VAIO Laboratory PCG-C1MSX レビュー
PCG-C1MSX レビュー
ウチに 3 台目の VAIO ノートがやってきました。最近パワー不足を痛感している C1VJ の後継として、新 C1 シリーズの購入を考えていたんですが、Crusoe TM5800 867MHz と 1,280x600 に高解像度化された液晶、そして何より VAIO ノートでは初搭載となる Giga Pocket LE が決め手となり、C1MSX の購入と相成りました。
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PCG-C1MSX。この筐体は初代 C1 から数えて 4 代目のデザインとなります。 先代 C1MRX を一目見て以来「欲しい〜」を連発していた私でしたが、遂に購入。VAIO U という選択肢もあったわけですが、かねてからの思いを成就させたことになります。白くてツルツルした質感が許せずカーボンルック加工に走った C1VJ と違い、精悍なイメージを醸し出すこのツートンカラー。ああっ、しびれるっっっ。
従来のマグネシウム合金から、アルミ−マグネシウム合金に変更された天面。渋いですね。
おなじみ「へこ文字」VAIO ロゴ。今回は C1VJ と比べてかなりシャープな凹み具合になっています。それもそのはず、公式サイトの「開発者に聞く」
http://www.vaio.sony.co.jp/Enjoy/Inside/C1/
によると、天板のアルミ−マグネシウム合金は一般的な鋳造ではなく、プレス成形によって加工されているとのこと。この加工法、外観だけではなく、素材の強度を高めるのにも一役買っているんだとか。
VAIO ロゴの下方にある「SONY」ロゴ。他の VAIO ノートでははめ込み式だったこのロゴですが、C1Mx ではオーディオ機器等で使われている「ダイヤカット」のロゴに変更されています。ダイヤでアルミ地を削り出して表現されたロゴは、高級感たっぷり。今までの C1 とは全く違う質感を醸し出しています。
本体左側面。 独自形状の DC OUT つき i.LINK 端子(4 pin)と、PC カードスロットがついているだけの、シンプルなデザインになっています。
手前方向には冷却ファンの排気口が。C1VJ と比べてファンはよく回る方で、気にしだすと結構気になるかもしれません。
しかしどこから見てもうっとりするようなこのデザイン・・・。
本体右側面には I/O ポートが集中。手前から、ヘッドホン出力、マイク入力、ポートリプリケータ端子、USB、DC ジャック、アナログモデム端子。
もう今更アナログモデムは不要でしょうとも思うんですが、仕方ないのかな。
モデム端子はサブノート系 VAIO では伝統的な「斜め挿し」のポートを兼ねた蓋になっていますが、今までの機種と比べてしっかりしており、耐久性が高そうです。これまでの製品からのフィードバックをしっかり受けているという印象ですね。
ポートリプリケータ I/O の蓋も、周囲と質感を合わせた塗装がなされています。こういった細かい部分の作りやデザインに、着実に積み重ねられた VAIO の歴史を感じますね。
本体底面。
MG メモステスロットやら SNC1 の蓋やらで凸凹していた C1VJ と違い、ゴム足以外はほぼ完全にフラットです。この辺が C1X の筐体に改修を加えただけの C1V と一から設計し直した C1M の差でしょうか。
液晶を開いたところ。
渋めのシルバーパープルを基調とした外殻に対し、内部は濃いバイオレット(というかほとんどネイビーに近い)です。このカラーリングが更に C1M を引き締めて見せています。
R505 以降の主力 VAIO ノートはほとんどこの系統のカラーリングですよね。昔のいわゆる「VAIO カラー」というのとは随分違ってきたため賛否両論あるでしょうが、私は渋めのこのカラーリングはかなり気に入っています。何といっても C1VJ は白くてツル(以下略)。

というわけで、続きは本体内側をじっくり見ていきます。
→パート 2

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