VAIO Laboratory PCG-C1MSX レビュー
PCG-C1MSX レビュー
続いて、付属品について触れてみたいと思います。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

C1MSX に付属の無線 LAN カード「PCWA-C150」(写真右)と、市販の同等品「PCWA-C150S」(写真左)。いわゆる出っ張りの少ない LAN カードです。PC カードスロットから露出するカードの縁の部分がクローム調のメッキでかっこいいです。
一件、PC カードに貼られているラベルとアンテナ部のパーツの色が違うだけのように見えますが、よーく見るとカード部は別物のようです。
本体付属の AC アダプタの型番は「PCGA-AC16V4」(写真左)。
C1VJ 付属の「PCGA-AC16V2」(写真右)とほとんど同じサイズですが、AC16V4 の方が若干小さいです。持ち運びを考えてか、今までのどの VAIO の AC アダプタよりもコンパクトになっています。ちなみに PCG-U1 にも、同じ AC アダプタが付属しています。
PCGA-AC16V4 のケーブルには、結束用のベルクロバンドがついていて持ち運び時にはまとめやすいようになっています。アダプタ本体にぐるぐる巻きにして、アダプタごとベルクロで留めてしまうのが吉。
以前の AC アダプタのように、本体とデザインが揃っていないのが残念ですが、小さくてケーブルもまとめやすいので OK でしょう。
コネクタが壊れやすかった N505〜C1V 系のコネクタから、旧 505/C1/SR 互換のコネクタに変更されて耐久性が上がっています。これは C1VJ でも特に改善してほしかった点なので嬉しいですね。
C1MSX に AC16V4 を接続したところ。
505 互換のコネクタということで、PCGA-AC51 および FPS-301S も動作非保証ながら使えました(FPS-301S は 505 用ビット使用)。SRX シリーズ用の「PCGA-AC16V3」も使えるそうです。こちらは SRX に合わせたデザインなので見た目は良いのですが、AC16V4 に比べてかなり大きくなってしまうので、積極的に購入するメリットはないかな。
C1MSX 付属のポートリプリケータ「PCGA-PRC1T」。C1MRX・C1MR/BP 付属の「PCGA-PRC1」に TV チューナが内蔵された分、1.5〜2 倍の体積にサイズアップしています。
とはいえ、TV チューナ内蔵ならば納得できるサイズでしょう。C1MRX は WinXP のために急いで出したに過ぎず、この TV チューナがポートリプリケータおよび「MPEG2 R-Engine」採用の最大の目的だったともいえるでしょう。
ポトリ上に備えている端子は外部モニタ出力(D-Sub 15pin)、ネットワーク(Ethernet)、USB、アンテナ入力、A/V OUT、A/V IN。無線 LAN がついている以上 Ethernet の出番は少ないかもしれませんが、USB ポートが 1 個増設できるのはありがたいですね。自宅にいるときはポトリにアンテナと USB オーディオユニットや Net MD を接続しておいて、外出するときにはサッと取り外すということが可能になります。
一応ポトリ自体の持ち運びも考慮してケーブルが収納可になっているのは VAIO の伝統ですが、コネクタカバーを兼ねたストッパーが付属した点が目新しいですね。
付属のアンテナ変換ケーブル。
壁のアンテナ端子から直接引き出せる長めの同軸オス−ミニプラグ変換ケーブルと、一般的なアンテナケーブルから変換するための短い同軸メス−ミニプラグ変換ケーブルが付属しています。アンテナ端子の近くで使用するにはオスのケーブルでいいですが、ケーブルの長さに自由度があるメスケーブルの方が汎用性は高いですね。ただ、いずれも細いケーブル(=シールドが弱い)なので、ノイズには気をつけたいところ。画質にモロに影響しますからね。

最後は Giga Pocket LE とベンチ結果、使用感などを。
→パート 4

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