS 繋がりなのですが、AirH" PHONE 端末を入手しました。日本無線の「AH-J3001V」です。 http://www.jrc.co.jp/jp/product/comm/airh-phone/ 個人で買ったものではなくて、会社から支給されたものです。経費削減のために将来的な内線電話の廃止や、客先での作業の多い SE の通信環境向上を目的に配られたものですが、今まで仕事の電話を個人の携帯電話でかけていた(しかも面倒なので私は今まで経費として申請していなかった)のがこの PHS にまとめることができることもあり、個人的にはちょっと嬉しい配慮。AirH" PHONE 端末のくせに AirH" で契約しておらず、通常の回線交換方式でしか接続できないのであまり意味がないのですが、新しめの端末ということで簡単にレポートしてみます。 業務用なので個人の ISP に接続するわけにもいきませんし、メールや内蔵のブラウザを使うわけにもいかない(移動時に乗換案内を利用するくらいならいいか)ので、あまりレポートすることもないのですが(笑)、ちょうど最近 PC Watch のコラムで上位機種の「AH-J3002V」のインプレが掲載されていました。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0408/dgogo42.htm ・・・どうやらあまりいけてない、というかはっきり言っていけてない端末みたいですね(笑)。私の場合料金は会社もちだし、メールもブラウザもほとんど使うことがないので困ることはないのでしょうが・・・。 でも、ちょっと良かったのが電話帳編集等の作業を行うユーティリティが無償で提供されていることです。 http://www.ddipocket.co.jp/customer/download/h_tonya/ おそらく通話端末としてはかなりシェアの低い(笑)DDI のために電話帳編集ソフトを開発・販売しようというソフトメーカーがほとんどなかったために DDI 自らが無償提供しているのでしょうが、さほど高機能なソフトではないとはいえ無償で使えるというのは非常にありがたいです。AH-J3001V は USB ケーブルによる充電もサポートしているので、モバイルで利用することの多い私はなかなか重宝しそうです。でも、個人の携帯と併せて大きめの折りたたみ端末を毎日二つも持って歩かなくてはならないのって、けっこう鬱陶しいですね。というか、どうせ AirH" を使わないんだからもっとコンパクトなストレート端末あたりで良かったような気がします。とはいっても、DDI の原稿ラインナップの中にはほぼ折りたたみしかないんですよね・・・。 |
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Sony Style で今度はスターチャンネルとのコラボレーションが始まってます。 http://www.jp.sonystyle.com/Cocoon/Lounge/ スターチャンネルといえば、CS・110°CS・BS デジタル・CATV で観賞できる映画専門のチャンネル。そのスターチャンネルが、ソニスタのそれも CoCoon Style+ とコラボレート・・・?今のところ、CoCoon 各機種は BS・CS・CATV には直接対応していないのに何故、と思いますが、これは近々いずれかに対応した新 CoCoon が登場する前触れであると見て間違いないでしょう。カバーエリアの広さ、ユーザー数の多さを考えるとスカパー!対応 CoCoon が出る可能性が最も高いと思われます。 「録ってまで観たい」という欲求が高いのは、地上波よりもむしろ有料多チャンネル放送だと思うので、CS 対応 CoCoon が出るとしたらちょっと期待です。最近登場した二つの CoCoon が中途半端だっただけに、この夏の CoCoon の切り札的存在となってほしいところ。EPG のように番組データを受信できる CS の特徴を考えると、CSV-E77 の CS 対応版という形になるのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。記録型 DVD の搭載は、コストを考慮すると微妙なところですが・・・。 ソニーがマルチチャンネル AV アンプの新製品 3 機種を発表しています。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200305/03-0501/ AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030501/sony1.htm 登場したのは 7.1ch な「TA-DB990」と 6.1ch「TA-DB790」、5.1ch「TA-DE590」。 2003 年の AV アンプ市場はヤマハが先陣を切り、普及モデルのラインナップを一新(というか普及価格帯のモデルだけで 4 機種ってすごい。