VAIO Laboratory C1VJ の弱点・DC ジャック
C1VJ の弱点・DC ジャック
505EX の弱点はモジュラージャックでした。ちょっとした不注意で修理費約 \15,000 も払わざるを得なくなってしまったことは今でも悔やまれます(泣)。505 や C1 のようにとにかく小さく軽く、を追求した結果、耐久性というものにしわ寄せがきてしまうのはある程度はしかたのないところなんですが、どうしてこうモデムジャックや電源ジャックといったクリティカルなところばかり壊れやすいんでしょうね。ま、電気製品に限らず、形あるものは結合部が一番の弱点であることは歴史が証明していますが(?)、例に漏れず C1VJ にも弱点が・・・。
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それは、ある日突然起こりました。
いつものように C1VJ でカーナビをやっていて、帰宅後家に持ち帰ったのですが、自室で電源を繋ごうと思ったらコネクタが挿さらない!?
???と思いつつも、 DC ジャック部分をよーく覗き込んでみたら・・・DC ジャックの芯(?)にあたるプラスチックのパーツが割れて、コネクタが挿さる邪魔をしているではありませんか!(泣)
別に、特に乱暴に扱った、というわけでもありません。むしろ「DC ジャックが壊れた」というC1X/C1V および DC ジャックが共通の N505 シリーズユーザーの方の書き込みを割と頻繁にあちこちの掲示板で見かけていたため、「見るからに壊れやすそうだもんなー」と思いつつ自分なりに慎重に扱ってはいたつもりです。なのに、なのに・・・(泣)。
「やってもうた」の図。(泣)
いや、私は別に何もやってないんですけどね。見事に割れちゃってます。
一応、この状態でも AC アダプタは挿さって動作もしましたが、絶縁体も兼ねているであろうプラスチックパーツがなくなってしまったので、ショートしたりするともっとひどいことになると思い、修理に出すことにしました。
修理費は、

DC ジャック: \350
技術料: \13,000

ですって(T_T)なんでこんな小さなパーツ、しかも \350 のものを交換するのに技術料が一律 \13,000 もかかるんだー(怒)。かなり納得いかない。でも、万一 DC ジャックがマザーボード直付けだったら「マザー交換で \20 万です」なんて言われかねないな、と心配していたので、その点はラッキーでした。でもパーツ取り寄せができたら自分でも直せそうな・・・。
VCL から修理見積もりをもらったときに、「DC ジャック以外にも故障箇所がある」と言われたので聞いてみたところ、液晶側の筐体内部とキーボードに問題があるんだとか。液晶部分についてはカーボンルック化したときにどこか破損したかな?という感じでしたし、キーボードもそれなりに使い込んでヘタってきていたのでこの際、と思い修理してもらうことにしました。だってせっかく高い技術料払ってるんだから、たった \350 の修理だけで終わってしまうのももったいないでしょ。転んでもただでは起きてやるか、という気になったので修理を頼んじゃいました。キーボードは実はこのとき既に英語キーボードが届いていたので、交換されてきてもすぐに換装するのは目に見えていたんですが、新品のキーボードが手に入るならと思い(笑)頼んでみました。だって新品のキーボードが約 \4,000 で手に入るなら安いもんでしょ。

というわけで、結局かかった修理費は

DC ジャック:   \350
液晶ベゼル:   \1,300
キーボードユニット:   \4,000
技術料: \13,000
合計: \18,650

でした。ホント、この技術料一律という制度、何とかなりませんかねー。この技術料をちゃんとギャラにして VCL のレベルをもっと上げてくれるのならガマンして払いますけど、何回技術料を払っても(泣)全然 VCL のスキルレベルって上がらないのでちょっと納得いきません(怒)。
今回の修理でちょっと心配していたのが、カーボンルック化のこと。一応ラミネートシールを貼ってあるだけとはいえ、ハードを分解していることには変わりないわけですから、前に 505 を修理に出したときのように、改造部分まで「故障してますから修理ですね」と言われて余計な修理費を請求されるのではないか?と思っていました。しかし、それについては一切おとがめナシ。何か言われるだろうと思っていたので拍子抜けしてしまいました。

・・・と思っていたら、VCL から電話が。
「C1VJ ですが、表面にシールを貼っていらっしゃいますよね?これが、本体を組み直すときにヒンジの蓋と干渉してきれいに閉まらないので、剥がしてしまっても構いませんか?
「(ヲイヲイ、冗談だろ(^^;)い、いえ・・・完全にきれいにならなくても構わないので、そのままにしておいてください(汗)」
というようなやりとりを交わして、なんとかカーボンルックは死守できたのですが・・・なんだかなあ(^^;
というわけで、直ってきました。
このジャックが壊れないように今までも十分気をつけてたけど、これからはもっと気をつけよう。
というかそもそももう少し丈夫に作ってくれー>ソニーさん

それにしても VCL の技術料一律 \13,000 にも納得いかないですが、この DC ジャックの作りにも同じくらい納得がいきませんね。どうして壊れやすいところを壊れやすく作るかなあ?まさか、修理費で儲けようとしてわざと・・・なんてことはないでしょうが、それにしても脆すぎますよ>DC ジャック
ほんっと、C1X/C1V および N505 ユーザーの方はくれぐれも DC ジャックの取り扱いにはご注意を。

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