| オーディオに寄り道（SCD-XB7/MDS-JB940） |
今回は、「ホームシアター」からはちょっと寄り道して、オーディオ機器を充実させてみました。もともと「オーディオも楽しめるホームシアター」が目標だったので、やっぱり DVD だけではなくて音系も揃えたかったので。というわけで、SACD プレイヤーと MD レコーダを購入しました。 まず、SACD プレイヤー。先に購入した DVD プレイヤー「DVP-NS900V」も SACD マルチチャンネルに対応したハイブリッド DVD プレイヤーだったのですが、なんか画を出すための機械で音を出すというのは気持ちが悪いので、専用のプレイヤーが欲しかったんです。以前 LD プレイヤーを所有していたときも LD プレイヤーで CD をかけることはまずなかったくらいですから・・・。というわけで、DVD プレイヤーや AV アンプと同じグレード（海外では「QS」シリーズと呼ばれている、ES シリーズの一つ下のグレード）の「SCD-XB7」を購入。 ソニー「SCD-XB7」 \56,800（税抜、ビックカメラ有楽町店）  またしても生産完了の流通在庫品です（笑）。今後国内でこのグレードのプレイヤーがソニーから出るかどうか微妙なところだったので・・・。本当は、SACD を聴く機会は滅多にないのでシンプルな CD プレイヤーで光学固定式の「CDP-MS1」が（こちらもメーカー完了品）とても欲しかったのですが、価格が一桁違うので手が出ず（涙）。 そもそもこのクラスの SACD プレイヤーの CD 再生品質と DVD プレイヤーの再生品質でどの程度有意な差があるのか微妙なところですし、現在のシステムで聴き比べてもたぶん違いは分からないのですが（笑）とにかく自己満足。  背面の出力端子はアナログ 2ch×1、アナログ 5.1ch×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1。シンプルです。 アンプへはデジタルで出力したいところなのですが、アンプ側のデジタル入力が DVD、TV/SAT、MD 用しか設けられていないのでアナログで繋いでいます。2ch アナログとあまり使わないとは思いますが 5.1ch アナログをアンプに出力し、デジタル出力は MD デッキへ。STR-DB1070 のアナログ入力は「アナログピュアネスコントロール」を持っていて、アナログダイレクト入力に設定すると不要回路をバイパスかつ電源オフしてくれるので、アナログでも音は悪くないはず。大方は気分的な効果ですが（笑）。  ディスプレイパネルは CD-TEXT 対応で、CD-TEXT 情報が埋め込まれた音楽 CD をセットするとトラックタイトルやアルバムタイトルが表示されます。 私は CD-TEXT 形式の音楽 CD って好きなんですが、世の中にはなかなか CD-TEXT って流通していませんよね。もっとメジャーになっても良いと思うのに・・・。  SCD-XB7 はマルチチャンネルデコーダ内蔵の SACD プレイヤーということで、プレイヤー上でマルチチャンネルのスピーカ設定を行います。全ての操作はディスプレイパネルを見ながらリモコンで行い、それぞれのスピーカの有無と Large/Small を設定します。  マルチチャンネルのデコード中は、前面上部の青い LED が光ります。同社の DVD プレイヤーや AV アンプなどもマルチチャンネルデコード時には青い LED が点灯するポリシーになっていますが、この演出はなかなかカッコイイですね。問題は、SACD マルチチャンネルを再生する機会が滅多にないことでしょうか（笑）。  あと、問題はもう一つあって、電源スイッチがハードスイッチなんですね。電源を入れるときも切るときも本体のボタンを押さなくてはならず、リモコンでオン／オフができません。これは NS900V でも同じ仕様だったのですが、一方のアンプや MD デッキがソフトスイッチで楽なので、とても面倒です。とはいえ、ソフトを再生する際には必ず本体にディスクをセットしに行くため、問題ないと言えばないんですが・・・。それでも、同じメーカーの同じグレードの製品なのにまちまちなのは、ねえ。 音はどうでしょう？NS900V のときと比べて良くなったような、そうでもないような、よく分かりません（笑）。でも心なしか良くなった気がする・・・（たぶん気持ちの問題）。とりあえず、「CD は CD プレイヤーで」という個人的かつ変なこだわりが満足されたのでよしとします（＾＾； 続いては MD レコーダです。 →パート 2 |