更に夏には AZ1 の後継、秋には中堅機 2 機種くらいが投入されるはずなのに)してきましたが、旗艦モデル「STR-VZ555ES」以外の単体 AV アンプをほぼスキップしてしまった昨年のソニーと違い、今年は中堅以下もきっちり駒を揃えてきました。 つい先日に新しいフラッグシップ「TA-DA9000ES」をはじめとした新製品群のニュースをお伝えしたばかりですが、今回発表された「TA-DB990」は欧州で「STR-DB2000」と呼ばれていたモデルの日本国内向けバージョンとなっているようです。 http://www.audiophile.no/pressemeldinger/s-master.html ↑の真ん中あたりにある「STR-DB2000」と言われている製品写真にそっくり(色違い)。ソニーのアンプ製品は「STR」型番がラジオチューナ内蔵の AV レシーバ、「TA」型番がチューナ無しの純粋なアンプという命名ルールになっているのですが、そこから推測すると国内外ではアンプの有無という違いがあるみたいですね。 と、いうわけで、私の愛用する「STR-DB1070」もこれで完全に旧製品ということになってしまいましたが(泣)、デザインはちょっとサイバー寄りで高機能風にみえる DB1070 の方が好みなので、あまり悔しくありません。DTS-ES、DTS Neo:6、DTS 96/24、ドルビーデジタル EX、ドルビープロロジック II 等最新のフォーマットにきっちり対応していることとか、DB990 では DB1070 より 1ch 多い 7.1ch パワーアンプ内蔵なこととか、映像入出力がコンポーネントの他に D 端子が備えられたこととか、その D 端子出力がコンポジットや S 端子入力のコンバート出力機能を備えていることとか、かなり無視できない変更が多数加えられていますが、ぜんっぜん悔しくありません!(←悔しいくせに)DB1070 の方が出力大きいもん(←負け惜しみ)。まあ、DB1070 も 6.1ch な DTS-ES やドルビーデジタル EX には対応しているので、世の中のほとんどのディスクには対応しているのですが、店頭で最近よくデモしている MISIA のライヴ DVD(現在のところ国内唯一の DTS 96/24 対応ディスク)がかなり迫力で、「DTS 96/24 よさげ・・・」と指をくわえている私にとって、この DB990 のスペックはちょっと目に毒です。 しかし「?」なのがパワーアンプの仕様。パワーアンプをメイン基板上に実装し、プリアンプ部からパワーアンプ部への距離を短くすることで信号の劣化を最小化する「マザーボード・コンストラクション」はいいのですが、このパワーアンプがアナログアンプのようなのです。先日のニュースでは「STR-DB2000」以上のクラスには全てデジタルパワーアンプ「s-master PRO」が搭載されることになる、ということでしたが、今日のニュースリリースにはどこにも「デジタルアンプ」という表記は見られません(余談ですが、AV Watch の記事では初出時「デジタルアンプ」という記載があったのですが、間違いだったらしく後でこっそり(笑)修正されていました)。アンプに関しては必ずしもデジタル=音が良い、とは(少なくとも現時点では)限らないようなので、初物のデジタルパワーアンプより枯れたアナログアンプの方が音が良いこともあるでしょうが、出ると思われていたものが出ないのはちょっと気になります(とはいえ、DB990 のクラスは日本ではもう当分出ないと思っていたので、それ自体は嬉しいことなのですが)。 AV アンプはそろそろ音声フォーマットの乱立も一段落し、多チャンネル化も 7.1ch あたりで落ち着き(ヤマハは 8.1ch とか言ってますが)、DSP を使ったバーチャルサラウンド技術もある程度枯れてきましたから、上位モデルではそろそろ i.LINK を使ったマルチチャンネルオーディオソースのデジタル転送や、ピュアオーディオとして使ったときの音質といった方面に開発の力点がシフトしていきそうな雰囲気があります。なんといっても昨秋の名機 VZ555ES とほぼ同等の機能が DB990 クラスまで早くも降りてきていますから、「超高級なグレードの機材は購入する余裕がないけど、せっかく買うんだから長く楽しめるのがいい」という向きはそろそろ買い時なのではないでしょうか?DVD の音声フォーマットが増えて悔しい思いをする、ということもしばらくはないでしょうし、この先 1〜2 年の AV 市場の論点は「デジタル放送やハイビジョンの映像をいかにして高画質に再生/記録するか」というところに移ってくると思います。プロジェクタの高画質化・低価格化も今年は更に進みそうですしね。私も、この趣味をあと一年遅く始めていればよかったかなぁ・・・。 |
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